通信227 悩ましい作文指導

【週刊ハンガンネット通信】第227号 (2017年4月22日発行)
悩ましい作文指導
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前回の通信では吉川先生から、3月に大阪で行われたハンセミ「力の付く作文授業」の報告がありました。そのハンセミに私も参加したのですが、そこで思ったことなど、自分の作文授業の経験も合わせて書いてみます。
まず、飯田華子先生の授業では、漫画という親しみやすい素材が用いられ、使う文型や単語と共に、4コマ漫画の台詞を考えるというお題が与えられました。漫画という素材で一見易しそうに見せつつも、実は、ストーリーを4コマで完結させなければならないセンスも要求される課題でした。
易しくない課題でも、素材によっては学習者が引き付けられ、考えるのが面白 くなることを改めて感じました。
伊藤耕一先生は「日本人の間違いやすい韓国語表現」をテーマに挙げてくださいました。日本語の干渉を受ける誤訳を防ぐには、やはり韓国語の文法を定着させる練習が不可欠だと思いました。それから、日本語の字面に振り回されずに、伝えたいことは何かを捉える力が必要ですよね。
次は私の作文授業体験について少し書きます。私は昨年度、半年間作文の授業を担当しました。受講生は、20歳前後の約10名でした。
毎回、書くテーマについて関連のある韓国語の文章をまず読み、そこに出て来る単語や表現を学びました。その後、受講生同士でテーマについての意見や感想を日本語で言い合いました。出た意見は 板書し、目で見て頭を整理できるようにしました。そして、じゃあ自分の意見を書いてみましょう。さっき勉強した表現や単語も使ってみてください。と、進行しました。
授業時間90分で作文を書く時間は、30分くらい。受講生の書く量は、まちまちですが、30分だと400~500字が多かったと思います。しかし、これではTOPIKの作文に間に合いません。早く書く練習も必要ですね。という話を受講生にもするのですが、○○は韓国語で何て書くんですか~?などと聞きながら書く人もいるので、なかなかスピードアップは望めません。時間中に書ききれなかった人は、宿題にして書いてきてもらいます。
その後、添削して返却。私が添削で迷う箇所は、同僚の韓国人の先生 に確認します。返却後、作文を発表させることもあります。発表してもらうと予告すると、書く姿勢が変わりますが、時間の関係で毎回はできません。
とにかく、まずはまとまった文章を書くことに慣れてほしかったので、そんなに早く書くことまでは要求しませんでした。
さて、作文の間違いについてですが
  • 話し言葉の影響か、助詞を省略してしまう
  • 連体形
  • 한다体の誤り
  • 主語と述語の不一致
  • ~라고 생각한다を連発する
  • 分かち書き
などが共通してよく見られるものでした。
指導で一番悩まされたことは、文章の組み立て方(序論・本論・結論)と意見を論理的に展開する方法でした。
たとえば、「웨냐하면」で始まっているのに、後に続く文に理由が述べられていないとか、結論部分なのに結論が述べられていないとか。
言葉で説明しても、すぐには効果が現れないことを経験し、やはり、学習者は日頃から良い文章を読むことが必要なのでは、と思うようになりました。
それは、韓国語だけではなく、日本語の文章もです。母語が貧弱なままで外国語の達人になれるわけがないからです。
と、受講生にもお話するのですが、どこまで心に 響いているかはわかりません。
ちなみに、授業準備にあたって、世話人前田先生が書かれた本を始め、小論文の書き方の本などもいろいろと読んでみました。
今回の通信を書きながらも、とても緊張しています。こんなことを書いている私の文章だって~と思うと、穴掘って入りたいです。
初めてハンガンネット通信に書かせていただきました。これからもよろしくお願いします。

通信226 ハンセミ大阪:力の付く作文授業

【週刊ハンガンネット通信】第226号(2017年4月14日発行)

ハンセミ大阪;力の付く作文授業

よしかわ語学院

吉川寿子

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3月末に行われたハンガンネットセミナー大阪のレポートをお届けいたします。

