通信345 「韓国語素材・例文のレベル分析を行えるサイト」裵正烈

【週刊ハンガンネット通信】第345号 (2021年1月14日発行)
韓国語素材・例文のレベル分析を行えるサイト
HANA 裵正烈
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本ネットワークの会員の方であれば、ハングル能力検定協会が出版している『合格トウミ(以下トウミ)』についてご存じかと思います。出題範囲や単語・文法項目などのリストが級別に細かく分けて掲載されているため、小社でもさまざまな韓国語学習書の制作において、難易度の目安として大いに活用しています。

特に単語集は、数冊から成るシリーズをハン検のレベル分けに沿って構成しているため、見出し語は当然のこと、例文でも該当級より上のレベルの単語・文法を使用しないことを原則にしています。例文を書く際には当然、トウミを何度もめくって語彙のレベルを確認します。何度もめくるので、編集部にあるトウミは垢まみれになっています。

一方小社では、すでにある例文や文章を、ハン検のレベルを頼りに難易度分析する、書き直すといった作業もよく行っています。例えば、小社の雑誌『韓国語学習ジャーナルhana』には多読用の短い文章が毎号2、3作品収められていますが、最低限の文学的表現を用いるのにどうしてもレベル外の言葉を使う必要が出てきますし、いちいちトウミを見ながら文章を書くのも難しいです。こうしたものは、まず書いて、後でレベル分析を行い、必要ならば書き直す、語注を付けて解説する、ということになります。

こうしたときに小社で利用しているのが、油谷幸利先生のウェブサイト「韓国語総合学習館」の中にある「韓国朝鮮語文レベル解析」です。このサイトは分析したい韓国語文を貼り付けるか打ち込み「分析」ボタンを押すことで、韓国語文が形態素別に分解され、各形態素(単語や文法項目)の語義や種類、レベルが示されるようになっています。

■韓国語総合学習館(韓国朝鮮語の森)
http://korean.webcrow.jp/index.php

■韓国朝鮮語文レベル解析
http://koreanlexis.webcrow.jp/Analyze/analyzeLevel87.php

同音異義語の存在や解析の仕方によって分析結果が何通りか示されることがあるので、その場合には手動で適切な語を選択する必要があります。たとえば「선생님 말씀을 잘 들으세요.」という文を分析してみます。「들으세요」の部分だけ見ると、

□듣다01 動詞26:ㄷ変則 聞く・効く 2
□듣다02 動詞26:ㄷ変則 こぼれる 6
□듣다03 動詞26:ㄷ変則 匂いを嗅ぐ 6
□으시 補助語幹 尊敬 2
□어요 略式丁寧体語尾 平叙文・疑問文・要求文 1

のように分析されるので、不適切な語のチェックを外して、「選択表示」をクリックすると下記のような正しい分析結果が示されることになります。

□선생님 名詞 先生 1
□말씀 名詞 おことば 2
□을1 対格助詞 を 1
□잘01 副詞 よく・上手に・十分 1
□듣다01 動詞26:ㄷ変則 聞く・効く 2
□으시 補助語幹 尊敬 2
□어요 略式丁寧体語尾 平叙文・疑問文・要求文 1

ここでのレベルは「1=5級、2=4級、3=3級、(中略)、9=1級・外国人名・外国地名+接尾辞」といった具合に、ハン検の出題範囲を基本に設定されており、この例文はすべてハン検4・5級レベルの単語・文法だけ使われていることが分かります。さらに、解析結果として現れた各語をクリックすると、リンク先のWeb辞典に飛び、語義説明と用例を参照することもできます。

そしてこの解析結果は、画面上でコピーして、そのままの形でエクセルのシートにペーストすることが可能です。つまり全例文について同じ作業を行えば、その本の例文で使われている全単語・文法項目のリストが出来上がります(重複文を省く必要はありますが)。

実際小社で単語集を作る際には、見出し語から訳、関連語、例文、例文訳にいたるまでデーターベースで管理をしていますが、こうした分析結果を同じデーターベースに取り込みます。こうすることで、初出例文や初出ページ、本や章の中での出現回数(頻出度)などをボタン1つでチェックできるようになります(エクセルでもかなりのところまでできるはずです)。逆にリストを参照して再編集を行うことで、そのレベルで必須となっている文法項目をまんべんなく例文に埋め込むことも可能です。

