通信287 高齢者と外国語教育 寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第287号 (2018年11月25日発行)

「高齢者と外国語教育」

寄田晴代

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先日、自分が韓国語の講師をしているという話を近所の人にしたところ、「この間韓国に初めて行ったの。すごく楽しかったからまた行きたい。韓国語も勉強したい」という反応が返ってきました。

一緒に旅行に行ったお友達は、文化センターのようなところで既に韓国語を習い始めているそうです。そこには、K-POPが好きで韓国語を始めた若い女子たちもいるらしいのですが「あの人たちには負けたくない!」と、お友達は言っているそうです。

私が「へぇー」と思ったのは、私だったら「若い人より覚えが悪くても当たり前。同じようにはできない」と考えるところを、その方は「負けたくない!」と言ったところです。(おそらく50代後半の方です。)みんな、自分のように考えるだろうと思うのは、思い込みですね。

講師が「この人はこの年齢だから、ここまでしたくないだろう」とか、受講生に対して勝手な思い込みを元に指導していなかったか、振り返るきっかけになりました。

そんなとき、ちょうど年齢と外国語学習に関する記事を読んだので、ご紹介します。スコットランドにある、高齢者向けのバイリンガル教育を行う社会的企業「リンゴ・フラミンゴ*」の話です。*Lingo Flamingo

複数の言語を話すバイリンガルの人は、そうでない人に比べて認知症の発症が最大5年遅い」という研究結果が、2013年、神経系医学の学術誌「ニューロロジー」に掲載され、この研究を受けて「リンゴ・フラミンゴ」は誕生しました。

今では、英国中の老人ホームやデイサービスで語学講座を開いて、認知症の進行や脳の老化を遅らせる革新的な取り組みとして注目されているそうです。

主に70~80代の人を対象にしていますが、研究者チームと協力して言語学習の効果を測ったり、講座の内容を開発してきました。

高齢者が学びやすいように大きい文字の教科書を作ったり、記憶術を取り入れたり、また、料理をしながら関連する単語を学ぶなど、体を動かし五感を働かせる活動も行います。

数独(number placement puzzle)やクロスワードパズルは脳の一部しか使いませんが(中略)外国語の学習は、認識力や判断力などあらゆる知能を総動員します。その人に言語学習能力があるかは関係なく、外国語を理解しようと努力すること自体が脳に良い働きをし、脳全体の運動になるのです。」という創業者のことばは、外国語を仕事にしている私たちにとっても嬉しいことばではないでしょうか。

そして、実際、重度の認知症で言葉も出なかった受講者が、外国語で「こんにちは」と発した事例も紹介されています。

高齢者は外国語学習に向かない、というステレオタイプに挑んだ活動を知ったことで、小さな積み重ねが変化をもたらすことを再確認しました。
ビッグイシュー日本版 vol.345 より)

通信286 他教室とのつながりの重要性(2) 幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第286号 (2018年11月5日発行)

他教室とのつながりの重要性、その2

アイケーブリッジ外語学院 幡野泉

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先週、金英う先生が「他教室とのつながりの重要性」というテーマで通信を書いてくださいました。他の教室の先生とお話ししたことが契機となり、教室の受講生の方と、普通では味わえないような韓国旅行に行くことにした、という素敵なお話しでした。

私もその昔、教室を運営していて悩むことも多く、まだハンガンネットのように、韓国語学校の先生と横のつながりを持てる場所がなかったころ、門をたたいたのが、現在、当校が加盟している「全国外国語教育振興協会(全外協)」です。

http://www.zengaikyo.jp/

加盟したのは2007年です。この協会は文科省や経産省と連携を取りつつ運営していて、講師の体制や財務状況などを審査され、審査に通過すると加盟することができます。

……というと、お堅い団体と思われるかもしれませんが、定期的に開かれる勉強会や交流会に参加すると、教室を運営している方々との情報交換ができ、とても有意義です。

この団体の良いところを2つ挙げますと、一つ目は、小規模から大規模の外国語スクールの経営者や運営者に会えることです。個人経営的なスクールから、上場企業の幹部の方にも気軽に会え、交流会では何でも聞いて、何でも話せるような信頼感があります。小さいところ、大きいところ、それぞれから学べるところは計り知れません。

それから、「全国外国語」というだけあって、自然と加盟校は英語スクールが多くなります。「英語学校は参考にならない」ということはまったくなく、むしろ逆で、運営のすべてにおいて「さすが、英語教育」と思うことは山ほどあります。「規模の経済」という言葉を以前、ビジネススクールで聞いたことがありますが、(市場)規模が大きいと、運営に好循環が生まれるため、英語のスクールには追いかけたいポイントがたくさん見つかります。

