2022年12月の「ハンガンネットオンラインセミナー」のお知らせ

栗のコピー韓国語市民講座講師のネットワーク「ハンガンネット」が開催する12月のセミナーもオンラインにてお届けします。今回のセミナーは「音声添削実習」です。

※もともと11月3日に開催を予定しておりましたが都合により12月4日(日)に変更になりました。

開催日時:2022年12月4日(日)13:00~15:00
開場:12時40分にZoomの部屋をオープンします
スタート:13時00分
総合司会:寄田晴代

セミナー内容:「音声添削実習」
講師役:前田真彦(ミレ韓国語学院 院長)

先生方、発音指導はされていますか? あまりされていませんか? されている場合、発音の批正、つまり受講生の発音の直し方はどのようにされていますか?
対面であれ、オンラインであれ授業の中で受講生の発音に対して指摘し、直してもらう。とっても大事なやりとりです。しかしそれだけでよいでしょうか。その時は受講生は分かったつもりでも、数日経つと、どこをどう直せばいいのか、どこが良くなかったのかが分からなくなるといったことが起こります。「発音」は消えてなくなります。そこで、今回のセミナーでは「音声添削」のポイントについて一緒に考え、実践します。反面教師として前田先生が学習者に伝わりにくい添削の典型的な例を見せます。また具体的に、どんなツールを使って添削しているのか、文字情報を与えているのか講師の発音を録音して受講生に戻しているのか、その辺りの具体的な方法も共有しあえたらと思います。

当日の流れ
1.「音声添削」の大切さ ―実例を挙げながらポイント解説
2.実習方法説明
3.実習1 学習者の音声を2回聞いて各自評価シートに記入
4.ルームに分かれ添削した内容について話し合う
5.音声添削のポイント整理
先生方、ぜひ一緒に音声添削のやり方、分かりやすい指導の仕方について考えませんか。

前田真彦(まえだただひこ)
ミレ韓国語学院院長。
関西大学博士後期課程単位取得。
10年間中級をさまよった自身の経験を生かして「前田式」の教授法を開発。日本語話者の強みと弱みを知り尽くした指導には定評がある。

参加条件:
・韓国語講師(これから教室を始めたいという方も、大歓迎)
・韓国語教室運営関係者、今後韓国語を教えたいと思っている講師志望者
・会員/非会員は問いません。

お申し込み:こちらからお申し込みください。
申し込み締切り:2022年12月1日(木)20:00まで
悩みや課題に思っていることや現況も一言添えてください。
参加費:1,000 円
【参加費は事前に銀行振込よりお支払いください。】
⇒振込先 paypay銀行 本店 普通 2174994 ハンガンネットマエダタダヒコ

通信417 「大きく変化しつつある韓国の企業文化」浅見綾子

【週刊ハンガンネット通信】第417号 (2022年11月24日発行)

「大きく変化しつつある韓国の企業文化」
株式会社HANA 浅見綾子
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韓国語を学んだその先は?
将来韓国語を使って仕事をしたい、今の会社で韓国に関連した部署に異動したい、など将来韓国語を使って仕事をしたいと思って勉強している方は多いかと思います。そこで12月発売『韓国語学習ジャーナルhana Vol. 46』の特集は「初めてのビジネス韓国語」。その原稿を読んでいて感じたのですが、どんどん発展している韓国、当たり前ですが企業文化もかなり変わってきているようです。

ご存知の先生方も多いかと思いますが「수평적 호칭 제도(水平的呼称システム)」の導入です。既存の役職をなくし、役職員間の呼称を프로、님などに統一させる制度で、CJグループが2000年に님の呼称を初めて導入したのを皮切りに、ここ数年にわたって韓国の大企業を中心にフラットな組織文化を目指して本格的に導入され始めました。

チーム長、グループ長、役員などに限って例外的に役職を呼ぶことが許されているようです。制度導入当初は新しい呼称に慣れず、既存の呼称を交ぜて呼んだりもしていましたが、現在ではかなり定着してきているそうです。昇進の可否も本人以外には公開しないほどだとか。