韓国語を教える立場でも、K-POPの歌詞を分析していってK-POPの「コーパス」を作り、それを使った授業を企画する、または受講生や生徒の方に提供するといったこともできるのではないでしょうか。

なお「韓国朝鮮語文レベル分析」はサイトよりも下記リンクからダウンロードできるソフト「韓国語学習辞典(Windows版のみ。無料版/有料版)」のほうが、分析できる構文が多いとのことです。小社のパソコンはすべてmacなので試すことができませんが、ご参考まで。

■韓国朝鮮語文レベル分析ソフトダウンロード
http://koreanlexis.webcrow.jp/Vector/index.php

最後に、ここに紹介したレベル分析はごく一部機能であって、油谷先生のサイトおよびソフトには、韓日・日韓辞書に始まり、レベル別四択語彙クイズ、レベル別用言活用形練習、クロスワードパズル、タイピング練習のようなeラーニングコンテンツまで、さまざまなコンテンツが含まれていますので、ぜひ一度ご覧になっていただきたいです。

通信344 「オンライン時代の韓国語学習」浅見綾子

【週刊ハンガンネット通信】第344号 (2021年1月4日発行)
オンライン時代の韓国語学習
HANA 浅見綾子
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皆さま、あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い致します。
HANAの浅見綾子です。

首都圏で今週来週あたりに緊急事態宣言が出されるようでみなさんの学校でもどう対応するのか判断が迫られ大変かと存じます。
今週の授業をどうするかなどの情報を共有してくださった各先生方、ありがとうございます。
弊社HANA韓国語スクールは昨年3月にすべての対面での授業を中止し、準備期間を経てすべての授業をオンライン授業に切り替えました。
よって緊急事態宣言が出たあともそのままオンライン授業を続ける予定です。

さて、HANAは季刊で『韓国語学習ジャーナルhana』を刊行しておりますが、
次の39号(3月発売)では「オンライン時代の韓国語学習(仮)」を特集する予定です。
それに伴い、オンラインでできる韓国語学習を色々研究しております。
まず身近なのがYouTubeにて韓国語を学習することかと思います。
いろんな方がYouTubeにて韓国語を教えられていますが、説明がとても分かりやすく本当に素晴らしいユーチューバーさんから、そうではない方もいらっしゃるようです。
学習者は初級であればあるほど判断が難しいと思いますので、YouTubeだけで勉強するのではなく学校や教材や生素材など色々組み合わせて勉強してもらえたらと思います。

ある韓国語ネイティブのユーチューバーさんが(先生かどうかはわかりません)
「韓国語のイントネーションが変だと通じなかったり自然じゃない」というような内容について日本語で説明されていたのですが、その日本語のイントネーションがかなり不自然だったので、ちょっと説得力が欠けちゃうなぁと思ってしまいました。
私は日本語母語話者ですが、韓国語のイントネーションの話を学習者さんにすることもあるので、自分もできていないのにイントネーションの話をしないでよ、と思われないよう謙虚な姿勢で話さなきゃなと思った次第です(汗)。

通信343 「本年もありがとうございました~2020年を振り返って~」阪堂千津子

【週刊ハンガンネット通信】第343号 (2020年12月31日発行)
本年もありがとうございました ~2020年を振り返って~
阪堂千津子
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2020年も残すところあと数時間。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

年末のあわただしさはいつもと変わりませんが、今年は一年を振り返ると「コロナ禍」という文字が浮かんできます。1年前の今日を振り返ってみると、まさかこんな年になるとは、思いもよりませんでした。

自粛、オンライン、ハイブリッド、愛の不時着、BTS, NiziU・・・こうして今年一年に流行した単語を思い出すだけでも、この1年間の韓国語教室には、いろいろな困難と転機が訪れたことがわかります。このハンガンネットメーリングリストでも、会員の先生方が様々な工夫と努力を重ねて、この時期を乗り切る様子を知ることができました。困難な時期にこそ、それをどう乗り切るかが重要なんだ、と改めて思いながら、楽しく読ませていただきました。そして、勇気と元気もたくさんいただきました。改めて御礼申しあげます。

