通信096 授業の楽しみ 

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【週刊ハンガンネット通信】《第96号》(2013年12月9日発行)
授業の楽しみ
林鳩順

前回、伊藤先生のメーリングにはいろんな反響がありましたね。私も読み返しながら、いろんな事を感じました。全部は述べられませんので、今日は一部のみお話ししたいと思います。

伊藤先生が最後に問いかけられた件ですが、私の場合、市民講座だからと文法をあまり扱わないようにしようとするほど、的を射た鋭い質問がでてきます。「きたきた〜」と思いながら、そんなとき妙にムキになっている自分を意識しています。

実は私は文法の説明が大好きで、こうだからこうなのよね──と言ってみたり、じゃあこれはどうなの?とか・・・問いかけながら理解させる過程が面白いと感じています。

また、京都の市民講座の特徴は(他もそうかもしれませんが)、韓国語以外の語学が堪能な方、元学校の先生だった方が案外多いですね。英語を得意とする方はわざとではなくても「예, 네」をイェス、という方が数人いらっしゃり、あまりしつこいとムッとなるのをぐっと我慢している私の代わりに、注意してくださる方もいらっしゃるので、面白いです。

せっかくなので、外来語の単語の練習は先ず英語で発音してもらったりして、出番を提供します。想定外の質問も多々ありますが、それらはすべて、それまで当たり前と思って話していたことが、説明不足だったと悟らせてくれる大切なきっかけになりますね。

授業の楽しみはこんな予想外、想定外の質問により、自分自身を更に高められることへの期待感からきているのかな──感じています。

語学に文法は付きものなのに、歳のせいで無理だという、文法が大好きで得意でも話せないとつまらない
せっかく話すんだったら通じるように話したい
そのために最小限の文法は知っておいた方が良いですよね
暗記力に自信のある方は決まり文句を丸暗記しても良いですよ

聞いているとちょっと脅しているような……笑いながらも私の口調はきっとこんな感じで、ちょっと怖いかも知れません。何でも聞いてくださいね〜と、また明日も笑顔で授業を一緒に楽しみます。以上、市民講座講師のつぶやきでした。