他には、同僚の結婚式のご祝儀の値段。
結婚式に参加する場合は5万、7万、10万ウォンのどれかを出せばよいですが、親しい関係なら7万ウォン、二人で行くなら10万ウォンを。数年前より食事代が上がり、一人当たりの食事代が5万ウォンを超える式場が多いため、ご祝儀の金額も少し上がったそうです(もちろんソウル以外で状況が異なる、企業によっては当てはまらない場合もあります)。

ドラマ「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~(검색어를 입력하세요www)」(2019)は変化しつつある韓国企業文化のことがたくさん題材にあげられています。とても参考になりますので、ぜひ先生方にも見ていただきたいドラマです。ネットフリックスで見ることが可能です。ちなみに『韓国語学習ジャーナルhana Vol. 44』の学習連載「ドラマで伸ばす韓国語」でも「恋愛ワードを入力してください」を取り上げ、聞き取り問題に、役職を付けずお互いのニックネームを紹介し合うシーンを取り上げています。ぜひ『hana Vol. 44』をご購入頂き、ドラマページを学習素材としてもお使いください。最後は営業になってしまいました。すみません!

hana44_drama

通信416 「 発音うまくなりたい」寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第416号 (2022年11月21日発行)

発音うまくなりたい
寄田晴代
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12月4日(日)13時からのハンガンネットセミナーは「音声添削実習」です。
受講生の発音指導のための音声添削を、ワークショップ形式で前田真彦先生と一緒にやってみます。

ここで、自分は発音をどのように学んできたのか思い出してみました。
私が韓国語を勉強し始めた頃は、本屋に行ってもテキストが2~3種類くらいしかなく、音声教材もありませんでした。それで、もっぱらテキストを書き写しまくり、単語を書きまくり、勝手に音読しまくり、という方法で独学していました。大学の授業中も、授業と全く関係ないハングル文字をひたすら書いている私の手元を見て「それ何?」と隣の席の人によく聞かれたものでした。

文法や単語はどんどん覚えていい調子だったのですが、音声教材なしに勝手に音読を続けたため(だと思います)自由気ままなイントネーションと発音を身につけてしまいました。
大学生の頃は年に2回、毎年韓国でボランティア活動に参加し韓国人の友人もたくさんできていました。彼ら彼女らと韓国語で話すときは未熟ながらもそんなに困らなかったので、イケている、でもなんか違うかも私の話し方、と思っていました。
通じるけれど、ときどき尋ね返されたり、少し話すとすぐ日本人だとバレる自分の韓国語をなんとかしたいと思っていました。ネイティブスピーカーのように格好よく話したかったのです。

韓国語の抑揚や発音についての書籍に出会うのはそれからずっと後のことです。
何の知識もなかった私が思いついたのは真似することでした。聞こえる韓国語をとにかく真似する。歌を真似して歌うように、音の高低から強弱から真似する。それをしつこく続けていました。
韓国に住んでいたときは、地下鉄やバスの中で聞こえる会話も真似してぶつぶつつぶやいていました。(これが癖になって日本語で話しかけられても真似をしてオウム返しに答えてしまうという変な時期がありました)

ただ、この方法の欠点は、本当に同じように話せているのか、録音して聞いてみないとわからないところです。そして、どうやって同じ発音になるのかを勘に頼って試行錯誤するので、時間がかかります。
それでも、真似しようと一生懸命聞くことにも集中した結果、韓国語を話すときのリズムや日本語と違う息の出し方などに気づくことができました。(今でも韓国ドラマを見ながらつい真似してしまい、家族にうるさがられています。)

以前、韓国語の単語を読み上げて、同僚の韓国人の先生たちに発音をチェックしてもらったことがあります。
ㅇやㄱ の終声を指摘されるかと思っていたら「『감자』 のㅁが甘い」と言われ、自分じゃわからんもんやな~と改めて思いました。そう、誰かに指摘されなくてはわからないのです。

