【5月24日(日)20−22時】ハンガンネットセミナー

1-1,小テスト実習 中級 講師役1人  生徒役5人  <40分>

1-2,小テスト実習 上級 講師役1人  生徒役5人  <40分>

3,変則活用ワンポイントレッスン1 講師役1 生徒役5人 <40分>

対象:受講生、講師志望者、現役講師

小テスト実習

10分間の小テスト(普段の授業でするようなミニテスト)を2クラス分実施します。小テストにも、狙いとやり方があります。中級と上級レベルの2種の小テストを実施します。事前に中級・上級クラスの小テストの範囲を指定し、PDFで配布します。生徒役はそれぞれ5名ずつ募集します。

小テスト出題と先生役は公募します。

・観点 小テストの内容、答え合わせの進め方は適切か ポイントは逃していないか 復習、記憶の定着につながっているか 発音・綴りのチェックはできているか など 評価の時間を持ちます。

カウンセリング実習

カウンセリングとは、「韓国語学習上の問題について悩んでいる人に対し、状況を正確に把握し、専門的にアドバイスをすること」と考えます。共感、実情の把握、適切な学習法の提案ができているか、語り掛けは適切か、などが評価の観点になります。  

事前にAさんBさんの相談文を共有します。それぞれ3分~5分の返事を録音して提出します。それを事前に全員で聞いて、ハンセミ当日批評し合います。

ここがよかった、もっとこういう内容が良いのではないか、このアドバイスより~のほうがこの相談者には合っているのではないか、など意見を出し合います。。

学習者理解、指導者としての役割、心構え について考えるよい機会になると思います。

カウンセリングは、学習者にとっても良い参考になると思います。

相談文は、事前にPDFで配布します。回答は音声でします。音声で提出し、事前に参加者が聞いて、感想を準備します。

初級受講生からのお悩み相談です

☆☆☆

韓国語を1〜2年ほど勉強しています。ただ、学習の途中で長く間が空いてしまった時期があるため、実力としてはハングル文字が読めるだけの初級レベルだと感じています。

オンラインクラスを1年以上受講し、宿題もできるだけ真面目に取り組んできましたが、なかなか上達を実感できず悩んでいます。

まず、私は韓国ドラマやK-POPにあまり興味がなく、日常的に韓国語を聞く機会がほとんどありません。そのため、リスニング力がなかなか伸びていないと感じています。

また、Duolingoを毎日続けているのですが、単語がほとんど覚えられず、学習が積み上がっている実感がありません。

文法についても、授業や宿題はこなしてきたものの、正直なところ十分に理解できていないと感じています。自分で文を作ろうとすると不安になり、うまく使えません。

韓国語は日本人にとって比較的習得しやすい言語だと聞くので、なんとか理解できるようになりたいと思っているのですが、今のやり方でいいのか不安です。

このような状況から抜け出すために、どのような学習方法を取り入れればよいでしょうか。特に、興味のあるコンテンツが少ない中で、どのようにインプットを増やせばよいのかアドバイスいただきたいです。

変則活用ワンポイントレッスン

10分のミニ授業 講師役1人 生徒役5人  

講師役公募(期日までに名乗りがなければミレで準備します)

前回のようなミニ授業を実施し、いろんな意見を出し合います。

講師役・生徒役を公募します。

講師役は4月10日までに立候補してください。

参加費一律1,000円

対象: 一般受講生(学習者) 生徒役 講師志望者 現役講師

顔出しありなし、自由 (生徒役は顔出しあり必須)

【参加費は事前に銀行振込よりお支払いください。】
⇒振込先 PayPay銀行 本店営業部 普通 2174994 ハンガンネットマエダタダヒコ

レッスン終了後
すべてのレッスン終了後、講師・参加者による意見交換の時間を設けます。

通信574 「韓国語からの広がり」日下隆博

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【週刊ハンガンネット通信】第574号(2026年3月23日発行)
「韓国語からの広がり」 ワカンドウ韓国語教室 日下隆博
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Instagramを見ていたらNHK俳句テキストの写真に目がとまりました。

