オンライン開催!2022年6月の「ハンガンネットセミナー」のお知らせ

e38182e38197e38299e38195e38184韓国語市民講座講師のネットワーク「ハンガンネット」が開催する6月のセミナーもオンラインにてお届けします。2022年度は、模擬授業をテーマにセミナーを開催したいと思っております。ぜひご参加ください!

開催日時:2022年6月26日(日)13:00~15:00
開場:12時40分にZoomの部屋をオープンします
スタート:13時00分
総合司会:寄田晴代

セミナー内容
「特別でない普段通りのレギュラー授業を垣間見る(笑い時々あり)」
講師役:日下隆博

通常最も多く行われる授業が、教科書の内容を進めていくレギュラー授業です。
そこで今回は、いち韓国語講師の普段の様子を垣間見る内容です。
今回の模擬授業は日下隆博先生が担当します。ミュージカル楽曲などを使った特別授業も多く行っている日下先生が普段いったんどんな授業をしているのでしょうか。
日下先生は、できるだけクラスに笑いが起きることを意識して授業しているということです。
今回は、動詞の連体形「-는」を教えるシーンからそんな日下先生の授業の様子を垣間見ます。

第1部:日下隆博先生のライブ授業と質疑応答(13:00~14:00)
第2部:今より楽しい授業にするためのアイデアを出し合おう(14:10~15:00)
(日下先生の授業を見て、自分の授業にどう生かせるか、または新しく浮かんだアイデアをグループに分かれて話します。授業を楽しくするアイデアを持ち帰ってください。)

日下先生写真 日下隆博(くさかたかひろ)
ワカンドウ韓国語教室代表。NHK報道番組ディレクターを経て韓国語講師。著書:ミュージカル「パルレ」を歌って日常韓国語を学ぼう(晩聲社)/NHKワールド・ラジオ日本 韓国語リスニング(共著・語研)ほか

参加条件:
・韓国語講師(これから教室を始めたいという方も、大歓迎)
・韓国語教室運営関係者、今後韓国語を教えたいと思っている講師志望者
・会員/非会員は問いません。

お申し込み:こちらからお申し込みください。
申し込み締切り:2022年6月23日(木)15:00まで
悩みや課題に思っていることや現況も一言添えてください。
参加費:1,000 円
【参加費は事前に銀行振込よりお支払いください。】
⇒振込先 paypay銀行 本店 普通 2174994 ハンガンネットマエダタダヒコ

通信390『韓国語ジャーナル』と共に弊社も20周年 幡野泉

ハンガンネット通信第387号の、ぺ・ジョンリョルさんの投稿を大変感慨深く読ませていただきました。2002年の『韓国語ジャーナル』(以下KJ)創刊は、私にとっても忘れられない出来事です。

当時、「韓国関係で起業したい」と思い、「韓国」と名の付く集まりなどには片っ端から参加し、「韓国」と名の付く仕事をしている人に片っ端から(というと、節操ない感じですが)お会いしてお話をさせていただいていたとき、永福町のアルク本社一階でぺさんとお会いしました。

ぺさんが第387号で語られていたような熱き思いを直接伺い、是非ご協力したいと申し出ました。そして、若い一人ぼっちの起業家を応援しようと思ってくれたのでしょう。KJ第2号で、アルクさんの通信教育『韓国語マラソン』の広告に出させてもらいました。

当時は韓国語スクールでなく、「日韓ビジネス交流の橋渡し」を看板に掲げ、コンサルタント業をしていましたが、その広告を見て問い合わせをしてくれた企業様はその後、大きな成果は得られなかったものの、「橋渡し業」時代最も深くお付き合いするクライアントさんになりました。

2003年後半、「やっぱり(当初からの夢だった)韓国語スクールにチャレンジしよう」と思い、2004年4月に「シゴトの韓国語」講座を開設。ちょうどその月にペ・ヨンジュンさんが初来日しました。

その後、「知っていたらできなかった」というような大変なことはたくさんありましたが、多くの先生方、スタッフたち、受講生の皆様に恵まれ、こうして当校が存在していることは本当にありがたいことだと思っています。

