通信064 ことしの目標

【週刊ハンガンネット通信】《65号》(2013年1月14日発行)

今年の目標

林鳩順

ハンガンネット会員の皆様

새해 복 많이 받으세요^^

今年はじめてなので、今年の目標という表題を付けました。
有言実行! 시작이 반이다!! 自分に言い聞かせながら、始めたいと思います。

私は現在、京都と大阪でハングル講座を数カ所受け持っています。
所属しているのは一カ所、京都市生涯教育総合センターで、市が運営する公共の講座です。
年に3回更新される立派なパンフレットが、市内の至る所に設置されています。
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/koza/k-seminar.html

私は今の仕事のペースが自分のライフスタイルにぴったりですが、
ここに至までの課程を振り返ると、実にいろんなことがありました。
京都の朝鮮学校で国語を教えていた私にとって、
在日を含む一般成人を対象とした講座を受け持つということは相当の覚悟が必要でした。
まだ韓流が浸透する前でしたので、学習する目的が現在とはかなり違っていました。
歴史に興味がある方が主流だったと思います。

最初は個人指導から始まり、
いくつかのカルチャーセンターでの専属講師、
そして辿り着いた現在の個人で運営する教室。
受講生は専業主婦よりお仕事をされている女性が中心なので、
月に2〜4回のゆるいペースですが、細く長く続いています。

ハンガンネットには講師の方はもちろん、
講師を目指している方々がたくさんいらっしゃいますよね。
この通信でも何度か書いてきましたが、
たとえばひと月にたった二回の授業の場合は特に、
何を重きに置くかは大切なポイントのようです。

80〜90分では時間が足りませんが、
毎回時間内ぎりぎりまで勉強しています。
貸し教室なので、時間厳守の習慣はしっかり身に付きました。
時間内に終わるのはとても大事です。

私は伊藤先生の63号の通信と、
ぱくじにょんさんのやりとりがとても印象に残っています。
それで、新年早々の講義では
「各自が今年の目標をしっかりたてましょう」と言いながら、
久しぶりに基本母音の発音練習をしてみました。

아어오우으이 の6つの発音、
初音にそれぞれの母音が入った単語をみんなで言い合って板書し、
二人一組で、口元をチェックしながら・・・
盛り上がりました。

今年は授業の初めに発音練習を用いてから会話を始めようと思います。
各クラスは徐々にレベルアップしてきましたが、
知識だけではなく、生きた韓国語が話せるように、
そのためにも特に母音の発音をしっかり身につけて、
受講生のみなさんの必死の努力が実る一年にしたいと思います。

今年の目標はこれです。
はっきりと実感できるのが楽しみです。
皆さん、
ハンガンネットを通して、今後もいろんな事を共有し、
会員で良かったと思えるネットワークになりますように、
お互いにがんばってみましょうね^^ではまた!!

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