通信047 発音トレーニング

【週刊ハンガンネット通信】《47号》(2012年7月9日発行)
「発音トレーニング」

ミレ韓国語学院

前田真彦(まえだただひこ)

先日6月30日にミレにて「発音徹底トレーニング」という特別
講座を実施しました。
文字通り、発音に特化したトレーニング講座で、定員20名に
キャンセル待ちが出る大盛況でした。

「母音とは何か?」=「肺から出た気流が、口の外まで大きな
妨げなく出てくる音のこと」。つまり母音は口の形以外に音を変
える方法がないのです。それゆえ、口を大きく開けたり、唇を
突き出したりという口の形が大事になります。
「子音とは何か?」=「肺から出た気流が、閉鎖や狭まりなど
の妨害があって作り出される音のこと」。ということは、舌の当
たる位置を確認し、正確に再現できること。
結局これだけなんです。母音は口の形、子音は閉鎖の確認です。

ここで必要なのは、手鏡です。
「唇を突き出して」といっても、ご自分では突き出しているつも
りでも、唇がそんなに突き出ていない人がいます。手鏡で確認
してもらいます。

激音も、息が出ません。これは短冊で確認。短冊が揺れるか
どうか。「隠れ激音」(激音化)は皆さんもっと苦手です。

p/t/kの舌の当たる位置は「デンタルモデル」(歯磨き指導の
口腔模型)で確認、さらにはnm/n/ngの鼻に息が抜ける感じ。
鼻腔への空気の流入量が全然足りないのです。

そしてピッチ(音の高低)。これは音声分析ソフトで実際その
場で受講生の何人かに録音してもらってすぐに分析。モデル
音声と比較しました。

この講座を通してわかったこと。
①声の作られる原理(口の動き)を理解すること
②声の自己分析ができる道具(短冊、手鏡、音声ソフト)を持つこと

この二つがあれば、受講生は見違えるほど発音がよくなります。

当日の写真を公開しています。
http://mire-k.jp/allmaedahaturore.htm