ポスティング内容は、テキスト最新号に自身の句が2か所に掲載された、というものでした。

文章を読み進んでいくと一番最後が、以下の文章で締めくくられていました。

「ある韓国語の先生(日下隆博先生)が特選を頂いたのを契機に‘NHK俳句’のテキストを時々買うようになった。

時間がある時に写真と俳句を投稿し、ついに写真と俳句が4月号に載った。韓国語の先生のお陰だ。」

昨年のテレビ放送「NHK俳句」において私の俳句が特選句となったことがこの方の日々に影響を与えていることがわかりました。

これまで「日下先生のおかげで韓国ミュージカルにすっかりはまりました」「日下先生のおかげで推しの歌手ができました」といったことは言われてきましたが、韓国語を学ぶことで日本の俳句に出会い、人生を楽しくしている話は初めて聞きました。

俳句づくりは日本語とじっくり見つめあう作業で新しい発見がたくさんあります。おのずと韓国語ではこうしたことはどう言うのか、などと韓国語の知識にも影響を与えます。

「韓国語を学ぶ広がりは果てしない、どこまでも広がっていくような気がするな」とたいへんうれしく思ったできごとでした。

通信573 「꽃이 피었네 봄이로구나(花が咲いた 春だなあ)」田附和久

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【週刊ハンガンネット通信】第573号(2026年3月17日発行)
「꽃이 피었네 봄이로구나(花が咲いた 春だなあ)」田附和久
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年度の締めくくりとなるこの時期の授業で、私は、自身のソウル留学中、花ばかり眺めて春の日を過ごしていたという話をします。

鷺沢萌さんは、自身の留学体験記に『ケナリも花、サクラも花』というタイトルをつけましたが、春の訪れを告げる花が、日本ではサクラ、韓国ではケナリであるということには、多くの方が同意されることでしょう。色のない厳寒の世界が、3月のある日突然、一気に黄色に染まる光景を目にしたときの胸の高鳴りは、今でもはっきり覚えています。

そして、しばらくすると、黄色のあいだにピンクや薄紫が混ざって見えてきます。そう、チンダルレです。日本で見慣れたツツジやサツキと違い、葉を出す前に花を咲かせるチンダルレも、初めて見たときには、その可憐さに心を奪われました。実は、韓国に留学する前に、울긋불긋という単語は教科書で習って知っていたのですが、実際にケナリとチンダルレがいっしょに咲く様子を見て、「これが울긋불긋なのか」と、ようやく合点がいきました。

色鮮やかな景色に目が慣れてきた頃、今度は鮮やかな白に目を奪われます。そう、見事なモクレンです。モクレンは力強さも感じさせ、心を弾ませます。

そして4月も中旬になると、東京よりも2週間ほど遅れて、サクラがあちこちで咲き始めます。ただ、サクラの名所には、日本が植民統治をしていた時期に日本人によって植えられた場所も少なくなく、歴史に思いを馳せると、美しさを感じつつも胸の苦しさを覚えました。全州から群山に向かう道路沿いのサクラは、今でもきれいに咲き誇っているのでしょうか。

サクラが散るころには、鮮やかな新緑に包まれています。そして、風に乗ってアカシアの香りが漂ってきます。そういえば、私の若い頃には、韓国のガムといえばアカシアガムが人気でしたが、今でも売っているのでしょうか。当時、韓国に旅行すると人参ガムやアカシアガムをおみやげに買って帰り、その匂いで友人たちを驚かせたものでした。

そんな花の話をした後で、続けて歌を歌います。一曲は고향의 봄、もう一曲は과수원 길です。そして、고향의 봄の歌詞を説明するときには「울긋불긋」、また、과수원 길では「실바람 타고 솔솔」「얼굴 마주보며 생긋」という部分に注目してもらい、朝鮮語のオノマトペの豊かさについて話をする、というのが定番です。

「一年学び、ハングルを読めるようになり、漢字語の語彙であれば意味をかなり想像できるようになったと思いますが、朝鮮語はまだまだ奥が深いです。オノマトペが表すような豊かな朝鮮語の表現を学ぶ旅を、これからもご一緒に続けていきましょう」と語り、一年の授業を締めくくります。

