【週刊ハンガンネット通信】《55号》(2012年10月15日発行)
「ある学生たちとの出会い」
林鳩順
先ずは、前回の幡野先生の通信を読んで感じたことを。
私は個人のフェイスブックさえも管理不足でして、
自分でできないことには流されないように、無理をしないように心がけています。
周りに翻弄されたりしますが、
「アナログ人間」でいけるところまで通そうと思っています。
本題
10月4日〜11日の8日間、釜山国際映画祭(BIFF)へ参加してきました。
世界から訪れるいろんな人々とのコミュニケーションをはかるには
やはり英語が必須ですが、
釜山で開催されるだけに、韓国語は必要不可欠です。
私は必ずAre You JAPAN? と聞かれます。
しどろもどろに中学生レベルの英語を話す自分が情けないですが、
いつも受講生のみなさんたちに言っているように、
私自身も、間違っても良いからとにかく話してみることを心がけました。
そんな中、明治大学から来ていた10人の学生たちと出会いました。
アメリカ出身の担当教授と一緒に来ていて、
日本から来ている私とはすぐに仲良くなりました。
韓国語が上手く話せるわけではありませんが、
講演やパーティーを存分に楽しんでいました。
彼らはまだ韓国語が話せませんが、今後の目標が一つ増えたようです。
ちゃんと習ってみたいとしきりに話していました。
また、昨日は「日韓高校生交流」(ソウル研修旅行)一行の
事前講義の講師として招かれ、関空の近くのホテルまで行ってきました。
全国から選抜されたメンバーは二組に分かれていて、
今日から52人が訪れるそうです。
半数の26人と2時間、韓国の今を語るというテーマで講義しました。
男女の比率はなんと0:100、そうなんです。
全員女子高生、驚きました。
第2外国語に韓国語を選択している高校生でしたが、
中にはかなりのレベルの学生もいましたので、
その真剣な眼差しが印象的でした。
きっと彼女たちは大学へ進学しても韓国語を続け、
やがて韓国語を活かした就職先を見つけたいという想いを
持っていました。
今回の企画は両国の関係が、複雑になった時期であったにも関わらず、
中止されずに実現されてほっとしています。
韓国が大好きな高校生、大学生と出会いは
ちょっぴりマンネリ気味だった私の日常に
最高のスパイスを与えてくれました。
すべての出会いに感謝しています。
これからも一期一会を大切に、誠実に生きて行きたいです。
ハンガンネット会員のみなさん、
今後とも一緒にがんばっていきましょう!!