【週刊ハンガンネット通信】《第38号》(2012年4月20日発行)

〈やっぱりカセットテープが一番です〉

ミレ韓国語学院 学院長

前田 真彦

鏡で姿を確かめるように、普段しゃべっている音声も、時には録
音して客観的に聞いてみる必要があります。

「あれ、こんな声しているのか」「イントネーションがちょっとおかし
いな」「不明瞭な発音してるな」など、いろんな発見があるはずです。

ミレでは、学習者の方にカセットテープに音読を録音してもらい、
それを添削し、評価をつけ、そして音声によるコメントを付けてお返
ししています。これが絶大な効果を発揮しています。

録音するまでに何10回と練習するでしょうから、もうそれだけで、
実力アップです。

今日はカセットテープのことについて書きます。旧時代的なカセットテープ
にいつまでしがみついているのかというような感想を時々いただきます。

なぜミレはカセットテープにこだわるのか、説明しましょう。
① モデル音声の提供
② 受講生の録音
③ 提出(通信生は郵送・教室生は直接手渡し)
④ 添削(音声を聞いて評価)
⑤ 音声コメント(スタッフがテープの余白に録音)
⑥ 他の教材と一緒に返却(通信制は郵送・教室生は直接手渡し)

これらの過程を考えると、カセットテープにかなうものはありません。
録音機器がない方にはカセットテレコを4,000円程度のものを、新た
に買っていただいています。

MP3などのデジタルの録音形態は、音声を提供するまではよいとし
ても、MP3形式で自分の音読を録音できる人の数は限られてきます。

仮に提出できたとしても、この先、ミレでどう添削するのかを考えると
やはり今はカセットテープがもっともやりやすい形態だと言えそうです。

そのカセットテープが、ここしばらくメーカーにも在庫切れで、全国に手
配しても入手できないという状況が続きました。

しかしその状態も解決し、あちこちに発注していたのもがどんどん配送
されてきて今ミレはカセットテープであふれそうなくらいです。

在庫切れ騒動で、カセットテープの今後の製造について業者やメーカー
の方とも直接お話をする機会がありました。

その結果わかったことは、カセットテープはカラオケ教室などではまだま
だ健在で、需要が多く、しばらくは製造されるとのことでした。

録音できてリムーバブルで安価で壊れにくいとなると、カセットテープに
かなうものはありません。今後も製造されるとの情報で一安心しました。
今後もミレでは音声添削を続けていきます。