別れと出会いが交差するこの季節、美しい花を眺めながら、新しい場所へ向かう人は新しい場所で、同じ場所にとどまる人はその場所で、それぞれ思いを新たにし、朝鮮語を学ぶ旅を続けていきましょう。

通信572 「AIで仕事が速くなる。でも文章が似てくる問題」浅見綾子

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【週刊ハンガンネット通信】第572号(2026年3月3日発行)
「AIで仕事が速くなる。でも文章が似てくる問題」HANA 浅見綾子
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最近、仕事をするのにAIが欠かせなくなりました。AIなしではもう仕事が回りません。作業のスピードが上がりますし、まず「形にする」までがとにかく早い。これは本当に助かります。

私も、講座の告知ページの文章を作ったり、SNSに投稿する文面を考えたりと、ほぼ毎日AIを使っています。「こういう内容を入れたい」と箇条書きで指示するだけで、それなりに整った文章に仕上げてくれるので、頼りになる存在です。

ただ、毎日使っていると、皆さんも感じていると思いますが自分に届いたメールの文章や、告知ページを見ていて「これはAIが書いた文章だな」と、分かるようになってきました。

画像は特に分かりやすくて、雰囲気が似通いやすいぶん、「AIっぽさ」に気づきやすいですよね。そして最近は、文章でも同じように「AIらしさ」が見えることが増えてきました。

ビジネスメール、講座案内、メルマガのキャッチコピー……いろいろなところでAIの文章が使われるようになり、結果としてどこか似たトーンの文章が増えている気がします。自社の講座のキャッチコピーも、他社のコピーも、なんとなく同じような感じがします。

自分がユニクロの服を着ていると「町の中のユニクロ率」がやたら目につくのと同じです。自分が使っているからこそ、特徴に気づきやすくなります。

もちろん、AIが作る文章は分かりやすいです。要点が整理されていて、読み手にとって理解しやすい。そこは間違いありません。

ただ、その「分かりやすさ」が行き過ぎると、均一で、つるっとした文章になりやすい。言い方を変えると、“誰が書いても同じ文章”に見えてしまいます。すると、読んだ人の印象に残りにくくなったり、「気持ちが乗っていない文章」に見えてしまいます。自分らしさを残すために、あえて“整えすぎない”という選択も、時には必要なのかもしれません。

AIは便利ですので、これからも使います。

上手に頼りつつ、ちゃんと自分の色も残していきたいですね。

通信571 「今年度の振り返り」寄田晴代

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【週刊ハンガンネット通信】第571号(2026年2月25日発行)
「今年度の振り返り」寄田晴代
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今年度も終わりが近づいてきました。

毎年,受講生に1年間韓国語を学んでみてどうだったか、授業に関する感想も交えて聞くことにしています。

今回はそれを共有したいと思います。

市民講座では、今年度入門クラスを担当しました。週1回2時間で、途中10分の休憩を挟み、韓国の新聞(日本語版)やニュースの動画を通して、今の韓国で起こっていることを知る時間もあります。(毎回どのニュースを選ぶかを悩むのですが、この時間は結構好評です。)ハングルを覚えてからは、ニュースを見る前に出てくる単語をいくつかホワイトボードに書き、読み方を確認したり、見た後にニュースに関する話を互いにすることもあります。

受講生は20代から70代と幅広く、現役社会人もいれば引退した人もいます。

みなさん共通して話していた感想は、「こんなことができるようになって嬉しい」でした。

「先生が韓国語で〇〇ページを開いてください、というのが聞き取れるようになった」「歩いていたら휴대폰という言葉が耳に飛び込んできた。しかも意味もわかって嬉しかった」

また、「朝鮮通信使に興味があって韓国語を始めたが、浅川兄弟や雨森芳洲のことも知るようになった。なぜこの人たちのことを今まで知らなかったのか不思議に思った。韓国語学習によって意外な世界が開けた」と言う人や、「この時間は仕事のストレス解消の大切な時間」と言う人もいました。

