通信386 「講座の告知ページと、受講者に送る連絡メールについて」浅見綾子

【週刊ハンガンネット通信】第386号 (2022年4月11日発行)

講座の告知ページと、受講者に送る連絡メールについて
HANA 浅見綾子
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私は個人的に韓国語の学習をずっと続けていますので受講者として講座を申し込む場合と、「とんそく子の勉強会」(現在お休み中)を開催し、運営側から告知ページを作る場合があります。

韓国語学習者として様々な学校・教室・個人の先生の告知ページ(ホームページであったり、フェイスブックページであったり)を見ていて、とっても分かりやすく、安心して申し込みができる場合と、どういうことをするのか具体的には分からないが、えいっと申し込む場合があります。

私個人が思う、安心できる告知ページは、1.講師のプロフィールがある(どういう先生から指導が受けられるのか分かる)、2.授業の流れが「詳しく」書いてある、3.学習レベルが自分に合っているか判断できる。ぐらいかなと思います。講座の金額や時間などは当然のことですので省きました。

1.講師のプロフィール
どんな先生から学べるのかは、講座の内容にもよりますが、その講座を受けるかどうか決めるのに大きな役割を果たすと思います。プロフィールにはどんなことを学ばれた先生か、ということに加えて、どんなことを重要に考えている先生なのか、どんな風に授業を進めていく先生なのか、ということが知れたら個人的には嬉しいです。これは一つの例ですが、発音をしっかり指摘してくれる先生なのか、日本語訳を重要に考えるタイプの先生なのか、あるいは褒めて伸ばすタイプか、指摘して伸ばすタイプなのか、などなど。ただ書き方を間違えるとマイナスになる場合もあるので書き方は気を付けないといけないですね。

2.授業の流れが「詳しく」書いてある
運営側目線で考えると、新規の講座は告知の段階で詳しく授業の流れを書くのはなかなか難しいかと思います。しかし、難しいところではあるのですが、受講者目線で考えると授業の流れが「詳しく」書いてあると、どんなことをする授業なのかが分かるのでとても安心でき、申込みのボタンを押す勇気が出ます。もし繰り返し開催される講座であれば、開催される度にどんどん詳しく授業の流れを書き足し、更新されることをおすすめします。

3.学習レベルが自分に合っているか判断できる
実際に講座を受けてみて、簡単すぎた・難しすぎたと感じる受講生は割と多いと思います。
自分に合っているかの判断は、教材名や副教材で使うプリントなどのサンプル画像がアップされていると判断しやすくなるかと思います。教材名だけでなく、本文ページが一部だけでもアップされているとレベルが想像しやすいです。また先程も書いた「授業の流れ」も判断ポイントの一つになると思います。

上記には「告知ページ」について書きましたが、ここからは運営側からの講座に関する連絡メールについて書きたいと思います。講座の満足度を左右するものの一つでもあると思います。

講座を受けることを決め入金を済ませると、だいたいこのタイミングで授業に関するメールが届きます。
宿題に関すること、授業の進め方のこと、もしくはZoomのURLの連絡のみだったり。

初めて受ける講座の場合は期待と不安でいっぱいです。
運営側から初めて来るメールが不親切だったり、授業に関する情報が少なすぎたりすると不安になったりもします。

例えば、宿題について。
いついつまでに、〇〇をしてきてください、
いついつに〇〇を発表してもらいますので、準備してきてください、などがあると思いますが、この説明が分かりづらいと、受講生はどこまでどのくらいの準備をすればいいのか迷ってしまいます。
またAとも取れるし、Bとも理解できるような書き方をしている連絡内容は、どうしたもんか困り、質問メールを送ることがあります。
誰が読んでも勘違いしようのない、分かりやすい文章を書くことは大切だと思います。

言うは易く行うは難し。
いざ自分が運営側の立場でやる場合は、受講生さんから怒られっぱなしです。

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