【週刊ハンガンネット通信】《第2 号》(2011年6月13 日発行)
「楽しく学ぶクラスにするためには?」

フェリス女学院大学オープンカレッジほか講師
阪堂千津子

皆さん、こんにちは。ハンガンネット世話人の阪堂千津子です。 先週からはじまった「週刊ハンガンネット通信」いかがでしょうか。
韓国語市民講座に関する話題を中心に、複数の担当者が ローテーションで執筆し、毎週月曜日に配信いたします。

第2弾は 先日、このメーリングリストになげかけられた「気の合う同志でグループを作りたい」という受講生の要望にどう答えればいいか、について私なりの思うことを書かせていただきたいと思います。

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現在、私は大学生や社会人の方々を中心に韓国語を教えていますが
もっとも大切に考えていることの一つに「クラスの雰囲気」があります。

せっかく 大切な時間を割いて勉強をするなら
やはり実のある勉強がしたいですよね
そして 「苦しい」よりは 「楽しい」に 越したことはありません

きくところによると、人間の能力は緊張しているときよりも
リラックスしているときのほうが より発揮されるのだそうです
とくに記憶力はなおさらです。
たしかに 緊張しているときや あわてているときは、簡単な例文でも
なかなか 頭にはいりませんよね
私なんぞは あがり症ですので
本番前にいいつけられた仕事は すぐに忘れてしまいます。

ということで、私は(教師も含めて!)どんなバカなことをいっても許されるような
クラスの雰囲気を大事にしています。

たのしくて、緊張しないクラスにするためには どんな条件が必要でしょうか。
それにはまず、受講生同志の信頼関係ではないでしょうか
どんなことを発言してもうけとめてくれる、ここでは何をいっても大丈夫だ、という安心感。
これがないと、なかなか 発言できませんよね。ついつい、構えてしまいます。
(これは外国語に限らないと思います。町内会や保護者会を思い出します・・・)

先日、ある先生が、クラス全体でインタビューを行う活動を行ったところ
受講生から「仲の良い人同志だけでくみたい」という要望があったけれどどうしたらよいか、みたいな
ことを ハンガンネットのメーリングリストになげかけていらっしゃったと記憶しています

これを読んで私は クラス全体で活動を行うのは、この信頼関係の第一歩を
築くのに、とてもよい機会になるのではないか、と思いました

社会人のみなさまは、会社や近所でのつきあいがありますので、たいへん協調性に長けていらっしゃいます。
しかし、自分のお金を使って習いにきている韓国語教室までも、他人に気を使って勉強したくないという方もいらっしゃるようです。
この受講生のおっしゃることは、決して「わがまま」などではなく当然の要求だと思います。

しかし ウォーミングアップや簡単なインタビューゲームのように、そんなに心に負荷のかからない活動は
クラス全員でやったほうが雰囲気もなごむし、上記のような理由から
受講生みなさんの学習効率からいって あとあと長い目でみて、プラスになるのではないでしょうか。

もちろん、こみ入ったグループワークなどは、受講生の方たちの自主性にまかせてペアを組んでいただき
活動するのもいいでしょうね。
やはり気の合った人同志のほうが、うまくいく協働作業もあります
そのへんは、メンバー個々人の個性にもよると思いますが、見極めは難しいところです。
(しんどいかな?と思ったチームは、教師がサポートに入るのはいかがでしょう・・・)

その後の受講生の様子が気になります

言葉を使って、どんどん未知の相手と知り合っていってほしいな・・・

・・というのが私の考えです。
ほかの先生方からも、ご意見をおきかせいただけると うれしいです ^^