ストレスといえば、ある人の感想は印象的でした。「ストレスがあるけれど楽しい」

どういうことかと言うと、授業前半は、スムーズに読めなかったり聞き取れなかったり、できない自分を感じてストレスを受ける。でも、いつも一つ二つわかるようになることがあって、それがとても嬉しくて楽しいんだそうです。

市民講座では、なるべく緊張や負担感を授業で与えないようにしなくては、(途中で嫌になって辞められたくないという心配)と思っていた私は、ちょっと目が覚めた感じがしました。

ハングルを読めるようになったのが嬉しい、というのも共通した感想でしたが、覚えるまで苦戦していた人も少なからずいました。最近はハングルの覚え方に特化した本も出ているので、受講生どうしお勧めの本を教え合ったりしていました。

ハングルで、家族や友達、有名人の名前を毎日書いて練習したという人もいて、表記法はともかく、これは結構面白くて文字を覚えるのにいい練習方法だったようです。

テキストに読み仮名を書いている人もいましたが、1年たつと、年齢に関わらず、読み仮名を書くのを我慢して読み続けた人の方が上達度合いが大きいようです。

私のクラスには同じ授業にもう一度来る人もいます。前回大変そうだったけれど大丈夫かな、と心配するのですが、2年目になると「そこそこできる人」になっています。社会人講座では、なかなか覚えられないことを気にする人が大半です。しかし、時間がかかるだけで、継続すれば習得できていくことがわかります。特に予習復習する人は、高齢でも着々と伸びていく姿を何度か見せてもらいました。

それから、韓国語を学ぶ強い動機や目的があるわけではないけれど、どんどん習得する60代の人もいます。

語学学習にはモチベーションは必須!と思っていましたが、そうでもない人もいるようです。

様々な受講生と出会って、自分の思い込みに気付かされ、学びを得ることができるのは市民講座の醍醐味ですね。

来年度はどんな受講生と出会えるのか楽しみです。

通信570「N잡러」 加藤慧

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【週刊ハンガンネット通信】第570号(2026年2月18日発行)
「N잡러」加藤慧
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陰暦でも新年を迎えましたが、2026年の新たな挑戦として、年明けから週に2日、日本語学校に出講しています。コロナ前に日本語教育能力検定試験を受験し、対面とオンラインのプライベートレッスンで日本語も教えてきましたが、教壇に立つのは初めてのことです。また、非ネイティブ講師として間接法中心で教えてきた韓国語と違って、ネイティブ講師として直接法で教えるのも初めての経験です。

はじめはこうした違いに戸惑いもありましたが、基本的な授業の進め方は共通する部分も多いため、相乗効果でどちらの仕事にも活かせる学びを得られています。非ネイティブ講師とネイティブ講師、それぞれの視点から見えてくるものもあります。

また、日本語の構造や文法についての学びは、翻訳の仕事をする上でも強みになっています。

私が韓国語講師を始めるきっかけとなったのは、韓国留学中の言語交換でした。これが難しくも楽しく、帰国したら韓国語も教えてみようかな、と思ったのがすべての始まりです。その意味では原点回帰とも言えます。

いずれまた韓国の方に日本語を教えられたらとも思っていますが、現在の学生さんたちの出身国はネパール。簡単な挨拶や単語などを教わったり、文化について話してもらったりするうちに語学オタクの血が騒ぎ出してしまい、4月からは東京外国語大学のオープンアカデミーでネパール語を受講することにしました。

実はこれまでネパールという国について意識することはほとんどありませんでしたが、考えてみればコンビニや飲食店、そして見えないところでもたくさんのネパール人の方々にお世話になっているわけですし、すぐそばで日本の社会をともに生きる仲間です。互いの言語や文化についても理解を深めつつ、サポートし合っていけたらと思っています。

