【週刊ハンガンネット通信】第303号(2019年7月17日発行)
続・オンライン授業の可能性
アイケーブリッジ外語学院 幡野泉
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前号の前田先生のメールマガジンですが、同様の内容のものを、YouTubeでも制作されていたのですね。拝見しました!
前田先生のようにYouTubeで授業等を配信している方のお話を少なからず聞きますが、「ものすごく時間がかかる」という話をよく聞くため尻込みしています。
しかし、サラッとこのような動画を配信される前田先生には脱帽です。
前田先生のおっしゃる、オンライン同士の方々だけの授業でなく、通常の授業に、オンラインの方が加わる、という方式を、
当校でも最近行いました。ロシア語の入門講座だったのですが、通常の東京の教室に、関西の方が加わりました。
音声や顔の見え方だけでなく、フラッシュカードの見せ方や板書の書き方については、前田先生のおっしゃるように、
工夫しなければならない点は多かったですが、「意外と、いける」という実感を得ました。板書は見えにくそうだったので、システムからテキストを送信したりしました。
終了後に、「画面では講師の口元までよく見えないことがあり、慣れない(ロシア語の)発音だったのでカタカナで補助があると良かった」と言われましたが、そのようなお声をもとにどんどん改善していきたいと思いました。
プロジェクターでオンライン参加の受講生を映し出すのは良い考えです。当校でも試してみたいと思います。
文明の利器を使って、いろいろ工夫していければいいですね。
「ちょっと苦手……」なんて言ってられません!