通信236 音読について 김현근

週刊ハンガンネット通信】第236号 (2017年7月10日発行)
 音読について
김현근

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안녕하세요.

미리내 한국어교실의 김현근입니다.
날씨가 많이 무더워졌습니다.
7월 1일부터 미리내교실에서는 ‘발음,억양,속청,음독 4주 코스’ 수업을 진행하고 있습니다.
한국어의 어려운 문제인 발음, 억양, 그리고 말을 중심을 빨리 들음으로써 집중력을 높이는 속청(速聴) 그리고 소리내어 읽기 音読을 총 4주로 구성하여 한 주에 하나씩 진행합니다.
이 중에서 이번 한강네트워크 통신에서 이야기하고자 하는 것은 바로 音読입니다.
소리내어 읽기 音読은 회화에 자신이 없는 분들에게 권하는 아주 좋은 공부방법입니다만,  구체적으로 좋은 점을 적시하자면 아래와 같습니다.
➊스스로 소리를 내어서 읽으므로 발음에 자신감이 생긴다
➋자신이 읽는 소리를 자기의 귀로 들음으로서 제대로 읽을 수 있는지 확인할 수 있다.
❸모델 음성과 비교하면서 소리내어 읽기를 하면 자신이 읽는 스피드가 느린지 빠른지 확인할 수가 있다.
❹쉐도잉까지 하게 되면 일일이 문장을 만들지 않고서도 회화를 할 수 있게 된다.
미리내 교실에서도 교과서 수업을 진행할 때 아래와 같은 순서로 학생들에게 예습을 준비합니다.
➊ 본문 내용을 일본어로 미리 번역해서 뜻을 파악해 놓는다
<- 수업시간에 제대로 뜻을 파악했는지 강사가 체크함
➋ 읽기 연습을 통해 발음 체크를 한다
<- 강사의 발음체크가 가능
❸ 오버래핑이라고 하여 CD 음성과 동시에 읽는다 (音読)
<- 수강생의 읽기 속도 체크 가능
❹ 쉐도잉 – 보지 않고 흘러나오는 음성을 따라 소리를 내서 말한다.
<- 이해 및 암기 정도를 파악할 수 있음
이 수업 방식은 수강생이 집에서도 미리 연습을 해서 교실에 옴으로써 짧은 수업시간에 강사 체크만으로 최대한의 효과를 볼 수 있게 할 수 있습니다.
여기서 한가지. 이렇게 교실에 다니면서 ‘소리내어 읽기’를 하게 되면 강사로부터 피드백을 받을 수 있기 때문에 수강생 본인이 집에서 10번이고 20번이고 연습한 뒤에 교실에서 그 발음이 맞는지 틀리는지 확인을 받을 수 있고, 또한 읽고 말하는 스피드도 적정한지 체크를 받을 수 있습니다. 즉, 매뉴얼대로 준비를 해와서 수업에 임한다면 빠른 속도로 회화실력을 향상시킬 수 있습니다.
문제는 독학을 하는 분들에게 과연 어떤 音読가 가능할지 저는 좀 의문이 듭니다.
한국어를 가르쳐 온 경험을 가지고 제가 개인적으로 혼자 영어를 音読으로 공부해보고 적용을 해보니
音読라는 공부방법이 독학하는 입장에서 몇가지 문제가 생긴다는 것을 알게 되었습니다.
➊모델 음성이 있다 하더라도 자기 발음이 그 모델 음성에 얼마나 가까운지 알 수가 없다.
즉 강사의 피드백이 없이 습관적으로 자기 스타일대로 읽을 가능성이 있다.
音読는 최소 15번 정도 하는 것이 좋다고 하는데 과연 확신이 없는 발음을 15번 하는 것이 틀린 억양과 발음을 고착화시키는 과정이 될 수 있다는 점
➋완전히 그 문장을 외운 다음 보지 않고 외우지 않는 한, 회화속에서 얻어내는 문장이 아니므로 완전히 기억이 남지 않는다
❸상대가 없이 혼자 계속 반복해서 읽는 작업을 굉장히 지루한 작업이므로 지속적으로 하기 어렵다.
제가 생각하기에 ➊,❸이 제일 문제라고 생각하는데
혹시 여러분들께서 독학을 하셨거나 독학을 하고자 하는 분들에게 音読를 권한다면 어떤 방식을 제시하고 있는지
독학을 하는 사람들에게 지루하지 않으면서도 효과가 있는 방법이 있는지 있으면
이번 기회에 이 한강네트워크 통신을 통해 공유를 해 보았으면 좋겠습니다.
그럼, 더운 여름에 여러모로 고생이 많으신 줄 알겠습니다만, 몸조리 잘하시고 건강 챙기시길 바랍니다.
감사합니다.

