通信147 安心できる学びの空間

【週刊ハンガンネット通信】第147号 (2015年5月4日発行)

安心できる学びの空間

松崎真日

 

アンニョンハセヨ?新年度が始まり1ヶ月ほどが過ぎました。先生方の教室の雰囲気はいかがでしょうか?

学習は、教師や教室環境はもちろんですが、学習者要因によっても習得は左右されるといいます。学習者要因のうち、情意的な要因というものがあります。学習への不安感や、緊張、苦手意識、動機付け等が該当するのですが、外国語習得というのは、こういった情意的な要因の影響を受けます。

情意的な要因は教師もまた抱えています。初めてのクラスに向かうときはどんな学生がいるか不安ですし、おおいに緊張します。苦手意識のある授業もあります。情意的な要因は授業をする教師にも影響を与えるのだと感じています。

さて新年度、新しいクラスに入ると、学生が緊張しているのがわかります。初めてのクラスでは知らない人が多いですし、周囲の学生同士で挨拶がかわされているのを見たりすると、孤独感を感じたりもするようです。

ここで教師が厳しいことをいうと、緊張具合はますます高まります(なぜか、緊張すると、教師もつい配慮がかけた言動をしがちだと思います)。初回の教室は緊張感の漂う空間であるしかないのかもしれません。

ただ、こんなガチガチの雰囲気の授業が続いては、学生にとっても教師にとっても本来楽しいはずの時間が苦行となってしまいます。クラスの雰囲気をリラックスさせ、学習に最適な空間にするための技法は、先生方それぞれに特別な方法をお持ちだと思います(たいへん興味があります)。

アイスブレイクの方法を使用して、打ち解けた雰囲気をつくられる先生もいらっしゃることと思います。私はどちらかといえば、時間をかけて雰囲気や空間を作っていくほうなのかなと思います。手法も特別なものではなく、協同学習の方式で行っています。学生同士で成果物をともに作り上げる、また成果物をクラス全員で共有するといったことを授業の主たる活動とすることがよくあります。

協同学習を行うと、学生同士の助け合いが大事になるため、仲間意識が高まるようで、クラスの雰囲気は見る見るうちによくなっていきます。ところで、韓国語の授業とはちょっと違うのですが、今年度からは演習タイプ授業の進行も学生に任せることにしました。

メンバーは私を含め総勢20名で、決して少なくないので、うまく進行できるか不安もありました。雰囲気を作り、議論を展開させ、着地点を見つけることは簡単では無いだろうと思われました。しかし、それは杞憂でした。1回目はやはりシーンとなる瞬間が何度かありましたが、2回目には一度か二度、3回目には与えられた60分の議論の時間をオーバーしそうになるほど意見を出し合っていました。

その様子を見ていて、参加者がとても協力的であること、そして回を重ねるごとに準備を整えてきていることに気づきました。仲間が発表と司会を行うのだから、円滑に進められるよう協力しなくては、あるいは、意見を求められるのだから、課題図書にはしっかりと目を通してこようという意識がたかまったようです。協同学習が進むと、学習者の情意フィルターはどんどん低くなっていくように感じます。不安感も少なく、リラックスしており、内発的動機づけも強まっていきます。仲間がいる空間になるので,学習者に漂っていた孤独感も消えていくように感じます。

協同学習の教室、仲間と力を合わせて学ぶ空間は、外国語習得においても学びを促進するようです。

通信146 タングニの日本生活記

【週刊ハンガンネット通信】第146号 (2015年4月27日発行)

「タングニの日本生活記」の紹介

金玄謹

 

한강 네트워크 여러분 안녕하세요. 미리내 한국어교실 대표 김현근입니다.

이번에는 조금 특별한 소식이 있어서 그 내용을 전해드리고자 합니다.

제가 지난 4월 20일 「タングニの日本生活記(白水社,2015年4月20日出版)」라는 한국어에세이 책을 내게 되었습니다.

제가 일본에 온 것은 지금으로부터 15년전인 2000년 10월입니다. 일본에 온 계기는 애니메이터가 되기 위해서였습니다.
교토의 일본어학교를 거쳐서, 도쿄의 애니메이션 전문학교를 졸업 후 7년동안 애니메이터로 일을 했습니다.

