通信013 臨機応変力

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【週刊ハンガンネット通信】《第13号》(2011年9月5日発行)
臨機応変力

ミレ韓国語学院 前田真彦
授業は「時間」と「分裂」との戦いです。

講師の中には時間の読みが甘い人がいます。
60分なら60分で、90分なら90分で構成を
きちんと組んで授業の準備をすることが肝心です。

途中で指導案の変更も余儀なくされます。
準備した指導案に従うより、目の前の受講生の
理解度を大切にしなければなりません。受講生の
状態をよく見極めながら準備した材料をどう切り
捨てるか・変更するか時間との闘いです。

「分裂」というのは、受講生集団が、理解度や
習熟度によってばらけることを言います。

受講生が2人でも分裂します。20人が1教室に
いれば、もう大変です。しかしそれでもできる
だけ分裂させずに、あるいは分裂してもその程度を
最小限にするよう工夫することが必要です。

分裂をそのまま放置していると、集団の崩壊につながります。

分裂を最小限に抑えるためには、個別に対応すること、
横の関係をフルに使ったペアワークが重要です。

また自宅での課題などを工夫することで
遅れた分を補ってもらえるようにします。

「時間と分裂との戦い」のためには
しっかり授業の準備することと、準備したもの
を目の前の受講生の現状に合わせて思い切って
変更する大胆さが必要です。