通信235 ライブ授業をしてみて 寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第235号 (2017年7月1日発行)

ライブ授業をしてみて

寄田晴代

先日、ハンガンセミナーにてライブ授業をさせていただきました。そのことについて書いてみます。

模擬授業は生徒役である講師のみなさんを相手に授業するのに対して、ライブ授業は、本物の学習者を相手に授業をしてみせます。私にとってこのような機会は、はるか昔大学生時代の教育実習以来だったので、とても緊張しました。それでも、やってみようと思ったのには二つの理由があります。

ひとつは、自分の授業についてリアルにアドバイスがほしかったこと。ふたつ目は、私のフツ―の授業をたたき台に、授業の中でどうしたらいいか悩むこと、たいしたことないように見えて実はいつもひっかかることなどについて、話し合うきっかけになれば、と思ったからです。

今回は、-(으)ㄴ/는지 알다を扱う文法の授業を40分行いました。教材は、私が普段使っている教科書から抜粋し、練習用プリントを作成・配布しました。パワーポイントは使用せず、ホワイトボードに板書で進行しました。

生徒役は、あちこちの韓国語教室から来てくださった学習者のみなさん8名で、事前に学習済み文法事項をアンケートで教えてもらいました。授業前に、参観する先生方に「私の授業で特に見てほしい(批評してほしい)点」を伝えてありました。

授業を聞きながら、参観している先生方は良かった点を赤い付箋に、もっと聞きたい点を黄色い付箋に記入して、授業後張り出します。そして、書いてもらったコメントをもとに、講師だけで話し合いを持ちました。

生徒さんからもコメントを書いてもらいました。

ライブ授業をして良かったこと
自分でもウスウス感じていた弱点を他の人からはっきり言ってもらうと、改善に取り組む強いきっかけになった。
自分が思っているほど大きい声が出せていなかったことを知った。
授業の具体的な進め方・手法について顔を合わせて意見交換できた

ライブ授業して感じたこと
「いつも通りの授業」を見せることを目指してはいるが、いつもと違う、初対面の受講生を相手に授業すると
若干、いつも通りにはならない。
授業する講師に対して受講生が協力的なので、とてもやりやすい。
初めての場で恥をかかせてはいけないのでは、と思い、個人を当てて答えてもらうことをあまりしなかったが、
もっと受講生に発話の機会を与えればよかった。
緊張とプレッシャーに勝つには準備しかない、と再認識した。
ライブ授業を終えた後も、「これ、質問すればよかった」と思うことが浮かんできます。次の機会を楽しみにしています。どうぞ皆さまも、ライブ授業に参加してみてください。

ライブ授業の生徒役として参加してくださったみなさま、ご紹介くださった先生方、ありがとうございました。

通信234 潜在的な韓国語の受講生 金英う

【週刊ハンガンネット通信】第234号 (2017年6月6日発行)

潜在的な韓国語の受講生

金英う

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안녕하세요.

관동지방에도 장마가 시작된다고 하는데요, 회원님들은 어떻게 지내시고 계세요?

한류붐도 조용해지고 학생들도 적어져, 문을 닫는 한국어 교실도 있다고 들었는데요, 저도, 사실 한국어 교실을 하면서다른 것도 해볼까하는 생각으로 이것저것 생각하고 있던 차에 생각지도 못한 일로 이런 생각을 정리하게 됐습니다.

새학년이 시작될 무렵, 여기저기서 입문반 학생들이 모집이 안 된다고 걱정하는 소리들을 많이 들었어요.