그런 와중에 한국에 일본에 대한 이야기를 소개하고 만화로 그리면서 한국에서는 7권 정도 책을 출간을 했습니다.
한국에서 낸 책은 만화도 있고 일본에 관한 에세이, 일본어 회화책 등입니다.
한국에서만 책을 출간하고 일본에서는 책을 출간할 기회가 별로 없었는데 이곳 한강 네트워크를 통해 만난 白水社의 堀田상으로부터 제안을 받아 작년 10월부터 집필 작업에 들어가서 드디어 일본에서 책을 내놓게 되었습니다.
그런 의미에서 저는 한강네트워크에 크게 빚을 지고 있는 셈이지요!아무튼, 한국어 공부를 하다 보면 중급 이상의 분들에게 읽을 거리가 필요한데, 갑자기 한국에 관한 기사나 뉴스는 읽기에 쉽지 않다고 생각합니다.
한국어 공부를 하시는 분들이 일본에서 자라고 살고 있는 만큼, 일본을 한국인의 시선에서 바라보면 어떨까 하는 관점에서 쓰게 됐습니다.
에세이이기는 하나 현재 한국어 학습자에게 도움이 되는 정보도 싣고, 애니메이션 일을 했던 관계로 일러스트도 직접 그렸습니다.돌이켜보니 책 집필부터 출간까지 6개월이라는 시간이 정말 훌쩍 지나갔습니다.내용에 대한 소개는 며칠 전에 아마존에 리뷰를 올려주신 日下 隆博 선생님의 글로 대신하고자 합니다.こんな本を待っていました!
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著者が長年の日本生活で感じた様々を、韓国との比較を通した形で綴ったエッセイ形式のリーディング本です。その上で、実はこの一冊で多くの機能を持った素晴らしい学習教材の内容となっています。
収録されたエッセイは、鋭い視点とユーモアを交えた語り口、高い洞察力と長い年月を通した高い分析力で、読んで発見の連続です。
原文は韓国語で、それに単語解説、文法解説、そして全文の日本語訳が付いています。
ひとつのテーマのまとまりは読みやすい長さで、日本人にとっては韓国の人が日本に来てどんなことに視線を向けているのかがわかって面白く、また韓国語を学習している人ならば、生きた韓国語を読めるという点も大きなメリットです。
「日本人の一日はお湯にどっぷり浸かってこそまともに終わる。」「東京には電車の路線がクモの巣のように張り巡らされている。」といった言い回しの、自然な韓国語表現が満載です。
筆者は、ミリネ韓国語教室の主宰者で、学校が発信しているツイッターなどの情報を読むと、韓国語の微妙な表現の違いのポイントをコンパクトに伝える力量にいつも感心させられます。さすがこんな人だから書ける本だと改めて感じさせてくれます。
読み物として、日韓文化比較本として、そして韓国語力のアップグレード本として、一冊で多くの有益なものを得られる本書は、ぜひ手元に置いておきたい本です。
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아울러, 책에 대한 보다 자세한 소개는 아래 링크를 봐주세요 (제 얼굴도 나옵니다^^)
http://www.mirinae.jp/book.html
현재 紀伊國屋를 비롯해 아마존, 라쿠텐 등 일본 전국에서 판매중입니다만, 한강 네트워크 회원으로서 白水社의 堀田상에게 직접 주문하시면 15% 할인해 드린다고 합니다. 이메일 연락처는 hotta@hakusuisha.co.jp 입니다.
현재 가르치시는 수강생분들 중에서 한국어 읽을 거리를 가지고 수업을 진행하실 분들이 계시면, 꼭 한번 읽어주시면 감사하겠습니다. 그냥 한국인 눈에 비친 일본에 대해서 궁금하신 분들이 읽으셔도 되고요^^.
그럼 골든위크 한국어 강좌 등으로 바쁘실 텐데 즐겁게 보내시길 바랍니다! 감사합니다.

通信145 근황 보고: NHKテレビ講座に出演して

【週刊ハンガンネット通信】第145号 (2015年4月20日発行)

「근황 보고」

コリ文語学堂

金順玉

한강네트 회원 여러분

안녕하세요? 김순옥입니다.

4월로 접어든지도 벌써 4주째네요. 회원님들께서는 별고 없으신지요? 대학 등의 한국어 수강자 수가 정해질 무렵인데 예년에 비해 어떤지 궁금합니다. 제가 가는 대학교에서는 수강등록자수가 작년 보다 조금 저조한 느낌이 듭니다.

어떤 선생님께서는 「韓国語は底をついた」라고 하셨습니다. 그 말씀대로 바닥에 닫은 볼이 리바운드하는 해가 되었으면 좋겠습니다.

저는 올 한해 동안 「NHKテレビでハングル講座」에 출연하게 되었습니다.