全外協に加盟してからしばらくして、ハンガンネットが発足し、こちらでも会員となりました。全外協では主に英語スクールに運営・経営の理想を見て、ハンガンネットでは、韓国語、アジア言語ならではの教育法の共有や、共通した受講生層への対応法など奥深い話ができます。

日々の運営で忙しいと、このような会に加盟する気持ちの余裕が生まれなかったりもしますが、急がば回れで、是非、参加をお勧めします。

(全外協にご興味のある方は、幡野までご連絡ください!)

通信285 他教室とのつながりの重要性 金英う

【週刊ハンガンネット通信】第285号 (2018年10月30日発行)

他教室とのつながりの重要性

韓教室  金英う

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안녕하세요.

아침 저녁으로 기온이 많이 내려가, 기온차가 많은 날씨가 계속되고 있는데요,
벌써 10월말, 올해도 2개월 밖에 남지 않았네요.

2개월 밖에 남지 않았다고 생각하니까 마음이 조급해지기도 하고… 올 한 해는 무엇을 했는지, 그리고 또 내년에는 뭘 어떻게 할 것인지를
구상하는 시기이기도 합니다.

내년에 할 일을 생각하고 있는 중에 오랜만에 한국 여행을 교실의 학생들과 함께 가는 걸 생각하고 있어요. 한국 여행이라면 서울? 하고
생각하시겠지만 서울은 언제든지 가볍게 갈 수 있는 곳이잖아요?

그래서 별 의미가 없을 것 같아 제주에 가는 여행을 생각하고 있어요. 지금은 제주 여행 상품도 많아져서 팩키지 여행이나 자유 여행으로도
갈 수 있죠.

그렇지만 제가 기획하고 있는 건 좀 다른 여행이에요. 그냥 언제든지 가면 볼 수 있는 여행이 아니라 목적이나 뜻이 있는 여행 즉,
concept이 있는 여행을 계획하고 있습니다. 

실은 이 여행을 기획하게 된 건 다른 한국어 교실의 선생님과 얘기할 때 들었던 게 힌트가 됐어요. 그 선생님이 학생들과 함께 간 한국
여행에 대해 얘기를 많이 해 주셨는데요, 그 얘기를 들으면서 생각해 낸 여행이었어요. 교실 운영 얘기도 하고 여행 얘기도 하면서 정보
교환을 하다가 보니 이런 힌트를 얻게 된 거죠.

언제든지 가면 볼 수 있는 여행이 아니라 외국인이 혼자서 가기 힘들고 흥미를 유발할 수 있는 기획이 아니면 학생들이 안 간다는
거였어요. 실제로 학생들에게 운을 띄어 보니 가 보고 싶다는 의견도 있고, 심지어는 지금부터 비행기 예약을 해 두겠다는 사람도 있어,
‘역시나’였어요.

그 선생님과 만나서 여행의 힌트 외에도 교실 운영에 대한 힌트도 많이 얻게 됐고 정말로 유익한 시간이었어요. 때로는 이렇게 개인적으로
다른 교실의 선생님이랑 얘기하면서 정보 교환을 하면서 힌트를 얻는 것도 좋은 방법이 될 수 있다라는 생각이 들었어요. 다시 한 번 한국어
교실 간의 유대 관계가 중요하다는 걸 새삼 느끼게 됐습니다.

通信284 学び方が変わってきた 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第284号 (2018年10月8日発行)

学び方が変わってきた

ミレ韓国語学院 前田 真彦

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9月30日の「松本ハンセミ」に行く予定でしたが、台風の接近に伴って、電車が止まることがわかり、行くことができませんでした。ちょうどミレの授業の谷間で、竹多講師と一緒に行くつもりで特急券など取って楽しみにしておりましたのに残念でした。次の機会にみなさまにお目にかかれるのを楽しみにしております。

さて、今日はミレの最近の受講生の動向を見ながら感じていることなど、ちょっと書いてみることにいたします。

スマートフォンの普及で、この1年ぐらいで急速に「学び方」が変わってきたように感じています。週に1度決められた曜日、決められた時間に教室に集まって学ぶという従来のスタイルが、スマートフォンを使って好きな時間に個人で学ぶ、そんな志向が強くなっているのではないかと思います。