그런데 이상하게도 2개월이나 지난 지금에야 제 교실이나 문화센터에 체험 신청을 하는 학생들이 5명이나 있었어요.

그리고 2년 전에 회사일로 교실을 그만둔 학생 한 명이 복귀한 걸 합하면 6명이 늘었는데요.

6명? 큰 학원 기준으로 보면 적은 인원이지만 한교실과 같이 개인이 집에서 하는 조그만 교실 기준으로 보면 적은 수는 아니라고 봅니다.

그 5명의 체험 신청자들에게는 흥미로운 공통점이 있었어요.

이제까지 독학으로 2-3년 혼자서 공부해왔다는 점이에요.

지금까지는 직장일과 집안일로 바빠서 배우러 다닐 시간이 없어서 혼자서 공부했다고 해요

그러다가 지금은 시간적 여유가 생겨서 교실에 다니고 싶어 나오게 됐다고들 얘기하고 있었어요.

이런 현상은 한국어 교실을 하고 있는 제게는 너무나 고마운 일이었습니다.

아직도 한국어에 관심을 가지고 혼자서 공부하고 있는 사람들이 있다는 것과, 지금은 교실에 다닐 만한 형편은 아니지만 언젠가는 교실에 다니겠다는 사람들, 즉 보이지 않는 ‘잠재적인 수강생’이 아직도 존재한다는 건 기쁜 일이 아닐 수없었어요.

이 ‘잠재적인 수강생’들이 교실로 나오기까지는 시간이 걸리겠지만요.

이렇게 생각하니까 제가 갖고 있던 장래의 한국어교실 운영에 대한 불안(?) 해소에도 도움이 된 것 같아요.

포기하지 말고 때를 기다리라는 말이 맞다는 것도 실감했습니다.

그리고 이런 때, 오는 찬스를 기다리면서 미래의 준비를 해두면 더욱더 좋을 것 같네요.

특히 요즘같이, 학생수가 줄어 들어, 시간적 여유가 있다면 한국어 교사로서의 자질을 연마하는 연수를 들어 보는 건 어떨까요?

마침 6월 18일의 한세미에서 ‘라이브 수업’이 있는데요, 자세한 내용은 아래의 URL을 참고로 하세요.

https://hangangnett.com/2017/05/28/618-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F/

많은 선생님들, 학습자들의 참가를 바랍니다.

通信233 通訳案内士法改正: 通じる韓国語を 幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第233号 (2017年5月29日発行)

通訳案内士法改正にあたり~通じる韓国語を!

アイケーブリッジ外語学院 幡野泉

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5月26日(金)の参議院審議会で、通訳案内士法の改正案が可決されました。通訳案内士の資格がなくても、有償(給料をもらう)で外国人に対する観光案内ができるようになったのです。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6241324

有資格者の方にとっては複雑な思いもあるでしょうが、どちらかというと私はこの流れに賛成です。資格を取ってもガイド業務をしていないという方も少なくなく、ならば「日本の良いところを外国語で上手に紹介し、日本ファンを増やしたい!」という方にどんどんガイド業務をしてほしいと思います。

ガイドの質の低下を懸念する声もありますが、同時に審議された旅行業法では、旅行ツアーを登録制にし、悪質なツアーを取り締まることも審議されました。旅行業法の改正で、悪質なツアーやガイドを取り締まり、通訳案内士法の改正ではガイド業務に相応しい人材を発掘する方向で今後進んでいけば理想的だと思います。

さて、その「ガイド業務に相応しい人材」とは、どのような人材でしょうか。日本の地理歴史について詳しくて、それを外国語で語るのが上手くて、サービス業としてのマインドや気配り、そして体力もある人材、ということになるのでしょうが、結構ハードルが高いですよね(笑)。

現在、旅行業に携わる方々とお仕事をさせて頂いていますが、私が耳にすることでとても残念なこと、そして私たち外国語講師が知っていなければいけない現実として、

「日本人(日本語ネイティブ)の〇○語は分からない、という旅行者の声が多い」

ということでした。一言で「分からない」といっても、発音の問題なのか、内容の問題なのか、ここを探るにはかなりの検討を要します。

その国のいろんな地域からの観光客を相手にしないといけないので、子供からお年寄りまでと会話ができ、方言などにも対応できるとなると、やはりその国の言語ネイティブになるのでしょうか。