実はハンガンネットは創立10年を迎え、節目となる2020年の初めに新体制を整えて1年の計画を立てました。残念ながらその計画は、コロナによって志半ばで断念せざるを得なくなりました。もっと創意工夫をすれば、計画通りやり通せたかもしれません。ひとえに代表の力不足であったことを心からお詫び申し上げます。しかし、数回ですが今年開催したオンライン形式のハンセミでは、全国に会員をもつハンガンネットにとってオンラインが理想的な開催方法であることが確信できましたし、初めて試みた「オンラインお茶会」では、会員同士が気軽に新しいつながりを持つことができた画期的なイベントであったと思います。

来年度はこれらのイベントを引き続き開催しつつ、さらにもっとみなさんに寄り添った活動ができるように頑張りたいと思います。早速、2月にはハイブリット授業を題材にした前田先生のハンセミが開催されます。オンライン形式ですので、地方の会員の方にも気軽にご参加いただけると思います。どうかふるってご参加ください。来年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ワクチンが普及しても、元のような生活に戻れるまで、あと2,3年はかかると予測されています。もしも以前のような世界にまた戻れたら、みなさんはまず何をしたいですか。

私はまた、みなさんの教室にでかけていって、直接お目にかかりたいと思います。きっとそのころには、韓国語教室の在り方がまた大きく変わっているかもしれませんね。その状況にうまく適応してご活躍しているみなさんの姿を、ぜひ拝見させていただきたいです。

みなさん、今年一年、本当にありがとうございました。
そして、来年もお体に気をつけて、お元気でお過ごし下さい。

새해 복 많이 받으세요.

ハンガンネット世話人代表
阪堂千津子

ハイブリッドで開催!ハンガンネットセミナーのお知らせ

e99baae3819fe38299e3828be381be韓国語市民講座講師のネットワーク「ハンガンネット」が開催する本年度2回目のセミナーはオンラインとオフラインの両方、ハイブリッド形式(会場は大阪)で行います。
前半は「オンライン授業の見せ方」をテーマにしたセミナー、後半は韓国語教室運営者のための懇談会でお互いの悩み事の解決を目指します。これを機会に、韓国語教育についてみんなで考えてみませんか。みなさんで韓国語教育の現状と未来について楽しく語り合いましょう!

開催日時:2021 年2 月11 日(木祝) 13時から
会場:オンライン参加者はZoomで、オフライン参加者はミレ韓国語学院 大阪駅前第4 ビル6F (JR 大阪駅から徒歩10 分)に来てください。
開場:12 時30 分にオープン
開会:12 時50 分
総合司会:寄田晴代(東京文化学習センターハングル講座講師)
セミナー
1時間目(13:00~14:00)
「ハングル書道入門-好きな単語やことわざを書いてみよう(筆ペン使用)」

ハングルに親しみ、文字としての魅力を体感できる取り組みです。みなさんの教室でもすぐに実践できるように、単発のイベント向きに授業を構成してみました。一緒に書きながら楽しみましょう。オンラインでも手元が見えやすいように、カメラのアングルを工夫します。
講師:前田真彦(ミレ韓国語学院長)

2 時間目(14:10~15:10)
「オンライン授業の片々の技術-ちょっとした工夫で大きく変わる」

PC2 台を使った動画の見せ方、ATEMmini(スイッチャー)を活用した複数カメラの切り換え方、クロマキー合成の方法などなど。
講師:前田真彦(ミレ韓国語学院長)

懇談会:15:30~17:00
「韓国語教室運営者のための話し合い」
懇親会司会:金順玉(コリ文語学堂代表)
コロナ禍での韓国語教室運営は苦しいと思います。苦しい中でもNetflixNiziUの影響で韓国語学習者が増えたという情報もあります。みなさんの教室ではいかがでしょうか?現況と今後の展望、オンライン授業の実施状況など、みなさんで知恵を出し合って、協力してこの難局を乗り越えていきましょう。まずはつながることから始めませんか。

参加条件:
・韓国語講師(今回は大学等の大人数向けでなく韓国語教室等の小規模授業を対象とした内容となります)
・会員/非会員は問いません。
参加申込方法:2021年1月5日10:00以降に、この下のリンクからお申し込みいただけます。

