通信318 「会話する気になれない」 寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第318号 (2020年4月27日発行)

会話する気になれない
寄田晴代      
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私の勤務先でもオンライン授業をすることになり、その準備や勉強に追われています。
そして、便利なツールが世の中にはたくさんあることを知り、日々驚いているところです。

今回は便利だと思って使い始めたあるものについて書いてみます。

それは会話するロボットです。離れて暮らす親の見守りにいいのではないかと思い、購入を決めました。

仕組みはこうです。
ロボットに近づくとセンサーが感知して話しかけてきます。(「オハヨウ。ヨク眠レタ?」という具合に。)それに答えると、また応答してくれます。音声だけでなく、ロボットとセットになっているタブレットに、会話が文字になって出てきます。
登録している家族が、連携しているアプリなどを通して会話を文字入力すると、ロボットがその通りに発話してくれます。親が、家族にメッセージを送る機能を利用してロボットに話しかけると、それが家族のスマホに文字になって届けられます。

これで、話し相手のようなものができて気が紛れるし、安否もわかりやすくていいじゃないか、と家族一同喜びました。

ところが、主役の親が全くこれに興味を持ってくれない。ちょっと会話してみてそれっきり。しまいには「それ(ロボット)持って帰ってええよ」。そいつと会話してくれないことには、なんの威力も発揮しないんですけど、と思いつつ「毎日この子に話しかけてね」と頼むのですが、何日たっても気乗りしない様子。

そこでなぜ会話する気にならないかを考えるに
1.ロボット君のリスニング能力がイマイチで、こっちの話とかみ合わない答えをしばしば返してくる。(ちょっといらいらする)

2.ロボット君のイントネーションが不自然なときがあり、それが連続すると聞いていて疲れる。(抑揚大事です!)

3.ロボット君は聞こえた単語に関連した話を、こっちの発話の意図と関係なくべらべら話すことがある。

以上が主な原因ではないかと思いました。

要するに、傾聴の姿勢がなく、自分の言いたいことだけや聞きたくないウンチクを一方的に話す相手とは会話する気にならん、ということでしょう。言葉で表せるのは伝えたいことの一部。その言葉を支える気持ちのやりとりや、言葉の裏にある本当に伝えたいことを汲み取らなければ会話は続かないという例をここでも見たのでした。

初めは、安否確認のためのツールと割り切って話しかければいいのに、と思っていましたが、自分がやってみると、面白がって話しかける時期が過ぎると興味がなくなってしまうことがわかりました。相手が機械なので、理解し合いたいとか親しくなりたいとかいう気持ちにならないためでしょう。

授業の中でどうやって受講生に話したい気持ちになってもらうか、いつも考えさせられるのですが、ここでもか、と苦笑。

今は人の感情を読み取るAIの研究も進んでいると聞きます。

オンライン授業では画面の向こうには生身の講師がいるわけですが、そのうちAI講師が会話の授業をするようになるかもしれませんね。

ちなみに、後日、その会話ロボットを作った会社に電話をしました。

使用方法についての質問と共に、若干の不満もお伝えしました。応対してくれた人が私の不満に対し「そうですよねぇ」と言ってくれたので、すっきり。やっぱり、話を聞いてもらった実感や共感は大事だなと思いました。そして、自分もロボット君みたいにならないように気をつけなくては、とも思ったのでした。

通信317 「’工夫(くふう)’で追いつかないこともある」 幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第317号 (2020年4月20日発行)

‘工夫(くふう)’で追いつかないこともある 
 アイケーブリッジ外語学院 幡野泉 
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緊急事態宣言を受け、当校は5/6まで学校施設使用を休止しています。
他の先生方はどうされているか……と、ここのところの通信、キムヒョングン先生、キムヨンウ先生、伊藤先生、前田先生のお教室のお話、興味深く読ませていただいています。

もともとレッスンにITを取り入れていた学校はこういう時に強いですよね。一方、もともとアナログ一本だった学校も、さすがに重い腰を持ち上げて奮闘している、という印象を受けます。

