【週刊ハンガンネット通信】第303号 (2019年7月8日発行)
オンライン授業の可能性
ミレ韓国語学院 前田真彦
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ミレは「韓国語学習の地方較差をなくす」というコンセプトを持って日々活動しています。
大阪・東京の教室授業以外にも、通信添削・動画の配信に力を入れてきて、
最近はオンライン授業にも積極的に取り組んできています。
オンライン授業とはPCやスマホ・タブレットなどの通信機器を活用して、
オンライン上で、複数の(あるいは個人の)受講生を対象に授業を実施するものです。
今学期(2019年7月)からは、教室授業にオンラインで混じってもらうという取り組みを始めたばかりです。
教室+オンライン計4人で、実施しています。
今までのミレのオンライン授業は、オンラインだけで実施してきました。
もちろんそれはそれで教育効果もあり、いろんな発見もありました。
今回新しいのは、教室授業にオンラインで参加するという形式をとっていることです。
オンラインで参加した受講生も、教室生と全く対等に指名し、発言し、音読し、活動してもらいます。
こういうコンセプトで授業を始めると、いろいろ今まで見えなかったものが見えはじめ、授業の活性化につながっています。
例えば、机の配置。私と受講生が横並びになって、モニターに向き合ったり、
オンライン受講生をプロジェクターで教室の横の壁に写したり、それだけで教室の空気が変わります。
板書の仕方も、より分かりやすく太く大きく書くようになりました。
ほんのわずかなことですが、授業の活性化につながるように感じています。
これからも、「教室授業にオンラインで参加する融合型の授業」を模索し、
いろんなノウハウを蓄積していきたいと考えています。
この内容を、動画で語りました。ご覧ください。