通信281 続けていれば 金英う

【週刊ハンガンネット通信】第281号(2018年8月27日発行)

続けていれば

金英う

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안녕하세요

8월 말인데도 아직도 계속되는 더운 날씨! 빨리 서늘한 가을이 왔으면 하는 바램으로 하루하루를 보내고 있는 요즘입니다.

지난 회에 요리타 선생님이 말씀하신 「英語教育改革 まず検証を」라는 기사, 맞는 말이라고 봅니다.

한국 여행을 갔다온 일본 사람들 중에는 자신의 한국어가 통하지 않아 영어로 했더니 통했다고 말하는 사람들을 만날 때가 있어요.

한국에서는 영어 교육이 초등학교 때부터 이루어지고 있기 때문에 젊은 사람이라면 간단한 회화 정도는할 수 있어요

제가 본 한국과 일본의 영어 교육의 다른 점은 ‘정부의 적극성’에서 기인하고 있다고 봅니다.

한국에서는 초등학교부터 영어 전담교사가 필수로 상주해 있고, 그 교사들을 평가/감독하는 것도 정부 기관이 하고 있어요

하지만 일본은 영어 교사에 대한 자격 기준과 대우가 정해져 있지 않아 지역에 따라서는 자원봉사자쯤으로 생각하고 있다는 것이 크게 다른
것 같아요.

정부의 적극적인 금전적인 투자와 철저한 관리를 위한 개혁없이는 일본의 영어 교육은 지금과 거의 다름없는 상태가 계속될 것이라고 봐요.

서론이 길어졌는데요, 오늘은 제 교실에서 하고 있는 팟캐스트에 대한 얘기입니다.

제 교실에서 하고 있는 팟캐스트 podcast

창립이후 계속해서 한국어로 팟캐스트를 올리고 있는데요, 지난번이 226호째였어요.

하지만 오랜 기간에 비해 그동안 팟캐스에 대한 문의나 의견은 손가락으로 셀 수 있을 정도로 아주 적었어요.

그래서 팟캐스트 원고를 쓸 때마다 이쯤에서 그만둘까라는 생각을 한 게 한 두번이 아니었어요.

그런데 요전에 팟캐스트를 계속하길 잘 했다는 걸 일깨워 준 일이 있었어요.

학생들이랑 같이 점심을 먹고 있을 때 한통의 전화가 걸려 왔어요.

제가 초창기에 올린 속담에 관한 팟캐스트 내용에 대해 물어 보고 싶다는 거였어요.

제 기억 속에서 조차 가물가물한 내용을 어떤 사람이 전화로 물어 오다니! 예상도 못한 일이었죠.

그 분은 무슨 연구를 하는데 제가 올린 속담의 내용을 확인해 보고 싶어서 전화한 거라고 했어요

아주 기뻤지요! 이외로 제 팟캐스트가 누군가에게 도움을 주고 있구나라는 걸 알게 돼서 보람도 느꼈구요.

청취자의 반응이 없어 읽는 사람이 없다고, 듣는 사람이 없다고 생각하고 있었는데, “제 팟캐스트를 봐주는 사람이 그래도 있었구나,
계속하길 잘 했어!”라고 조그만 달성감을 느끼는 것과 동시에 계속 꾸준히 하고 있으면 언젠가는 자신이 만든 걸 읽어 주고, 들어 주는
사람이 생길 거라는 낙천적인 생각을 이 전화를 계기로 가지게 됐답니다.