当校はまあまあIT化していましたが、アナログが大部分だったので受講生に理解を求めるところからやや苦戦を強いられるところもありますが、さすがに受講生側もこの状勢でライフスタイルに変化がでてきているようです。

コロナ騒動は長期化が予想されていますから、当校は腹をくくってオンライン化を進めていくつもりです。オンライン化すると、離れていく方もいらっしゃる半面、キムヨンウ先生もおっしゃっていたように、「オンラインだから参加できるようになった」という方も出てくるものですね。

また、ロシア語の通訳クラスの方で、「普段は仕事に追われて勉強ができないけれど、ちょうど仕事が軒並みキャンセルになったのでこの機会に勉強します」とおっしゃる方がいたり、韓国語の通訳クラスの方は、「仕事が不安定になり、収入に目途がたたないのでキャンセルします」というような方もいらっしゃいます。本当にいろいろです。

学校運営、学校経営に東日本大震災以来のかじ取り不安を抱えていますが、今回の騒動は、経営者として楽観視できないと思っています。

今回はこれまでのような「工夫(くふう)」「改善、改良」「試行錯誤」では追い付かないのではという部分もあるからです。

ハンガンネットの先生方は、学校に所属されている方、個人でお教室をされている方など様々な方かと思い、それぞれが不安や不安定さを抱えていると思いますが、当校のように、教室の家賃を払い、従業員を雇い……と運営している学校さんはどれくらいあるでしょう。日本全国の事業者が頭を抱えている部分です。

政府が、東京都がこんな支援をしようとしている、というような情報はとても気にしています。「工夫(くふう)」で追いつかないこともある」と、危機感を持ちつつ、上手に、この時期を乗り切っていきたいと思っています。

通信316 教室の代替ではないオンライン教室を 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第316号 (2020年4月13日発行)

教室の代替ではないオンライン教室を
ミレ韓国語学院 前田真彦
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時代は急速に展開し、一気にオンラインの時代になりました。オンライン教室に関していくつかお話したいと思います。 

「教室の代替ではないオンライン教室を実現しないといけない」とずっと考えてきました。

オンラインセミナー(ウェビナー=顔出しなしの一方的なセミナー=YouTubeライブのようなイメージ)やオンライン勉強会(顔出しあり)、また受講生との対談(時にはゲストをお招きして)など、多様な形態で発信をしてきました。今後もたくさん予定しています。

「顔出しなし」の気楽な良さと、「顔出しあり・本名」の真摯な交流。内容に合わせて選択していきたいと思います。また、「顔出しなし」から一歩踏み出して、次の「顔出しの交流会」に移動するという流れも作りました。

どのような形態が適切なのか、これからも試行錯誤の連続です。

先日あったエピソードを2つ。

臨時の交流会(顔出しあり)でのこと。ある方が「子育て中で時間が思うように取れない」という発言をなさいました。僕が答えようとしたところ、間髪入れずに、「そういう時期もあるから、今はガマン、いずれ自分の時間が持てるようになるから」というアドバイスが他の方からあり(このお二人はおそらく初対面・地域も違います)、僕は意表を突かれちょっと鼻の奥がツンと来ました。

「これなんだ」と心の中で思いました。何も僕が答える必要もなく、人生経験の豊富な色んな方が色んな形で知恵を出し合い、励まし合うのがオンライン交流会なのだ、僕はそういう場を設定するだけ、あとは、皆さんがしっかりとかかわりあってくれる、と感動したのです。

もう一つ。これも臨時の勉強会。4色ボールペンディクテーション(2文のみ)をした後、シャドーイングをしました。その方はできなさ過ぎて照れ笑いをしていました。数回繰り返すうちに、照れ笑いはすっかり消え、真剣な表情に変わりました。その後、その方からメールをいただき、「手応えを感じました」ということでした。

授業以外にもいろんな形の勉強会を設け、多様なやり方で投げかけると、授業とは違った新鮮さで受け止められることもあるということです。

オンラインは表情がよくわかります。教室よりもよくわかります。その場には7、8人いたと思いますが、その方の照れ笑いから真剣な表情に変わる瞬間が忘れられません。

昨日実施したメアリの会の「講師研修のあり方」です。

通信315 「オンライン」 伊藤耕一

【週刊ハンガンネット通信】第315号 (2020年4月6日発行)