以前はPCでしかできなかったことが、スマートフォンの機能がアップして、動画による授業、音声や、データのやり取りなど、より手軽にできるようになってきました。また、中高年の方もスマートフォンの操作に慣れてきて、電話やメールだけでなく、様々な機能を使いこなすスキルを身に付けてきたようです。

そのような理由からか、ミレのオンライン教室生がじわじわ増えてきています。今までは首都圏に韓国語教室が集中し、地方にはなかなか多様なレベルの教室がありませんでしたが、今やオンラインで、自分のレベルにあった教室を選べる時代になってきたのです。地方にいながら、自宅で学べるのです。地方と言いましたが実は地域にかかわらず、仕事で教室に通える時間が取れない方や、子育て・介護中で家から出られない方なども同じです。自分に合った時間に、自宅で学べる時代になってきたのです。

こういう個人型の学びのスタイルを応援するシステムの構築が必要です。オンライン教室で様々なレベルの授業を準備することはもちろん、学習しやすいオンラインに適した教材の開発や、課題の受け渡し、カウンセリング、学習者同士の交流会、講師との交流会、オンラインイベントなども、オンラインならではの課題がたくさんあります。

対面の授業がもちろん一番良いんでしょうが、オンラインで学べる可能性をもっと多くに人に知ってもらい、より多くの人に、便利な学びのシステムを提供していきたいです。

通信283 松本ハンセミの報告 伊藤耕一

【週刊ハンガンネット通信】第283号 (2018年10月3日発行)

松本ハンセミの報告

伊藤 耕一

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9月30日、松本でハンセミを開催しました。

今回もライブ授業を行い、より良い教授法について意見交換する形で企画しました。

韓国語教師参加者は7人、ライブ授業の生徒役は13人、世話人3人の合計23人の催しとなりました。

ライブ授業の1本目は阪堂千津子先生による「고と서の使い分け」でした。

고と서の使い分け

まず、生徒役の皆さんを4つのグループに分けて、簡単な自己紹介をした後、二つの文章の間のブランクに고を入れるのか、서を入れるのかをメンバー間で話し合ってもらい、どちらが適切なのかを確かめるという方法で授業が進みました。

どうしてそうなるのかを、いくつかのテキストに出てくる説明を引用しながら確かめてみたり、韓国語ネイティブの参加者に確認してみたりしました。

例文によっては고を使っても서を使っても良いケースがあるのではないか、その違いをどのように学習者に説明すれば分かりやすいかといった議論が展開されました。

日本人学習者の傾向として、서を多用する傾向があり、고を使うべき場面で서を使ってしまうことに対し、「人のシルエットが変わる動詞」「知覚を表す動詞」の後には서を使うという覚え方を提案してくださり、アンケートではこの説明が分かりやすかったという感想がいくつかありました。

ただ、その一方でこの使い分けには多少の個人差があることの言及に対しては「少し分かりにくかった」という感想もありました。

最後に「むすんでひらいて」の動揺を韓国語に訳して歌うアクティビティをしました。

歌詞に出てくる「て」を訳す時に「고」になるのか「서」になるのか、手を使いながら解説した時にはすんなりと理解できたようでした。

2本目は金順玉先生による「ネイティブにとって聞き取りづらい発音ワースト3」でした。

ネイティブが聞き取りにくいノンネイティブの発音

韓国語の学習者が実際に韓国で話をしてみると通じないことがあったり、学習者と話をした時にネイティブの先生が聞き取りづらい発音があったりする現象をいくつかのパターンに分けた中から最も聞き取りづらい3つの類型についてのお話しでした。

それは「①母音/ㅓ/と/ㅗ/が入れ替わる」「②平音・激音・濃音が入れ替わる」「③パッチム(終声子音)の発音」の3つで、これをどのように直すかを実際にやってみました。

生徒役の皆さんに伝言ゲームのアクティビティをしてもらい、音としての文章が最後まで正確に伝わるかどうかを確かめてもらったのですが、うまく伝わった文章もあれば、伝わらなかった文章もあり、/ㅓ/と/ㅗ/の発音の違いを、発声時のあごの高さで比べてみるといった分かりやすい解説もあり、とても勉強になったという感想もありました。

あいにくの台風24号接近

当日は運悪く台風24号が近づいてくる日となってしまい、開催自体をどうするか世話人で話し合いました。9月30日のハンセミ終了の段階では松本が暴風圏に入らない見込みと判断し開催を決め、実際に当日の風雨の影響は小さかったのですが、鉄道の運休が予想よりも早くハンセミ終了時刻よりも前に実施されることがセミナー進行中に発表され、急遽の判断でライブ授業のみを行って終了することとなってしまいました。

