【週刊ハンガンネット通信】《58号》(2012年11月11日)
高知のハングルは熱いぜよ
阪堂千津子
11月11日、今日はポッキーの日、いえ、ハングル検定試験の日ですね!
東京は朝からどんよりとした天気で、午後からはさらに雨がしとしと降りはじめました。
肌寒いくらいのお天気で、なんと私はいま、ストーブをつけながらこのメールを書いています。
試験会場は寒くないか ちょっと心配です。がんばれ、受講生のみなさん。
さて、遅くなりましたが、11月2~4日、四国の高知に行ってまいりました。
コリブン語学堂の院長であり、ハンガンネット世話人の金順玉先生と二人で
「心が通じるナチュラルハングル」と題し、
高知大学の会場をお借りして 学習者向けの韓国語のセミナーをやってまいりました。
(コリブン語学堂の社長様も同行です)
といっても 堅苦しいお勉強会ではなく、クイズあり、歌あり、もちろん 学習会あり、
の イベントです。
高知のみなさんはとっても学習熱が高くて、会場は終始熱気むんむんでした。
当日は70名近くの受講生が集まっていただきましたが、ほとんどが車順子先生という
高知で長年(30年くらい)韓国語教室をなさっている韓国人の大ベテラン先生の生徒さんでした。
このイベントも車先生のクラスの受講生が中心になって開催してくださいました。
車先生、生徒のみなさん、カムサハムニダ!
ハンガンネットの設立趣旨は、改めて言うまでもなく、
全国の韓国語教室の先生かたのネットワーク形成です。
高知でも 何人か、韓国語教室を開いていらっしゃる先生方にお会いしました。
中でもGISハングルアカデミーという、自宅で韓国語教室を開いていらっしゃる山崎雅夫先生は
印象的でした。
1989年に高麗大学の韓国語教師養成講座に参加なさって、すでに会社員のころから
韓国語をおしえはじめ、2000年代に入ってからは会社を辞めて本格的に自宅を改造し、
いまでは30数クラスを教えていらっしゃいます。
壁には各クラスを卒業した生徒さんと写した記念写真がずら~っと並んでいて、
後続の生徒さんたちもきっとこれをみて
「よし!がんばるぞ」と、やる気になるに違いありません。
「あまりにまったりしずぎて、授業中眠たくなることもあるんですよ」
と受講生の方がおっしゃるほど、畳にじゅうたんと長机数個がおかれた教室は
とても家庭的な雰囲気で、ずっと長居したくなる居心地のよさでした。
山崎先生も 落ち着いた優しい感じのする どことなくヨン様のような男性でした。
しかし、内には高知の男性らしく、秘めたハングルへの熱い情熱を感じました。
今回は人と会うこと、セミナーを開くことで頭がいっぱいで、
桂浜やはりまや橋にはいけませんでした。
機会があれば、また高知に行きたいと思っています。
先週、メルマガで初登場した伊藤先生(長野でお会いしましたね)といい、山崎先生といい、
韓国語を教えていて楽しいのは、こうやっていろんな地域に行って
j韓国語にたずさわる先生がたとお会いして、
韓国語や韓国について、熱く楽しくお話できることですね