気づけば 3잡러 になってしまいましたが、〝ことば〟というキーワードを中心に、楽しみながら3本の軸のバランスをとっていきたいです。

通信569「冬季オリンピック」伊藤耕一

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【週刊ハンガンネット通信】第569号(2026年2月11日発行)
「冬季オリンピック」伊藤耕一
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冬季オリンピックが始まりました。
ソウルオリンピックがきっかけで韓国語を勉強してみたいと思った自分のように、イタリア語を勉強してみたいと思う人もいるのだろうなと思いながら観ています。
当時、テレビでハングルで書かれた国名のプラカードを見て「どうやって読むのだろう?」と思ったのが私が韓国語を勉強してみたいと思った一番のきっかけでした。

学生の頃、半年だけイタリア語を習ったのですが、イタリア語でも同じような疑問を持ちました。

「アルファベットをどうやって読むのだろう?」
例えばイタリア語で日本と韓国と中国はこのように表記されます。
日本:Giappone(ジャッポーネ)
韓国:Corea(コレア)
中国:Cina(チナ)

基本は「ローマ字読み」と習いましたが、例えば「Co」は「コ」、「Ci」は「チ」と読むことに最初は戸惑いました。

日本語のか行・ちゃ行・が行・じゃ行の各音をイタリア語で表記すると次のようになります。

cachicucheco
チャチュチェチョ
ciaciciucecio
gaghigughego
ジャジュジェジョ
giagigiugegio

同じアルファベットを使っても後ろの母音によって子音の発音が変わることを興味深く思いました。
これを見て、言語は音が先にあってその音に文字を当てはめたのだなと認識したことを思い出しました。

また、韓国語と日本語では「同じ漢字」を使う語彙がたくさんあり、発音から漢字を類推してその意味が分かることがよくあります。
初めて聞く単語でも前後の文脈から類推して分かることもあります。
語彙や発音で日本語⇔韓国語⇔中国語間で関連する単語の性質のようなものを、イタリア語⇔英語間で感じたことがあります。

例えばこのような単語はイタリア語と英語の間の関係性を示唆し、イタリア語と英語を結びつけることができます。

英語イタリア語意味発音
machinemacchina機械マッキナ
longlungo長いルンゴ
citycitta都市チッタ
perfectperfetto完全なペルフェット
numbernumero番号ヌメロ

「どうしてこのように単語が似ているのか?」と当時先生に尋ねたことがあります。
似ている単語のほとんどは、ラテン語由来の単語であることが理由だと説明を受けました。
昔のヨーロッパは「ローマ帝国≒今のイタリア」が中心地で、ローマから周辺の国々に言葉が伝わって行ったとの説明でした。
これは、昔の東アジアで中国から周辺の国々に言葉が伝わって行ったのに似ています。

テレビを見ながら、時々聞き取れるイタリア語に耳を傾けながらオリンピックを楽しみたいと思います。

通信568「研鑽しようという気持ちは尊い」アイケーブリッジ外語学院 幡野泉

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【週刊ハンガンネット通信】第568号(2026年2月2日発行)
「研鑽しようという気持ちは尊い」アイケーブリッジ外語学院 幡野 泉
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ミレ韓国語学院の前田真彦先生よりご案内がありましたが、次回ハンガンネットセミナーは、「ワンポイント リレーレッスン」です。前田先生がお作りになったセミナー案内の画像を添付しました。具体的な10個のテーマが書いてありますので、ぜひご覧ください。

まずは、我こそはと講師役に手を挙げてくださった先生方に心から敬意を表したいと思います。自身の教える技術を最大限高めようというお気持ちがあるからこそ、ご担当いただけるのでしょう。

前田先生がおっしゃるように、人の授業を見るといろんな気づきがあります。でも、言うは易し。自分はどうかというと、自分は完璧な授業をしているつもりでも、客観的に見てもらうと思いもよらない指摘を受けたりして、そして大抵はそんな指摘は受けたくなくて……、なるべくこのような機会を回避しようとしてしまうものです。

私も講師養成講座や勉強会で受けた指摘は、思いもよらない意外なことが多かったりしてそのときはうまく飲み込めなくても、あとになって「あ、なるほど」と思うことが多々ありました。

