【週刊ハンガンネット通信】第265号 (2018年3月26日発行)

 AIの発達に備えつつも、変わらない地道な努力

 アイケーブリッジ外語学院 幡野泉

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先生方、アンニョンハセヨ? 都心の桜(ソメイヨシノ)の開花が

ここのところすっかり3月の風物詩になっていますが、

なんとなく、「桜は4月(の新学期)に咲いてほしい」と思うのは

私だけでしょうか。

さて、先週の前田先生のメールマガジンの中で、気になるお話が

いくつかありましたので、情報交換、おしゃべり的な感覚で、

書いていきたいと思います。

>みなさんの教室では、講師(スタッフ)研修はどうなさっていますか?

>日々の業務(授業・事務・教材作成)だけで精一杯で、
>スタッフの教育技術の向上のための研修にまで
>なかなか手が回らないのが現状ではないでしょうか。

これは耳の痛いお話ですね。最近は教材マニュアルの見直しを行うため、

定期的に講師会議を開いていますが、本来でしたら模擬授業のような

要素を取り入れながら、勉強会、研修を行うのが一番でしょう。

ただ、講師会議だけでも、普段の悩みを話しあったり、授業進行の

新たなヒントを得たりと、とても良い機会にはなっています。

>学習者の要求が多様化し、個別対応を迫られることが多くなりました。

本当にそうですね。当校ができたのは2004年のことでしたが、

開講当初は一クラス10数人で運営していました。たったの十数年で

ここまで変わるか、というほど、今はニーズの多様化を実感しています。

さらには、AIの発達で今後は語学学習分野においても、何らかの影響が

出てくることは間違いありません。技術は間違いなく進歩すると思われ、

「嫌だけど止むを得ず学ぶ」とか、「ちょっと必要だから学ぶ」といった

方々の代わりはAIがしてくれることになると思います。

しかしその点、韓国語学習は情熱を持ち学習する方が多く、

「自分の言葉で語りたい、相手の言葉を気持ちをダイレクトに理解したい」

という方は一定数残ると思います。

さらには、国際社会のプロフェッショナルとしてグローバルに活躍したい、

通訳翻訳業界のトップクラスに行こう、方も語学学習を続けるでしょう。

なので、必要のない人が少なからず出てくる、というだけの話で、

語学学習がなくなる、とは私は思っていません。AIの発達により、

逆に「外国語が話せる人、分かる人」は、より一層強みになるという

側面を持つことになると思います。

>こんな時だからこそ、しっかりと講師研修を地道に続けて、
>「教えること」を考えていきたいと思います。

と前田先生もおっしゃるように、これからも変わらず、地道に語学学習に

興味のある方々のために研鑽を積んでいこうと思っています。