通信323 「オンライン授業の著作権管理」 金英う

【週刊ハンガンネット通信】第323号 (2020年6月8日発行)

オンライン授業の著作権管理
韓教室  金英う
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안녕하세요?

비상사태선언이 해제되면서 코로나 감염방지를 위해 이것저것 준비하시느라 바쁘게 보내시는 회원님들도 많이 계실 겁니다.
비상사태선언이 해제됐다고 해도 예전처럼 대면수업으로 금방 돌아갈 수 있는 것도 아니고 해서, 당분간은 온라인 수업과 대면수업을 병행하면서 할 수밖에 없을 것 같네요.

모든 수업을 온라인으로 바꾼지 3개월이 지나, 이제 겨우 어느 정도 온라인 수업에도 익숙해졌는데요, 이번에는 또 다른 고민이 생겼어요.
이 고민은 저뿐만 아니라 어쩌면 온라인 수업을 하고 계시는 다른 선생님들도 고민하고 계실지도 모른다는 생각에 글을 올려 봅니다.

오늘 아침, 제 아들이 학교에서 하는 온라인 수업을 시작할 때였어요.z
모니터에 쓰여있는 무언가를 제게 보여 주더군요.
‘수업 내용의 복사, 녹화, 스크린쇼트, 녹음은 일절 금지’.
마침 저도 지금부터 어떻게 할 것인가 고민하고 있던 내용이라 진지하게 생각해야 할 때가 왔구나라는 생각이 들었어요.
저희 한교실에서는Zoom을 이용, 온라인 수업을 한 후 cloud에 녹화된 수업 영상을 클래스별로 복습용으로 보내 드리는데요,
아직은 이제까지 대면 수업을 하면서 상호 신용을 쌓아온 기존의 수강생들이기 때문에 수업비디오가 밖으로 유출될 가능성에 대해서는 없다고 봐요.

하지만 지금부터 온라인 수업 클래스를 신규로 만들었을 때는 사실, 좀 걱정이 돼요.
어디까지 수강생들을 신뢰할 수 있을까?,  요즘처럼 수업내용을 통째로도 녹화할 수 있는 소프트가 널려 있는 세상에 어떻게 하면 될까?
비디오를 유료로 하는 건 어떨지, 그리고 비디오 열람 기간을 제한(예를 들면 2일 후에는 삭제) 등등..

요전에 한강네트 お茶会에서도 어느 분이 이 내용에 대해서 채팅을 올려 주신 분이 계셨어요.
온라인 수업의 저작권에 대해서 지금부터라도 생각해 봐야 할 것 같아 오늘의 주제로 올려 봤습니다.
회원님들께서는 어떻게 하고 계신가요? 특히 대학교나 전문학교에서 강의를 하시고 계신 분들은 이 점에 대해 누구보다도 심각하게 느끼시고 계실 것 같은데요, 의견이나 아이디어를 공유하고 싶습니다.

通信322 「文法項目の提示の仕方」 ペ・ジョンリョル

【週刊ハンガンネット通信】第322号 (2020年5月28日発行)

文法項目の提示の仕方
株式会社HANA ペ・ジョンリョル
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今回は、本で韓国語の文法項目(語尾、表現、助詞など)やその訳を提示する際の弊社のルールについて書きたいと思います。もちろんこれがベストだとは思っていませんし、ちょっと悩んだのですが、改良すべき部分や整合性が取れない部分を指摘いただける機会とも思い取り上げることにしました。

■文法項目に対する約物の使い方
「約物」とは文章記号のことですが、ここではつまり、ハングルの語尾や助詞に「~」を付けるのか「ー」を付けるかという問題です。これに関しては割と簡単に考えています。

まず用言を受ける語尾や表現には半角ハイフンを用いています。つまり「用言語幹が付く場合はハイフン」ということです。例えば아/어の場合は-아/어(あるいは-아/-어)、지요の場合は-지요に、고 싶다の場合は-고 싶다になります。また、接頭辞や接尾辞の前後にも半角ハイフンを使っています。

上記以外、つまり「用言語幹以外が付く場合は『~』」になります。なので助詞에서の場合は「~에서」となります。ちなみにこの記号、全角のものは「波線(なみせん)」、半角のものは「チルダ」と呼ぶそうですが、弊社の現場では誰もそう呼ばず「ニョロ」で通っています(他の現場はこの限りでないと思います)。