【お申し込みはこちらから】申し込みページ2021年1月5日10:00にリンクが有効になります)
悩みや課題に思っていることや現況も一言添えてください。

大阪会場参加者定員:10 人
オンライン参加者定員:50 人

参加費:ハンガンネット会員:1,500 円 非会員:2,000 円
【参加費は事前に銀行振込(手数料はハンガンネット負担)によりお支払いください。】
⇒振込先 ジャパンネット銀行 本店 普通 2174994 ハンガンネットマエダタダヒコ

通信342 「私の韓国語講師・奮闘記28 貯金で話す韓国語」宮本千恵美

【週刊ハンガンネット通信】第342号 (2020年12月21日発行)
私の韓国語講師・奮闘記28「貯金で話す韓国語」
宮本千恵美
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ある先生からのアドバイスで、昨年からブログを始めました。
私の奮闘記と言う題名から、ブログで公開してみたらどうかと言うご提案でした。
自分の教室の宣伝にもなりますし、始めてみようと・・・まだまだ観覧数も少ないですが、のんびり続けております。
私のブログは韓国語に対する語彙や文法解説などは全くなく、講師生活の中で感じたことや考えをつらつら書いております。
最近感じたことを書いたブログの内容をここに書かせていただきたいと思います。
※ブログの書き方と少し変えてあります。

これは最近教室で感じたお話です。
私の元には独学者が来ることもあれば、留学経験者も訪ねてきます。
留学経験者だと聞くと上手なのではと期待してしまいます。
つい最近、1年間留学したという方にもお会いしましたが、ご本人曰く韓国語が抜けていくとお悩み中でした。
でも帰国したのは今年の6月だというので、そんなすぐ忘れるかと思いもしましたが、答えは簡単に出ました。
それは日本で韓国語を使う頻度がとても少ないということ。

大概は使ってないとか、現地の人とチャットなんかでは話すことがあっても、
結局はどんどん少なくなっていきメッセージだけになり…なんてこともよく聞きますし、私自身もその経験があります。
帰国すると忘れてしまうリスクは誰にでもあります。

またもう1つの傾向として、題名の通り「貯金で話す韓国語」。
簡単に言えば、残っている残高(韓国語)で話す、と言うことなのですが、話せてるのではと思うかもしれません。
しかしそれは話せていると言っても、よく使う文法・表現に助けられているだけで、伸びることがないのです。
そしてどんどん、一定の言い方しかできなくなったり、同じような文法を使うだけになったり。
実際は韓国にいた時のほうがもっといろいろな言い方をしていたと思います。
でも帰国すると、使う頻度が減る、それに伴って話す言葉も減り残ったもので話そうとなっていきます。

そこで維持しようと韓国人に会って何とか・・・で維持できれば良いのですが、維持できていない人がとても多いです。
例えば、毎日嫌でも韓国語を話す環境と、自分のしたい時にだけ話す韓国語、
どちらがが伸びるかと言えば断然前者ではないでしょうか。
でも日本にいる限りその環境を作ることは容易な事ではありません。

では、母語でない言語を教えている先生はなぜいつまでも話せるのか?
これも答えは簡単で毎日使うからです。
今日韓国語が嫌だと思っても、仕事で使わなければいけません。
韓国語で資料を作らなければいけません。
韓国語で話さなければいけません。
仕事として使っている以上は、維持しなくてはいけません。
少し留学の時と状況が似ています。
それが嫌だと思っても逃げられません(笑)

では、留学経験者などの学習経験者たちのどうしたらいいのでしょうか。
勿論教室に通うもありですし、韓国人の友人でも恋人でも作り密に連絡を取り合い話す機会を作るのもあり。
同じようなレベルの人たちで集まって話す機会を作るのもあり。
本人が望まなければ、そのレベルでい続けるのも勿論ありです。

でもやはり上達したいと思っている気持ちはどこかにあったり、周囲の人たちが向上していく姿を見て、
しておけば良かったと後悔することもあるでしょう。
また自分の学んだことを失いたくない・維持したいときは少なからず学習は続けるべきだと思います。
必ず教室に通うだけが良い方法とは言いませんが、
一人での学習継続が難しい人は教室や最近たくさん開催されているオンライン授業への参加するなど、
継続できる環境を作ったほうが良いです。
語学の学習は終わりはありません。
しかし一生続けられることがあるって、なんだか素敵なことだと思いました。