オンライン
伊藤耕一
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コロナウィルスの影響は様々な場所に出ていますが、大きな影響が及んだ分野のひとつが「通信」ではないでしょうか。

人間と人間が意思疎通を図ろうとした時、原始時代から考えてみると、大雑把にこのように推移してきたように思います。

「身振り手振り」⇒「接触(握手やハグやキスなど)」⇒「音声」⇒「言語」⇒「文字」と進んできて、紙が発明された後に文字を持っていた文化圏では「文字」が圧倒的な地位を占めるようになり、電波を使えるようになると「モールス信号」のような通信ができるようになり、やがて電話で話せるようになり、ファクシミリで文字を送ることができるようになり、インターネット通信が広がると、まずはケーブルを介した電子メールや小容量の写真を送ることができるようになり、無線通信技術が確立すると、携帯電話やWifiで小容量の音声や画像や文字を伝えられるようになり、無線通信の容量が拡大したところで写真や動画を送ることができるようになり、無線による双方向通信ができるようになるとSkypeやZoomやHangoutのようなものを使ってほぼ同時に音声と映像によるコミュニケーションができるようになった。現在までの通信の発達はこんなところでしょうか。

音声や画像や即時性の質の改善は今後も進むことが予想できますが、あと数年すると想像もできないような技術が生まれてくるかも知れません。

SkypeやZoomやHangoutがそこそこ使えるようになったこの時期にコロナウィルスが蔓延して、図らずも「実際に顔を合わさなくても、そこそこのレベルのコミュニケーションができる。」ことが証明されつつあるように私は感じています。

昨年までは、遠隔地勤務や在宅ワークなど、実施が可能ではあったものの、特殊な業種や特殊な設備のある組織でなければ実現不可能と思われていた(少なくとも私は思っていました)が、通信環境とパソコンさえあれば、一定のレベルの仕事は人々がオフィスに集まらなくてもできることが分かってしまいました。私の会社でも在宅勤務が始まっています。

教育の分野にもこれが及びつつありますね。
2月の大阪ハンセミでは初めての試みとしてオンライン参加に取り組みましたが、セミナーなどはオンラインでも十分に開催できることを体感しました。

また、コロナ後の中国では学校の授業がオンラインで行われているとの報道があります。
オンラインで授業を運営されている先生方も多いかと思いますが、今年のこの状況は、後世の歴史では「革命」と表現されるのではないかとさえ思うようになりました。(少し大げさかも知れませんが。)

日進月歩のオンラインシステムの進歩に取り残されないようにして行きたいと思う今日この頃です。

通信314 「インターネット授業」韓教室 金英う

【週刊ハンガンネット通信】第314号 (2020年3月30日発行)

「インターネット授業」
韓教室 金英う
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안녕하세요.
도쿄 다마시 한교실의 김영우입니다.

연일 접하는 코로나바이러스 뉴스, 오늘 아침은 텔레비전 프로그램 ‘志村動物園’의 志村けんさん이 코로나바이러스로 인해 사망했다는 소식을 들으면서 이제 코로나바이러스가 바로 우리 옆에 와 있다는 걸 절실하게 느끼게 됐습니다. 불안이 없는 평범한 생활이 얼마나 행복한 일인지를 요즘처럼 절실하게 느껴 본 적이 거의 없었던 것 같아요.

오늘의 한강네트통신을 시작하기에 앞서 먼저 알려드릴 게 있는데요, 한강네트가 트위터를 시작했습니다. URL은 https://twitter.com/hangangnet 이고요, 한국어에 관련된 한 최근 정보도 얻을 수 있습니다. 회원님들의 많은 참여와 투고 부탁드리겠습니다.