テーマは「力のつく作文授業」です。

今回のセミナーは基礎力をつけるための作文の模擬授業と指導のポイントに対する話題提供の二本立てでお届けしました。

なお、大阪ではハンガンネットセミナー(ハンセミ)と教室運営者の懇談会の(ハンコン)の二部構成が通例です。

セミナー2本と質疑応答で3時間、ハンコンで2時間と途中休憩もはさみつつの合計5時間の長丁場で、ご都合つく方はその後の食事会まで最大7時間お付き合いいただきました。

年度末のお忙しい中をありがとうございました。

今回は 大阪でハンガンネット発起人、世話人を務めてくださっています前田真彦先生率いるミレ韓国語学院のエース、飯田華子先生による模擬授業からのスタートです。

とてもフレッシュな魅力あふれる先生でした。

普通、作文の授業といえば、原稿用紙や下線が引かれたプリントなどを連想しますが

配られたレジュメは、かわいらしいイラストの入った4コマ漫画でした。

この4コマ漫画の吹き出しに入るセリフをみんなで考える作文の模擬授業でした。

このような4コマ漫画の利用は、韓国語教育の現場では新鮮ですが、日本語教育ではポピュラーなやり方だそうです。会話レッスン等で多く採用されているそうです。

だいたい作文の授業で困ることといえば

何を書いたらいいのか思い浮かばずに、シーンとなってしまうことですよね。

でも、この4コマ漫画なら、年齢層を問わずにクスッと笑いながら取り組めますし

細かく状況を説明しなくても、情報を共有できるので負担なく取り組めます。

アウトプットさせる授業は、学習者の心理ハードルを下げるのが必須要素ですので、作文の授業案としては斬新な印象を持ちますが、グループワークはそれぞれとても盛り上がりました。

模擬授業は授業の趣旨説明の後、下記の段取りで進行されました。

  1. 参加者全体を3つのグループに分けて4コマ全体のセリフを考えて、全体に発表して共有
  2. 特定の1コマについて、今度はペアワークで考えて、全体に発表して共有

今回は進行スケジュール上、ここまでの模擬授業となりました。

その後は、学習者から何も意見が出なかった場合の対処法や、これを宿題に持っていくにはどうしたらいいか、必要な文型や文法事項の効果的な提示方法など、参加者の先生方との意見交換となりました。私もとても勉強になりました!ありがとうございます

引き続き、世話人の伊藤耕一先生による発表と話題提供です。

身近で一見簡単そうなんだけど、日本語から直訳しにくい韓国語というテーマで準備してくださいました。

事前に世話人の先生方で協力してレジュメを準備しておいた上で

事前に宿題を出しておいて、当日は参加者の先生に指名して書いていただく、というスタイルで行われました。

宿題を板書されている間が何ともはや緊張感あふれるひととき…とならないように 歌の上手な先生に何曲か歌っていただく一コマもありました。

和やかなシンキングタイムをありがとうございました

それにしても、さすがに先生方、しっかりと宿題をしてこられてさすが!でした。

日本語と韓国語の感覚の違い、ふだん漠然と使っている日本語、実はこっちが正確ではないのではないか、という視点などなど。

韓国語に直訳できない文章をどう捉えるか、整理しながら提案してもらう、有意義な事例発表となりました。ありがとうございます!

その後も作文授業についての意見交換の話し合いの後は続きました。

学習者だけでなく講師側にも心理的な負担の大きいのが作文授業ではありますが、気楽な話題から少しずつ取り入れていくのが大切ではないでしょうかという話でいったん締めくくられました。

さて、すでに開始から3時間以上経っておりますが、お次は全員がゆるく輪になって、ハンコンです。

今回は初参加の方が大半でしたので、自己紹介をしながら授業の悩みや嬉しかったこと、オススメの参考書、韓国語講師として生き残っていく道、韓国語教育やボランティアなど多岐に渡って、話し合いました。

学習者の方にも参加いただいていましたので、いろんな視点での考え方を聴けて、とても参考になりました。

その後は、会場付近で調達したお料理を持ち込んで、ざっくばらんにあれこれ親睦を深めるトークタイムもありました。

プライベートな話題、今後どうやって韓国語教育を盛り上げていくか、冗談まじりの話題のほか、TOPIK話などにも及びました。その中で私の作文メール講座をミレの先生も読んでくださって、とても役に立ちましたとのうれしいお話もありました。

もうすくTOPIK試験もありますし、講師も学習者のひとりとして学びながら、今までよりもいい授業をしていきたいと思っています。

とても熱心な先生方、教えることを視野に入れた学習者さんとの充実したひと時となりました。皆様、ありがとうございます!