このブログは教室以外にも中上級者や留学経験者などの会話の場を作り、
自分自身の韓国語の維持のためにもカフェを開設した時に参加した受講生のことを書きました。
留学経験やワーホリの経験があり韓国の友人と話してはいましたが、
本人曰く「長い文章」、「自分の意見」もうまく言えない、また聞き取りも十分ではありませんでした。
自分のできる範囲で会話をしていたようですが、上達したいという思いがあり、もう1度学習を再開しました。
でも留学経験者ということで、答えるスピードは母語話者なみで、今からどれくらい伸びるかとても楽しみな生徒です。

通信341 「キムチがあきれ返る?」伊藤耕一

【週刊ハンガンネット通信】第341号 (2020年12月8日発行)
キムチがあきれ返る?
伊藤耕一
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先日、このような記事を見つけ、興味深く読みました。
「キムチがあきれ返る…『中国キムチ』が世界標準になったって?」
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/201207/for2012070005-n2.html

朝鮮日報の原典はインターネットから削除されてしまったようですが、概要はこのような内容のです。
中国共産党の機関紙、人民日報系の環球時報が「国際標準化機構(ISO)の承認を受けて、中国の「泡菜」がキムチの基準となった。」と報じた。
キムチと泡菜は「塩蔵発酵野菜」という点では同じようですが、「ISO 24220キムチ(塩蔵発酵野菜)規範と試験方法国際標準」の承認を受けたとあります。
これに対し、韓国の様々なところで反論が出たとのことです。

泡菜は食べたことがないので、作り方を調べてみました。
キムチと泡菜の作り方を比べてみると、同じようにも見えますし、異なるようにも見えます。

キムチ https://cookpad.com/recipe/1000316
泡菜  https://cookpad.com/recipe/3381337

双方のレシピを見た料理の素人の感想で恐縮ですが、キムチと泡菜を一緒にするのは無理があるのではないかと思いました。
これが同じであるなら、長野県で作る野沢菜漬けも同じ仲間になるように思います。

野沢菜漬 https://cookpad.com/recipe/3538482

もう少し調べてみると、英国のBBCがこの議論に絡んでいるのを見つけました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/50b2b43f990bb3bc3e70929de0e15a92e4724b22

BBCは「誤報」と報じており、そうだよねと安心しました。
BBCは「伝統的にキムチは野菜を洗って塩漬けにし、ヤンニョム(合わせ調味料)と発酵した海産物とともに土製のかめに入れ、地中に埋めて作る」とした上で「『キムジャン』というキムチを漬ける儀式は、国連科学教育文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている」「ISOの文書には、今回の食品規格が『キムチには適用されない』と書かれているが、一部の中国メディアはこれと異なる形で報道した」と指摘したとありました。

ほかにもいくつかのサイトがありますが、中立的に見るとBBCの報道が真実に近いのではないかと思いました。

「キムチがあきれ返る?」という文字から見つけたニュースでしたが、こんなことで論争を張るのではなく、キムチも泡菜も野沢菜漬も美味しそうなので、もっと建設的な議論をすればいいのになと思いました。

通信340 「オンライン授業とスペリングチェック」金英う

【週刊ハンガンネット通信】第340号 (2020年11月30日発行)
オンライン授業とスペリングチェック
韓教室 金英う
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안녕하세요
지난주 김현근 선생님의 통신을 읽으면서 제가 11년 전에 막 교실을 시작했을 때의 기억이 되살아나더군요. 어느 일이나 그렇듯이 처음 시작할 때는 광고나 선전을 위해서 열심히 뛰어다녀야 하고 그 효과도 금방 나타나는 것이 아니어서 반응이 있을 때까지 참고 기다려야 한다는 걸요. 저도 처음에는 홈페이지 만들고 집 근처에서 직접 전단지 돌리고, 전단지 수정할 때는 우리애들의 도움까지 받았죠. 첫 수강생이 오기까지 석달은 걸렸던 것 같아요.

두서없이 쓰다보니 서론이 너무 길어졌네요. 지금부터 오늘의 주제로 들어가볼까 합니다.