今回発売されたKJ 20周年号では、表紙裏に当校の広告を出しましたが、そんな思いがあり、共に歩んできた記念に、と出させていただきました。

起業のきっかけの一つ、「日本の人々に韓国をもっと身近に感じてほしい」という願いは、概ね叶ったような気がしています。

まだ達成できていないことはいろいろとありますので、引き続き、先生方、スタッフと共に、30周年目指して頑張って行こうと思っています。

通信389 「ほめる」で変わる 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第389号 (2022年5月2日発行)

「ほめる」で変わる
前田真彦
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「ほめ達」検定2級を受けた。結果は連休明けだ。
しかしもうミレの授業でじわじわと結果が出始めている。

音声批正は、どうしても受講生の発音の不十分なところ、間違いを指摘することが主になる。
これを日常的にやっていると、無意識のうちに受講生の発音の欠点を探すことに集中してしまって、正しいこと、よく頑張って練習してきたことへの評価が軽くなってしまった。

これではいけない。もしかしたらこの傾向は僕の授業全般にもあてはまることではないか、と猛反省し、改善策を模索する中で「ほめ達」に出会った。

3月に3級を受験し、4月末に2級を受験した。結果はまだ出ていないので、書くのも少し気が引けるが、ミレの教育を変える大きな鉱脈を掘り当てたようで、今夢中になって勉強している。

◆「メアリの会スペシャル」 5月5日13時~15時 「ほめるで伸ばす韓国語」
元ミレ生、ほめ達検定認定講師、フリーアナウンサーの香山真希さんのセミナー
打合せ動画を見て欲しい。これだけでも学びがある。
https://youtu.be/uwaWYmMnWdw

「ほめるのではない、○○なのだ」と香山さんは言う。
理論だけでなく楽しい活動をふんだんに取り入れたセミナーになる。
現役講師だけでなく、受講生も参加OKだ。
職場や家庭でもすぐに生かせるアイディア満載。

◆「メアリの会」6月5日(日)17時30分~19時
1、ㅎの発音変化 藤原香織さんのミニライブ授業(受講生は別途募集)
2、ほめ達流 韓国語の授業 前田真彦
https://mire-k.jp/meari/

「ほめる」は生き方・考え方に根差すものなので、一朝一夕には上手くいかない。
自分を変えていかなければ身につかない。
僕が、まず「ほめ達」(ほめる達人)にならないといけない。
そしてそれがミレスタッフに広がって、ミレは今生まれ変わろうとしている。

通信388 「アピール」日下隆博

【週刊ハンガンネット通信】第388号 (2022年4月25日発行)

アピール
日下隆博
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2021年年度の専門学校授業。対面授業としては最終日、このあと卒業生となるクラスの授業を終え教室を出たところ、ひとりの男子学生がわたしを追いかけてきました。
「先生、これを受け取ってください。」
何かと思えば、手渡されたのは感謝状でした。
額縁入りで「感謝状。日下隆博先生。あなたはリスニングの授業において楽しくてわかりやすく韓国語を教えてくださりました。よってその感謝をここにたたえます。 ~日付 生徒氏名~」と印字されていました。合わせてクッキーまで添えて手渡してくれました。

授業中にほとんど話しを交わしたことのない学生の行動に、わたし自身とても驚きながらも直接わたしの授業に感謝を表現してくれるのはやはりうれしいものでした。

この生徒はわたしのSNSのフォロワーとなり、その後、クラスメート数人と一緒に食事会をしました。
食事会では、コロナ時代の学生同士の関わり方や心情などを知ったり、また授業時にわたしが話した事についての感想をフランクに聞くことができて授業の良いフィードバックにもなりました。

感謝状をくれた学生は、わたしが運営する「Wakando Music」というYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UC2t-b-wFnRu9QcXe7pBuiAw )の現在40余りあるコンテンツをすべて見ていて、「あの曲が良かった」「あのコンテンツがめちゃ面白かったです」などと感想をくれたりもしました。

この学生はこんなにも自分のファンなのかと思いながら、感謝状は他の先生にも渡したのか聞いてみました。
「はい、担当してくださったすべての先生に手作りして渡しました。」「渡す先生と渡さない先生がいるとなんか失礼じゃないですか。」

彼はわたしのことを特別に慕って感謝状を渡してくれたわけではありませんでした。そして続けて彼は「手作りの感謝状を渡すのは中学の時から続けているんです」と話しました。
これには同席の他の学生らもびっくりしていました。

