【週刊ハンガンネット通信】第150号 (2015年6月1日発行)
「韓国語の‘뭐 드릴까요?’はいつ頃から使われ始めたのか。
日本語で‘何をあげましょうか?’と言う地域・世代があるのか」
幡野 泉
ハンガンネットの先生方、アンニョンハセヨ?
昨日は東京でハンガンネットセミナーが開催されました。
私は家庭の事情で参加することができませんでしたが、
長野の伊藤先生、大阪の吉川先生、発表お疲れ様でした。
きっと有意義なセミナーだったことと思います。
さて、今回のハンガンネット通信は、私から皆様に何かを伝える
というより、おうかがいする形になるのかもしれません。
先週発行した当校のメールマガジンに書いたのですが
(詳しくは→ http://www.ikbridge.co.jp/mail/m561.htm )
潮干狩りの海辺の売店で、聞き慣れない日本語を耳にしました。
売店で軽食を売るおじさんが、お客さんに「何をあげましょうか?」
といいながら接客していたのです。
このようなシチュエーションでよく聞かれる日本語は、
「お決まりですか?」
「お次の方、どうぞ」
「何になさいますか?」
などだと思いますが、「何をあげましょうか?」は初めて聞きました。
そのおじさんは日本語ネイティブのようでした。
職業柄、「韓国語(뭐 드릴까요?)を直訳した日本語?」と思い、
そのおじさんのご両親が例えば在日一世など、韓国の方なのか?
と想像を巡らせたのですが、そもそも、在日一世の方が商売をしていた
その昔、「뭐 드릴까요?」というようなサービス用語があったのかどうか…。
もしくは、私が聞き慣れないだけで日本でも「何をあげましょうか?」
というフレーズが使われる地域や世代、もしくは職業があるのか。
ハンガンネットの先生方は住んでいる地域も世代も幅広いと思いますので、
何かご存知でしたら教えて頂ければ幸いです!