이전의 한국어 학습자들과 지금의 학습자들의 다른 점이 있다면 가장 먼저 떠오르는 게 요즘의 학습자들은 문자보다는 소리로 듣고 외우는 사람들이 많아졌다는 점이에요. 이전의 학습자들은 메디아 교재가 없어서 거의 책 위주로 문법이나 번역을 하면서 표현을 익혔고 한국 노래 CD도 일본에서는 구하기가 어려웠다는 얘기를 들은 적이 있어요. 지금이야 TV,CD뿐만 아니라 PC, 스마폰의 보급으로 언제 어디서나 손쉽게 한국어를 들을 수 있게 됐지만요. 그래서 요즘은 한글을 몰라도, 한국어를 배우지 않아도, 소리로 외운 간단한 한국어 인사, 예를 들면 ‘안녕하세요?’ 정도는 할 수 있는 사람들도 주변에서 꽤 볼 수 있지요.

이렇게 한국어를 접할 수 있는 기회가 많아져서 학습자들의 발음도 옛날에 비해 많이 좋아졌지요. 발음이 좋아진 것은 좋은데, 정작 단어 시험을 보면 이외로 철자가 틀린 경우가 많이 있어요. 발음이 좋으니까 괜찮은 줄 알았는데 철자를 확인해 보면 그게 아닌 경우가 많지요. 특히 회화 시간에는 이런 경향이 많이 나타나는 것 같아요. 그래서 수업 시간에는 항상 철자 확인을 하곤 했는데요.

그런데 지금은 거의 모든 수업이 온라인 수업으로 철자를 확인하는 게 더 어려워지게 됐어요. 그래서 저는 개인 수업인 경우는 쓴 단어를 카메라에 비춰 달라고 해서 수업 중에 확인을 하기도 하고 그룹인 경우 전원의 노트를 확인하는 데는 시간이 걸리니까 사진으로 개별적으로 받아서 첨삭하고 있어요. 숙제도 마찬가지로 사진으로 받아서 철자를 확인하고 있어요. 어느 수강생은 백엔샵에서 파는 조그만 화이트보드를 준비해서 단어 테스트나 쓰기를 할 때 사용하기도 해요. 그리고 보다 선명한 사진을 찍는 방법도 어드바이스해 주고 있고요.

수강생 개인 개인의 노트와 숙제 첨삭을 하다 보니 좋은 점도 있어요. 수강생들과 커뮤니케이션도 자주 하게 돼요. 그리고 보내온 작문을 보면서 지금 어떻게 지내고 있는지도 알 수 있고 수업 시간에는 그것을 예로 들어 설명할 수도 있어 참 좋은 것 같아요.

일일이 첨삭을 하다보면 시간이 많이 걸리고 눈도 피로하기 쉽지요. 그래도 이런 좋은 점들이 있어서 조금은 보람을 느끼면서 오늘도 열심히~ 첨삭하고 있습니다.

긴 글 끝까지 읽어 주셔서 감사합니다^*^

通信339 「2020년 코로나 1년 한 해 결산」김현근

【週刊ハンガンネット通信】第339号 (2020年11月23日発行)
2020년 코로나 1년 한 해 결산
미리내 한국어교실 김현근
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안녕하세요. 미리내 한국어교실 대표 김현근입니다.

11월말, 이제 슬슬 올 한 해를 정리해야 되는 시기인 것 같습니다. 아마 한강네트워트 회원분들은 모두 올해 코로나로 한해가 어떻게 지났는지도 모를 정도로 정신없이 일 년을 보냈으리라 생각합니다. 아마, 그 누구도 코로나 바이러스가 이렇게 올 한 해 우리에게 타격을 주리라고 예상하지 못 했을 겁니다.

저는 미리내 교실을 운영하는 대표자로서 저는 올 한 해의 특이할 만한 점을 돌이켜보고자 합니다.

미리내 교실은 지금으로부터 정확히 10년 전인 2010년 11월에 일본인 한국어 선생님이셨던 사코다 히데후미(迫田英文) 선생님이 운영하시던 린도무쿠게(林道むくげ/현재-蒲田韓国語教室)와 タングニ인 제가 같이 힘을 합쳐서 만든 교실입니다.