지난번 한강네트 통신에서 김현근 선생님이 최근의 교실 상황에 대해 말씀해 주셨는데요, 이번회는 한교실에서 하고 있는 인터넷수업에 대해 얘기해 볼까 합니다.
제가 처음으로 인터넷수업을 생각하고 있었던 건 6-7년 전이었어요.그때는 인터넷수업 도입과 유지에 드는 비용이 너무나 비싸서(제 기억으로는 한달에 10만엔 정도) 제 교실처럼 개인이 하는 곳에서는 무리여서 포기했었어요.

그러다가 최근 몇 년 동안 저가격으로도 좋은 서비스를 제공하는 회사가 꽤 생겼다는 걸 주변 사람한테서 많이 들었어요. 하지만 코로나바이러스가 발생하기 전까지는 미적지근, 행동으로 옮기지 않았지요. 인터넷으로 수업을 하는 건 고작 결석했던 수강생에게 스카이프로 하는 보충수업(振り替え) 정도로, 그래서 아마도 필요성을 절실하게 느끼지 못해서 그랬던 것 같아요.

그런데 올해 2월 오사카에서 있었던 ハンセミ에서 마에다 선생님의 ‘온라인 수업’에 참가한 후에는 본격적으로 인터넷 수업에 대해 생각하게 됐어요. 그리고 마침 코로나바이러스가 일본에서도 유행하기 시작한 때라서 타이밍이 잘 맞았다고나 할까요. 도쿄로 돌아온 직후부터 수강생들에게 인터넷수업에 대해 소개를 했어요. 그 결과 몇 명의 수강생은 이미 3월부터 인터넷수업으로 바꿔서 하고 있어요.
인터넷수업을 시작하고 나서 예상하지 못했던 좋은 일도 생겼어요. 한동안 일 때문에 쉬고 있던 수강생이 인터넷으로 수업을 받고 싶다고 해서 다시 돌아온 사례도 있었어요.

현재 한교실에서는 안전성과 편리성, 그리고 기능성을 생각해 스카이프가 아닌 유료 시스템을 사용하고 있어요(Zoom). 사용료는 1개의 회선(라이센스)만을 사용할 경우 1년분 사용료가 16,500엔 정도여서 그렇게 부담스러운 가격은 아니지요. 1달동안 무료로 사용할 수 있는 프로그램도 있으니까 관심이 있으신 분은 해보셔도 좋을 것 같네요.

제가 아는 분은 지인(知人)한테서 교실수업(off-line)과 통신수업(on-line)을 같이 하고 있었는데, 최근은 통신수업으로 들어오는 수업료로 생활하고 있다는 얘기를 들었다고 했어요. 그 말을 듣고 생각한 게 지금부터의 교실 운영은 off-line과 on-line을 같이 하지 않으면 안된다는 거였어요. 지금과 같은 코로나바이러스 쇼크가 언제 올지 모르니까요.

끝으로, 인터넷 수업을 행동으로 옮기는 데 도움을 주신 한강네트, 그리고 온라인 수업의 노하우를 알려 주신 오사카의 마에다 선생님께 감사의 말씀을 드립니다.

通信313 코로나 바이러스 유행에 따른 교실 상황 김현근

【週刊ハンガンネット通信】第313号 (2020年3月23日発行)

코로나 바이러스 유행에 따른 교실 상황
미리내 한국어교실 김현근
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안녕하세요.

미리내 한국어교실 대표 김현근입니다. 예전에 한강네트워크통신을 쓰다가 도중에 그만두었으나 이번에 다시 필진으로 참여하게 됐습니다.

현재 코로나 바이러스 유행으로 인해 콘서트, 연극, 공연 등의 연기 혹은 취소되는 가운데 다른 한국어교실도 많은 영향을 받고 있지 않을까 해서 그 이야기를 조금 하려고 합니다.

미리내는 개인레슨이 그룹레슨보다 많기 때문에 1 대 1 수업시 최대한 거리를 유지하고 수업을 하려고 하고 있고 현재까지는 그렇게까지 많은 분들이 수업을 캔슬하거나 하지는 않고 있습니다.