왜 나에게 이런 과분한 임무가 맞겨 졌을까? 과연 내가 이 임무를 수행해 나갈 수 있을까? 절정기에 비하면 식어 버린 한국어 열풍에 조금이나마 따뜻한 기운을 불어 넣을 수 있었으면 하는 바람에서 고민 끝에 맡겨진 임무를 수행하기로 했습니다.

라디오와는 달리 텔레비전 강좌는 피디님들과 같이 만들어 나가는 즐거움이 있습니다. 물론 텍스트 원고를 작성해야하는 어려움은 있습니다만 방송대본은 피디님들이 써 주시고 저는 그 대본을 수정해 가면서 녹화에 들어 가게 되는데, 녹화현장이 무척 재미있습니다.

왜냐하면 이번 강좌의 테마가 「ハートで感じる、思いが伝わる」이기 때문에 일방적으로 지식을 전수하는 데 그치지 않고 출연자 하리 스기야마 씨가 그날 배운 학습내용을 살려서 미션을 풀어 나가는 과정을 리허설 없이 찍게 되는데 거기에서 빚어지는 돌발적인 웃지 못할, 하지만 웃을 수 밖에 없는 장면들이 시청자 여러분들의 공감을 자아내게 하는 것 같습니다.

매주 수요일 밤 11시(재방송 토요일 아침5시 30분~)부터25분간 방영되고 있습니다. 이번 주로 네번 째가 됩니다.

주위의 학생들에게 홍보해 주시고 또 보신 감상이나 건설적인 조언 등이 있으시면 허심탄회하게 알려 주시면 감사하겠습니다. 앞으로도 많은 지도 편달을 부탁드리겠습니다.

감사합니다.

通信144 モバイル・フレンドリー・サイト優先

【週刊ハンガンネット通信】第144号(2015年4月6日発行)

「google モバイルフレンドリーサイト優先」

김영우

 

안녕하세요.

여기저기에 화사하게 피어있는 벚꽃, 어제는 昭和記念公園에서 お花見바베큐 모임이 있어서 다녀왔어요.
다행히 큰비가 오지 않아서 벚꽃을 즐길 수 있어서 좋았어요.
내일 큰애의 입학식에 화사한 벚꽃이 그대로 남아 있으면 좋겠네요.

오늘은 홈페이지(HP)를 가지고 계신 회원님들에게 유익한 정보가 되었으면 해서 올려 봅니다.
회원님들 중에는 (HP)를 가지고 있는 분이 많이 계실 거라고 보는데요, 스마트폰용 HP는 가지고 계신가요?

누구나 자신의 사이트가 검색 순위, 1페이지에 올라 있기를 바라는데요, 오늘의 정보가 그런 분들에게 조금이라도 도움이 됐으면 합니다.

벌써 아시고 계시는 분들도 계실텐데요, 몇 달 전에 구글이 모바일(스마트폰) 에 최적화 된 사이트를 기준으로 검색 순위를 결정한다는 내용을 발표했어요.

현재, 모바일 디바이스는 애플사와 그외 여러 회사가 만드는 안드로이드 2개의 타입이 있는데요, 애플사의 모바일을 제외한 모든 스마트폰은 안드로이드예요.

검색웹으로 애플사는 safari를 이용하지만 안드로이드는 구글을 이용합니다.
스마트폰이 애플사의 제품이 아닌한 검색은 구글을 사용하게 돼 있어요.
따라서 사이트가 모바일 친화성이 적다면 검색 순위에서 밀려나게 된다는 내용이에요.

2월에 도쿄에서 열렸던 ハンコン에서 하타노 선생님이 7번이나 만나서야 자기의 고객이 된다고 하신 내용이 생각나네요.

웹 검색에서 7번 만나려면 아무래도 검색 순위 중에 상위를 차지하지 않으면 만날 수 있는 확률이 적어질 수 밖에 없다고 봐요.

제가 교실을 처음 시작할 때가 생각이 나네요. 제가 직접 전단을 집집마다 돌리거나, 지역 신문에 광고를 내서 학생들을 모집했지만 지금은
사이트 보고 오는 학생들이 100% 예요.

문자로 문의해 오는 학생들도 PC보다는 거의 스마트폰을 사용하고 있고요.
그만큼 IT 기술을 이용한 선전의 효과는 놀라운 것 같아요.

스마트폰은 그 편리성 때문에 많이 보급되고 있어요.
그러니까 교실 선전을 위해서 이 스마트폰을 잘 이용하는 것도 좋은 방법이라고 봐요.