とにかく、通訳案内士法が改正になり、業界で求められているのは日本在住の対象国の言語ネイティブ(韓国語ガイドなら韓国語ネイティブ、ロシア語ガイドならロシア語ネイティブ)のようです。

日本語ネイティブの方で、「旅行ガイドになりたい!」且つ、「それなりのツアー(又は観光客相手)でガイド業務がしたい」という人は、この現実を知り、日本の地理歴史の知識をベースとし、それを韓国語ネイティブに負けないくらいの語彙、表現力、発音で語れる必要があるのですね。

と、以上は旅行業界的に、通訳案内士に代われる人材を語る場合の話。一方で、韓国語初級~中級の学習者が、知りうる単語や会話力、ジェスチャーを駆使しながら、「知り合いの日本旅行をサポートする」「駅や道端で困っている人に声をかける」ことは、心から応援し、推奨したいです。

どんなシチュエーションであれ共通するのは、日本旅行に満足してもらい、日本ファンを増やすこと!です。誰もがそのマインドを持って、外国人観光客を「おもてなし」していきたいですね。

通信232 ライブ授業は有効か?

【週刊ハンガンネット通信】第232号 (2017年5月22日発行)

ライブ授業は有効か?

ミレ韓国語学院

前田真彦


メアリの会(韓国語講師の学習会:ミレ主宰)
(5月28日17時30分~実施)でライブ授業をします。

「リプロダクションの仕方」というタイトルで、
中級から上を目指す人のための、
<「聞く」から「話す」へ>を、テーマに
臨時募集した受講生4人を対象に授業をします。
参加は無料です。ぜひいらしてください。

ライブ授業とは?

模擬授業は、生徒役も講師がします。
授業の流れがよくわかりますが、
受講生との具体的なやり取りが今一つよくわからないところがあります。

ライブ授業というのは、
実際の生徒を相手に、実際の授業をします。
いわば、授業研究という目的をもった公開授業です。

ライブ授業の流れ(全90分)(5月28日の場合)
1、授業30分(受講生4人 授業者前田)
教室の後ろに講師の参観者5人~10人程度
2、授業についての話し合い(60分)
受講生は退室
今実施した授業に即し、具体的に改善策など
話し合います。

模擬授業とは違うライブ授業の良さは、
・受講生への指導、関わり方の実際がよくわかる
・話し合いが具体的になされ、焦点化しやすい
模擬授業は、よほどのことがない限り、
無難に流れ、大きな破綻がないのが普通です。

また話し合いも突っ込んだ議論にならず、
模擬授業を担当した講師をねぎらう風になりがちです。

小中高の学校現場では、日々、研究授業が行われ
実際の生徒を相手に、本物の授業をする姿が
先生方の前にさらけ出されます。

学習意欲のない生徒、学力差の激しいクラスなど
30人前後の生徒を相手に、教師は悪戦苦闘しながら奮闘するのです。

授業というのは破綻があり、トラブルがつきものなのです。
力のない教師も、研究授業を繰り返すことに鍛えられていきます。
韓国語講師にも、こういう「鍛えの場」が必要です。

模擬授業を繰り返してもあまり力が付きません。
実際の授業を見てもらうこと、
これが韓国語講師にはもっと必要ではないでしょうか?

ただ、ライブ授業は、模擬授業より、設定が難しい点があります。
生徒役の受講生の確保の問題です。
ミレの場合は、ミレ受講生(とその周辺)に声を掛ければ
ほぼ問題なく集めることができます。

ハンガンネットで今後ライブ授業を実施する場合は、(今後のアイディアです)
・リレー式で(複数の講師がする)(授業ごとに受講生を変えてもよい)
・受講生一般公募(有料にしてもよい。生徒役募集には神経を配らないといけません)
などすると話題性があって、
注目を集めやすいですね。

ミレでノウハウをためて、また報告します。
日時が合えば、私もライブ授業をいたします。

通信231 実力差のあるクラス

【週刊ハンガンネット通信】第231号 (2017年5月15日発行)