当校は韓国人ネイティブの先生を募集することが多いのですが、比較的、ネイティブの先生方は韓国語が母語であるというプライドがあり、面接時に行う模擬授業で、こちらが気付いた点(日本語話者は、そう説明すると分かりにくいんですよ、など)などをお伝えしたときの反応はまちまちです。大抵は、多かれ少なかれ、拒否反応のようなものを示すことがあります。

でもそれでも、「自身の教える技術を最大限高めようという気持ち」が見え隠れすれば、その後、建設的な関係を築いていけるものです。

こんな偉そうなことばかり言う私は、2/22のセミナーは、講師役をかって出る勇気がなく、観覧をさせていただきますが、先生方にお会いできるのを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。

通信567「安聖基スーパーマンは今も心の中を飛んでいる」ミレ韓国語学院 前田真彦

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【週刊ハンガンネット通信】第567号(2026年1月26日発行)
「安聖基スーパーマンは今も心の中を飛んでいる」ミレ韓国語学院 前田真彦
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韓国の国民的俳優、安聖基が今年1月5日74歳で亡くなった。1970年代以降、韓国の映画界にはなくてはならない存在で、コミカルなものからシリアスなものまでどんな役柄でもこなし、画面には不思議と人情味がにじみ出ていた。

僕が安聖基を知ったのは、『コレサニャン』(鯨とり・1984年作品)が最初だった。勉強にも恋愛にも失敗した大学生のピョンテ(金哲秀=ミュージシャン)が、売春宿に売られた失語症のチュンジャ(李美淑)と出会い、チュンジャを故郷に送り届けようと売春宿から連れ出す。そうはさせじとヤクザの一味が追いかける。逃亡の途中で偶然出会った乞食の親分ミヌ(安聖基)の機知に助けられながらピンチを切り抜け、ついには故郷にたどり着く。途中ピョンテの捨て身の行動に心の殻を破る力を得たチュンジャが言葉を取り戻す場面は感動的だ。題名となっている「コレ」(鯨)は、何かとてつもなく大きなものという意味で使われている。ダメダメ大学生のピョンテが、ミヌ、チュンジャとの出会いを通して人間に対する信頼と、人生に立ち向かっていく勇気を得る成長物語だ。私が見た韓国の映画で今でもベストワンだ。

その後私が、中学校の国語教師として奉職することになった建国中学校(在日韓国人を中心にした民族学校)の3年生の期末テスト後の比較的自由に授業ができる期間を利用して次のような特別授業を実施した。『コレサニャン』の字幕付きビデオを見せて、<『コレサニャン』が日本で初めて一般映画館で公開上映されると仮定して、君たちを宣伝スタッフに任命する>という授業だ。クラスを4~5人の班に分けて、タイトルの付け替え、パンフレット作製、15秒CMの作製、最後は各班の発表会で締めくくるというもの。1995年の実践だ。

ピョンテが傷つきながらも少しずつたくましく成長していく姿、笑いと涙、冬の韓半島を横断する場面展開の速さ、そして何より、全体を温かくユーモラスに包み込むミヌのおおらかな愛情が、中学3年生の心も大きく揺り動かした。韓国人として、この映画を日本の人にもっと見てもらいたいという自尊心もくすぐったのかもしれない。生徒たちは夢中になって取り組み、楽しいポスターやパンフレットを完成させ、発表会も感動的だった。

当時の在日韓国人の中学3年生には、自分が韓国人であることを肯定的にとらえる材料が少なかった。そんな中で、『コレサニャン』は、「韓国にも自分とよく似た青年がいて、傷つきながらも一生懸命生きている」「いざという時は助けに来てくれるアジョッシもいるんだ」と自分と重ね合わせ、韓国をはじめてポジティブにとられることができたのではないか。

タイトルの付け替えで印象的だったのは『韓国のスーパーマンがやってきた』というもの。ポスターの真ん中には、ボロのマントをひるがえした安聖基が、二人の若者の上を飛んでいた。30年前の取り組みだから、彼らももう45歳だ。カッコいいスーパーマンではなく、ボロをまとってよろよろ飛ぶ安聖基スーパーマンが、今も彼らの心の中を飛んでいるはずだ。