私もこれからも、よりよい授業のために学んでいこうと思っております。

この大阪ハンセミ、ハンコンで2016年度の予定は終了いたしました。

2017年度もハンガンネットをよろしくお願いいたします。

通信225 색깔있는 교실

【週刊ハンガンネット通信】第225号(2017年4月3日発行)

색깔있는 교실

韓教室

金英う

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안녕하세요.

오늘은 요전에 받았던 메일에 대해 제가 느꼈던 걸 적어 보려고 합니다.

회사일과 집안일 때문에 몇 년 전에 한교실을 그만둔 학생으로부터 며칠 전에 연락이 왔어요.

보내온 메일에는 이번 봄에, 자기 딸이 고등학교에 입학하는데, 전에 같은 반에서 공부했던 학생의 아들도 우연히 같은고등학교에 입학하게 됐다는 거였어요.

그 학생은 한국어로 연결된 끈(인연)이 우리를 다시 만나게해 주었다며 기뻐하는 내용이었어요.

이걸 읽으면서, 저도 무척 기뻤습니다.

그리고 딸의 입학이 계기가 돼서, 시간이 흘러도 저를 기억해주고 연락을 준 게 너무 고마웠어요.

그러고 보니, 한국어 교실을 하면서, 여러 사람과 만날 기회가 생겨서 만남의 범위도 넓어졌다는 생각이 들었어요.

사실, 생각해보면, 결혼하고 일본에 와서 친구라고는 아이들학교의 ママ友 밖에 없었는데,

이제는 자신의 일을 하는 가운데 다양한 사람들과 만나, 그관계를 지속할 수 있게 됐다는 사실에 감사하다는 생각뿐입니다.

제 교실의 학생들은 거의가 저 보다 나이가 많아요.

그래서 인생의 선배와도 같은 존재죠.

학생들은 자신들의 아이들 얘기, 인생 얘기, 그리고 일본의문화 얘기도 저한테 많이 들려 줍니다.

저는 학생들에게 인생을 배우고, 학생들은 제게서 한국어를배우고~~

서론이 길어져서 죄송합니다.

지금부터가 오늘의 본론인데요,

이런 사적인 얘기들은 거의 같이 점심을 먹거나, 수업이 끝난 후에 차를 마시면서 들을 때가 많아요.

학생들과 수다를 떨면서 들었던 내용은 아주 좋은 수업 자료로 쓰일 수 있어요.

예를 들어, 학생들의 얘기를 기억해두었다가 문형 설명시 예로 사용한다든가, 예문을 만들 때 사용할 수 있다면 impact가 강할테니까 말이에요.

수업 시간 외에 학생들과의 시간을 할애하면 좋은 점이 또하나 있는데요, 학생들간의 ‘끈끈한 정’입니다.

어느 반은 수업이 끝나면 항상 커피숍에서 커피를 마시는데요, 한번은 저도 같이 커피를 마시는데 도움이 필요한 학생에게 서로 조언을 해 주는 것을 봤어요.

(특히 지금처럼) 한국어 학습자가 새롭게 증가하지 않는 상황에서는 이런 ‘끈끈한 정’이 학생들의 이탈을 막는 큰 힘이될 수도 있을 것다는 생각이 들었어요.

언제가 한강네트 통신에 이런 글이 있었던 걸 기억합니다.

‘색깔이 있는 교실’이어야 한다고요.

맞는 얘기인 것 같아요.

아무 색깔이 없는 평범한 교실보다는 무엇 한 가지나마 특색을 가지고 있는 교실이어야 한다는 의미였는데요,

저는 그 색깔을 ‘유대(친목) 관계’로 칠하고 싶습니다.