通信280 「話す力」求め一直線: 英語教育から考える 寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第280号 (2018年8月18日発行)

「話す力」求め一直線: 英語教育から考える

寄田晴代

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学校の夏休みも後半になりました。我が家では、夏休みの宿題に焦りを見せ始めている人がいます。

うちの子どもと同じクラスに、韓国人の友達がいます。その友達が夏休みに韓国に研修に行くと聞き、てっきり韓国語に磨きをかけるためかと思っていたら、英語のTOEFLの集中講座を受けるというのです。午前9時から午後4時まで、日曜日以外毎日授業があるそうです。

そのお母さんによると、韓国の学生は普通4週間コースだけれど、うちは日本から行くから日程が合わなくて2週間、なのだそうです。ちなみに、中学生の話です。

夏休みのTOEFL集中講座には海外在住の韓国人子弟たちが、あちこちの国からソウルへやって来るというのにも驚きました。アメリカに住んでいる子どもも来るそうで、やはり生活で外国語を使えるということと、試験で得点を取るということは別なのでしょうか。

夏休みの計画といえば、家族で遊びに行くことしか考えたことのない私は、韓国人の教育熱心さに改めて感心させられました。

英語と言えば日本では2020年度からの大学入試改革で英語の民間試験を活用するなど、英語教育が大きく変わろうとしています。

英語教育改革、まず検証を

今年6月4日の日経新聞で、立教大学の鳥飼玖美子名誉教授が書いた「英語教育改革 まず検証を」という記事を読みました。韓国語教育にも通じるところがあると思い、紹介させていただきます。

記事では「英語を話せるようになりたい」という長年に渡る日本人の願いを背景に、1986年臨時教育審議会第2次答申が、中学高校では「文法知識の習得と読解力の養成に重点が置かれすぎている」と糾弾し、それを受けての教育改革の流れを紹介しています。

高校に「オーラルコミュニケーション」という教科の新設、小学校での「外国語(英語)活動」必修化、高校での英語授業は「英語で行うことを基本とする」という指示など、みなさんもご存知だと思います。

「コミュニケーションに使える英語」を目指して30年近く改革は続けられてきましたが、政府による達成目標(中3英検3級以上、高3英検準2級以上、それぞれの割合50%以上)には達しておらず「生徒の英語力はむしろ下がった感がある」「現実に多くの大学では、英語を話すどころか読めない、書けない入学生の対応に追われている」と筆者は述べています。

そして、これまでの英語教育の改革を検証し、改革の方向は適切であるのか、思い込みを捨てて議論すべき時が来ている、と結んでいます。

これは中学高校での話なので、やる気満々の市民講座受講生の場合と同じには考えられません。しかし、なかなか思うように韓国語が話せない、と思っている受講生は少なくないでしょう。

具体的に話す場面や内容を思い浮かべる

漠然と「話せるようになりたいなあ~」と夢見るのではなく、この外国語でこんな話がしたい、と具体的に話す場面や内容を思い浮かべてみてはどうでしょう。話す力は、発信したい意欲に負うところが大きいと思うからです。

中高生も、質問したり意見を言う習慣と、安心して発言できる場があれば、外国語を話す力の助けになるのでは、とも思いました。また、記事の中で「読み書きの基礎力があれば、大学入学後に話すことの指導は可能である」と述べられているのですが、この基礎力なしに話す力は伸びないことは、講師のみなさんも共感できるのではないでしょうか。

そういうことも、学習者にうまく伝えられると学習効果が上がるのでしょうね。何かの思い込みが私たちの学習を邪魔していないか、考えるきっかけになりました。

通信279 大ベテランも悩む、クラスのレベル差 幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第279号 (2018年7月30日発行)

大ベテランも悩む、クラスのレベル差

アイケーブリッジ外語学院 幡野

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猛暑の中、東京のハンガンネットセミナーを開催しました。ご参加下さった先生方、どうもありがとうございました。

金順玉先生によるライブ授業には11名の受講生役の方があつまり、スムーズで臨場感あふれる授業を体験することができました。

その後、受講生は退場し、講師のみで振り返りを行い、その後は、ハンコンということで、普段の悩みやアイデアを出し合う場を設けました。

ハンセミ・ハンコンの振り返りとして、ひろば語学院の丹羽先生が、添付のようにまとめてくださいましたので、是非ご覧下さい。

このハンコンのテーマ「受講生間でレベル差のあるクラスをどのように運営するか、その秘訣」ですが、今回のハンセミ・ハンコンについての話し合いの際に、私が提案しました。