通信143 服が小さくなる、首が痛い 목이 아프다?

【週刊ハンガンネット通信】第143号 (2015年3月30日発行)

「服が小さくなる、首が痛い」

伊藤耕一

ある教室で、”形容詞+아/어 지다” の学習をした後、練習問題をやってもらいました。

こんな例文を韓国語に訳す問題がありました。

日:服が小さくなってしまいました。
韓:옷이 작아 져 버렸습니다.

「よくできました。」と言った後、思わずこんなことを口走ってしまいました。
「でも、実際には服が小さくなったのではなくて、自分が大きくなったんですよね。」

日本語と韓国語は、ある事象に対して似たような発想の表現を使うことがありますが、このような例では全く同じ発想の表現を使います。

英語では、”My son grew out of the jacket.” などと表現するそうです。
但し書きにはこんな言葉が。
「自分が太って着られなくなった時には使えません。」

また、先日、私の6歳の息子が朝食の時にこんなことを言いました。
「首が痛い!」
母親が「首をグルグル回してごらん。」と言うと、息子はグルグル首を回しました。
「首が痛いの?」と首の裏側(後頭部の下)を触ると、「痛くない。」と言います。

「痛くないのなら早くごはんを食べなさい。」と言われて、ご飯を飲み込むと、また「首が痛い!」と言うのです。
「のどが痛いの?」と聞くと、「そう。」と言い、風邪っぽいことが分かりました。(小児科の医師はこういう言葉から症状を正しく診断しなければならないので、大変そうです。)

「首が痛い」を韓国語に直訳すると「목이 아프다」となりますが、まさに「のどが痛い」という意味になります。
息子の発想は、日本語的には少しずれていたのですが、韓国語的には的確であったことに気が付きました。

私が言語に興味を持ったのは、同じ「青色」を見たと時に、日本人は「あお」、イングランドの人々は “blue” と、全く異なる音で表現したという話を聞いた時です。中学生の時でした。
日本人と韓国人は「服が小さくなる」のは全く同じ表現を考えましたが、「のどが痛い」は少し異なる表現をそれぞれに考えたことになります。

日本語的には「のどが痛い」が正しいのですが、「首が痛い」という発想も間違いとは言えないので、この発想が消えないように大人になってもらいたいと思いつつも、学校で勉強を始めるときっと、この発想が消えてしまうのだろうなと思うと少し寂しい気持ちにもなります。

「服が小さくなる」というのは、言葉どおりの意味と実際の現象がずれているのですが、そのような日本語をほかにも探してみました。

「首になる」 昔の日本の斬首の習慣が言葉として残っているものだと思います。목이 되는 것은 어렵겠지요!

「ひざに座る」 子供が「おひざに座りたい」と言ってきますが、実際に座るのは太ももの上。なぜ、「ひざ」と表現するのでしょうか?

「家に上がる」 屋根の上に上がるのでなく、家の中に入ることですね。

「地下鉄の入り口」 不思議なことに地下鉄車両の入り口でなく、地下鉄駅の入り口のことです。

「電車の駅」これは 「鉄道の駅」の方が本来的であるように感じるのは私だけでしょうか? 英語だと “rail way station” などと言います。「時計台」 どう見ても「時計塔」の方がふさわしいように思います。
このような表現や単語を外国語に訳す時に不思議な言葉が生み出されるのですが、初級を終えて辞書を引けるようになると、韓国語を書くのが面白くて仕方がないようで、例えば「首」と「なる」を引いて “회사 목이 될지도 모르겠어요.” と書いて、「会社、首になるかも知れません。」と表現しようとします。
このような表現が出るたびに、韓国語の感覚を少しずつ解説しながら、日本語との感覚の違いを教える時が、私の中では至福の時間です。

通信142 ハングル体験講座

【週刊ハンガンネット通信】第142号  (2015年3月25日発行)

「ハングル体験講座」

林鳩順 京都市生涯教育総合センターアスニー

회원 여러분 안녕하세요?

4月からの新年度、皆さんの教室では新入生(新受講生)を迎えられますか?