実力差のあるクラス

阪堂千津子

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往々にして授業は思い通りに行かないことが多いのですが、とにかく実力差の激しいクラスは「どうしたもんじゃろな~」の連発です。

4月から始まった某大学の2年生のクラスですが、

英語の代わりに韓国語を集中的に選択できるコースのせいか、2年目になると実力差がハンパありません。

昨年からカナダラを習い初めて、もうハングル検定3級が受かりそうな学生さんもいれば、まだハングルがようやく読める程度の学生さんもいます。

さらに、高校から韓国語を履修している三分の一の「できる」グループも混在しており、1つのクラスにTOPIK5級からハングル検定5級までの実力が、混在して学習している状況です。

それでも好きなk-popアーティストがいる学生は、モチベーションを持続してなんとかがんばってついて来てくれています。

しかし、「韓流?そんなの興味ありません」という子は、そうした他の学生さんの熱気にさえ、圧倒されがちのようです。

教科書は 西江大学の「2A」を元に、「よんではなそう」「きいてはなそう」だけをピックアップして授業を行っています。

先日、クラスニーズを確かめようとアンケートをとってみました。予想通り、3分の2の学生からは

  • 「毎回、テストが復習になる」「もっとテストをしてほしい」
  • 「復習テストだけでは物足りない」

・・・という非常に前向きの意見が出ましたが、その一方で、

  • 「毎回つらいです」
  • 「難しい、キツイ」
  • 「これ以上進んだら、もうダメ」

という悲鳴も聞こえてきました。

単語や文法の実力が追いつかない学生さんのために、最近では前もって台本をネットで上げておくようにしています。また、質問しやすい雰囲気を作りだすために、授業では、できる人をリーダーにしてグループを作り、教えあう方式を取っています。

しかし、「全くわからない」「教えてもらうばかりで何もわかっていない」という想いが、彼らには常につきまとっているようです。

そこで昨日、30分をかけて、この問題をクラスで話し合ってもらいました。その結果、出てきた要望やアイディアを整理すると、次のようなものでした。

  • 新しい単語や難しそうな単語は、講師があらかじめ単語リストを作成して、
  • 講師がサイトにアップしておく。
  • 新出文法や難しそうな文法は授業中に説明してもらう。
  • また、1年生の時に使っていた教科書(木内先生の「初級韓国語」「中級韓国語」)のどこに載っているかを講師がサイトにアップしておく。
  • 次回あつかう台本を前もって講師がサイトにアップしておく。
  • リーディングやリスニングに自信のない人はそれを読んだり聞いたりして、予習する。
  • 授業では、文章を聴いたり読んだりした後にグループ内で教え合う時間を十分に取る。

私は授業で、単語や文法があっても「背景知識から推測して文を読み取る力・聞き取る力」を育てたい(一般的な読む・聴く授業の理論的背景ですね)ので、

最初から単語や文法がすべてわかっているとあまり意味がないのですが、彼らに安心して授業を楽しんでもらうために、要望を全面的に受け入れました。

さて、話し合いをしながら、「でおくれている」受講生に見られる意見の共通点としては、次のようなものが見られました。

  • わからない単語や文法がでてくるのが恐怖だ
  • 日本語ですべて理解できないと不満がつのる

実は「教科書はわかる単語だけがでているテキストにしてほしい」というわけのわからないリクエストがあったりもしました。

「わかっていることを勉強することほどつまらないものはないんじゃない?」と言ったら、「なるほど~」と納得した学生さんもいましたが、

概して、「わからない」ことを「悪」とか「苦」のように感じているようです。

そもそも「学習する」というのは、「わからないこと知る喜び」を楽しむことのはずなのに、なぜ「わからない」が「苦」「悪」になってしまうのか・・・

このように実力差のあるクラスというのは、どんな現場でも大なり小なり起こりうる事態だと思います。

みなさんのクラスでは、「授業についていけない」と言ってやめてしまう方はいませんか。もちろん、本当の理由は話さずに、仕事が忙しくなったから、とか、家族の用事ができた、など、ほかに理由をつけてやめていく方もいらっしゃいます。