また、自分が上達するためにあれこれ工夫し努力できても、人を指導するのはまた別物ですよね。
発音をことばだけで説明するのはなかなか難しいと感じています。
受講生が納得できるように直すべきところを気づかせ指導するのに、音声添削をうまく活用できるようになれたら指導しやすくなるのでは、と思っています。

12月のハンガンネットセミナー、みなさまのご参加をお待ちしています。

通信415 「’맵다’ と〝辛い〟」加藤慧

【週刊ハンガンネット通信】第415号 (2022年11月7日発行)

‘맵다’ と〝辛い〟
加藤慧
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日本語と韓国語の単語の意味が一対一で対応するとは限らないというのは、授業をする上でも翻訳をする上でも重要な点です。

今回約3年8か月ぶりにソウルに行ってきたのですが、改めてそれを実感する出来事がありました。

등갈비찜 のお店で、辛さを’매운 맛 / 덜 매운 맛 / 안 매운 맛’ の3段階から選ぶことができました。
皆さんはどのレベルの辛さを想像しますか?
店員さんが ‘안 매운 맛이 신라면정도예요.’ と説明してくれました。
辛ラーメンレベルを「辛くない」と表現する日本語話者はおそらくいないでしょう。
韓国人の’안 맵다’ を信用してはいけないことは知っていたつもりでしたが、ここまでとは思いませんでした。

(ちなみに’아예 안 매운 맛’ の ‘간장 맛’ もあるとのことでした)

単純に、韓国人と日本人の辛さの基準の違いととらえることもできると思います。
でも私にはそれだけではなく、「辛い」と’맵다’ の感覚には微妙な違いがあるように思えるのです。
例えば韓国語話者と同じ料理を食べていて’매워?’ と聞かれるとき、味が辛いかどうかはわかっているはずなので、それはとても主観的な質問で、「あなたにとって辛いか」を聞いていると思っています。
また、友人が香辛料の匂いを嗅いで’맵다’ と言っていたのも印象的でした。
日本語の「辛い」は、匂いにはあまり使わないのではないでしょうか。
(これは個人的な感覚かもしれないので、先生方のご意見を伺いたいです)
同じ日本語の「辛い」でも、関西地方では’짜다’ の意味になりますね。
また、ワサビの辛さは’코가 맵다’ や ‘코가 찡하다’ などと表現されます。
このように考え出すと、なかなか奥が深いです。

特に初級の授業ではどうしても、単語の持つ感覚の違いまで一緒に教えることは難しいとはいえ、常に意識しておきたいところだなと改めて感じました。

ちなみに’안 매운 맛’ の 등갈비찜 はお肉がほろほろで本当に美味しかったです!そして普通に辛かったです。

通信414 「マレー語の疑問詞」伊藤耕一

【週刊ハンガンネット通信】第414号 (2022年10月31日発行)

マレー語の疑問詞
伊藤耕一
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マレーシアに来て早いものでもうすぐ丸11ヶ月になります。
マレー語を覚えようとしているものの、日常生活では英語が通じるので、マレー語で話す機会はとても少ないです。
今日は、つい最近の買い物の時に、マレー語を話した時のことを書きたいと思います。

この前の日曜日、社員の結婚式に招待され、会社の皆さんと一緒に参加して、その後、同僚とちょっとした買い物に行きました。
目の前にある商品を見て、「『これは何ですか?』とマレー語で聞いてみよう。」と思い、同僚に聞いてみました。
『Siapa ini?』と言ってみたら、怪訝そうな顔をされました。
おかしいなと思い「『これは何ですか?』は『Siapa ini?』ですよね?」
「それは『Apa ini?』だよ。『Siapa ini?』は『こちらは誰ですか?』という意味です。」と言われました。

マレー語の疑問詞は語末の音が似ているせいか、未だに私の中に定着していないことに気付かされました。
(Apa:何、Siapa:誰、Berapa:どのくらい、Kenapa:なぜ)
「Siapa?」は会社でよく耳にする言葉で、誰かが訪ねてきた時のインターフォン越しの第一声が「Siapa?」です。
状況的に「何でしょうか?」という意味に私が思い込んでいたのですが、実際には「どなたですか?」と言っていたのですね。