この学生を見ていると「年上に好かれること」を自然にやっていると感じます。授業中ほとんど話を交わしたことのなかった、いち学生が、その嫌味ないアピールの力で、ずっと忘れないだろう学生に変わり、今後の成長の便りが気になる学生となりました。

この学生のエピソードを主婦層の生徒さんらに話すと、一様に「かわいい学生ですねー、さすが先生ですね~」と喜んでくれます。わたしにアピールしてくれた学生のおかげで、わたしも他の生徒さんに良いアピールになっているように感じます。1枚の感謝状が、2枚目の感謝状をもたらしてくれているのかもしれません。

通信387 『韓国語ジャーナル』創刊20周年 裵正烈

【週刊ハンガンネット通信】第387号 (2022年4月18日発行)

『韓国語ジャーナル』創刊20周年 
株式会社HANA 裵正烈
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今月発売された『韓国語ジャーナル 2022』が私のもとに送られてきました。アルクが2002年から発行しているこの雑誌のことを、ご存じの方は多いと思います。今年が創刊20周年になるとのこと。20年の歴史はひとえにこの雑誌を続けて発展させてきた来た人たちあってのことで、私はほとんど部外者なのですが、創刊に関わった者として、当時の話を少ししたいと思います(創刊当初は「1人編集部」だったので話せる人間が私しかいません)。

朝鮮学校の英語教師から出版社の編集者に転身して3年目だった私は、その前年に『中国語ジャーナル』が創刊されて成功を収めたことにも勇気づけられ、この雑誌の創刊を考えつきました。キャリアは浅いものの、留学雑誌と英語検定試験の対策本の制作を通じて雑誌と語学書の作り方を一通り身につけていましたし、それに加えて学校で培った語学が私にはありました。

その頃まで韓国語は、一般にマイナーな言語とみなされていたと思います。私自身もそれを学ぶ人たちに対する認識があいまいだったのですが、調べるうちに、想像以上に韓国語の学習熱が高まっていること、幅広いきっかけや関心から学んでいる人、それこそ英会話を学ぶような感覚で韓国語を学んでいる人がいることが分かってきました。そういう人たちに、ビジュアルを通じて新しい韓国の姿を知らせて、生きた韓国語の素材で学習を後押しする新しい雑誌が必要だという考えに至りました。

とはいえ、韓国語の本を作るうえでの環境や人脈がゼロに等しいところからのスタートでした(この話は長くなるので割愛)。もう一つの大きな問題が、社内で企画が通るかどうかということでした。

準備に着手したのは2001年の10月頃。企画案を練り、営業部署と一緒に数字を練り込み(営業部に韓国語の学習者がいたこともあって協力的だった)、12月の企画検討会議に乗り込みました。社長をはじめとする重役、部署責任者の前でプレゼンを行い、その場で企画の可否が判定されるのですが、通常なら流れ作業で結論が出るところ、このときは1時間近く議論が続くこととなりました。当時は韓国語の学習雑誌がどんなものになるか、それをどんな人が買うか想像できる人がいないわけです。しかも単行本と違い、雑誌は費用もかかり、毎号出し続けなければいけません。プレゼン直後は好意的な雰囲気だったものの「韓国語の雑誌なんかが売れるのかね? 売れたとしてもいいとこ3000部じゃないの」と最後まで反対し続けたのが社長だったので、しまいには皆沈黙してしまいました。業を煮やして司会者が「結局どうればいいんですか?」と言うと、「じゃあまず1号だけやらしてあげよう。赤字が出たらその時点で終わり」との社長の一声でかろうじて承認されました。

発売日は、日韓共催ワールドカップの開催に合わせて2002年6月30日ということになりました。文字通りの1人編集部を立ち上げて、(ここからの制作過程の話も長くなるので割愛)、無事期日どおりに創刊を果たしました。当時日本のテレビで売れ始めていた韓国の女優(ユン・ソナ)を表紙モデルに起用し、彼女の韓国語のロングインタビューなど、生きた韓国語をふんだんに収めたこの雑誌は、学習者にも韓国語の新しい時代を感じさせるものであったと思います。売れる自信があったかというと、分からなかったというのが正直なところ。発売日が土曜日だったのですが、月曜日に出勤してほどなく「朝から書店の注文で電話が鳴り続けています」と営業部から連絡が来ました。それで、やっぱりこういう雑誌を待っていた人がいたんだと安堵したことを覚えています。創刊号は発売後すぐに増刷が決まり、最終的に5万部近くまで部数を延ばしました。その翌年『冬のソナタ』の放映をきっかけに韓流ブームが起こり、さらに大きな韓国語学習ブームが起きたのはご存じの通りです。