というのは、以前、私が韓国で大変お世話になった延世語学堂の先生に、

「いちばん苦労していることは何ですか?」と聞いたときに、このことを挙げていらしたためです。

先生は語学堂で一番長いキャリアを持つ大ベテランだったのですが、その先生が、「너~무 힘들어요.」と首を振りながら感情を込めて

話されていた姿が忘れられません。先生曰く、例えば夏期講習的な1か月の単発講座等で、1級と3級の人が共存するようなクラスの担当を任されることもあるのだとか。

さすがに1級と3級は差があり過ぎますが、先生のような方でもそうなのか、と思いました。やはり、複数人数のクラスには付きまといがちな問題ですね。

ハンコン当日は、添付の振り返りをご覧いただくとお分かりのように、先生方のちょっとした機転やコツについて情報交換ができ、

有意義なひと時でした。講師の技術論あり、受講生のキャラクターや、捉え方による、という点あり、いろんなケースがあるなぁ、と思いました。

そんな現場の状況がわかるだけでも、有意義ですよね。

今後も、いろいろな情報交換ができたら、と思います。

9月30日(日)は、長野県松本市でハンセミ・ハンコンが開催されます。

金順玉先生の講義が行われ、ハンコンでも似たテーマが話されることになるでしょう。

近隣にお住まいの先生方をお誘いの上、是非ご参加ください!

レポートを楽しみにしています。

通信278 教室での楽しさを次につなげるために 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第278号 (20187月23日発行)

教室での楽しさを次につなげるために  

ミレ韓国語学院 前田真彦

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僕が担当している授業で、最近特に楽しいのが、1「通訳メソッドできたえる中級韓国語」と2「話せない人のための初中級会話」です。 

1は、4色ボールペンディクテーションで聞き取ったニュースを、音読練習、通訳練習した後、「伝える」活動をします。「伝える」活動とは、「今聞き取ったニュースを知らない友達に伝えてみよう」という活動です。これが実に楽しい。受講生の表情が生き生きとして、声も大きくなります。エアコンが効きすぎて肌寒かった教室が、汗ばむほど暑くなります。それだけ受講生のみなさんが活発に活動して、熱を発散しているのです。 

2は、7月から始めたオンライン授業です。そのタイトルのように、「話せない人」ばかりが集まっています。自己紹介を繰り返し、そのたびごとに1分、130秒、2分と時間を延ばして、内容を濃くしていきます。自分を語り、よく使う表現に習熟してもらうのが目的です。上達が目に見えて、本当に楽しいです。 

教師としては、楽しい活動をし、手応えも十分感じられるので、うれしくて仕方がないというところです。 

しかし、です。1の「伝える」の活動のあと、宿題として、その内容を作文に整理して提出してもらいました。2の「自己紹介」をきちんと書いて提出してもらいました。 

これが、ちょっと、想像とは違いました。基本的な間違いや、物足りなさが目につきます。教室活動が、とびっきり楽しくても、きちんと細部を見て個別にフォローをしないと、いろんな問題点がそのまま放置されてしまうということがよくわかりました。 

活動の楽しさにだけ目を奪われるといけません。「伝える」も「会話」もすごく楽しいので、油断すると、それだけで満足してしまいかねないほどです。しかし本当に力が付くのは、ここから先なんですね。 

楽しさを定着させるためにも、その場限りの活動で終わらせてはいけません。 

今度、「伝える」活動の時に、受講生に頼んで、口元にマイクを置いて、録音させてもらおうと思います。それを文字起こしして、本当に、「伝える」活動がしっかりと行えているのか、どういう表現があいまいに発話されているのかを、きちんと分析してしばらくためていこうと思います。 

「伝える」活動を、ミレの定番活動にしていくためには、受講生分析・活動分析が必要だと、つくづく感じています。 

教室での楽しさを次につなげるために、教師がしなければいけないことは何かということを考えています。

通信277 語族について 伊藤耕一

【週刊ハンガンネット通信】第277号 (2018年7月16日発行)