그룹레슨의 경우 모든 수강생이 마스크를 착용하고 수업을 받도록 하고 있으며 교실마다 손 세정제를 비치하여 수업에 참여하시는 분들은 수업 전에 손을 씻도록 유도하고 있고, 수업 후에는 테이블을 닦는 등의 방역작업을 하고 있습니다. 다른 교실에서는 현재 어떻게 수업을 운영하시는지 궁금합니다.

미리내 전체적으로 보면 현재 10-20% 정도 수업에 참여하시는 분들이 줄어든 상황입니다. 물론 공연 쪽 일을 하시는 분 중에서는 일이 없어져서 오히려 수업을 더 많이 들으시는 분도 간혹 계십니다만, 현재로서 수강생들에게 적극적으로 수업에 참여해달라고 독려하기도 어려운 상황입니다. 또한 교실 내 감염 우려로 인해 스카이프로 전환을 요청하는 분들도 계시지만 대면 수업이 아니라 스카이프 등 온라인으로 수업을 받는 것을 꺼려하시는 분들도 계셔서 일률적으로 수업 형태를 바꾸기가 쉽지는 않습니다.

무엇보다, 코로나 바이러스 유행 후 가장 큰 문제는 신규 체험레슨 숫자가 1월에 비해서는 90% 정도 줄었습니다. 또한 저희 교실은 연휴에 집중강좌를 하고 있습니다만 그것도 사람들이 모이기를 꺼려하는 요즘 분위기로 신청자가 줄어서 예전에 비해 열리지 않는 강좌가 늘었습니다.

특히 교실 입장에서는 1년 중에 가장 큰 대목인 GW를 1개월여 앞두고 있는 상황에서 현재 유행하는 이 전염병이 언제쯤 종식이 될 수 있을지 알 수 없는 상태가 지속될 거라고 예상되기 때문에 어느 정도 규모에, 어떤 강의를 준비해서 모집해야할지 막막한 상태입니다.

그렇다고 마냥 손을 놓고 있을 수는 없어서 앞으로 온라인 레슨 및 유투브 강좌를 늘려서 인터넷을 통한 직접적인 수익을 늘리고 코로나가 종식되고 나서 찾아올 수 있는 잠재적인 학생을 확보하는 데 주력하려고 합니다.

온라인 레슨은 지금까지 해온 이메일 작문 트레이닝 10회, 음독 작문 트레이닝 10회, TOPIK 작문 대책 수업 및 트위터에 항상 올리고 있는 [틀리기 쉬운 한국어] 유투브 동영상으로 만드는 작업을 하려고 합니다.

제가 한국어교실을 운영한 지 올해로 10년이 됩니다만, 2011년 동북대지진 이래 지금처럼 갈피를 잡기 어려웠던 적은 없었던 것 같습니다. 현재 교실을 운영하시는 선생님들이나 개별적으로 강의를 하시는 분들은 어떤 상황인지 또한 각자 가지고 있는 계획은 있는지 혹시 공유하실 수 있다면 이 메일의 답신 형태로 의견 나누었으면 좋겠습니다.

감사합니다.

通信312 本における和・ハン混文のコツ 裵正烈

【週刊ハンガンネット通信】第312号 (2020年3月17日発行)

本における和・ハン混文のコツ 
株式会社HANA 裵正烈
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今回初投稿、HANAの代表の裵正烈と申します。アルクという出版社で編集者としてのキャリアを始め、2002年に『韓国語ジャーナル』という雑誌を立ち上げました。その後独立してHANAを2005年に作り、出版社として『韓国語学習ジャーナルhana』など主に韓国語の学習書を手掛けています。

今回のMLでは、20年近く韓国語学習書の編集に携わってきた経験から、本におけるハングルの扱いのコツなようなものについて書いてみたいと思います。本になる原稿を書かれたい方はぜひ参考にしてください。Wordソフトなどによるハンドアウト作成においても、役に立てる内容が多少あるかもしれません。