なお、韓国の場合、助詞には「~」を使わず、たとえば에서は에서のままで提示するのが一般的なようです。学習書では、前に何かが来ることを明確に示せるので、「~」を使うのが親切だとは思いますが。

最後に弊社では、文法項目の日本語訳にはすべて全角の「~」を付けるようにしています。

■文法項目の日本語訳
次に文法項目の日本語訳をどう作るのかを見たいと思います。意味のことではなく形式についてです。口頭で伝えるときは問題はなくても、文章にまとめるとなると一定の決まりが必要かと思います。そういうときに辞書を参考にしようと思っても、その辞書内でばらついてることが結構あるんですね。

まず、動詞を受ける語尾・表現の訳には「する」を加えています。つまり-는 것 같다は「~するようだ」、-고 싶다は「~したい」になります。

次に、形容詞を受ける語尾・表現の訳は、日本語の形容詞と形容動詞をそれぞれ受けられる形を原則にしています。例えば-은데は「美しいね(形容詞)」「きれいだね(形容動詞)」になり得るので、「~(だ)ね」といった具合にです。

また、連体形語尾は、日本語では終止形語尾と区別が付かないので、例えば-을は「~する…、~な…」、-던は「~した…、~だった…、~かった…」のように「…」を補足しています。

2012年に出版された『標準韓国語文法辞典』(アルク刊)は弊社で編集を手掛けた辞典ですが、おおよそこのようなルールで見出し語の訳をまとめました。見出し語訳をきちんとそろえられるなら、日本語引きの索引を作ることもできます。『標準韓国語文法辞典』も「~するようだ」「~だね」のような日本語から引けるようになっています。

通信321 「GW 온라인 수업 진행 결과 및 과제」 김현근

【週刊ハンガンネット通信】第321号 (2020年5月19日発行)

GW 온라인 수업 진행 결과 및 과제
미리내 한국어교실 김현근
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여러분 골든위크 잘 보내셨나요?

미리내 한국어교실 대표 김현근입니다.

며칠 전 긴급사태가 해제된 지역도 있으나 도쿄 등 주요 도시는 여전히 긴급사태선언이 지속되고 있는 가운데, 앞으로 수강생 모집을 어떻게 하면 좋을지 고민이 많으실 줄 압니다.

미리내 교실에서는 그 동안 연휴 때마다 집중강좌를 개최해 왔습니다만, 사실 골든위크가 1년 집중강좌 매출 중에서 가장 큰 비중을 차지했기 때문에 현재와 같이 사람들이 많이 모일 수 없는 상황은 많은 고민을 안겨 주었습니다.

그래서 보통은 3월 말쯤에 집중강좌 프로그램을 짜고, 홍보를 해야했으나 올해는 4월 초가 지나서야 온라인으로만 집중강좌를 개최해보자고 생각하고, 아래 원칙에 맞춰 지난 4월 말과 5월 초 총 4일에 걸쳐 집중강좌를 개최했습니다.

1. 누구나 쉽게 참여할 수 있도록 가격을 낮춘다.
    기존 50분 수업당 2800엔 → 1800엔이나 1980엔
2. 레벨별 전체 코마수를 줄인다.
    기존 레벨별 전체 코스 16コマ → 전체 8コマ나 4コマ
3. 트위터나 페이스북 등 SNS를 통해서 적극적으로 홍보한다.
4. 수업 후에도 구글 앙케이트 등을 통해서 사람들의 반응을 수집한다.

그 결과, 수업에 참가하신 분은 홋카이도부터 후쿠오카까지 일본 전역에 걸친 분들이 50명 가까이 참여했고, 수업에 참가해서 앙케이트까지 답한 분은 42명에 이르렀습니다.

앙케이트 항목 중에서 어떤 경로로 미리내 수업에 참가했는지 물어본 결과 트위터를 통한 신청이 63.4%, 홈페이지(검색) 등이 33.3%를 차지했습니다.

집중강좌 등 그룹레슨을 온라인으로 했을 때 느낀 점을 말씀드리자면 아래와 같습니다.

1. 가격이 적당하면 교실에 직접 올 수 없는 사람도 참가가 가능하여 수강생 참가가 용이하다
2. 온라인으로 참여했으므로 수업 후 온라인 상의 피드백을 받기 쉽다.