語族について

伊藤 耕一

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先日、このような記事を目にして、思わずブックマークしてしまいました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180609-00224181-toyo-soci
語族がどのように広がったり滅んだりしてきたのか、学生時代の私にはとても興味深い話で、「インド・ヨーロッパ語族は、どう拡散したのか」は是非読んでみたいと思いました。

教室を運営していて数回を経ると、受講生の集中力が段々と低くなったり、やる気の個人差が顕著になったりすることがあると思います。
そのような表情や仕草が見えた時には、その時に授業で扱っている内容からなるべく自然に逸脱して、間接的に雑談に移るようにして、受講生の集中力を取り戻す試みをしたことがあります。

例えば、「語族」に関連した話として、こんな話をしたことがあります。

  • 日本語と韓国語はよく似ているが、学問的には、いつ枝分かれしたのかがはっきりと分かっていない。
  • 日本語と韓国語のほかに似ている言語はモンゴル語、トルコ語、ハンガリー語、フィンランド語と言われている。(モンゴル人力士が上手に日本語を話すのはその証左)
  • ハンガリーやフィンランドの言葉がアジアの言葉と似ているのは、昔のモンゴル帝国の版図拡大と関係がある。
  • ハンガリー人の赤ちゃんには蒙古斑があり、実は人種的にもアジア系である。
  • もし話せる外国語を増やしたいなら、モンゴル語やトルコ語を勧める。(モンゴル人力士みたいに話せるはず)
  • インドの言葉とパキスタンの言葉はとても似ていて、大阪弁と神戸弁くらいの違いしかない。(学生時代の先輩の話によると)
  • でも、インド人はデーヴァナーガリー文字を使い、パキスタン人はアラビア文字を使う。(宗教の影響)
  • インド人に道を尋ねると必ず答えてくれるが、正しいとは限らない。(インド人は質問に答えられないことをとても恥ずかしいと感じる人たち。日本人が悲しい時でも笑顔を見せようとする気持ちに似ている。全く悪気はないんだけど結果的に嘘をついてしまう。)
  • 韓国人に道を尋ねると親切に教えてくれる。だから韓国で道に迷ったら、迷うことなく近くの人に尋ねましょう。
  • 学生時代、宿泊先がどうしても分からなくて、近くにいた初老の紳士に道を聞いたら、親切にもホテルまで連れて行ってくれた。
話をしていくと、たいがい思いつくままに話してしまうので、最後は語族と関係のない話になってしまうことが多いのですが、話しているうちに受講生の目がこちらに向き、集中力がよみがえってくるので、頃合いを見て授業に戻るようにしていました。

自分の学生時代を思い出してみると、こういう雑談の多かった先生のことはよく覚えていて、雑談を思い出すと、それを引き出しに当時教えてもらったレベルの高い授業内容を思い出したりすることがあります。

この本からも、今後に使える何らかの新しいネタを見つけられるのではないかと思っています。

受講生の集中力が低くなってしまったような時、雑談以外にも何らかの手段があると思いますが、皆様はどんな対応をされているでしょうか。
是非お伺いしてみたいと思いました。

最後に、7月29日(日)には、東京でハンセミが行われます。Twitterを使った韓国語短作文から会話レッスンへとつながる、ライブ授業とハンコンが予定されています。
ライブ授業の講師は世話人のキムスノク先生、ハンコンの司会進行は世話人の幡野泉先生です。
皆様のご参加をお待ちしています。

通信276 会話能力向上につながる反転授業 吉川寿子

【週刊ハンガンネット通信】第276号 (2018年6月30日発行)

会話能力向上につながる反転授業

吉川寿子

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ハンガンネット会員の皆さま

早いもので、もう今年も半分が過ぎました。暑苦しい大阪はまだですが、関東は梅雨も明け始めて暑さを感じ始める時期ですね。体調に気を付けながらお過ごし願います(*^-^*)

