通信232 ライブ授業は有効か?

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【週刊ハンガンネット通信】第232号 (2017年5月22日発行)

ライブ授業は有効か?

ミレ韓国語学院 前田真彦


メアリの会(韓国語講師の学習会:ミレ主宰)
(5月28日17時30分~実施)でライブ授業をします。

「リプロダクションの仕方」というタイトルで、
中級から上を目指す人のための、
<「聞く」から「話す」へ>を、テーマに
臨時募集した受講生4人を対象に授業をします。
参加は無料です。ぜひいらしてください。

ライブ授業とは?

模擬授業は、生徒役も講師がします。
授業の流れがよくわかりますが、
受講生との具体的なやり取りが今一つよくわからないところがあります。

ライブ授業というのは、
実際の生徒を相手に、実際の授業をします。
いわば、授業研究という目的をもった公開授業です。

ライブ授業の流れ(全90分)(5月28日の場合)
1、授業30分(受講生4人 授業者前田)
教室の後ろに講師の参観者5人~10人程度
2、授業についての話し合い(60分)
受講生は退室
今実施した授業に即し、具体的に改善策など
話し合います。

模擬授業とは違うライブ授業の良さは、
・受講生への指導、関わり方の実際がよくわかる
・話し合いが具体的になされ、焦点化しやすい
模擬授業は、よほどのことがない限り、
無難に流れ、大きな破綻がないのが普通です。

また話し合いも突っ込んだ議論にならず、
模擬授業を担当した講師をねぎらう風になりがちです。

小中高の学校現場では、日々、研究授業が行われ
実際の生徒を相手に、本物の授業をする姿が
先生方の前にさらけ出されます。

学習意欲のない生徒、学力差の激しいクラスなど
30人前後の生徒を相手に、教師は悪戦苦闘しながら奮闘するのです。

授業というのは破綻があり、トラブルがつきものなのです。
力のない教師も、研究授業を繰り返すことに鍛えられていきます。
韓国語講師にも、こういう「鍛えの場」が必要です。

模擬授業を繰り返してもあまり力が付きません。
実際の授業を見てもらうこと、
これが韓国語講師にはもっと必要ではないでしょうか?

ただ、ライブ授業は、模擬授業より、設定が難しい点があります。
生徒役の受講生の確保の問題です。
ミレの場合は、ミレ受講生(とその周辺)に声を掛ければ
ほぼ問題なく集めることができます。

ハンガンネットで今後ライブ授業を実施する場合は、(今後のアイディアです)
・リレー式で(複数の講師がする)(授業ごとに受講生を変えてもよい)
・受講生一般公募(有料にしてもよい。生徒役募集には神経を配らないといけません)
などすると話題性があって、
注目を集めやすいですね。

ミレでノウハウをためて、また報告します。
日時が合えば、私もライブ授業をいたします。