ライブ授業の振り返りの議論を行い、懇談会や懇親会も行う予定だったのですが、残念な結果となってしまいました。

それでも、ご参加いただいた皆さんからは「勉強になった」「今後の授業に活かしてみたい」という声も聞かれ、一定の良い結果も残せたものと思っております。

今後もハンセミ、交流会などを予定しています。企画が決まりましたら随時お知らせしますので、是非多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

最後に、松本ハンセミの運営にご尽力いただいた皆様、ご参加くださった皆様に感謝申し上げます。

通信282 私の韓国語講師奮闘記20: 英語不得意論 宮本千恵美

【週刊ハンガンネット通信】第282号 (2018年9月10日発行)

私の韓国語講師・奮闘記20 「英語不得意論」

宮本千恵美

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桁外れの今年の異常気象、とは言うものの、毎年気象の変化は深刻になってきております。
今回の大型台風や北海道を震源地とした地震で被災された方や親戚、友人の方々がいらっしゃる方々、
心よりお見舞い申し上げます。

新しい教室が始動し、生徒ともいろいろなお話をさせていただくようになりました。
韓国語を始めたきっかけから、好きな歌手やドラマの話、韓国旅行の話など、
私が韓国語講師だということで韓国に関するお話をしたいのだと感じます。

ある日、高校生の生徒が私に話をしてきました。
「高校に韓国語の授業があるなんて羨ましい!」
以前勤めていた高校には選択科目として韓国語と中国語があったので、
その話をしたところこのような反応が返ってきました。

私は続けて、英語は好きなのか聞いてみたところ、
英語が大嫌いで、できれば韓国語を学校で習いたかった、
受験科目だから仕方なく勉強しているだけ、だというのです。

私は語学自体に興味があるので、英語も勉強してみたいし、他の言語にも非常に興味があります。
他のクラスの生徒は、韓国語から語学に興味を持ち出し、可能なら次は中国語を勉強してみたいと言うのです。数年前は高校生だったので、英語はどうなのか聞いたところ、やはり英語は好きじゃないと言いました。

私が学生だった時代に比べれば初等教育で英語が学べるのに、
なぜこんなに英語を嫌う生徒が多いのかととても不思議でなりませんでした。
韓国語学習の前に英語を必ずといって良いほど学んでいるはずなのですが・・・。

ある朝、テレビ寺子屋という番組を偶然鑑賞しました。
内容は「考えすぎない英語勉強法」、講師は山形弁研究家(初めて知りました!)、ダニエル・カールさん。
以前は全国放送でも流暢な山形弁で話していた印象があります。

当時山形県に赴任したダニエルさんとある生徒の会話で、生徒から「猫は好きですか?」聞かれたそうです。ダニエルさんは「好きだけど、きみはどう?」と聞き返しました。
でもその生徒は何も答えようとしません。
なぜ答えないのか聞いたところ、
「猫は好きでも嫌いでもないから、英語でどう答えれば良いのか分からない・・・。」
と真面目に答えたそうです。

ダニエルさんはこのことも含めて、日本の英語教育は受験対策中心のためか完璧主義だと思ったそうです。
私も学習した学生だったので、確かに会話に使えない英語、
現地の人たちが使わないような英語をひたすら勉強していたように感じます。
使えない英語を学んでも確かに楽しいとは思えないと思います。

そのせいでしょうか、韓国語も同じような考えの下に学習している生徒が多いと感じます。
簡単に言えば、間違うことが嫌なのです。

例えがおかしくて申し訳ないのですが・・・、
最近のテレビ番組でカラオケの点数で歌の順位を決めている番組を目にします。
他にもピアノでも、ドラムでもそのような番組を目にしました。
でも、本当に歌が上手いと言うのは点数が高いからでしょうか?
その歌い手の感情移入や表現、声色やアドリブ、
その魅力があることこそが歌手であって、点数で加算できないものだと思います。

語学も似たところがあって、日本人は完璧主義的な思考から、間違っては駄目だと思います。
そしてテストなどを受けて自分の実力を身に付けてこそ、「その言語ができる」と言えるのです。
だからと言って流暢に話せるとは限りませんし、テストの結果で実力のすべてを評価はできません。