通信224 人の振り見て我が振り……

【週刊ハンガンネット通信】第224号 (2017年3月27日発行)

人の振り見て、我が振り……

アイケーブリッジ外語学院

幡野泉

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3月26日に大阪でハンセミが行われました。ご参加された先生方、お疲れ様でした。

私は参加できませんでしたが、セミナーの様子は様々な媒体から伝わってきましたし、セミナーの合間を縫って行われた一部の世話人の先生方のミーティング内容についても拝見いたしました。

熱心な先生方、参加者の皆さんのおかげでとても充実した会となったようですね。

ちょっとフライング的な内容になってしまうかもしれませんが、今後のハンセミで、ライブ授業(模擬授業)をいろんな方が積極的に行っていこうという話し合いがなされたようです。

これは心から賛成します(してください、と言われたら、ウッとなってしまいそうですが……汗)。

というのは、私は学院長という立場で、面接時や普段の業務で、いろんな先生方の授業を拝見します。拝見すると、(それがたとえ模範的な授業でなくとも、いや模範的でなければないほど!?)

本当に勉強になるのです。自分の授業を顧(かえり)みるキッカケになります。

また、面接は今後大切な受講生に韓国語を教える方を選抜するわけですから、応募者の先生には耳が痛いようなことも申し上げなければなりません。

その時の先生方は、「今まで自己流で教えてきたので、気づきませんでした。ためになりました。ありがとうございます」

という反応をされる方もいれば、その逆のような反応をされる方もいらっしゃいます

前者のような他者からのアドバイスを受け入れる姿勢のある先生は本当に伸びます。

見る方も、見られる方も、本当に勉強になります。ライブ授業(模擬授業)の実施を心待ちにしたいと思っています。

通信223 カウンセリングをしながら感じたこと

【週刊ハンガンネット通信】第223号 (2017年3月13日発行)

カウンセリングをしながら感じたこと

ミレ韓国語学院

前田真彦

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ミレでは毎学期の終わりに個別のカウンセリングをしています。教室ではうかがい知れない、たくさんの悩みや、思いに触れることができます。

私たち講師は、その思いに触れ、少しでも楽しく、豊かに学習を主導していく必要があります。

特に今回は、壁にぶち当たっている方は、今後の展望が持てていないのではなかと感じました。動画で思いを語ってみました。

「楽しさ」も、計画的に、教えていかないと「楽しさ」すら、味じわえなくなってしまいます。

動画の中の中学1年生の百人一首の例です。あるいは「その場限りの楽しさ」で終わってしまって、次へのつながりが持てません。

明るい展望を持てるように、今の壁をどう乗り越え、次に何があるかを示す役割を、私たちは果たしていかなければならないのではないかと、今回は特にそういうことを強く感じています。

https://youtu.be/bw98VOA9Lq0

カリキュラムとかシラバスなど、なじんでいる言葉ですが、ついつい教室の現実と切り離して別個のものと考えがちです。

受講生の実情に結び付けて、次の展開を明るく語り、見通しを持って励ませるようになりたいものです。自警の念を込めて動画を撮りました。

◆ハンガンネットセミナー(3月26日大阪実施)では、「思い」を「実践」に変える時間にしたいと思います。

多くの方のご参加をお持ちしております。

https://youtu.be/KziLccCfU3A

年度末のお忙しい時期ではありますが、韓国語教育について、語り合いましょう。

通信222k 應答하세요 2017

【週刊ハンガンネット通信】第222号 (2017年3月10日発行)

應答하세요 2017 応答ハセヨ2017(日本語)

ハンガンネット代表 阪堂千津子

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최근에 한강네트 WEB 사이트를 개장했습니다. 예쁜 디자인으로 바꿨습니다. 꼭 한번 봐 주세요. → https://hangangnett.com/

전국의 한국어 교실 정보를 갱신할 수 있도록 「교실 정보를 제공해 주십시오」라는 코너도 만들었습니다.

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2, 3월은 개인적으로 연수 시즌입니다. 일요일마다 연구회에 얼굴을 내밀고 알찬 시간을 보내고 있습니다.

지난 주 일요일에 열린「언어 EXPO」는 이 메일링 리스트에서 화제가 된  발음교육 문제에 대한 똑 같은 논의가 벌어지고 있었습니다.

영어는 초등학교로부터 교과교육으로 도입되면서 이전보다 발음교육에 대한 관심이 한층 더 높아지는 것처럼 보입니다.

화제가 된 관사이 대학교 교수를 위한 「그루그루(골고루) 메소드」도 들었는데 (참고:「영어 수업의 마음・기술・몸」静哲人, 研究社)

의미있는 발음 교육을 통해 효율적으로 지도해서 발음을 교정하는 것이 중요한다고 강조하고 있었습니다.