講師が授業内の実力差をうまくコントロールできないために、受講生がやめて言ってしまう…。恥ずかしながら、市民講座でも、私はこのような経験をたくさんしました。

先生方は、このような状況をどのように乗り越えていらっしゃいますか?ぜひとも、みなさまのお知恵をお借りしたいです。

通信230 聞き取りやすい韓国語

【週刊ハンガンネット通信】第230号 (2017年5月8日発行)

聞き取りやすい韓国語

伊藤耕一 個人指導


ニュースなどで候補者の主張を耳にして、少し驚きつつ聞いていることがあります。

それは、各候補者の韓国語がとても聞き取りやすいことです。

朴槿恵前大統領の韓国語は、ものすごく聞き取りやすく、私でも音声だけで95%は理解できたほどで、個人的には朴槿恵前大統領に良いイメージを持っていました。

明日の選挙結果の成り行きはさておき、「聞き取りやすさ」は言葉の何がもたらす影響なのか、個人的に思うことを書いてみたいと思います。

私が最初に体験した外国生活は、ニュージーランドでの生活でした。

渡航前にある程度の英語を勉強し、TOEICでもCレベルの結果(日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差がみられる。基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。)が出たので、ある程度自信を持って行きました。

英語を話してみると、なるほど、自分の言いたいことや求めることは伝えられても、それに対して返ってくる言葉は半分くらいしか分からないといった感じでした。

ですが、いろいろな人と話をしていくと、この人の英語は聞き取りやすい、あの人の英語はさっぱり分からない、このような差があることに気付きました。

最初に「聞き取りやすい」と私が感じたのは英語学校の先生の英語でした。

これはきっと、接する時間が長かったからその人独特の発音や言い回しに耳が慣れたのだろうと思います。

そのほかにも、耳にした英語の地域性も大きな影響を与えるようにも思います。

私はニュージーランドで英語を学んだので、英国やオーストラリアや南アフリカの人たちの話す英語を聞き取りやすいと感じます。

その一方でアメリカ人の英語は聞き取りにくいと感じてしまいます。

英語母語話者でない人の英語は、相手が一生懸命に伝えようとする気持ちに寄り添おうと思うせいか、よく分かります。

ところが、同じニュージーランド人なのに、さっぱり聞き取れない英語を話す人も何人かいました。

そのような人に出会った時には、今思い返せば申し訳なかったのですが、ごく少数だったので、適当に相手をしてあまり話をしないようにしていました。

その次に渡航したのは韓国だったのですが、やはり同じように私が一言一句聞き取れる韓国語を話してくれる人と、さっぱり聞き取れない韓国語を話す人がいました。

私は韓国で生活した経験がなく、英語ほどの運用能力を持ち合わせておらず、地域性による違いがよく分かりませんが、きっとどんな言語でもこのような現象があるのだろうなと思いました。

前回の通信にも少し書きましたが、ネイティブでない人が話す言葉の聞き取りやすさは子音と母音の発音の安定性に起因するように思います。

私の韓国語はソウルの人から最も多くの音を聞いてきたので、韓国語を教える時には、できるだけソウルの音に近いように気を付けて発音してきました。

個人的にも地域的にも特定の音が安定して同じように発音されていれば、生徒さんに分かりやすいだろうと思うからです。

明日の選挙の結果、誰が勝利演説を行うことになるのか、聞き取りやすい韓国語を話してくれることを期待しつつ注目したいと思っています。

通信229 私の韓国語講師奮闘記13: 日本で韓国語(外国語)を学ぶ

【週刊ハンガンネット通信】第229号 (201751日発行)

私の韓国語講師奮闘記13: 日本で韓国語(外国語)を学ぶ

宮本千恵美



私が韓国語講師になり、生徒によく聞かれることは、どうしてそんなに韓国語ができるようになったかと言うことです。

生徒の前では早々に言えませんが、正直に話すと……やはり留学できたことが大きかったと思うのです。留学していれば、知らない間にその表現を使った会話をしたり、分からなくても自然と身に付いていく特長があります。

