通信027 スピーチ大会は原稿作成時にはじまっている

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【週刊ハンガンネット通信】(2011年12月30日発行)
「スピーチ大会は原稿作成時にはじまっている」

 アイケーブリッジ外語学院 代表 幡野 泉

年の瀬、先生方におかれましてはいかがお過ごし
ですか?韓国にお家がある先生方は帰国されている
かもしれませんね。

さて、この12月は「話してみよう韓国語 東京大会」、
「東京韓国教育院 弁論大会」、そして我が校「アイ
ケーブリッジ外語学院 スピーチ大会」と韓国語の
大会が目白押しでした。

前者の二つの大会も当校から出場者が出たことから
全ての大会を聞かせて頂き、韓国語講師冥利に尽きる!
充実した時を過ごしました。

こういった大会で必ず感じることになる発音や
イントネーションについては、先生方共通して感じる
ことと思いますのでここで言及するのは省かせて頂き、
三大会を通じて強く思った「原稿作成時に気をつける
べきこと」について書かせて頂きます。

(とはいえ、「話してみよう?彗膕颪匿該紺?垢
浜之上先生がおっしゃった「への字イントネーション」
のお話、阪東先生のおっしゃった「母音をしっかり」
のお話は、すべての韓国語講師、韓国語学習者に
聞いて頂きたかったです!)

スピーチ大会に出ることになったらまず生徒さんに
原稿を書いてもらう、というスタートになると思います。
テーマが決まっている場合もあれば、「何を書いたら
いいか分からない」という生徒さんに、テーマを一緒に
考えてあげたりもします。しかし、ある程度の文章が
書ける方はまず本人が作成します。

すると上がってくる原稿の中には、数分の時間制限の
ところ10分近くの原稿になっていたり、Aという話題で
始まったと思えば途中Bになって、最後はCで終わる、
というものもあります。

これは例えば「○○について話して」と言われ、話し出し
たらあれこれ浮かんできて止まらなくなって、しまいには
話があっち行き、こっち行き……となることは誰でも経験が
あると思うのですが、スピーチ原稿作成時にも同じことが
起きているのです。とある大会では、発表する原稿も
そうなっていた方が見受けられました。

原稿を作成するにあたっては、「○分くらいで自由に書いて」
でなく、文章のまとめ方、構成の仕方などをスタートの時点で
お手伝いをしないと、と感じました。せっかく伝えたい
気持ちがあり、良いことを言っているのに支離滅裂、
ではもったあありません。

スピーチ大会に出たときの原稿は本人の学習史に刻まれる
記念すべき文章になりますから、指導講師は責任を持って
原稿作成指導にあたる必要があると思います。

最後になりましたが、ハンガンネットメンバーの先生方、
セヘ ポッ マーニ パドゥセヨ。
良いお年をお迎えください!