ハングル文のみを例文として掲載するときにはあまり問題がないのですが、説明文や地文などで、和文とハングルを混在させる場合、ちょっとした注意が必要です。まず、一般的に本のレイアウト上で、同じ級数(※出版編集では文字の大きさを「ポイント」ではなく「級」という単位で表します)のハングルと和文が並ぶと、必ずハングルのほうが小さく見えます。なので、見た目のバランスを均等にしたいなら、ハングルを少し(だいたい1級分)大きくする必要があります。また、学習書では、基本的に読み手はハングルに不慣れだという前提でしょうから、ハングルが目立つくらい、つまり2級大きくしたほうがいいかもしれません。

参考までに、小社の本の場合、和文は明朝13級、ハングルはゴシック15級を用い、ハングルの方はさらに太いフォントにすることを基本にしています。あえてハングルが目に付くようにしているわけです。

また、ハングルを和文の中にただ並べると、ハングルの方が少し浮いている、つまり和文よりも高い位置に置かれているように見えるときがあります。パッチムを含むハングルのバランスと和文のバランス上の問題でしょうが、こういう場合、視覚を頼りにハングルの位置(ベースライン)を調整する必要があります。

以上はたいしたコツではないようですが、きちんと手が入っている本とそうでない本は、見るとすぐに区別できますし、見やすさも違います。日本の韓国語学習の多くは、韓国語の扱いに慣れていないスタッフの方(デザイナーやDTPオペレーター)の手によるものなので、著者や編集者が具体的に指示をしないと、解消されないまま本になってしまいますし、実際そのような本が多く見られます。なお上記は、設定をいじるだけで一括調整ができるので、早い段階であればレイアウト作業をするスタッフの方にとって大変な作業ではありません(とはいえ全体に関わる変更なので、最後の方の段階でこれをやると怒られます)。

最後にもう1点、和文の中に韓国語の単語や文をどう混ぜるかについても見てみましょう。学習書では多くの場合、日本語の説明の中で韓国語に触れる形になるので、かっこを使う機会が多いはずです。たとえば

例:「사랑」に「하다」を付けて「사랑하다」にすると「愛する」という動詞になる。

のような場合です。これに訳を補足したいときに( )を使うこともあるでしょう。すると、

例:「사랑(愛)」に「하다(する)」を付けて「사랑하다」にすると「愛する」という動詞になる。

となります。カッコが増えて、煩雑になってきたと思いませんか。さらに「사랑(サラン:愛)」と発音を入れたり、意訳に直訳を補足したりするときなど、「 」( )に加えて、さらに別のかっこや「:(コロン)」を入れないといけなくなります。そうすると、どんどん読みづらくなってきます。

上記の文を見やすくする具体的な方法は、引用の「 」を取ってしまうことです。ただし、取るだけだとハングルが埋没してしまうので、上記で記したような、ハングルを目立たせる処理を忘れずに行うといいです。

例:사랑(愛)に하다(する)を付けて사랑하다にすると「愛する」という動詞になる。

上の例だけ、私のメーラー上でボールドと1ポイント上げの処理をしていますが、お読みの方のメーラで表現されているでしょうか? ともかくこうした処理で、誌面は劇的に読みやすくなります。なおこの場合も、文をまるまる引用すると、

例:彼は사랑은 느끼는 것이에요.(愛は感じることなのです。)と答えました。

となり、「마침표/マル」の部分の具合がよろしくありません。「。)」のような文章記号の連打は美しくないので、やはり避けたいところです。判断はわかれると思いますが、小社ではこういう場合、完結した文といえども마침표/マルを取った形で引用しています。

例:彼は사랑은 느끼는 것이에요(愛は感じることなのです)と答えました。

付け加えるなら、長い引用の場合は「」があったほうがいいこともあります。

例:彼は「사랑은 느끼는 것이에요(愛は感じることなのです)」と答えました。

この文章記号問題は、著者の方の原稿をもらったときに、まずチェックする箇所の一つです。レイアウトに流し込む前であれば、自分のパソコンの検索・置換機能を使って整えることができるので楽です。

通信311 新型コロナウイルスに関する対応について 浅見綾子

【週刊ハンガンネット通信】第311号 (2020年3月9日発行)

新型コロナウイルスに関する対応について
株式会社HANA 浅見綾子
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はじめて投稿させて頂きます。
韓国語の専門出版社HANAで営業と広報を担当しております浅見綾子と申します。
この度、ハンガンネットの事務局をHANAが引き継がせて頂くこととなりました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