生活するうえで必要不可欠なので、無理にでも覚えていかなければいけない、学ぶより慣れると言った方が合っているかもしれません。しかし、自国で外国語を学ぶと言うことは制限もありますし、留学ほどの早急な上達は難しいです。

また私が思うに日本で教える場合、何よりも日本人の特色を知ることが大切だと思います。日本人は私も含めて完璧さを求めてしまう民族です。間違いを言うのことを嫌い、常に正解を求めています。

以前の記事でも書きましたが、発音1つにしても間違っていたらどうしようか、通じなかったらどうしようかと言う思いが先に来てしまうばかりに、会話をすることに躊躇し、聞き取り・読解・作文・語彙などよりも会話面が劣ってしまいます。

なので、留学中も一番話さないのが日本人だけど、テストの点が良いのも日本人と言うはっきりとした特色を示していました。

私は昨年漢陽大学の研修に参加し、そこで韓国語で教える授業というものに取り組みましたが、それでもここ日本では日本語の補足が必要と思うのです。

勿論、韓国語ですべてを教え、その授業にすべての生徒が賛同してくれるのは理想ではありますが、先ほども書いたように完璧を求める日本人は、日本語の説明を求めがちだと思うのです。

どうしてそうなるのか、どうして同じような表現なのに使い分けをしなければいけないのか、それを知りたがる生徒がとても多いです。そしてそれをしっかり説明することが習得に際しては早い効果をもたらすと思います。

曖昧な説明や言い方では頭に残らず、逆にずっとその表現なり文法なりが使えずに残っていくと思います。

また韓国語と日本語が語学の中でも一番似ている言語ということもあり、学習者を勘違いさせる要因の1つでもあると思います。最近ではメディアや書籍などで日本語表現的な韓国語という見出しをよく見かけます。

私自身SNSなどで日韓の交流ページに参加していますが、確かに文法的には間違ってはいないし通じる文章ではあっても、韓国では使わない表現をよく見かけます。

김현근先生の製作された動画で、その違いを韓国語側と日本語側で説明してもらえると分かりやすいと思いましたし、日本人が疑問に思う違いを学べると感じました。

これは私の韓国語学習経験からですが……
韓国で友人と会った際に友人に言われた言葉です。

언니는 항상하지만 많이 쓰잖아요. 근데 한국사람들은하지만보다근데 많이 써요.

それを日本にいた韓国人留学生にもわれたのですが

じゃあ、日本人会話のときにしかしいますか하지만”は“しかし”と言うニュアンスがあります。근데”は“でも”と言う感じなので、会話ではよく使いますよ」

なるほど!……それから“근데”を使うようになったのは言うまでもありません……

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以前の発音の記事でたくさんの先生方から意見をいただき、びっくりしながらもすべてありがたく読ませていただきました。

これは私の見解なのですが、どの先生のご意見もすべて正しいと思います。なぜなら10人講師が居れば、教え方も10通りあると思います。

逆もしかりで10人生徒が居れば、10通りの思いがあると思います。ドラマを聞き取りたい、韓国の人と話してみたい、テストを受けたい、韓国語を理解したい、等々。

また語学の向き不向き、得意不得意分野も人それぞれで、その生徒すべてに合った学習法と言うのはたぶん1つでは足りないと思います。

そのご意見の中でも一番印象的だったのが、高麗先生のご意見でした。在日同胞の若い世代にしっかりとしたウリマルを教えたいと言う熱意と、ウリマルに対する尊厳……ため息です

……私自身日本語話者で、興ざめする最近の日本人の日本語に文句を言いたくなるので、日本人は外国語の勉強の前に日本語をしっかりしないとと思います……

disる」とか、今だに意味が分からず、テレビなどでも芸能人が平気で使っているので、同じ日本語でも字幕が必要だと思ってしまいます。

最近では日本の番組を韓国でどんな訳で字幕を作っているのか気になってチェックしているくらいです。

通信228 韓国語の母語話者と日本語の母語話者が作る動画

【週刊ハンガンネット通信】第228号 (2017年4月28日発行)
韓国語母語話者と日本語母語話者が作る動画
김현근 金玄謹(ミリネ韓国語教室)
 