진행하는 입장에서는 단점도 있습니다.
ZOOM을 이용한 수업을 진행했습니다만, 인터넷 접속이나 수업 중에 나는 잡음, 그리고 수업 전후로 30분씩은 준비 및 녹화파일 변환 등으로 시간이 별도로 걸린다는 것입니다.
수업 전에 수업 중에 했던 내용이나 동영상은 따로 보내주기로 했기 때문에 별도의 메일 발송을 통한 보충 작업 역시 상당한 시간이 소요됐습니다.

그럼에도 불구하고 현재처럼 코로나 바이러스 만연 상태에서는 온라인에 힘을 쏟아서 일본 어느 지역에서도 수업을 들을 수 있는 시스템을 만드는 것이 급선무라고 생각됩니다.
제 생각으로는 치료제 및 백신이 개발되기 전까지는 예전처럼 많은 수의 사람이 한 공간에 모여 수업을 진행하기 어렵다고 생각되기 때문입니다.

그래서 집중강좌 후에도 단발적이기는 하지만 온라인 수업을 모집하고 진행하고 있습니다. 토요일 및 일요일을 활용해서 하루에 2시간 총 4회 프로그램으로 학습자에게 필요한 강의를 여는 것입니다.

여기에는 트위터 등 온라인으로 사람들과 소통하는 학습자들을 끌어들이는 게 매우 중요하다고 판단하고 이번 기회에 트위터를 좀 더 강화하고 수업 중 녹화한 동영상의 일부를 홍보 동영상으로 편집해서 실제 수업이 어떻게 이루어지는지 보여주는 등 홍보활동을 강화하고 있습니다.

또한 앞으로 긴급사태가 해제되더라도 오프라인 강의로 모두 복귀하는 것이 아닌 온라인 강의도 병행해서 계속 하기로 했습니다.

다른 교실을 운영하시는 분들은 어떻게 홍보를 하시고 온라인 강의를 진행하시는지 궁금합니다.

같이 공유할 수 있는 내용이 있으면 한강네트워크 통신을 통해 나누거나 5월 24일 일요일에 열리는 お茶会에서 의견 나누었으면 좋겠습니다.

감사합니다.

通信320 「オンラインお茶会開催 参加者募集 ~コロナ感染拡大の影響・悩みモロモロを語り合いましょう~」 阪堂千津子

【週刊ハンガンネット通信】第320号 (2020年5月12日発行)

ハンガンネットオンラインお茶会開催 参加者募集
~コロナ感染拡大の影響・悩みモロモロを語り合いましょう~
阪堂千津子
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アンニョンハセヨ?

なんにつけ、「コロナウィルス感染拡大防止のため」が冒頭句になって久しいですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか

3月からの突然の環境変化で、この2か月、どうにかこうにか、オンライン授業をこなしてきましたが、ここにきて感じるのは 「クラスによってちがう」という、対面式授業の時と同じ悩みがオンラインにも当てはまるということです

同じ準備をして教材を用いても、受講生の方の個性や精神状況で、まったく異なる結果になります
ビデオを消して参加することが多いので、表情が見えない分、緊張もハンパないです

また、さらに、対面式ではおこらなかった通信状態のトラブルが講師の緊張を増幅させます
さっきまで順調だったのに、突然PCやスマホが何も作動しなくなる、ということもよくあります。
そんなとき、こちらは慌てず対処できないと、他の受講生の方がたにも不安が広がってしまいます
でも内心は、緊張しますよね~

ということで、オンライン授業こそは 経験値がすべてを物語るようです

「みなさんは教室で授業ができるのですから、必ずオンラインでも授業ができますよ」

と最初にオンライン授業の指導して下さった先生はおっしゃって下さいましたが、
やりながら 「なるほど、そうかもしれないなあ」 とも思ったり、
うまくいかなくて自信をなくして落ち込んでいるときは
「やっぱり顔を合わせて授業したいなあ」 と思ったり・・・・

こんな悩みを毎日抱えて、今日の授業準備にも ヒーヒー 言っている私です

そこで。

きっとみんなも孤独で悩んでいることだろう、とハンガンネットの世話人で知恵を出し合い、お茶会を企画してみました。
コロナ感染拡大による韓国語教育業界の影響や対応策について、韓国語講師のみなさまと意見交換、語り合いませんか

ハンガンネット オンラインお茶会開催

5月24日(日) 15時から1時間半

お申込みはこちら!! ↓

ハンガンネットのzoomによるオンラインお茶会開催

( 参加申し込みをされた方には、事務局からZOOMお茶会のURLをお知らせいたします )

悩みを語りあったところでどうなるの・・・と思うかもしれませんが、これがなかなか、意外なヒントをもらえたり、あ、やっぱりそうかとみんなで共感したり、気軽に参加できるだけ、楽しいもんなんです!!