HANAをご存じない先生もいらっしゃるかと思い、少しだけ会社の紹介をさせてください。

株式会社HANAは『韓国語学習ジャーナルhana』という語学雑誌を年間4冊出版しており、雑誌以外にもTOPIKやハングル検定などの検定対策本や独学者向けの学習書を月に1冊程度のペースで出版しております。

出版活動以外には「HANA韓国語スクール」という韓国語教室を運営しており、私はHANAスクールでは主に授業の企画を担当しております。

またSNSを利用し、韓国語業界の情報を発信することを努めております(食べ物とお酒に関することがかなり多くなってきてはおりますが、、)。SNS上では「とんそく子」という名前で発信しております。

さて、今のこの時期は皆さまやはり新型コロナウィルスの対応に追われていらっしゃるのではないでしょうか。
「HANA韓国語スクール」も下記のような対応を取る(表明する)ことに致しました。

・講師・受講生ともに授業中はマスク着用(授業中もつけたままのお願い)
・頻繁に換気を行う
・受講生と講師、受講生相互間の間隔を可能な限り保つ
・各講座開始前の除菌清掃を徹底する
・受講を中止されたい受講生の方への返金対応

受講を希望される方によって、心配や注意の度合いに違いがあるのはもっともなことです。教室としてどのように対応するべきかは、常に悩ましいことであり、また日々状況が変わりますのでそれにスピーディに対応することも要求されますよね。

さらに弊社のスタッフに対しても今後は
・体温測定
・時差通勤
・テレワーク導入(授業がありますので会社出勤はスタッフ交代で)
など準備ができ次第可能な人から進めていく予定だと代表より本日お達しがありました。

今回のコロナの件で、働き方も大きく変わりそうですね。

出版業界の話も少し。

私は書店営業も担当しておりますので書店員さんとお話させて頂くことが多いのですが、つい先日某書店さんで最近の本の売れ行きに関して訪ねたところ、このコロナの影響で本がとても売れているんですよ!とのこと。特に検定試験対策本や、児童書、児童向けドリルなどが売れているそうです。

子どもの学校が休校になり、親御さんとお子さんが一緒に書店を訪問し買っていかれるそうです。本が売れることは嬉しいですがなんとも複雑な気分です。
また、コロナをきっかけに電子書籍の売上も伸びそうですね。

通信310 第4回韓国青年訪日団と韓国語学習者の交流会 2/20 阪堂千津子

【週刊ハンガンネット通信】第310号 (2020年3月3日発行)

第4回韓国青年訪日団と韓国語学習者の交流会の報告(2月20日開催)

阪堂千津子

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今回は2月20日に都内で行われた「第4回韓国青年訪日団と韓国語学習者の交流会」のご報告です。

ご存知のとおり、この交流会は「対日理解促進プログラム(JENESYS)」の一環で、日韓文化交流基金とハンガンネットの共催で開催されている年中行事。今回で4年目になります。

今年は先着順で65名を募集したところ、定員があっという間に一杯になり、残念ながら多数の方に参加をお断りしました。この場を借りて、該当する生徒さんがいらっしゃる先生方、心からお詫び申し上げます。

さて今年は、「単なる交流ではなく、日韓関係について話し合える関係、持続的な交流を」というリクエストがありまして、例年にもましていろいろな試行錯誤がありました。全部で6回の事前準備会を開催しましたが、そのうち2回は勉強会も開きました。

1回目は武井一教諭(日比谷高校等)を招いて「隣国を知ること;日韓基本条約を題材にして」を開催し、参加者は45名でした。武井先生には交流と対話の観点から、今の日韓関係の基本となる国際関係をどのように理解すべきか、わかりやすく講義していただきました。

質疑応答時間には、「実際に訪日団の学生から質問されたらどう答えたらいいか」とか「交流の場に歴史問題を持ち出したくない」など、現場を念頭に置いた意見交換が行われ、熱気につつまれた4時間でした。

