通信082 リスニング授業、どうしていますか

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【週刊ハンガンネット通信】《第82号》(2013年6月16日発行)

リスニング授業、どうしていますか

阪堂千津子


私はLLという授業を担当してもう10年近くになるのですが、文法の教科書も進度を進めなくてはいけないので、
本当にLLの授業になっているのか・・というのが長年の悩みであります。

まあ、はっきり言って教科書をなんとかこなすのがせいぜいでした
しかしこれではいけない、と思い、この4月から なんとかリスニングに時間をかけるように努力をしていますが
なかなかこれが 大変なんですね。

まず、たいていの教科書はリスニングが十分扱われていないので、ほかの教材をもってこなければならいないのですが、よい教材が見つかりません。
探してきても、それを進度にあわせて 準備したり、教材を作り直したりすると、とても時間と労力がかかります。

それから、授業で扱うときも、とても時間がかかります。最低30分は時間を割かないと、まともなリスニング活動まではいけませんね。

しかし、授業で扱えば、苦労はそれなりにむくわれるようです。
ちょっと難しいリスニングやってくれるからこの授業とりました、という学生さんもいますし、
復習したいから授業中に扱った音声をネットにアップしてほしい、というリクエストもきます。

リスニングを授業をやってほしいという受講生のニーズを肌で感じます。
「字幕なしでドラマを見たい」という動機できている受講生の方々には、リスニング能力をつけてあげるのは必至の課題だと思います。

授業では限界があるので、宿題として「聞く練習」と、ドラマのフレーズ聞き取りを推奨しはじめました。
クラスのネット掲示板で、受講生同志が聞き取ったフレーズや単語を
あれこれ 推測しながら解読しあう書き込みが多くなりました。こちらも楽しめます。

実は来週の日曜日、東京の韓国文化院で行われる韓国語教師研修会で
「聞く」授業を担当します。「普段の授業でどのようにリスニングを取り入れるか」、というのがテーマです。

まだまだ 未熟な経験しかお話できませんので、
研修会では私の悩みをぶちあけて、みなさんとどうしたらよい授業になるか、話し合いたいと思っています。

ハンガンネットのみなさんは、リスニングの授業をどのように工夫されていますか
どんなリスニングを授業でされているのか、みなさんにも伺ってみたいです。
また、やってみてよかった方法、よい教材があれば ぜひともご紹介いただきたいです。

ちなみに私がいま、注目しているのは、
ダラクウォンから出ている「KOREAN LISTENING SKILLS」(初級、中級編)です。
オ・ミナム(共著)という芸名のような先生が書いていらっしゃる本ですが、
難しいリスニング内容でも設問がやさしく、学生さんができた気になるので、重宝しています。

日曜日にはハンガンネットの会員の方にも何人かおあいできそうですね。
ハンガンネットでもおなじみの前田先生は「読み書き」を担当されます。

大阪の文化院でも近々、韓国語講師研修会が開催されるようですね。
ハンセミでもできればいいなあ~ と思っています。リクエストがあれば、ですが・・・