이 점에 대해서는 한국어 교육에 바꿔 논의해보는 것도 재미있을 것 같습니다.

「언어 EXPO」는 매년 개최됩니다만, 올해 참가자는 300명을 넘어  약30명이   회장에 못 들어갔답니다.

발표내용은 거의 다 영어교육에 관한 것으로  CLIL(Content and Language Integrated Learning;내용 언어 통합형 학습, 타교과를 영어로 가르친다)

도입을 가까이 둔 선생님들의 마음 비명이 들려 왔습니다. (한국에서는 immersion교육이라고 하더군요)

그것보다 앞서 2월말에 행해진 “협동 실천 연구회”와 “외국어 실천 포럼”의 합동 연구회에서는 독일어나 한국어, 중국어, 일본어 등의

수업 실천 보고(포스터 발표)가 있었습니다.

제가 오후에 수업이 있어서 끝까지 참석 못했습니다만, 수업 보고를 들으면서 협동 학습을 통한 외국어 교육이야말로 다문화/다언어 사회를 맞이한

현대사회에 필요한 “진정한 커뮤니케이션 능력”을 키울 수 있다는 「외국어 학습의 중요성」을 확인할 수 있었습니다.

연구회는 참석할 때마다 여러가지 생각할 수 있는 계기도 되고 새로운 만남도 있어 좋은 자극을 받습니다.

3월 후반부터 연수 무대는 칸사이로 옮길 것인데 다다음 주 3월 21일에는 교토의 「조선어 교육학회」에  3월 26일에는 오사카에서 한강네트 세미나와 한강네트 친목회에 참석할 예정입니다.

여러분도 혹시 시간이 조금이라도 나시면  꼭 와 주시기 바랍니다.

그런데 외국어 실천 포럼 연구회에서  “회원의 적극적인 참가를 유도하려면  어떻게 해야 할지 고민하고 있다”는 발표가 있었습니다.

회원과 함께 기획하고 모두 같이 참가하면서 만들어내는 모임을  상상하고 있었지만 현실은 적극적인 회원의 참가가 적다고 활동상의 고민을 토로했습니다.

그 회장에서는 「참가에는 여러가지  형태가 있으니 그런 참가태도도 괜찮다고 봐야 될 것이 아닌가」라는 의견도 나왔습니다만,

이 고민은 어느 연구회에도 공통되는 부분인 것 같습니다.

3월은 일본의 연도말입니다. 우리 항강네트도 마찬가지죠. 그래서 내년도 기획에 대해서 여러 고민을 하고 있습니다.

한강네트에서도 회원이 적극적으로 참가할 수 있는 모임으로 하고 싶다고 생각합니다.

그러기에는 우선, 회원 사이에 어떤 니즈가 있는지 무엇을 하고 싶은 것인지 아는 것부터 시작해야 될 겁니다.

내년도는 회원 여러분과 보다 활발하게 교류를 하고 싶습니다.

通信222j 応答ハセヨ 2017

【週刊ハンガンネット通信】第222号 (2017年3月10日発行)

応答ハセヨ 2017    通信222k 應答하세요 2017(韓国語)

ハンガンネット代表 阪堂千津子

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最近、ハンガンネットのWEBサイトを手直ししました。かわいいデザインになりました。ぜひ一度、ご覧ください。→ https://hangangnett.com/

全国の韓国語教室の情報が更新できるように「教室情報をご提供ください」のコーナーも作成しました。

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2、3月は個人的に研修シーズン。毎週、なにかしらの研究会に顔をだして有意義な時間を過ごしています。

先週日曜日に行われた「言語EXPO」では、このメーリングリストで交わされた発音教育についての議論が、そっくりそのまま行われていました。

英語は小学校から教科として導入されるので、以前よりも発音教育についての議論がよりいっそう活発化しているように思われます。

話題の関西大「グルグルメソッド」も聞きました(参考:『英語授業の心・技・体』静哲人、研究社)が、いかに効率的に指導し矯正するか、というのが要点で、

このあたりは韓国語教育でも議論してみたいところです。

この「言語EXPO」は毎年行われていますが、今年の参加者は300人で、なんとキャンセル待ちが30人もいたそうです。

会場はほとんどが英語教育について発表で、CLIL(Content and Language Integrated Learning;内容言語統合型学習、他教科を英語で教える)導入を控えた英語の先生方の必死ぶりが伝わってきました。(韓国ではimmersion教育と言っていますね)