さて、今回のハンガンネット通信では先日東京の早稲田大学で開催されました、朝鮮語教育学会で私が僭越ながら研究発表をさせていただいた話題について少し書きたいと思います。

「成人学習者を対象とした韓国語会話能力向上のための反転授業の実践」と題しまして、現在放送大学大学院で修士論文を作成中の授業実践を現時点での取り組みについてまとめて発表をさせていただきました。

具体的には、現在私の教室で実施している少人数の会話レッスンで、事前課題をインターネットツール(以下ICT)で与えて予習等を行うことで、​より高い効果を得られるのではないかという研究授業です。

あくまでもICT利用は、その後の対面授業を円滑化するためのツールであり、その使用が目的ではありません。

反転授業という用語は、ご存知の方も多いと思いますが、本来教室で行っていたインプットの部分を自宅のPCやスマホを利用して済ませてから教室では演習やプロジェクト型の課題に取り組む授業形態です。すでに実施されている教室も多いと思います。

一般的に調査研究というと、大人数を対象にしたものを連想しますが、調査には量的研究と質的研究の2種類があります。

私の場合、教室の規模が小さいことと、もともと個人レッスンを中心に行ってきたので学習者個人との関りが深いスタイルのため、少人数の受講生さんに丁寧にインタビューや調査をするスタイルの研究になります。対象が社会人学習者という側面も、少し異質かもしれません。

先行研究を調べても、なかなか出てこない研究のため、教育学会で発表しても特殊すぎて相手にされなかったらどうしようと、とても緊張しました。

しかし、研究背景にある理論を丁寧に説明しながら発表したところ、とても温かく耳を傾けてくださる先生方が多くてありがたかったです。いただいたご質問も、私の発表で足りなかった部分を補足していただき、勉強になりました。

まだまだ仕上がっていない状態の研究発表となりましたが、会場でハンガンネットの先生方や会員の方とたくさんお会いできて、大変励まされました。ありがとうございます。

とても手間のかかるアンケートやインタビューにも快く応じて協力してくださる受講生さん達と、これからも会話能力向上につながる反転授業を継続しながら、しっかりと論文に仕上げていきたいと考えています。

貴重な機会を与えて下った朝鮮語教育学会の皆様に改めて感謝を申し上げます。

通信275 私の韓国語講師奮闘記19: 第3期韓流ブーム 宮本千恵美

【週刊ハンガンネット通信】第275号 (2018年6月22日発行)

私の韓国語講師・奮闘記19「第3期韓流ブーム」

宮本千恵美

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関西方面ににいらっしゃる先生方、ご無事だったでしょうか? 余震などのご心配もあるとは思いますが、どうかご自愛くださいませm(__)m

先週の金英う先生の書かれた記事を読ませていただき、やはり全体的に状況は同じだと感じました。

新年度が始まり、4月よりは5,6月に始まるクラスが多いと感じています。特に文化センターや市民講座などは、新学期が始まった後に体験者や受講者が増える傾向にあるそうです。

私が受け持っている文化センターも5,6月開始の教室が多く、またその受講生の傾向も以前とはすっかり変わっています。

以前教室を始めた頃は、主婦層を中心とした受講者をはじめとして、社会人、60代後半の高齢の主婦層も多く、若くても20代の社会人、たまに珍しく学生がいたくらいでした。

現在の受講生の傾向は20代が特に多く、文化センターに高校生までもが通ってきます。30代の受講生が、自分はもう若くないと言ってしまう始末で・・・とにかく受講生の若年化を感じます。

以前は週1回の受講スタイルが一般的、お隣の韓国で日本語を学んでいる友人たちに関しては、週3‾4回通うのが普通です。

語学は毎日触れていないと上達しないと言うこちらの考えと受講者の思いは違い、がつがつした学習を望んでないように感じます。

韓国語の学習書籍も以前に比べ格段に種類も多く、また多様化した携帯アプリでの独学者も増えているようです。

インターネット上では韓国語に関して多くの動画や解説を検索でき、わざわざ教室に通わなくても・・・と言う学習者が増えているように感じます。

ワンコインレッスン(500円ですか?)なんて教室もあり、料金的にリーズナブルなものを求めれば、料金形態のしっかりした教室に通う生徒の減少は否めないかも知れません。