普段なかなか会えない先生同士でも、すぐに会えちゃいますしね!

ZOOMはアプリをダウンロードして、会員登録をすれば無料で使用できちゃう便利なツールです。これをマスターすれば、マンツーマンからグループレッスンまで オンラインで行えますよ。

当日は 小部屋に分かれてお話していただく時間も設定いたします。受講生の立場になってZOOMを体験できるチャンスにもなると思いますよ

一石三鳥~!! ^▽^

参加資格は
・教室または受講生を持っていらっしゃる韓国語講師の方
・韓国語教室などの経営者、事務など韓国語教育に携わっていらっしゃる方

です。会員非会員は問いません

なので、お知り合いの先生をぜひ、どんどんおさそいください!!(悪い勧誘ではありません)

とある調査によると、コロナによる自粛生活で、あたらしく始めた習い事の第4位が、韓国語とか! (by 日経新聞)

これはますます、韓国語講師のオンライン能力向上が必須ですね!

それでは、当日お会いできることを、お待ちしております~

通信319 私の韓国語講師・奮闘記25「カタカナ語」 宮本千恵美

【週刊ハンガンネット通信】第319号 (2020年5月4日発行)

私の韓国語講師・奮闘記25 「カタカナ語」
宮本千恵美
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まず最初に・・・ハンガンネットの講師の先生方のご家族ご親族の中には、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、
私たちの生活や健康を支えてくれている医師や看護師などの医療従事者、危機対応にあたる公務員、配達を担う物流事業者、
スーパーやドラッグストアなどの販売員のみなさん、バスや地下鉄など公共交通の職員などの業務に関係の方々がいらっしゃると思います。
この場をお借りして一言、お礼を言わせてください。
毎日、本当にお疲れ様です。心から感謝申し上げますm(__)m

私自身もコロナ問題がここまで深刻化するとは予想できず、未曽有の大災害だと感じています。
教室は勿論のこと休講、またオンライン授業も生徒さんたちからの希望で移行できませんでした。
それでも韓国語を忘れてしまうのではないかとか、生徒さんたちの漠然とした不安の1つに韓国語学習に対しても
感じてもらえることは嬉しいですが、でもなかなか学習継続の術がない状況であります。

現在は特別授業として無料オンライン授業をしながら、生徒さんたちにまずは韓国語を忘れないでね、
と何とか気持ちを持ち続けてもらうようにしております。
多分そうだとは思っているだけですが、全国のどの教室もとても大変だと思います。
それでもSNSなどで多くの先生方が一生懸命授業をしている姿に元気をもらっています。
配信していらっしゃる先生、多方面での取り組みを思索してくださっている先生方にも、この場を借りてお礼を言わせてください。
本当に力になっています!ありがとうございます!

コロナのことが毎日TVなどで報道されています。
正直うんざりしながらも、もう1つ頭を悩ませることがあります。
それはコロナに関しての用語がすべてカタカナ語(英語でしょうね)だと言うことです。

私は早々と英語を諦めている…と言いながら万年英語学習者で、でもやはり英語はできないという感じです。
なので、最近の流行語も英語が合わさると理解ができないことが多いです。

例えば「クラスター」、私はてっきり「集団感染」だと思っていましたが、「感染者小集団」という意味であり、集団感染のような大規模の感染ではありませんでした。
また「ソーシャルディスタンス」…?? 多分年配の方などは「ディスタンス」を「デスタンス」と呼びそうですし、それ以前に覚えられないと思います。
「オーバーシュート」、やりすぎたシュート?
この文字を漢語的な表記にすると表現がかたくなるとか、カタカナのほうが印象はマイルドになるとか・・・いやいや大切なのは印象じゃないでしょうと思うのです。
聞いてすぐ理解できることのほうが大切なのに、「クラスタ-」、「ソーシャルディスタンス」、「オーバーシュート」と聞いてすぐに日本人は理解できるでしょうか。
そしてそんな言葉の混乱は非常に危険だと論じている記事も拝見したことがあります。
それが現在問題になっている誤用の誘発を促しかねません。