一方、2月末に行われた協働実践研究会と外国語実践フォーラムの合同研究会では、ドイツ語や韓国語、中国語、日本語などの

授業実践報告(ポスター発表)がありました。

午後は授業があったので中座してしまったのですが、授業報告をききながら、協働学習を通した外国語教育こそ多文化、多言語社会での真のコミュニケーション能力を育てられるという「外国語学習の重要性」が認識されたと思います。

研究会はいくたびにいろいろなことを考えるきっかけになるし、新しい出会いもあり、刺激になりますね。

3月の後半から、舞台は関西に移ります。

3月21日には京都の「朝鮮語教育学会」に行きます。

また、3月26日には大阪でハンガンネットセミナーとハンガンネット懇親会を行います。

みなさんもお時間が少しでも都合がつくなら、ぜひとも会場にいらしてください。

ところで、外国語実践フォーラムの研究会で、会員に積極的に「参画」してもらうにはどうしたらよいか悩んでいるという発表がありました。

会員と共に企画し、共に参加して作り上げる会を想定しているが、現実は積極的な会員の参加が少ないということでした。

フロアからは「いろいろな参加の形があってもよいのではないか」という意見もありましたが、この悩みはどんな研究会にも共通するようです。

3月は年度末です。ハンガンネットでは、来年度の企画を立てなければいけません。

ハンガンネットでも、会員が積極的に参画できるような集まりにしたいと思っています。

それにはまず、どんなニーズがあるのか、何をしたいのか、知ることからはじめないといけません。

来年度は会員のみなさんと、より活発に交流ができるようになりたい、と思っています。

ですから、ぜひご意見をおよせください。

通信221 発音について考えてみた(2)

【週刊ハンガンネット通信】第221号  2017年2月27日発行

発音について考えてみた その2

伊藤耕一 (個人指導)

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先週の宮本先生の通信を読み、改めて発音について考えさせられました。

以前にもこの通信で発音について書いたことがありますが、これまでに私は入門講座を担当することが多く、発音は甘めに教えることが多かったです。

宮本先生の通信に対し、高麗さんの投稿がありましたが、「日本語を母語とする発声器官の人が朝鮮語発音に対応するにはやはりある程度意識的な訓練練習が必要です。」には、そのとおりだと思いました。

お2人の通信と投稿を拝見し、感じたことを書いてみます。

「日本語には5つの母音しかない」ことになっています。

が、実際の日常生活では相当数の母音(音声学的に見てですが)を発音しているのではないかと思います。
ただ、それを細かく区別しないがために5つだと思い込んでいるのではないかと思います。
日本人に韓国語の発音を教える時、困難を引き起こす原因のひとつは、この日本語で普段発音している母音であるような気がします。
また、「ひらがな」「カタカナ」が日本人の発音に大きな影響を及ぼし続けてきたのでは、とも感じます。
「ひらがな」「カタカナ」は「一つの文字に原則としてひとつの発音しか当てはめない」かつ「当てはめられた発音は『ん』を除いて子音と母音がセットになった文字」という、世界中の言語でも特異な表音文字だと思います。

その一方で、視覚的に音を認識できる利点と、複数の音を一つの音に押し込んでしまう欠点の両方をはらんでいるとも言えます。

日本語の母音とカナが日本人の韓国語発音に悪影響をもたらす原因ではないかと考えたのは、NHKのある番組を見てからです。

日本語の教育の歴史でもこの発音の問題は明治時代から意識されていたそうで、初等学校で最初に習うかなは「い」「え」「す」「し」であったとのことです。
発音記号で書くと/i/と/u/と/e/の発音が昔の日本では地方によって相当に異なっていたようで、この音の違いを最初に教えていたようです。

現在でも東北弁にその名残があるのですが、「し」と「す」はかなり近い音として私には聞こえます。

その番組では、明治時代の初等学校の授業風景を再現したドラマを流していました。

場面は1年生の教室で、先生が発音して、生徒がそれに続いて発音練習するというものでした。
そこでは、「いす」の「い」と「えだ」の「え」はほとんど同じ音で発音されていました。
読む方(先生と生徒)は違う音として認識しつつ発音しているものの、聞く方(私)にはほとんど同じ音で聞こえるという不思議な光景でした。