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안녕하세요.
미리내 한국어교실 대표 김현근입니다.
한국어를 가르치다 보면, 단순히 한국어로만 설명해도 정확하게 전달이 안될 때가 있습니다. 이것은 초급 학습자 뿐만 아니라 중급, 상급에도 해당하는데요. 그럴 때 그에 맞는 일본어 표현을 제시하면 학습자가 훨씬 빨리 이해하기도 합니다. 저희 교실에서는 교과서를 공부할 때 회화문을 읽은 후에 일본어로 그 뜻을 번역해보는 작업을 반드시 하기 때문에, 한국어 네이티브 선생님들도 한국어에 상응하는 정확한 일본어의 뉘앙스에 대해서 공부를 해 두어야 제대로 가르칠 수 있습니다.
제 개인적으로도 외국어에 해당하는 일본어에 대해서 상급 일본어 표현은 반드시 한국어에 해당하는 말이 무엇이 있는지 찾아보는 편입니다. 그렇게 하지 않으면 생소한 일본어 표현이나 단어 등은 소화불량에 걸린 것처럼 잘 외워지지도 않고 기억이 오래 가지도 않기 때문입니다.
이에 작년부터 일본어모어화자이면서 한국어를 가르치고 계시는 日下 선생님과 같이 동영상 작업 준비에 들어가 올해부터 본격적으로 여러가지 생활 속 한국어 표현에 대해 상호 체크를 끝낸 것을 대화 형식으로 녹화한 뒤 올리고 있습니다.
미리내 교실에서도 메일 매거진을 발행하고 있습니다만, 메일 매거진에서 나왔던 여러가지 표현 등을 다시 한 번 토의를 거친 후 동영상 촬영을 하고 있습니다. 예를 들어서 ‘嫌味、ダメ、春に関する表現、腹が立つ 등의 일본어 표현을 한국어로 하면 어떻게 될까’라는 물음에 대해 상황별로 정리한 동영상을 만들어 올리는 것입니다. 동영상을 만들기 전에 한국어 표현과 일본어 표현이 반드시 사전에 나와 있는 대로의 뉘앙스가 아닌 경우도 많기 때문에 저 자신에게도 도움이 되고 있습니다.
트위터나 페이스북 등 소셜미디어가 발달한 요즘에는 글을 써서 여러가지 한국어에 대한 뉘앙스 차이나 예문 등을 올리는 분도 많습니다만, 역시 동영상을 통해 표정이나 상황, 그리고 억양과 발음까지 전달할 수 있어서 학습자가 편히 접할 수 있는 도구라고 생각합니다.
편집에 시간이 많이 들어가지만 (주로 日下샘이 하고 있습니다) 동영상을 활용한 한국어 설명 및 뉘앙스 전달은 스마트폰이 보급된 요즘 효율적인 홍보수단으로도 활용할수 있습니다. 교실 홍보가 고민이라면, 굳이 거창한 편집이 들어가지 않더라도 스마트폰으로 찍은 동영상을 소셜 미디어에 한번 올려 보면 어떨까요? 아마 교실 홍보나 기존 수강생들도 보다 교실에 애착을 가지고 더 열심히 공부하고 다닐 수 있을 것입니다.
지금까지 올린 동영상 링크를 몇 개 첨부합니다.
관심이 있으신 분은 한번 보시고, 앞으로도 매주 한 편씩 올릴 예정이오니 혹시 ‘이런 내용을 다뤘으면 좋겠다’라는 리퀘스트가 있으신 분들은 회신을 주시면 감사하겠습니다.
➊ネイティブはこう言う・韓国語「~します」 숙제는 내일 합니다.って正しいの? 
 
➋ネイティブはこう言う・韓国語「腹が立つ」韓国語で何? 
 
❸ネイティブはこう言う・韓国語「ダメ」 
 
 
이제 완연한 봄입니다.
새싹이 푸릇푸릇 돋아나고 5월이 되면 금세 나무들도 초록으로 물들겠지요. 
생기가 충만한 5월을 맞이하여 한국어를 배우고 또 가르치시는 분들께서도 활기찬 나날을 보내시기를 기원합니다.