사코다 선생님과 같이 교실을 하게 된 경위는 제가 2001년부터 알고 지내다가 2007년부터 린도무쿠게 교실의 한국어 프리토킹 담당강사여서 매주 토요일에 프리토킹 수업을 끝내고 같이 술 한 잔 하면서 여러가지 인생 이야기를 나누던 것이 그 시발점입니다.

아무튼, 2010년 12월에 만들었는데 연말이니 새로운 이름의 한국어교실에 신규학생이 올 리는 만무합니다. 12월은 그냥 한글검정시점 초급 예문이나 만들면서 보냈는데, 미리내라는 이름으로 신규학생이 들어온 것은 이듬해인 2011년 2월, 매일 매일 열심히 올리던 트위터를 통해 신규 체험레슨이 들어왔고 처음으로 소개가 아닌 미리내 자체 브랜드로 학생을 맞이하게 됐습니다.

그때 교실을 만든 곳이 린도무쿠케가 원래 있었던 곳인 닛포리입니다. 그 후로 여러 우여곡절을 거쳐 닛포리 교실은 미리내교실의 메인교실로 자리를 잡았습니다. 학생이 늘며서 2013년에 신주쿠교실을 지점으로 열고 운영하다가 2016년 11월에 현재 거점을 두고 있는 新宿御苑前駅 앞에 제대로 된 교실을 마련하게 됩니다.

그런데 이번에 코로나로 인해 미리내 교실의 출발점이었던 곳, 닛포리 교실을 지난 6월에 정리했습니다. 2010년부터 정확히 10년 동안 운영했습니다만, 코로나가 언제 끝날지 모르는 상황에서 마에다 선생님이 운영하시던 미래 도쿄교실이 4월말에 문을 닫았다는 이야기를 듣고 나도 그 시점에 용기를 얻고 하루라도 빨리 결심을 해야겠다고 생각했습니다.

학생분들 중에 왜 본점인 닛포리를 닫고 지점이었던 신주쿠를 남겨두느냐는 말씀을 하신 분들도 있었습니다. 결론부터 말하자면 2017년까지는 닛포리 교실의 학생이 많았지만, 2018년을 기점으로 신주쿠 교실의 학생이 많아지고 2020년 봄 코로나 확산 이후 닛포리 교실의 학생이 격감해서 긴급사태 이후 4월,5월 두 달간은 교실 문을 아예 닫아야했기 때문에 사람들이 오지 않는 곳의 월세만 계속 나가는 상황이 지속됐습니다.

그로 인해 온라인 수업의 확대, 오프라인 수업의 감소가 계속되자 6월을 기점으로 닛포리교실 폐쇄라는 결정을 내렸습니다. 그 이후 7월,8월은 이사를 하고 정리를 하느라 정신이 없었습니다.

그로부터 9월, 10월 2 개월이 지난 지금 닛포리에서 수업을 듣던 학생은 그만두거나 신주쿠 교실로 오시게 되었고 거리가 멀어서 오시지 못 하는 분들은 온라인수업으로 전환해서 한국어 공부를 계속하고 있습니다. 교실을 운영하고 있는 저로서는 감사할 따름입니또한, 신주쿠 교실도 10월부터 개인레슨이긴 하지만 신규 학생이 점점 늘어나서 내년 상반기까지는 어떻게든 버틸 수 있을 것 같다는 생각이 들기는 합니다. 그렇자만 흔히 생각하듯 코로나 이후 온라인 수업 신청은 집중강좌 이외에 생각보다 많이 늘지는 않더군요. 아마 한국의 어학당 등도 온라인 입학을 확대하는 등 온라인이라면 학생 입장에서는 선택지가 확연히 늘어났기 때문이 아닐까 싶습니다.

실제로, 다른 교실은 어떨지 모르겠지만 우리 교실은 체험레슨 숫자가 작년에 비해 아래와 같이 감소했습니다.

2019년 11월 64명
2020년 11월 46명
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작년 대비 온/오프라인 체험신청이 67%에 그치고 있습니다.

또한 정규 레슨 이외에 집중강좌 등도 온라인으로만 진행하고 있는데, 오프라인과 달리 하루에 2시간 정도가 한계라서 전체 수업 시간을 많이 늘릴 수 없어서 수입도 작년 대비 상당한 폭으로 줄었습니다.