しかしながら、現在私の教室に通う生徒達には共通したものがあります。それは先ほど述べたような、独学での学習に行き詰まりを感じ教室に通うことを決めた生徒がとても多いことです。

また受講者減少に伴う教室減少の煽りを受け、教室難民になっている学習者もいました。

今のところ出戻り(以前学習してはいたが、様々な理由で辞めてしまったなど)する学習者はいませんが、韓流ブームが始まって10年は優に超え、諦めてしまった学習を再会しているとの話も入ってきます。

韓国語が日本語に似ているという理由で独学を始めてはみたものの、初級段階での文字の複雑さや、音の変化、不規則変化で躓き、やはり独学に限界を感じてしまうようです。

また間違っていてもそれを正す術もありません。そして何よりも似ているばかりに、些細な違いなどが分からないまま間違った表現などで覚えてしまうなどの問題もあります。

確かに以前と比べると教室に通う学習者は減少しているとは思いますが、やはり最後の砦は教室に通うことだと思うのです。
道に迷ってしまった学習者を救えるような、そして通うことに意義があるように指導していく必要性を感じます。

現在は生徒達と楽しんで学べる教室作りを心がけています。

1つ1つの教室の生徒数はまだ少ないですが、また増えていったら良いなぁと、学習指導案や教材を製作している毎日です。

通信274 もう一度韓流ブームは来るでしょうか? 金英う

【週刊ハンガンネット通信】第274号 (2018年6月11日発行)

もう一度韓流ブームは来るでしょうか?

金英う

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안녕하세요?

벌써 6월, 새학년의 들뜬 분위기도 어느 정도 가라앉았을텐데요, 오늘은 올해 새학년이 시작됐을 때 있었던 얘기를 해보려고 합니다.

아마도 대부분의 학원이나 교실들이 그렇듯 3-4월은 체험신청을 하는 사람들로 바쁜 시기인데요, 올해는 체험 신청자 중에 좀 특별한 사람들이 많았어요.

주부나 사회인보다는, 초등학생, 고3생, 대학생이 눈에 띄었습니다.

체험 수업 도중에 초등학생은 사회인이 대부분인 반 분위기가 자신에게 안 맞는다고 생각하는 눈치였어요.

고 3생은 아무래도 비용이 드는 일이라 부모님과 상의해 보겠다고 한 후에는 아무 연락이 없네요.

대학생은 입회를 해서 다니고 있지만 비용이 신경이 쓰이는지 1달에 4번이던 걸 2번으로 수업 횟수를 줄였어요.

최근에 제 3차 한류 붐이 다시 찾아 왔다고 하지만 이전과는 다른 형태의 한류 붐 같아요.

이제까지는 경제적으로 여유가 있거나 자신이 수강료를 벌어서 낼 수 있는 사람들이 한국어를 배웠지요.

하지만 이제부터는 젊은층을 중심으로 돈을 적게 들이면서 한국어를 배우려는 사람들이 많아질 거라고 봐요.

인터넷으로 한국어를 독학으로 공부하는 사람들이 많은 걸 봐도 그렇구요.

지금의 중/고/대학생이 경제적으로 자립한 사회인이 된 후 한국어 교실에 다닐 수 있게 되는 건 언제가 될까요?

아마도 빨라도 10년 정도는 걸리겠죠.

그동안은 수업의 질 향상과 수강생들간의 친목을 강화시키는 이벤트나 프로그램으로 지금의 수강생들이 교실에 계속 나오도록 해야 한다는 걸 다시금 느꼈어요.

