【週刊ハンガンネット通信】《第105号》 (2014 年3月11日発行)
2月22日のハンセミ
京都市生涯教育総合センターアスニー他 講師
林鳩順
私は前回、1月27日の通信で今年こそは断捨離すると宣言し、現在も実行中です。
今まで、多くの研修などに参加して大切に保存していた資料なども、思い切って手放しました。
捨てることにより得る物も多いです。
何事も有言実行をモットーにすると言いながら、ちょっと無理していますが・・・
さて、今日は2月22日午後1時から、大阪で開催されたハンガンネットセミナーに参加した感想などを
簡単にご報告したいと思います。
実は、当日は世話人というのは名前だけで、世話をしてもらうる人になってしまい、
面目ありませんでした(笑)
パソコンを持参して参加された8〜9 人と、ミレ韓国語学院のスタッフの皆さんが
5〜6人、教室はゆったりとしていて、交通の便が良い大阪梅田で行われました。
講師は前田真彦先生、テーマは”「Praat」を使った音読分析”でした。
「Praat」というソフトは始めて知りましたが、皆さんはご存知でしたか?
韓国語のアクセントを抑揚=高低(たかひく)と呼び、
その原則と効果的な指導方法を一緒に考えるという目的で講義は進められました。
パソコンの種類は様々でしたが、スタッフの皆さんのアドバイスで順調に操作ができ、
自分の声を録音してグラフでみたり、モデルの声と比べてみたり、線で高低を表したり、
始めての体験で、あっという間の2時間でした。
パ ソコンの操作も慣れた頃に講義も終わり、
机を四角に囲んで参加者全員の感想を聞いて、3時20分頃に終了しました。
はるばる神奈川や名古屋からも来られていて、なかなか聞けない講義なので、
参加して本当によかったと。
私はもちろんハンガンネットへのお誘いだけはしっかりと話しました。
これまで、ピッチパターンという言葉を使った事がありませんでしたが、
この日、参加してみて発音とアクセント、ピッチパターンを常に意識して、
日本語母語話者の特徴をしっかり分析した上で、日々の指導をしていこうと
思いました。
前田先生のこの日の熱心なご指導と、「発音クリニック」という独自の講座は、
なるほど〜 〜と、感心させられました。以上、簡単ですが私個人の感想でした。
詳しくは、前田先生のホームページなどをご覧になってみてくださいね。