その一方で「元気ですか?(How are you?)」は「Apa khabar?」と言うのですが、改めて「khabar」を調べてみると「ニュース、新しい情報、面白い情報、最近のイベント」が元々の意味であることが分かりました。
つまり、マレー人は「あなたは何か新しい情報や面白い情報を持っていますか?」とあいさつしていることになります。
当然、日本人が「おはようございます。」の元々の意味を考えて話さないのと同様に、マレー人も「Apa khabar?」の元々の意味を意識して話すことはありません。
私が浅はかだったのは、「Apa khabar?」を「How are you?」と理解し、「Apa」を「How」と誤解していたことでした。
なぜそのように誤解したのかは明確で、私が英語で書かれたマレー語テキストを使っていたことです。

今回の一件を通じて、やはり、実際に声に出して発音してトライすることは大切だなと思いました。
ひとつひとつの単語は理解したつもりでも、声に出してみると本当に理解して定着しているのかが判明するように思いました。
そして、このような小さな失敗は強烈な体験となって、二度と間違えなくなることを経験的に知っているので、これからもどんどん声に出して間違えてみようと思いました。
言葉の勉強はとても楽しい、そんなことを改めて実感した日となりました。

通信413 「新しい「シゴトの韓国語」」幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第413号 (2022年10月24日発行)

新しい「シゴトの韓国語」
アイケーブリッジ外語学院 幡野泉
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ご存じの方も多いと思いますが、10月にNHKラジオ「ステップアップ
ハングル講座」がリニューアルされ、八田とハンナのハングルメ・チャンネル」
と題し、コリアン・フード・コラムニストの八田靖史さんと、タレント、
そして歌人のカン・ハンナさんが出演されています。韓国の食に関わる表現、
人々の関わりにワクワクする内容です。

そちらに私、幡野の連載「知って役立つ! ビジネスハングル」が3カ月に渡り
掲載されます。10月号は「ビジネスメールの書き方」、書店に並び始めた
11月号は「電話応対から学ぶ、ビジネスハングル」、12月号は……、
お楽しみに、となります。

執筆にあたり、自身の著書を参考にしようと手に取ってみました。
「シゴトの韓国語」シリーズは、基礎編(赤)と応用編(青)があります。
基礎編を手に取り、はっと気付いたのですが、最初の「自己紹介」で
名刺交換をしているんです。

最近、入国制限が緩和されつつあり、日韓の交流が戻りつつありますが、
「いま名刺交換をあまりしないな」と思いました。

そこで、今回の連載初回は、オンラインミーティングでひとまず顔を
合わせましょう、会社の紹介をさせてください、というシチュエーションに
なるよう設定しました。

しかし、やっぱり人と人は会うのがいいよね、というメッセージを込めて、
12月号を執筆しています。

韓国語学習者が低年齢化し、韓国語を使って仕事がしたいと思う若者も
増えてきていると聞いています。「シゴトの韓国語」も、時代に合わせて
進化、リニューアルをしていかないと、と思っています。

通信412 「親しみやすいお茶目な世宗が日本中に広がる」前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第412号 (2022年10月18日発行)

親しみやすいお茶目な世宗が日本中に広がる
ミレ韓国語学院 前田真彦
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親しみやすいお茶目な世宗が日本中に広がる

私たち「架け橋人(かけはしじん)の会」が翻訳した『世宗、ハングルで世の中を変える』がクオンから出版されました。

今まで一般の人が読める、世宗やハングル創製に関する書籍が、ほとんどありませんでした。
野間先生の一連の名著もありますが、一般向けとは言えない、専門性の高いものです。