그리고 또한, 젊은층의 요구에 맞추어 저렴한 학습방법이나 학습 형태의 개발도 필요하다는 것도요.

이런 상황에서 지난번 하타노 선생님의 통신에 북한과의 거래가 많아지면 한국어의 수요도 많아질 거라는 예상.

내일 열리는 북미정상이 잘 되면 조금은 한국어 붐에 호재(好材)로 작용하지 않을까하는 기대를 걸어 봅니다.

通信273 「韓国語らしさ」について 寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第273号 (2018年6月9日発行)

<韓国語らしさ>について

寄田晴代

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「韓国語をやるからには、韓国人っぽく話せるようになりたい」そう思って韓国語を学んでいる人は多いと思います。私もそうです。

先日、この<○○語らしさ>について考えることがありました。大阪へ同窓会のために帰ったときのことです。夜行バスに乗ったのですが、大阪のバス会社でした。

乗務員のおじさんが荷物を預かりながら「どこまで行かれますかぁ?」とか、ご年配の乗客を座席まで案内しながら「新宿出るとき、よう揺れるから立たんとってなあ」と話すのを聞いて

あ、ネイティブスピーカーだ、と思いました。

同窓会の会場でもネイティブスピーカー(大阪弁の)がいっぱいでした。中学校の同窓会で、ほとんどが地元で生まれ育った人なのです。

気兼ねない関係に久しぶりに再会した興奮が加わり、にぎやかな会話が続きました。特に「女子」同士の会話はテンポが速い。スポーツでいうなら卓球。(もちろん個人差はありますよ)

速いだけではなくて、適当なタイミングで冗談が入ったり、間をためたり。

私は東京で暮らすようになって3年なのですが、久しぶりに大阪弁らしい大阪弁に包まれた気がしました。

語尾が「~や」「~ねん」などになるとか、イントネーションだけでなく、あのバスのおじさんのゆるりとした親し気な話し方や、友達との会話のテンポに、大阪弁らしさを感じたのでした。

韓国語も話すテンポや間合いを研究したら、もっとそれらしく聞こえるかな、などど考えていました。

また、大阪弁との違いで思い出すのは「お金の話なんかしない」と言った神奈川県出身の友人の言葉です。

親しい間柄なら「これなんぼで買うたと思う?」と値段の話をするのも普通だった私には、少なからず驚きでした。

話題にしていいものに差があるのだ。日本の中でも。そう思いました。

こんな私でも、韓国で出会ったばかりの人に、年齢や既婚か未婚か、子どもの有無、夫の収入などを尋ねられるのには、ずいぶん戸惑った覚えがあります。

中国の北京に長く住んでいた知り合いも、電車を待っているときに、列に並んでいる見ず知らずの人に収入を聞かれたことがあると言っていました。

(年齢や家の広さなども、韓国と同じように結構平気で質問するとのことでしたが、近年、家庭ごとの経済格差が生じるようになって、何でも聞いていいという雰囲気が弱くなってきたように思う、と言っていました。)

○○語らしさ(大阪弁を例に挙げていますが)というのは、文法だけでなく会話の内容や話し方にも関係があると思っていますが、

地域、年齢、性別などによっても異なるので、簡単には説明できないでしょう。

話題に関して、もう一つ書きます。

20年以上韓国に暮らしている知り合いに、東京で会った時のことです。質問されました。

「それで時給、いくらもらってるの?」
親しい間柄ではありますが、日本語でこの直球を受けると、衝撃があることを知りました。(大阪でも家族以外でこれはないと思います。)

韓国語らしく話すことを目指して、文法や発音以外に、会話のテンポや選ぶ話題にも注目したいと思いこれを書き始めました。

そして、円滑な会話を進めるために、暗黙の了解となっている決まり事は知っておいた方がいい、という意味においても大丈夫な話題、そうでない話題は押さえておいた方がよいと思っています。

前回、幡野先生が南北のことばについて言及されていましたが、会話のテンポや好まれる話題などについても、南北でどんな違いがあるのか、気になるところです。