間違ってもいいから話すことも勉強の1つなのですが、でも多くの日本人は完璧でないと納得しないのです。でもそれは英語を勉強していたときと何も変わってないのではないかと感じました。
(歌は感性で人の感じ方によって違うので、間違いを指摘できる語学とは違いますが・・・)

ダニエルさんはこう言います。
「もっと楽しく考えすぎないで英語を話そう!」
韓国語もそんな風に学習して欲しいなぁと、最近しみじみ考えております。

通信281 続けていれば 金英う

【週刊ハンガンネット通信】第281号(2018年8月27日発行)

続けていれば

金英う

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안녕하세요

8월 말인데도 아직도 계속되는 더운 날씨! 빨리 서늘한 가을이 왔으면 하는 바램으로 하루하루를 보내고 있는 요즘입니다.

지난 회에 요리타 선생님이 말씀하신 「英語教育改革 まず検証を」라는 기사, 맞는 말이라고 봅니다.

한국 여행을 갔다온 일본 사람들 중에는 자신의 한국어가 통하지 않아 영어로 했더니 통했다고 말하는 사람들을 만날 때가 있어요.

한국에서는 영어 교육이 초등학교 때부터 이루어지고 있기 때문에 젊은 사람이라면 간단한 회화 정도는할 수 있어요

제가 본 한국과 일본의 영어 교육의 다른 점은 ‘정부의 적극성’에서 기인하고 있다고 봅니다.

한국에서는 초등학교부터 영어 전담교사가 필수로 상주해 있고, 그 교사들을 평가/감독하는 것도 정부 기관이 하고 있어요

하지만 일본은 영어 교사에 대한 자격 기준과 대우가 정해져 있지 않아 지역에 따라서는 자원봉사자쯤으로 생각하고 있다는 것이 크게 다른
것 같아요.

정부의 적극적인 금전적인 투자와 철저한 관리를 위한 개혁없이는 일본의 영어 교육은 지금과 거의 다름없는 상태가 계속될 것이라고 봐요.

서론이 길어졌는데요, 오늘은 제 교실에서 하고 있는 팟캐스트에 대한 얘기입니다.

제 교실에서 하고 있는 팟캐스트 podcast

창립이후 계속해서 한국어로 팟캐스트를 올리고 있는데요, 지난번이 226호째였어요.

하지만 오랜 기간에 비해 그동안 팟캐스에 대한 문의나 의견은 손가락으로 셀 수 있을 정도로 아주 적었어요.

그래서 팟캐스트 원고를 쓸 때마다 이쯤에서 그만둘까라는 생각을 한 게 한 두번이 아니었어요.

그런데 요전에 팟캐스트를 계속하길 잘 했다는 걸 일깨워 준 일이 있었어요.

학생들이랑 같이 점심을 먹고 있을 때 한통의 전화가 걸려 왔어요.

제가 초창기에 올린 속담에 관한 팟캐스트 내용에 대해 물어 보고 싶다는 거였어요.

제 기억 속에서 조차 가물가물한 내용을 어떤 사람이 전화로 물어 오다니! 예상도 못한 일이었죠.

그 분은 무슨 연구를 하는데 제가 올린 속담의 내용을 확인해 보고 싶어서 전화한 거라고 했어요

아주 기뻤지요! 이외로 제 팟캐스트가 누군가에게 도움을 주고 있구나라는 걸 알게 돼서 보람도 느꼈구요.

청취자의 반응이 없어 읽는 사람이 없다고, 듣는 사람이 없다고 생각하고 있었는데, “제 팟캐스트를 봐주는 사람이 그래도 있었구나,
계속하길 잘 했어!”라고 조그만 달성감을 느끼는 것과 동시에 계속 꾸준히 하고 있으면 언젠가는 자신이 만든 걸 읽어 주고, 들어 주는
사람이 생길 거라는 낙천적인 생각을 이 전화를 계기로 가지게 됐답니다.

9/30(日)ハンセミ、松本市で開催

今年度2回目のハンセミ・ハンコンのご案内をいたします。今回は9月30日(日)に長野県松本市で開催することとなりました。前半はライブ授業を2本行います。

ひとつは「聞き取れない発音ワースト3」というテーマで会員の金順玉先生のライブ授業を、もうひとつは「고と서行使い分け」というテーマで同じく会員の阪堂千津子先生の授業を行います。