2回目は大学などで国際法を教えていらっしゃる雨野統先生の「国際法の視点から考える日韓請求権協定;国家主権か人権か」の講義でした。

先生は専門学校で公務員に教えてもいらっしゃるので、国際法の基本から始まり、国際法から見た今の日韓関係を解説、その問題点や紛争解決のヒントなどもレクチャーしていただきました。

先生が「1年分の講義をギュッと詰め込んだ」とおっしゃっていましたが、大変内容の濃い授業で、会場を埋め尽くした参加者は、専門用語のメモを取りながら熱心に聞き入っていました。講義が終わっても、参加者たちは教卓にあつまって、時間が過ぎるのも忘れて講師と質疑応答をしていました。

当初は横浜のレストランで交流会を開催する予定でしたが、開催2週間前にクルーズ船の影響で急きょ交流会が中止になり、3か月にわたり準備してきたものが、水泡に帰しました。

次に、都内に場所は変更され、集会は禁止だが交流は実施、などと刻々と条件が変わりました。さらに、日韓両国の参加者の相次ぐキャンセル(場合が場合ですから)、

場合によっては当日中止もあり得るという条件で、それなら中止にすべきかと迷いましたが、最悪の事態を想定しながらも最善を尽くそうと団結する参加者のみなさんの姿に励まされ、決行を覚悟しました。

文句も言わず臨機応変に対処しようとしてくださった参加者のみなさんには、感謝の言葉もありません。

結果的には東京都内の小グループ散策という形態になり、日本側42人、韓国語側35人の参加者で開催しました。

短い開会式を行った後、グループに分かれて散策、午後または夜まで一緒に都内を回って、その間に話し合った内容をA4用紙一枚に自由に書いて提出するという交流でした。

実際に、韓国の学生と歴史問題について話し合ったというグループもあれば、そうでなかったというグループもあります。

個人的には、例年になく少人数で長時間の濃い交流をすることができたので、こういう方法もいいなと思いました。「終わりよければすべてよし」、ですね。参加者からは

「一日中はなしをきいていたら、わかる単語がふえてきた」とか「言ってることはわかるのに、いいたいことがでてこなくてもどかしい」

という声をたくさん聞きました。「もっと勉強します!!」と言ってましたので、学習モチベーション向上には役に立ったようです。

「日本に行ったら2週間は自宅隔離」を覚悟して、海をわたってきてくれた訪日団の大学生・高校生たち。本当に素晴らしい若者たちでした。

彼らは無事に10日間の日程を終えて先日、帰国したとSNSで知りました。大邱の学生には、「がんばれ!」とメッセージを毎日送っています、と日本の参加者から聞いています。

今回のような非常事態だからこそ、お互いの絆はいっそう深まったような気がします。参加者同士はいまでもラインでほぼ全員がつながっており、やりとりは続いています。

コロナ騒ぎが落ち着いたら、日本側の参加者を集めて、慰労会を行いたいと思っております。

最後になりましたが、この場を借りて、ご協力くださったハンガンネットの先生方に心からのお礼を差し上げます。本当にありがとうございました。

「教室単位の参加でなければ、このような交流会は実現できない」と事務局は通感しております。

以下、今回、ご参加された先生方と、教室の一覧をあげておきます。(途中、やむを得ず辞退された参加者も含みます)

当日の様子と、最終日に総括で今回の都内フィールドワークに関する発表の写真も添付します。

6組の総括発表

*ハンガンネットの先生方(ありがとうございました)

丹羽光先生、丹羽裕美先生、日下隆博先生、元孝貞先生、川北貴彦先生、朴智貞先生、姜煕哲先生、大和田友美先生

*参加者の出身教室

  • ひろば語学院
  • ワカンドウ韓国語教室
  • ミレ語学院
  • コリブン語学堂
  • 元先生の韓国語教室
  • アイケーブリッジ外語学院
  • ミリネ韓国語教室
  • 楽しい韓国語教室
  • 桜美林大学世宗学堂
  • 東京外国語大学オープンアカデミー

*事務局(本当に感謝!です)

佐藤絵里さま、中島千幸さま、村上寛光先生