本書の特徴は、まず、フルカラーで見やすいこと。何と言っても表紙がすばらしい。
そして構成がユニークです。各章の導入には、漫画があって、読みやすいです。世宗は表情豊かで、お茶目で、親しみやすいキャラクターとして描かれています。現代の中学生2人が、タイムカプセルに乗って、世宗に会いに行くという設定だから、読んでいてわくわくします。

本編は専門的な内容ですが、詳しすぎず、ポイントが分かりやすく書かれています。
また、朝鮮時代の文献やハングルで書かれた手紙などの資料も多く紹介され、当時の文献に触れることのない私たちには貴重な資料となります。

各章の最後には、「話の小袋」というちょっとしたエピソード紹介のコーナーもあって、「漫画」「本編」「話の小袋」という3部構成にすることによってハングル創製にかかわるいろんな事柄を多面的に紹介しています。

1万ウォン札の世宗や光化門の前の偉大な世宗ではなく、民のために心を尽くして泣き笑いする人間世宗が、日本中に広く知られれば、これほどうれしいことはありません。韓国語学習者のみなさんも学習に深みがますでしょう。

一人でも多くの方に読んでもらいたい書籍です。先生方の教室でもぜひご紹介ください。

「架け橋人の会」(2005年創設)は翻訳サークルです。
この書籍の翻訳に2年半じっくり取り組み、出版にこぎつけるまで丸3年かかったことになります。

チェッコリ主催のイベントがあります。グループ翻訳の運営、楽しさ、訳語の選択など、具体的にお話します。
「翻訳サークルから出版翻訳まで続いた道」 11月5日(土)19時~20時30分

https://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/63654?mc_id=914

通信411 「新たな展開?」日下隆博

【週刊ハンガンネット通信】第411号 (2022年10月10日発行)

新たな展開?
ワカンドウ韓国語教室 日下隆博
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「六本木クラス」というタイトルのドラマが7月から始まり、先月9月末に最終回を放送、全13話で終了しました。

ドラマのタイトルに初めて接した時、韓国に関心のある多くの人がすぐにピンときたことでしょう。
予想通りこのドラマは、大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本リメイク版でした。

普段日本のドラマは全く見ない私ですが、この企画が気になり初回放送を録画しました。そしていざ見始めたところ、主題歌、ストーリー、演出までも、そのほとんどを韓国版を踏襲している日本バージョンだということにとても驚きました。

ただ30分もすると見るのがつらくなり、演技や演出などあらゆる面で「この韓国ドラマの劣化版みたいなものを作る日本のドラマってどうしたのだろう?」と感じ、以降見ることはありませんでした。(個人の感想です。)

先月末、最終回だというので、とりあえず最後を目にしておこうと再度録画しましたが、これも20分ほどで見るのをやめてしまいました。(小分けにして3日間で最後まで見ましたが。)

この話を主婦層の授業でしたところ、そのクラス全員(4人)がドラマを低評価して納得しあい、中には「六本木クラス」終了後、再度「梨泰院クラス」を「六本木クラス」と並行して見返したと、その質の差を語ってくれる人もいました。
ところがその同じ人が続けて「でもうちの旦那が六本木クラスにはまっちゃったんですよね」と話し始めました。
その旦那さんは「六本木クラス面白いぞー!」と、韓国に無関心だったにも関わらずとうとう奥さんのNetflix「梨泰院クラス」に付き合うようになったと言うのです。
するともう一人のクラスメートが「うちの旦那もそう!」と言い始めました。こちらの旦那さんも韓国に無関心だったにも関わらず、「六本木クラス」にはまってしまい、ついには最近は奥さんに知られぬようNetflixの韓国ドラマをこっそり見ているということでした。

もともと復讐劇としてのストーリーが面白かったところが、日本のドラマという枠組みを通して見ることで男性中壮年層の視聴者の心をつかんだということでしょうか。

そこでふと、これってもしかすると、これまで韓国ドラマに関心が無かった人の中から、「六本木クラス」を通して韓国ドラマにはまっていく人を増やしている可能性があるのではないかと思い始めました。(これを只今ここで「六本木クラス現象」と命名)

