【週刊ハンガンネット通信】第395号 (2022年6月20日発行)
学校メリット
日下隆博
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専門学校の韓国語学科で教える中、そこで感じるメリットを挙げてみたいと思います。
学生としては、年間を通して少なくとも5,6人の韓国語の先生に韓国語を教わることができます。2言語学科の学生はプラス、英語や中国語の先生にも教わり、ほかに社会人マナーなどの授業もあるようです。1週間単位のカリキュラムの中、毎日様々な先生から言語を学べるのは、なかなかに贅沢な環境ではないでしょうか。
講師としては、こうした環境の生徒から年に2回評価されるシステムがあり、授業評価を知ることで自身の授業をかえりみる機会となります。
また学校は授業を担当する先生の数が多く、講師室は韓国語の先生だけで曜日によっては15,16人の先生が一同に会して授業準備をしています。そのため講師室では複数の先生との意見交換が可能です。
学校の日本語学科には多国籍な学生が在籍しています。
夏休み春休み時期などの集中講座では、中国や東南アジア、中東などのさまざまな国の若者に韓国語を教える機会を持てます。個人的にはこんな時は中国語や英語を交えて、笑いをさそっています。
先生は年に一度、他の先生の授業を聴講できる期間があります。コロナの2年間は行われませんでしたが、今年は実施されます。
わたしはこれまで、韓国語の先生の他に英語や中国語の先生の授業も聴講させてもらいました。
5,6年前でしたか、英語も中国語も主任の先生は、ほぼ黒板を使わないモニター資料で授業を行っているのが印象的でした。
他の先生の授業聴講といえば、今週末となる6月26日(日)は、ハンガンネットのオンラインセミナーがあり、そこでは日下隆博(くさか たかひろ)先生の韓国語授業を垣間見ることができます。笑いを意識した授業だということですが、どんな授業なのか楽しみです。
と書いておいて、
その担当講師はこの文章を書いている自分ですね。쿠사(ㅋㅋ카)