私が受け持っている講座のひとつ、京都市生涯教育総合センターでは、
去る3月15、16日と21、22日に文化祭を開催し、
いろんな講座(語学はハングルと中国語)の体験や
デモンストレーションなどを披露する機会がありました。

私は10年以上このセンターでハングル講座を担当してきましたが、
文化祭は初めての体験でした。
個人的なイベントを主催する場合は、会場の予約から内容まで
すべて自分で決めて準備をしてきたので、
京都市の行事の一環としての催しにハングル講座の体験があることは
とても嬉しいことで、私もワクワク、ドキドキしていました。

15日、当日の会場は大きな会議室の半分をビデオ鑑賞ルームとして区切り、
大型画面が準備されていて、韓流スターがでるミュージックビデオを
ゆっくり観賞できるようにしてありました。(DVDとCDは持ち込み)

韓国茶とお菓子は職員の方がわざわざ鶴橋まで買いに行ってくださったり、
無料で提供もしました。
カフェのような雰囲気を作るため、
韓紙やポジャギなど家にあった小物を飾り、映画のパンフレットや
雑誌等を大量に持ち込んで、自由に見られるように展示しました。

1時間しかない短時間でしたが、
ワンポイントレッスンや簡単な会話のレッスンをすることにより、
4月からの新規の入門申し込みが数人あり、
個人的にも中、上級に関しての問い合わせもありまして、
その効果ははっきりと分かりました。

緊張感が漂いそうな雰囲気でしたが、
期待感に満ちた真剣な眼差しに、意欲が感じ取れました。
教室離れや現象が著しいと言われる中、
こんな風にコツコツと、
先ずは講座の内容や講師を知ってもらう事が大事だと感じました。

その一方で、個人でこのような催しをするのは
いろんな面で大変だろうと思いましたが、
まだまだ、韓国語を本気で学ぼうとする方がたくさんいらっしゃるので、
小規模でも、体験講座のような催しを定期的に行いたいです。
講師としても貴重な体験講座となり、
初心にかえってがんばれと励ましをいただいた
有り難い一日でした。
以上です。

私は月に1回ほどのペースでソウルへ出張に行く機会があり、
発信の日が遅れてしまいました。
今後は信頼している後輩のチャン・ビョンホン先生にバトンタッチし、
私は今回が最後のメルマガ発信とさせていただきます。

지금까지 제 글을 읽어주시고 때로는 귀중한 의견과 감상을 써 보내 주셔서
정말 고맙습니다.
앞으로도 한강네트 메일 매거진을 애독하며 열심히 일하겠습니다.

通信141 4BDを通して考えたこと

【週刊ハンガンネット通信】第141号 (2015年3月16日発行)

4BDを通して考えたこと

前田真彦 ミレ韓国語学院

4色ボールペンディクテーション(以下4BD)
関連の動画をアップしました。

1、初級突破4BDスペシャルと音読指導
https://youtu.be/60JhSM5agYQ

4BDで聞き取ったものを繰り返し音読しましょう、
意味のカタマリで読みましょうというもの。

そもそも日本語の音読がしっかりできていなのです。
これは、国語教育の責任ですね。
小学校、中学校の国語の授業で、
しっかり音読の指導をしていないのです。

現場に21年間いたから実態はよくわかります。
責任の一端も感じます。
実は音読ばかりではありません。
スピーチや読解、要約、作文・・・
結局のところ日本語での自己表現力なんです。
日本語力です。

韓国語の指導を通して、日本語をも含めた言語表現力を
高めることを考えていかなければなりません。
まさに韓国語「教育」です。

2、中級突破4BDのまとめ
https://youtu.be/hoOmxoPvoTY

聞き取りのスクリプトが最後に急に難しくなって、
みなさんほとんど聞き取れませんでした。
それで「どうして急に難しく感じるのか」を尋ねてみました。
いろいろ気づきがありました。

聞き取りは、語彙とスピードによって、
一気に難易度が高まります。
聞き取りこそ、教材のレベルが大事なのだと思います。
読解や語彙より、聞き取りの教材レベルに神経を使い、
何が原因で聞き取れないのかを
しっかり見極めていかなければなりません。

4BDは優れた方法です。
受講生がどのくらい聞き取れているか、
どこでつまずいているかその実態が一目瞭然です。

4BDの授業実践を通して、
教材と指導法の開発をしていかなければならないと
決意を新たにしました。

通信140 東回りでも西回りでも地球は一周できる

【週刊ハンガンネット通信】第140号 (2015年3月9日発行)

「東回りでも西回りでも地球は一周できる」

幡野泉 アイケーブリッジ外語学院

 

もう一ヶ月前になりますが、2月11日にハンガンネットセミナーが
当校で開催されました。関東、関西圏だけでなく、北は山形県、南は
九州から駆けつけてくださった先生がいらっしゃいました。
美味しいお土産も頂戴しました。ご馳走様でした。

