通信316 教室の代替ではないオンライン教室を 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第316号 (2020年4月13日発行)

教室の代替ではないオンライン教室を
ミレ韓国語学院 前田真彦
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時代は急速に展開し、一気にオンラインの時代になりました。オンライン教室に関していくつかお話したいと思います。 

「教室の代替ではないオンライン教室を実現しないといけない」とずっと考えてきました。

オンラインセミナー(ウェビナー=顔出しなしの一方的なセミナー=YouTubeライブのようなイメージ)やオンライン勉強会(顔出しあり)、また受講生との対談(時にはゲストをお招きして)など、多様な形態で発信をしてきました。今後もたくさん予定しています。

「顔出しなし」の気楽な良さと、「顔出しあり・本名」の真摯な交流。内容に合わせて選択していきたいと思います。また、「顔出しなし」から一歩踏み出して、次の「顔出しの交流会」に移動するという流れも作りました。

どのような形態が適切なのか、これからも試行錯誤の連続です。

先日あったエピソードを2つ。

臨時の交流会(顔出しあり)でのこと。ある方が「子育て中で時間が思うように取れない」という発言をなさいました。僕が答えようとしたところ、間髪入れずに、「そういう時期もあるから、今はガマン、いずれ自分の時間が持てるようになるから」というアドバイスが他の方からあり(このお二人はおそらく初対面・地域も違います)、僕は意表を突かれちょっと鼻の奥がツンと来ました。

「これなんだ」と心の中で思いました。何も僕が答える必要もなく、人生経験の豊富な色んな方が色んな形で知恵を出し合い、励まし合うのがオンライン交流会なのだ、僕はそういう場を設定するだけ、あとは、皆さんがしっかりとかかわりあってくれる、と感動したのです。

もう一つ。これも臨時の勉強会。4色ボールペンディクテーション(2文のみ)をした後、シャドーイングをしました。その方はできなさ過ぎて照れ笑いをしていました。数回繰り返すうちに、照れ笑いはすっかり消え、真剣な表情に変わりました。その後、その方からメールをいただき、「手応えを感じました」ということでした。

授業以外にもいろんな形の勉強会を設け、多様なやり方で投げかけると、授業とは違った新鮮さで受け止められることもあるということです。

オンラインは表情がよくわかります。教室よりもよくわかります。その場には7、8人いたと思いますが、その方の照れ笑いから真剣な表情に変わる瞬間が忘れられません。

昨日実施したメアリの会の「講師研修のあり方」です。

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