以前ある集まりに参加した時には、その横文字で話す人が多すぎて話についていけないときがありました。
勿論こちらの勉強不足ではありますが、後々調べると日本語だったら理解できることばでした。
それを横文字で言うことってどうなのだろうと最近感じています。

「教養としての言語学(鈴木孝夫著/岩波新書)」には言語干渉の一説に韓国のことも紹介されていました。
韓国では日本語の干渉を食い止めるため、国語(クゴ)の純化自立を保持するために言語政策をとっている、
その1つが町中の看板をすべてハングル表記にすることだったと書かれていました。
実際に今でも私の生徒さんたちが韓国に行き感動することが、看板を読めるようになったことなのです。
つまりはハングルが読めないと看板が読めないわけですが、それが学習者には楽しみの一つになるのです。
勿論、韓国人たちが日本人ように「横文字」に当たる言葉を全く使わないわけじゃありませんが、やはり韓国語は固有語を使う傾向を強く感じます。
そのように自国の言葉を守ることは、その国のアイデンティティーを守ることになるのだと思います。
(英語ばかり使っていると言いながらアイデンティティーなんて使ってしまってすみません><;;正直正しく使っているのか不安です…。)

韓国語を教えるようになってから母語にも興味が出てきたことは、やはり私自身のアイデンティティーは日本にあるのだと思いますし、
国際化している・グローバル化していても個々の「自分らしさ」を失ってはいけないと思います。
長々と書きましたが、コロナ&カタカナ疲れしているのが正直な気持ちです(汗)

特別授業で、生徒に自粛生活での週末の過ごし方を聞いたとき、
「スピリチュアルカウンセリング을 받았어요.」を言われ、卒倒しました…。
横文字もういいです(笑)!

通信318 「会話する気になれない」 寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第318号 (2020年4月27日発行)

会話する気になれない
寄田晴代      
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私の勤務先でもオンライン授業をすることになり、その準備や勉強に追われています。
そして、便利なツールが世の中にはたくさんあることを知り、日々驚いているところです。

今回は便利だと思って使い始めたあるものについて書いてみます。

それは会話するロボットです。離れて暮らす親の見守りにいいのではないかと思い、購入を決めました。

仕組みはこうです。
ロボットに近づくとセンサーが感知して話しかけてきます。(「オハヨウ。ヨク眠レタ?」という具合に。)それに答えると、また応答してくれます。音声だけでなく、ロボットとセットになっているタブレットに、会話が文字になって出てきます。
登録している家族が、連携しているアプリなどを通して会話を文字入力すると、ロボットがその通りに発話してくれます。親が、家族にメッセージを送る機能を利用してロボットに話しかけると、それが家族のスマホに文字になって届けられます。

これで、話し相手のようなものができて気が紛れるし、安否もわかりやすくていいじゃないか、と家族一同喜びました。

ところが、主役の親が全くこれに興味を持ってくれない。ちょっと会話してみてそれっきり。しまいには「それ(ロボット)持って帰ってええよ」。そいつと会話してくれないことには、なんの威力も発揮しないんですけど、と思いつつ「毎日この子に話しかけてね」と頼むのですが、何日たっても気乗りしない様子。

そこでなぜ会話する気にならないかを考えるに
1.ロボット君のリスニング能力がイマイチで、こっちの話とかみ合わない答えをしばしば返してくる。(ちょっといらいらする)

2.ロボット君のイントネーションが不自然なときがあり、それが連続すると聞いていて疲れる。(抑揚大事です!)