하지만, 올해 하반기는 교실 하나를 폐쇄함으로써 그만큼 비용도 줄었기 때문에, 11월 들어 일본 전체의 코로나 환자가 늘어나면서 역시 비용면을 생각하면 닛포리 교실을 닫기를 잘했다는 생각입니다. 교실은 언제고 코로나가 수습되면 다시 열 수 있을 테니까요.

미리내는 학생수도 줄고 교실도 2개에서 하나로 줄었지만, 일본 정부의 지속화급부금 및 월세급부금으로 어느 정도는 보전할 수 있었습니다. 다른 교실을 운영하시는 분을 올해 코로나가 덮친 올해, 전반적으로 어땠는지 모르겠네요. 저에게 2020년은 버티는 해, 새롭게 정비해서 시작하는 새로 정의하고 싶습니다.

연말이 다가오는 이 시점에서 한강네트워크를 통해 강사 분들을 포함 교실을 운영하는 분들도 여러 고민이 많으실텐데 어떠신지요. 이 자리를 빌어 이런 저런 고민을 서로 나눌 수 있는 자리가 되었으면 좋겠습니다.

감사합니다.

通信338 「通訳クラスのオンライン授業、3つの課題点」幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第338号 (2020年11月16日発行)
通訳クラスのオンライン授業、3つの課題点
アイケーブリッジ外語学院 幡野 泉
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10月11日のハンガンネットセミナーで、教室参加の受講生と、
オンライン参加の受講生が共存するハイブリッド授業について話題になりました。

「(質を保つのが)なかなか難しい」という発言が多かったところ、
前田真彦先生が「工夫次第だ」とご一喝(?)。目の覚めるような思いがしました。

昨日のメアリの会はそのハイブリッド式の配信で行われるということで、
残念ながら私は参加できなかったのですが、スタッフが参加し、
勉強させていただきました。これから当校も工夫を重ねたいと思っています。

さて、最近、通訳クラスの先生から、「通訳者同士の勉強会で、
オンライン授業について取り上げるんだけれども、普段運営していて
気付く点があれば教えてほしい」と尋ねられました。
そこで、私から3つの課題点(問題点)をお伝えしました。

一つ目は、前田先生が前号で触れていらっしゃった「指示の明快さが必要」
という点です。以前、通訳クラスの受講生からこんな話を聞きました。

「自分の番で訳出しをしたら、’凄いですね!’と褒められた。
私はメモを見ながら訳出ししたのだが、どうやらメモを見ないで訳出し
するものだったらしい」と。

先生は指示を出したのに、受講生が聞き逃した、という可能性が大きいですが、
先生や受講生同士の微妙な目線や手元が見えないため、
サラッと言うだけだったりすると、このようなことが起こります。

二つ目は、先生がメモを取る手元が見えず、またメモ取りの雰囲気を
感じられないことです。通訳者のメモの取り方は独特です。紙の扱い方から、
そこにどのように情報を落とし込んでいるか(その過程を生で見られるか)。
スピード感から筆圧、そして「一言も聞き逃すまい!」という気合…。
これらはどうしても、同じ空間にいないと分かりません。

三つ目は、授業の前後のふとした受講生同士のやり取りができないことです。
例えば先生が教室に来る前に、「今日の課題、分からない単語だらけで
難しかったよ」と、受講生がポロッと言ったりする、すると他の受講生が、
「私はこんなサイト見つけて、サクサク準備出来たよ」と言う。
もしくは、授業後に「全然できなくて落ち込む…」とぼそっと言う受講生に対し、
「私もだよ、大丈夫!」と言ったりする、というようなふとしたやり取りですね。

通訳クラスに限らず、どのクラスも同じではありますが、通訳クラスのように
「楽しい」ばかりでない、先生から指摘されてなんぼのクラスはどうしても
落ち込むことが多く、それまで「上手、上手」と褒められてきた方々にとって
モチベーションの低下に繋がります。

もちろん、受講生カウンセリングや受講生だけのオンライン交流会などで
お話する機会を設けていますが、これだと「ふとした会話」になりにくい
んですよね。

いま通訳クラスは全オンライン開講ですが、コロナを抑え込むことができたら
教室での授業もまた復活させたいと思っています。