生徒が「い」と「え」をほとんど同じ音で発した言葉に対して先生が「うまく発音できた」と褒めているというドラマの場面でした。

これを見て私は「日本人は異なる形の文字を見て発音すると、発音された音にほとんど違いはないのに、当の本人は明らかに異なる発音をしたと認識するのではないか。」という仮説を考えました。

視覚的に明らかに異なる文字(例えば「い」と「え」)を発音したのだから、発した言葉は当然ながら明らかに異なっていると思い込んでいるのでは?

もうひとつ、発音指導を通じて発見したのは音が似ているあいまいな音(例えば、”의” “이” “위” )を「音を区別してそれぞれを安定的に発音できる(”의” は “의”、”이” は “이”)」生徒と「同じ文字なのにその都度異なる音で発音してしまったり(”의” を “이” など) 、異なる文字なのに同じ音で発音してしまったりする(”의” も “이” も “이” など)」生徒がいることです。

英語で比較すると分かりやすいかと思いますが、アメリカ英語とイギリス英語では同じスペルの単語が異なって発音されます。
単語と発音記号で書いてみます。Aはアメリカ英語、Bはイギリス英語です。

cop A /kɑp/ B /kɒp/
(参考)http://lingorado.com/ipa/ja/この場合、子音と子音に挟まれた”o”の音を安定的に/ɑ/と発音する限り、聞き取る方はその音を頼りに単語を類推できますが、これが/ɑ/となったり/ɒ/となったりして不安定になると、音を頼りにした単語の類推ができず、通じないという現象につながります。余談ですが、日本人の英語が通じにくい原因のひとつがこれで、日本語的にはイギリス英語で発音した方が発音しやすい(例えば “cop” は「コップ」)のに、英会話レッスンなどを受けてアメリカ英語で “cop” を「カップ」と発音することを覚えてしまうと、”cup” と “cop” が同じような発音になってしまい、通じにくくなると思うのです。
映画の ”Robocop” は「ロボコップ」ですよね。
(参考)https://middle-edge.jp/articles/I0002518日本人は特にこの「ɒ,ɑ,ʌ,ɜ,ə」など、アともオともウとも聞き取れるような母音を全てアという文字で表現しようとするがために、先ほどの仮説が成り立つのではないかと思っております。

韓国語ではこれが “어” と “오”、”우” と “으”、”애” と “에” の発音などに影響して、うまく発音できないことにつながるのではないでしょうか。
しかもカナの影響を受けて、異なる文字を読んでいるのだから、当然ながら異なる発音をしていると本人は思い込んでいると思うのです。

私が韓国語を教えていた頃、よく話をしたのはこんなことです。

「イチロー選手がスーパープレーを連発できるのは、キャッチボール、ゴロやフライの捕球、近距離と遠距離の送球など、野球のすべての基本動作が完璧にできるから。複数の基本動作を組み合わせると捕球~送球が素早くできるようになってスーパー捕殺につながる。

発音も同じで一つ一つの基本の音を完璧に覚えれば、複数の音を組み合わせてもうまく発音できるようになって、早口でも通じる言葉を話せる。発音練習して口が疲れるのは、日本語で使っていない顔の筋肉を使うから。だから基本の発音をしっかり練習して口の筋肉の動きを脳に覚えさせましょう。」

私の経験からは、高麗さんがおっしゃる「発音器官に着目した発音練習」は、日本人の韓国語学習者には有効であるように思います。

皆さんが実践している発音練習などで、これは効果的というものはあるでしょうか?
もしあったら、教えていただきたいと思います。

通信220 私の韓国語講師奮闘記12: 発音について考えてみた

【週刊ハンガンネット通信】第220号  2017年2月20日発行

私の韓国語講師奮闘記12: 発音について考えてみた

宮本千恵美

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¡Hola(オラ)! ¿Cómo estás(コモ エスタス)?(こんにちは!お元気ですか?)