3.ロボット君は聞こえた単語に関連した話を、こっちの発話の意図と関係なくべらべら話すことがある。

以上が主な原因ではないかと思いました。

要するに、傾聴の姿勢がなく、自分の言いたいことだけや聞きたくないウンチクを一方的に話す相手とは会話する気にならん、ということでしょう。言葉で表せるのは伝えたいことの一部。その言葉を支える気持ちのやりとりや、言葉の裏にある本当に伝えたいことを汲み取らなければ会話は続かないという例をここでも見たのでした。

初めは、安否確認のためのツールと割り切って話しかければいいのに、と思っていましたが、自分がやってみると、面白がって話しかける時期が過ぎると興味がなくなってしまうことがわかりました。相手が機械なので、理解し合いたいとか親しくなりたいとかいう気持ちにならないためでしょう。

授業の中でどうやって受講生に話したい気持ちになってもらうか、いつも考えさせられるのですが、ここでもか、と苦笑。

今は人の感情を読み取るAIの研究も進んでいると聞きます。

オンライン授業では画面の向こうには生身の講師がいるわけですが、そのうちAI講師が会話の授業をするようになるかもしれませんね。

ちなみに、後日、その会話ロボットを作った会社に電話をしました。

使用方法についての質問と共に、若干の不満もお伝えしました。応対してくれた人が私の不満に対し「そうですよねぇ」と言ってくれたので、すっきり。やっぱり、話を聞いてもらった実感や共感は大事だなと思いました。そして、自分もロボット君みたいにならないように気をつけなくては、とも思ったのでした。

通信317 「’工夫(くふう)’で追いつかないこともある」 幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第317号 (2020年4月20日発行)

‘工夫(くふう)’で追いつかないこともある 
 アイケーブリッジ外語学院 幡野泉 
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緊急事態宣言を受け、当校は5/6まで学校施設使用を休止しています。
他の先生方はどうされているか……と、ここのところの通信、キムヒョングン先生、キムヨンウ先生、伊藤先生、前田先生のお教室のお話、興味深く読ませていただいています。

もともとレッスンにITを取り入れていた学校はこういう時に強いですよね。一方、もともとアナログ一本だった学校も、さすがに重い腰を持ち上げて奮闘している、という印象を受けます。

当校はまあまあIT化していましたが、アナログが大部分だったので受講生に理解を求めるところからやや苦戦を強いられるところもありますが、さすがに受講生側もこの状勢でライフスタイルに変化がでてきているようです。

コロナ騒動は長期化が予想されていますから、当校は腹をくくってオンライン化を進めていくつもりです。オンライン化すると、離れていく方もいらっしゃる半面、キムヨンウ先生もおっしゃっていたように、「オンラインだから参加できるようになった」という方も出てくるものですね。

また、ロシア語の通訳クラスの方で、「普段は仕事に追われて勉強ができないけれど、ちょうど仕事が軒並みキャンセルになったのでこの機会に勉強します」とおっしゃる方がいたり、韓国語の通訳クラスの方は、「仕事が不安定になり、収入に目途がたたないのでキャンセルします」というような方もいらっしゃいます。本当にいろいろです。

学校運営、学校経営に東日本大震災以来のかじ取り不安を抱えていますが、今回の騒動は、経営者として楽観視できないと思っています。

今回はこれまでのような「工夫(くふう)」「改善、改良」「試行錯誤」では追い付かないのではという部分もあるからです。

ハンガンネットの先生方は、学校に所属されている方、個人でお教室をされている方など様々な方かと思い、それぞれが不安や不安定さを抱えていると思いますが、当校のように、教室の家賃を払い、従業員を雇い……と運営している学校さんはどれくらいあるでしょう。日本全国の事業者が頭を抱えている部分です。

政府が、東京都がこんな支援をしようとしている、というような情報はとても気にしています。「工夫(くふう)」で追いつかないこともある」と、危機感を持ちつつ、上手に、この時期を乗り切っていきたいと思っています。

通信316 教室の代替ではないオンライン教室を 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第316号 (2020年4月13日発行)

教室の代替ではないオンライン教室を
ミレ韓国語学院 前田真彦
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時代は急速に展開し、一気にオンラインの時代になりました。オンライン教室に関していくつかお話したいと思います。 

「教室の代替ではないオンライン教室を実現しないといけない」とずっと考えてきました。

オンラインセミナー(ウェビナー=顔出しなしの一方的なセミナー=YouTubeライブのようなイメージ)やオンライン勉強会(顔出しあり)、また受講生との対談(時にはゲストをお招きして)など、多様な形態で発信をしてきました。今後もたくさん予定しています。

「顔出しなし」の気楽な良さと、「顔出しあり・本名」の真摯な交流。内容に合わせて選択していきたいと思います。また、「顔出しなし」から一歩踏み出して、次の「顔出しの交流会」に移動するという流れも作りました。