サンプルは韓国語学習者4人のうち2人の旦那さん、という実に限られたものですが(この場では全体の50%)、もしかしたら広くこの「六本木クラス現象」は全国で起きている、とするならば、これは韓流の「新たな展開」かもしれない!となります。^^

ちなみに「六本木クラス」の最終回視聴率は10.7%だったということです。

通信410 「オンライン教室の「海外展開」で生じること」ペ・ジョンリョル

【週刊ハンガンネット通信】第410号 (2022年10月3日発行)

オンライン教室の「海外展開」で生じること
株式会社HANA ペ・ジョンリョル
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弊社のオンライン韓国語スクールはこの9月で開講2周年を迎えました。2020年4月コロナ禍の発生とともに自社1階の教室は閉鎖、同年8月にオンライン授業を試験的に行い、9月から本格稼働させました。集客に大変苦労した時期もありましたが、担当スタッフの頑張りもあって少しずつ軌道に乗ってきたように思います。

当初の受講者は首都圏に住んでいる人がほとんどでした。そのうちに地方からの受講者が少しずつ増えてきて、いまではだいたい3、4割くらいが首都圏外からの受講でしょうか。もっともこれは授業での自己紹介などを聞いた大体の印象であって、申し込みの際に住所入力欄がないので正確なことは分かりません。さらに最近では海外からの申し込みもありました(韓国はもちろんヨーロッパからも!)。

ところでこのたび、海外からの受講を希望する人から「海外居住者の消費税免税はないのか」とのお問い合わせをいただきました。それで調べてみたのですが、海外居住者の場合、どうやら授業料は免税になるようです。

■国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税関係について
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/cross/01.htm
※冒頭の図表中、③の「改正後」が今回のケースに該当すると思われる

当スクールでは授業料はすべて税込で提示しているので、上記のケースを当てはめると授業料から消費税分を差し引く必要があります。正直こういったことは想定にありませんでした。今後は海外居住者が受講する場合の決まり(消費税免除を望む場合どの証明書を示してもらうかなど)を作らないといけませんね。

また、当スクールでは今年の7月から韓国にいる韓国人の先生に講座を持っていただいています。

■元アナウンサーから学ぶ!韓国語学習者のための朗読講座
https://www.hanapress.com/archives/15226

日本語を一切介在させない授業ですが、正確な発音と落ち着いた話術を駆使する元アナウンサーの先生ということもあって大変好評でした。10月開講の次回講座は申し込み開始後あっという間に8人の定員が埋まってしまいました。

オンラインなら、先生が韓国にいても日本にいても授業に大きな差は出ません。多くの韓国語学習者の関心は韓国に向いていると思いますし、韓国にいて現地の空気を吸っている人の授業や講義をリアルタイムで受けることは刺激にもなるのではないでしょうか。当スクールでは、機会があればですが、韓国にいる先生の授業も増やしていきたいと考えています。

授業担当として韓国にいる先生をフル起用するのは難しくても、ちょっとした機会に韓国にいる知人や友人に画面越しに登場してもらって、クラスの受講者とやり取りを行ってもらうことはいい刺激になるのではと思います。Zoomなどのオンラインシステムを使うと、こうしたことを容易に行うことが可能ですので、ぜひおすすめしたいです。

なお海外居住者に講師料などの支払いを行う際には、原則として所得税を源泉徴収しないといけません。源泉徴収額は支払額の20%となっていますが、「租税条約に関する届出書」という書類を事前に税務署に提出すると10%に減免されます(書類の作成自体はさほど難しくありません)。こうした手続は面倒なので、単発の仕事などで支払額が少額の場合は、弊社では各種プリペイドカードを代わりに送ることもあります。

※ここでいう「海外居住者」は、滞在資格、国籍、振込先銀行口座が問題ではなく、日本以外の国に住んでその国で納税を行っている人を指すものと私は理解しています。とはいえ私は税について明るくないので、上記認識や記載内容にもし誤りがありましたら、ご指摘いただけるとありがたいです。