通信100 「外国 語」との出会い

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【週刊ハ ンガンネット通信】《第100号》 (2014 年1月16日発行)
「外国 語」との出会い

アイケーブリッジ外語学院 幡野 泉
このお正月、地元で中学校の大規模な同窓会が開催されました。
初めて英語を学んだ恩師に再会し、私の外 国語との出会いについて、
思い出していました。

当時、ほとんどの子供は中学校一年生で英語に触れることなりますが、
私もそうでした。初めて触れる「外国語」。理解できるのだろうか、と
緊張していましたが、発音、文法、英語圏の外国の話題など、英語を
取り巻くその世界が大好きになりました。

高校のときは、「大学では教育学部か英文科に進み、英語の先生に
なりたいな~」と漠然と思っていましたが、ロシア文学が専攻できる
大学に進んだことで、興味のあったロシアについて勉強したくなり、
ロシア語を学び始めました。

初めて行った海外はロシアのモスクワ。1ヶ月の短期留学でした。
流暢な会話はほど遠く、もどかしい思いだけが残りました。さらには、
当時はソ連崩壊直後の混乱期。治安が悪く、ウブな私たちは格好の
カモにされ、怖い思いもたくさんし、ロシアへの想い、付き合いは
学生時代で終わってしまいました。

卒業後就職し、心にポッカリ穴が空いていた頃、一緒にロシア語を
学んでいた友人が「韓国語って面白いよ」と、ハングルのカラクリを
簡単に教えてくれました。

「へぇ~!」と思い、韓国語の民間語学講 座に通い始めました。
その講座は「朝鮮語講座」という名前で、事務局に「朝鮮語と書いて
ありますが、韓国語も勉強できるんですか?」と問い合わせましたっけ。
韓国人女性の先生。至近距離で外国の方と話し、密に付き合うのは
初めてのことだったので、何もかもが新鮮でした。
その後、韓国、韓国語にのめり込み、この通りになりました(笑)。

のめり込んだ要素はいろいろありますが、やはり、直前までロシア語
という難しい言語に接していたことによる反動が大きかったと思います。
ロシア語は女性名詞、男性名詞、中性名詞があり、動詞や形容詞の
格変化は夥(おびただ)しく、英語に比べ、はるかに難しかった。

でも、当時は韓国語を学ぶ人は少なく、「どうして韓国語?」と聞かれる
(いぶかしがられる?)ことはしょっちゅうでした。でも、「こ んなに日本語に
似た言語を勉強しないだなんてもったいない。この楽しさが分からない
なんて、逆におかしいヨ。」と本気で思っていました。
ロシア語に比べれば、韓国語は外国語と思えないほどでした。

外国語を学ぶすべての人が、それを学ぶことになったきっかけや
動機がありますよね。ハンガンネットの先生方、会員の皆さんの
韓国語、又は日本語との出会いについて、どうしてのめり込むように
なったのか、とても聞いてみたいです。