どのような形態が適切なのか、これからも試行錯誤の連続です。

先日あったエピソードを2つ。

臨時の交流会(顔出しあり)でのこと。ある方が「子育て中で時間が思うように取れない」という発言をなさいました。僕が答えようとしたところ、間髪入れずに、「そういう時期もあるから、今はガマン、いずれ自分の時間が持てるようになるから」というアドバイスが他の方からあり(このお二人はおそらく初対面・地域も違います)、僕は意表を突かれちょっと鼻の奥がツンと来ました。

「これなんだ」と心の中で思いました。何も僕が答える必要もなく、人生経験の豊富な色んな方が色んな形で知恵を出し合い、励まし合うのがオンライン交流会なのだ、僕はそういう場を設定するだけ、あとは、皆さんがしっかりとかかわりあってくれる、と感動したのです。

もう一つ。これも臨時の勉強会。4色ボールペンディクテーション(2文のみ)をした後、シャドーイングをしました。その方はできなさ過ぎて照れ笑いをしていました。数回繰り返すうちに、照れ笑いはすっかり消え、真剣な表情に変わりました。その後、その方からメールをいただき、「手応えを感じました」ということでした。

授業以外にもいろんな形の勉強会を設け、多様なやり方で投げかけると、授業とは違った新鮮さで受け止められることもあるということです。

オンラインは表情がよくわかります。教室よりもよくわかります。その場には7、8人いたと思いますが、その方の照れ笑いから真剣な表情に変わる瞬間が忘れられません。

昨日実施したメアリの会の「講師研修のあり方」です。

通信315 「オンライン」 伊藤耕一

【週刊ハンガンネット通信】第315号 (2020年4月6日発行)

オンライン
伊藤耕一
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コロナウィルスの影響は様々な場所に出ていますが、大きな影響が及んだ分野のひとつが「通信」ではないでしょうか。

人間と人間が意思疎通を図ろうとした時、原始時代から考えてみると、大雑把にこのように推移してきたように思います。

「身振り手振り」⇒「接触(握手やハグやキスなど)」⇒「音声」⇒「言語」⇒「文字」と進んできて、紙が発明された後に文字を持っていた文化圏では「文字」が圧倒的な地位を占めるようになり、電波を使えるようになると「モールス信号」のような通信ができるようになり、やがて電話で話せるようになり、ファクシミリで文字を送ることができるようになり、インターネット通信が広がると、まずはケーブルを介した電子メールや小容量の写真を送ることができるようになり、無線通信技術が確立すると、携帯電話やWifiで小容量の音声や画像や文字を伝えられるようになり、無線通信の容量が拡大したところで写真や動画を送ることができるようになり、無線による双方向通信ができるようになるとSkypeやZoomやHangoutのようなものを使ってほぼ同時に音声と映像によるコミュニケーションができるようになった。現在までの通信の発達はこんなところでしょうか。

音声や画像や即時性の質の改善は今後も進むことが予想できますが、あと数年すると想像もできないような技術が生まれてくるかも知れません。

SkypeやZoomやHangoutがそこそこ使えるようになったこの時期にコロナウィルスが蔓延して、図らずも「実際に顔を合わさなくても、そこそこのレベルのコミュニケーションができる。」ことが証明されつつあるように私は感じています。

昨年までは、遠隔地勤務や在宅ワークなど、実施が可能ではあったものの、特殊な業種や特殊な設備のある組織でなければ実現不可能と思われていた(少なくとも私は思っていました)が、通信環境とパソコンさえあれば、一定のレベルの仕事は人々がオフィスに集まらなくてもできることが分かってしまいました。私の会社でも在宅勤務が始まっています。

教育の分野にもこれが及びつつありますね。
2月の大阪ハンセミでは初めての試みとしてオンライン参加に取り組みましたが、セミナーなどはオンラインでも十分に開催できることを体感しました。

また、コロナ後の中国では学校の授業がオンラインで行われているとの報道があります。
オンラインで授業を運営されている先生方も多いかと思いますが、今年のこの状況は、後世の歴史では「革命」と表現されるのではないかとさえ思うようになりました。(少し大げさかも知れませんが。)

日進月歩のオンラインシステムの進歩に取り残されないようにして行きたいと思う今日この頃です。