私は17号まで編集長を務めて雑誌を離れ、自分の出版社HANAを立ち上げて韓国語学習書の制作や出版を手掛けるようになりました。『韓国語ジャーナル』は後を引き継いだ人たちにより10年の間発展を続け、2013年に44号をもって一旦休刊となりました。私の出版社では、その休刊を受けて、2014年に『hana』という雑誌を作り今に至ります。そして『韓国語ジャーナル』も2020年に復刊を果たし、以後年1回のサイクルで発行されています。一度休刊になった雑誌を復刊させるのは、創刊するよりはるかに難しいと思います。これは本当にすごいことで、復刊後、年度版としてすでに3年出し続けている編集長には心から賛辞を贈りたいです。そっちがあまり売れるとこっちのものが売れなくなりそうなので微妙な思いもありますが、なにより学習者にとって、選択肢が増えるということは望ましいことではないでしょうか。

余談ですが、『韓国語ジャーナル』が10周年を迎えた際に記念イベントが開かれ、私も招かれたので行ってきました。すると、創刊に最後の最後まで反対した社長が「どうやら『韓流が来ている』ということで、私がこの雑誌をやってみたらどうかと、やらせてみたところ大ヒットしました」とあいさつしたのには、心底驚かされました。でも、仮にあのとき「ゼロ回答」だったら、今こうしてこの通信を書いている自分はいませんし、HANAという出版社もありませんから、条件付きでもやらせてくれた社長には恩を感じています。

【受講生募集のご案内】「動詞の連体形「-는」を学ぼう」ライブ授業

6月26日(日)に韓国語講師向けに開催される、ハンガンネットセミナーの「特別でない普段通りのレギュラー授業を垣間見る(笑い時々あり)」セミナーにおいて、指導を受けてくださる韓国語学習者さんを募集しています。

セミナーにて指導はライブで行われ、ワカンドウ韓国語教室代表の日下隆博先生が直接、動詞の連体形「-는」の授業をしてくださいます。独学で勉強している方、現在習っている先生以外の授業を一度体験してみたい方この機会にぜひ指導を受けてみませんか。

◆募集要項
日 時:6月26日(日)13:00から30-40分ほど(リアルタイムでZoomに接続できる方)、無料
レベル:教材「できる韓国語初級Ⅰ」を終えたあたりの学習歴の方、初中級者
定 員:1名(全員で7名になります)
条 件:顔出し必須

申し込みページ:https://forms.gle/9vGKNA2e6s9anZ1n6
※このセミナーでの指導は、韓国語講師向けセミナーの一貫として行われます。授業が終われば、ルームからご退室をお願いします。

通信386 「講座の告知ページと、受講者に送る連絡メールについて」浅見綾子

【週刊ハンガンネット通信】第386号 (2022年4月11日発行)

講座の告知ページと、受講者に送る連絡メールについて
HANA 浅見綾子
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私は個人的に韓国語の学習をずっと続けていますので受講者として講座を申し込む場合と、「とんそく子の勉強会」(現在お休み中)を開催し、運営側から告知ページを作る場合があります。

韓国語学習者として様々な学校・教室・個人の先生の告知ページ(ホームページであったり、フェイスブックページであったり)を見ていて、とっても分かりやすく、安心して申し込みができる場合と、どういうことをするのか具体的には分からないが、えいっと申し込む場合があります。

私個人が思う、安心できる告知ページは、1.講師のプロフィールがある(どういう先生から指導が受けられるのか分かる)、2.授業の流れが「詳しく」書いてある、3.学習レベルが自分に合っているか判断できる。ぐらいかなと思います。講座の金額や時間などは当然のことですので省きました。

1.講師のプロフィール
どんな先生から学べるのかは、講座の内容にもよりますが、その講座を受けるかどうか決めるのに大きな役割を果たすと思います。プロフィールにはどんなことを学ばれた先生か、ということに加えて、どんなことを重要に考えている先生なのか、どんな風に授業を進めていく先生なのか、ということが知れたら個人的には嬉しいです。これは一つの例ですが、発音をしっかり指摘してくれる先生なのか、日本語訳を重要に考えるタイプの先生なのか、あるいは褒めて伸ばすタイプか、指摘して伸ばすタイプなのか、などなど。ただ書き方を間違えるとマイナスになる場合もあるので書き方は気を付けないといけないですね。