ライブ授業は、実際に学習者の方を前に、授業をライブで展開していただき、効果的な教授方法や学習法について研究する内容です。

ライブ授業終了後、学習者の皆さんにはご退席いただき、講師である参加者の皆さんで意見交換を行いながらライブ授業を振り返ります。

後半はハンコン、「受講生間で理解度に差がある場合、どのようにフォローするか、その秘訣」というテーマで、今後のより良い教室運営について話し合います。進行は会員の丹羽裕美先生です。

日時は9月30日(日)の13時からです。ハンガンネット会員でない方もご参加いただけますので、お知り合いにもご紹介いただきながら、多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

また、ライブ授業を受けていただく学習者の皆さんも募集していますので、是非皆様の生徒や受講生の方々にもお知らせいただければと思います。

お申し込みはメールでお願いいたします。多くの皆様のお申し込みをお待ちしています。

お申込みはこちらまで。samuguk@gmail.com
氏名、教室名、連絡先をメールでご連絡ください。悩みや課題に思っていることや現況も一言添えてください。

ハンガンネット世話人 伊藤耕一

松本ハンセミ開催要項

通信280 「話す力」求め一直線: 英語教育から考える 寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第280号 (2018年8月18日発行)

「話す力」求め一直線: 英語教育から考える

寄田晴代

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学校の夏休みも後半になりました。我が家では、夏休みの宿題に焦りを見せ始めている人がいます。

うちの子どもと同じクラスに、韓国人の友達がいます。その友達が夏休みに韓国に研修に行くと聞き、てっきり韓国語に磨きをかけるためかと思っていたら、英語のTOEFLの集中講座を受けるというのです。午前9時から午後4時まで、日曜日以外毎日授業があるそうです。

そのお母さんによると、韓国の学生は普通4週間コースだけれど、うちは日本から行くから日程が合わなくて2週間、なのだそうです。ちなみに、中学生の話です。

夏休みのTOEFL集中講座には海外在住の韓国人子弟たちが、あちこちの国からソウルへやって来るというのにも驚きました。アメリカに住んでいる子どもも来るそうで、やはり生活で外国語を使えるということと、試験で得点を取るということは別なのでしょうか。

夏休みの計画といえば、家族で遊びに行くことしか考えたことのない私は、韓国人の教育熱心さに改めて感心させられました。

英語と言えば日本では2020年度からの大学入試改革で英語の民間試験を活用するなど、英語教育が大きく変わろうとしています。

英語教育改革、まず検証を

今年6月4日の日経新聞で、立教大学の鳥飼玖美子名誉教授が書いた「英語教育改革 まず検証を」という記事を読みました。韓国語教育にも通じるところがあると思い、紹介させていただきます。

記事では「英語を話せるようになりたい」という長年に渡る日本人の願いを背景に、1986年臨時教育審議会第2次答申が、中学高校では「文法知識の習得と読解力の養成に重点が置かれすぎている」と糾弾し、それを受けての教育改革の流れを紹介しています。

高校に「オーラルコミュニケーション」という教科の新設、小学校での「外国語(英語)活動」必修化、高校での英語授業は「英語で行うことを基本とする」という指示など、みなさんもご存知だと思います。

「コミュニケーションに使える英語」を目指して30年近く改革は続けられてきましたが、政府による達成目標(中3英検3級以上、高3英検準2級以上、それぞれの割合50%以上)には達しておらず「生徒の英語力はむしろ下がった感がある」「現実に多くの大学では、英語を話すどころか読めない、書けない入学生の対応に追われている」と筆者は述べています。

そして、これまでの英語教育の改革を検証し、改革の方向は適切であるのか、思い込みを捨てて議論すべき時が来ている、と結んでいます。

これは中学高校での話なので、やる気満々の市民講座受講生の場合と同じには考えられません。しかし、なかなか思うように韓国語が話せない、と思っている受講生は少なくないでしょう。

具体的に話す場面や内容を思い浮かべる

漠然と「話せるようになりたいなあ~」と夢見るのではなく、この外国語でこんな話がしたい、と具体的に話す場面や内容を思い浮かべてみてはどうでしょう。話す力は、発信したい意欲に負うところが大きいと思うからです。

中高生も、質問したり意見を言う習慣と、安心して発言できる場があれば、外国語を話す力の助けになるのでは、とも思いました。また、記事の中で「読み書きの基礎力があれば、大学入学後に話すことの指導は可能である」と述べられているのですが、この基礎力なしに話す力は伸びないことは、講師のみなさんも共感できるのではないでしょうか。

そういうことも、学習者にうまく伝えられると学習効果が上がるのでしょうね。何かの思い込みが私たちの学習を邪魔していないか、考えるきっかけになりました。