スペイン語は殆どローマ字読み、「H」は発音しない、「J」の子音のときはハ行で読む・・・

など若干の決まりを覚えれば、日本人には発音しやすい言語です。

私的に英語より単語がすらすら読めます。

先生によっては「L」と「R」の発音の違いを聞き取れるようにと言われますが、気にしないで大丈夫と言う先生が多い気がします。

またスペイン語の特徴である「RR」は巻き舌、これは本国スペインでもできない人もいるとか。

母国語であっても誰もが完璧に発音できないのです。

発音に対してあれこれ考え出したのは、ある先生との会話からでした。

1年前にその先生とお会いし、女子トークをしたり、韓国語教育に対する考えを交わしたりしました。

私には憧れの先生で、2人きりでお話できるなんて夢のようでした。

その先生の韓国語の発音に対する考え方に、私ははっとさせられたことを今でも思い出します。

私の中で今まで韓国語の発音と言うのは重要な位置を示し、今でもそうは思っていますが、

たまにその考え方が必ずしもすべての学習者に当てはまらないと思うときがあります。

先ほど述べたスペイン語でも、巻き舌ができないことで学習者を悩ませます。

私は小さい頃から巻き舌で音を出して遊んでいたせいでしょうか、簡単に出来てしまいますが、できないことに悩む学習者もいました。

またこんな話を聞いたことがあります。

私は元祖歌姫である美空ひばりが大好きで、カラオケでもよく歌わせて貰っています。

彼女の伝説で、楽譜が全く読めない代わりに一度聞くだけで歌を覚えてしまうとか、英語の歌も覚えてしまって、発音もかなり良かったらしいです。

多分英語が話せるわけじゃなく、ずば抜けて耳が良かったのです。

私の教えた生徒の中でも、多分ハングルは読めないけれど、一度聞くと発音を真似できるのか、とても綺麗に発音している高校生もいましたし、

また年配の生徒さんの中でも発音が素晴らしい生徒がいましたから、年齢と言うよりは持ってうまれた素質なのだと思います。

でも悲しいかな、すべての生徒が耳が良いわけでもないですし、若いから耳が良いとも限りません。

しかしそうならば、なぜここまで韓国語が発音を重視するのかと言う疑問が私の中で生まれます。

昨年、韓国・ソウルの漢陽大学の研修で、ある先生が話した内容が思い出されます。

「言語研究の文献で、世界の言語の中で韓国語は発音をとても重視していると記述があるくらい、発音にうるさい言語の1つです。」

聞いていて「やはり!」と思う反面、どうしてそこまでと感じてしまいます。

それはやはり憧れの先生との会話の中で、

「英語はいろいろな国で話され、国によっては教える教師の民族もさまざま。

英語の発音がきれいでなくても言語教師をしている人もたくさんいる。

韓国語だってそうあるべきではないのか?

発音にこだわらず、まず会話することじゃないのか?

発音ができないことで、諦めてしまう学習者がいることも確かだ。」

と言う意見を聞き、確かに・・・私も自分の生徒の中で発音が出来ないことで自信を失い、話そうとしない生徒をたくさん見てきました。

そう思うと、発音がそこまで重要かと思うのです。

しかし私も学習者の1人だった昔を思い出すと、発音にこだわってしまうには理由があるのです。

韓国留学中に出入国管理事務所で職員から

「何で韓国に留学しているのか?」と聞かれ

「K-POPが好きだからです。」と答えたのです。

するとその職員は
「개 밥이라고 들렸어요.」

そのときは恥ずかしさのあまり顔が熱くなり、また腹が立ちました。

同じように発音で嫌な思いをした経験をたくさん聞いているので、どうしても発音を重視してしまうのです。

これは悲しい現実ですが、多分どこの国でも同じようなことがあるし、同じ国でも地域によって発音やイントネーションを馬鹿にすることはよくあります。

「韓国語をいかに学ぶか」(野間秀樹・平凡社)と言う著書の中にはこのような一説がありました。

―一般に、当該の言語圏の多くの人々が、自分と異なる発音に寛大になるには、どうしても経験値の蓄積が必要―

もしかしたら、いつか韓国語も発音に寛容になるときが来るのではないか、そのためには韓国語教育の拡大と継続が必要なのだと・・・

と、久々に熱く1人で考えておりました。

発音に関する論争(私の中で)は終わりそうもありません。

【週刊ハンガンネット通信】毎週月曜日発行