2.授業の流れが「詳しく」書いてある
運営側目線で考えると、新規の講座は告知の段階で詳しく授業の流れを書くのはなかなか難しいかと思います。しかし、難しいところではあるのですが、受講者目線で考えると授業の流れが「詳しく」書いてあると、どんなことをする授業なのかが分かるのでとても安心でき、申込みのボタンを押す勇気が出ます。もし繰り返し開催される講座であれば、開催される度にどんどん詳しく授業の流れを書き足し、更新されることをおすすめします。

3.学習レベルが自分に合っているか判断できる
実際に講座を受けてみて、簡単すぎた・難しすぎたと感じる受講生は割と多いと思います。
自分に合っているかの判断は、教材名や副教材で使うプリントなどのサンプル画像がアップされていると判断しやすくなるかと思います。教材名だけでなく、本文ページが一部だけでもアップされているとレベルが想像しやすいです。また先程も書いた「授業の流れ」も判断ポイントの一つになると思います。

上記には「告知ページ」について書きましたが、ここからは運営側からの講座に関する連絡メールについて書きたいと思います。講座の満足度を左右するものの一つでもあると思います。

講座を受けることを決め入金を済ませると、だいたいこのタイミングで授業に関するメールが届きます。
宿題に関すること、授業の進め方のこと、もしくはZoomのURLの連絡のみだったり。

初めて受ける講座の場合は期待と不安でいっぱいです。
運営側から初めて来るメールが不親切だったり、授業に関する情報が少なすぎたりすると不安になったりもします。

例えば、宿題について。
いついつまでに、〇〇をしてきてください、
いついつに〇〇を発表してもらいますので、準備してきてください、などがあると思いますが、この説明が分かりづらいと、受講生はどこまでどのくらいの準備をすればいいのか迷ってしまいます。
またAとも取れるし、Bとも理解できるような書き方をしている連絡内容は、どうしたもんか困り、質問メールを送ることがあります。
誰が読んでも勘違いしようのない、分かりやすい文章を書くことは大切だと思います。

言うは易く行うは難し。
いざ自分が運営側の立場でやる場合は、受講生さんから怒られっぱなしです。

通信385 「授業と平和」寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第385号 (2022年4月4日発行)

授業と平和
寄田晴代
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連日ニュースを通して見聞きするウクライナ情勢に胸が痛くなります。
そして、今さらながら生命の危機にさらされて暮らす人は、ウクライナ以外でも少なくないことを思い出します。

ある国から一時帰国した人からこんな話を聞いたことがあります。
現地で日本語を教えている人なのですが、政権が替わって以来、教育の現場も影響を受けているという話でした。
授業で「~したい・~がほしい」の練習をしたとき、学生に「今、何がほしいですか。」と尋ねると、「平和がほしいです」という答えが返ってきたそうです。
また、最近の出来事を自由に話してもらう時間には「隣の家に警察が来て隣の人が連れて行かれました。」「近所で爆発がありました。」「親が病気で病院に連れて行ったのですが、病院では不服従運動をしていて診察してもらえませんでした。それで親は死にました。」などなど。
なんとコメントをすればいいのかわからない「最近の出来事」ではありませんか。

コロナ禍でオンライン授業をしているときには、こんなこともあったそうです。授業中に学生が突然「ちょっとインターネット切ります」というので、訳を聞くと「近所に軍や警察がいっぱい来ているのが窓から見えるので」。あらぬ嫌疑をかけられないように用心しているようです。
オンライン授業中に突然インターネット回線が切れたことがあったそうで、後で知ったその原因は、近所の電柱が爆破されたためだったそうです。

日本に帰国しているときも、スパイがいるから大勢の前で現政権の批判をすると危ないとも聞きました。

たまたま安全な地域で暮らす私は、どうしたらいいのか、何をすべきなのか答えは簡単ではないのですが、せめて自分が教えている言語が人と人をつなぐ、平和に寄与するものとして使われてほしいと思ったりするのです。
授業の準備大変、とかぼやくのは「배부른 소리」ですね。