【週刊ハンガンネット通信】第343号 (2020年12月31日発行)
本年もありがとうございました ~2020年を振り返って~
阪堂千津子
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2020年も残すところあと数時間。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
年末のあわただしさはいつもと変わりませんが、今年は一年を振り返ると「コロナ禍」という文字が浮かんできます。1年前の今日を振り返ってみると、まさかこんな年になるとは、思いもよりませんでした。
自粛、オンライン、ハイブリッド、愛の不時着、BTS, NiziU・・・こうして今年一年に流行した単語を思い出すだけでも、この1年間の韓国語教室には、いろいろな困難と転機が訪れたことがわかります。このハンガンネットメーリングリストでも、会員の先生方が様々な工夫と努力を重ねて、この時期を乗り切る様子を知ることができました。困難な時期にこそ、それをどう乗り切るかが重要なんだ、と改めて思いながら、楽しく読ませていただきました。そして、勇気と元気もたくさんいただきました。改めて御礼申しあげます。
実はハンガンネットは創立10年を迎え、節目となる2020年の初めに新体制を整えて1年の計画を立てました。残念ながらその計画は、コロナによって志半ばで断念せざるを得なくなりました。もっと創意工夫をすれば、計画通りやり通せたかもしれません。ひとえに代表の力不足であったことを心からお詫び申し上げます。しかし、数回ですが今年開催したオンライン形式のハンセミでは、全国に会員をもつハンガンネットにとってオンラインが理想的な開催方法であることが確信できましたし、初めて試みた「オンラインお茶会」では、会員同士が気軽に新しいつながりを持つことができた画期的なイベントであったと思います。
来年度はこれらのイベントを引き続き開催しつつ、さらにもっとみなさんに寄り添った活動ができるように頑張りたいと思います。早速、2月にはハイブリット授業を題材にした前田先生のハンセミが開催されます。オンライン形式ですので、地方の会員の方にも気軽にご参加いただけると思います。どうかふるってご参加ください。来年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ワクチンが普及しても、元のような生活に戻れるまで、あと2,3年はかかると予測されています。もしも以前のような世界にまた戻れたら、みなさんはまず何をしたいですか。
私はまた、みなさんの教室にでかけていって、直接お目にかかりたいと思います。きっとそのころには、韓国語教室の在り方がまた大きく変わっているかもしれませんね。その状況にうまく適応してご活躍しているみなさんの姿を、ぜひ拝見させていただきたいです。
みなさん、今年一年、本当にありがとうございました。
そして、来年もお体に気をつけて、お元気でお過ごし下さい。
새해 복 많이 받으세요.
ハンガンネット世話人代表
阪堂千津子