通信241 オンライン授業は高段の技術が必要

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【週刊ハンガンネット通信】第241号 (2017年8月21日発行)

オンライン授業は高段の技術が必要

ミレ韓国語学院 前田真彦

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ミレ韓国語学院では、オンライン教室を実施しています。

オンライン教室とは、複数(ミレの場合は最大10名)の受講生とPCやスマートフォン・タブレットなどを通してグループレッスン(一斉授業)をすることです。

ミレでは今年7月から導入して、実施しています。

http://mireonline.wp-x.jp/

オンライン授業ならではの難しさがあります。オンライン授業の改善に向けて、8月27日の「メアリの会」では、オンライン教室のライブ研究授業(変則活用の基礎)を実施します。(受講生の募集は締め切りました)

http://mire-k.jp/mearinokai.htm

オンライン授業の問題点など、いくつか紹介します。

オンライン授業の指導は一言で言ってしまえば、教室授業と同じですが、授業者には教室授業以上の技術が要求されます。

授業の構成、活動の指示、ポイントの説明など、教室授業より明確でなければ、オンラインだと伝わりにくい要素があります。

80分授業で、何をどこまで、どういう風にする、という明確な計画がなければできません。そして、10人を一斉に活動させて、公平に個人指導もしていかなければなりません。

機器の扱いに習熟することはもちろん、教室授業以上に、さまざまな神経を配る必要があるのです。

カメラの位置、角度、明るさ。音声の聞こえ方など適切かどうか、常に神経を配りつつ調整する余裕が必要になってきます。

また、突然つながらなくなった場合などのトラブルにも臨機に対応できる技術が必要です。

教室授業で場数を踏んで、発音にも文法にも自分なりのスタイルができてこそ、オンライン授業ができるようになります。

教室授業がまともにできないのにオンライン授業ができるはずがありません。

オンライン授業は目に見えるものが限られている(画面に映る受講生の顔)ため、受講生の学習状況を機敏に察知し、つまずきの要素をあらかじめ見抜き、実態に合わせて説明の仕方を変える繊細さが、教室授業以上に要求されます。

韓国語教育の地方格差を減らし、学習の機会を増やす方法として、今後もオンライン授業の研究に邁進していきます。