私は終始、準備や後片付け、途中業務の電話が入ったりと落ち着かず、
懇親会も所用で参加できなかったので、参加者の全員の方とじっくり
お話をすることができず、それが悔やまれます。

私も発表させていただきましたが、阪堂先生の発表、小栗さん進行の
懇談会など盛りだくさんでした。参加された先生方それぞれが、
大なり小なりの気づきがあったのではないでしょうか。

私が最もハッとさせられたのは、阪堂先生の挙げられた事例です。

なるべく韓国語を話して欲しい、「直説法」が大切だと思い、
しきりに日本語で受け答えをされる生徒さんに、韓国語で話すように
何回か言ったところ逆効果で、その方は教室から出られてしまった
という事例でした。

人にはいろんな学習タイプがある。合わない学習法を強要すると
「思考停止」になってしまう、これではいけない、と阪堂先生は
おっしゃっていました。

当校も、教科書のある地点から徐々に直説法に変えていくという
教授法を講師間で共有していますが、相手をよく見てより柔軟に、
と痛感しました。

思い返すと当校の通訳クラスの受講生の中で、これまでいわゆる
語学学校に通わず、韓国語の本を読んだり、韓国人と会話をする中で
上級レベルに達し、韓国語能力試験の過去問を解くだけで6級に受かった、
という強者がいます。

いわゆる「ザ・オハクタン」教育の中で育った私にはアンビリバボー。
人は自分の歩んできた道しか道が見えにくく、また、「こうしたら
効果があった。だからこうすべき」という少ない成功体験で考えて
しまいがちですね。

私はいま中国語を勉強していて、今年6月で学習歴5年になります。
加藤嘉一(かとうよしかず)さんという、「中国でいちばん有名な日本人」
と言われる若者がいますが、彼は18歳で北京に留学したとき、
お金が無かったので、辞書一つ片手に新聞で猛勉強。会話は売店の
おばさんとの雑談で鍛えたそうです。

その加藤さんの講演を聞いたとき、中国語上達の秘訣について、
「漢字で考えないほうがいい。音で反応できるように。漢字を思い浮かべて
いると時間がかかり、反応が鈍くなる。日本人にとって、漢字は邪魔に
なることもある」というお話をされていました。

私はすべての音に漢字を当てはめたい!と思っていたタイプだったので、
少しショックであると共に、そのように中国語が理解でき、あの運用力を
もつ加藤さんが本当に羨ましかったです。

でもその後、アルクの『中国語ジャーナル 2013春号』で、
清原文代先生という方の書かれたこんなコラムを読みました。

「私の場合は先に文字でインプットして、後で音声として定着させていく
というパターンで学習してきましたが、その逆の方が楽な人もいます。
東回りでも西回りでも地球は一周できますよね」

あ、文字から入ってもいいんだ、自分は文字が分からないと音声が
定着しないというタイプだ、と思って、このままの方法で進めようと
思いました。

それぞれの学習者がいろんな道を通ってゴールにたどり着く。重要な
ポイントは押さえつつも、講師はゴールにたどり着くいろんな道筋を
知っていて、その人の行きたい方を認め、誘導していけないと、
と思いました。

通信139 기분의「気」

【週刊ハンガンネット通信】 第139号(2015年3月2日発行)

기분의「気」

朴珍榮

 

여러분 안녕하세요.
박진영입니다.

3월이란 말만 들어도 기분이 들뜨는 건 왜일까요?
봄이란 계절은 역시 희망을 가져다 주는 것 같습니다.
봄 기운, 그리고 봄 기분.

일본어에서는 「気分」 뿐 아니라 「気持ち,機嫌」도 구분해서 쓰는데, 한국어 쓰임새와의 상이점은
어디서 비롯되는 것일까요? 여러분은 어떤 기준으로, 또 어떻게 구분해서 서로를 비교설명하고 계신지요?
수업 중 예문을 제시하거나 작문과제를 내보면, 일본인의 「気、気分、気持ち」 사용이 한국어 작문에
있어서 부자연스러움이 눈에 띄기도 하는데, 유심히 살펴보면 한국어의 뜻과 표현의 다양함에도 새삼 놀라게 됩니다.

‘기(気)’라고 하면 보통 흐르는 것, 유동성이 있는 공기의 흐름과 같은 성질인 것 같은데. 간략하게 편의상
①気+分  ②気+持ち로 나누어 봤을 때, ①은 신체적이고 ②는 정신적, 신체감각으로 느끼든지 정신적으로
어떤 감정에 지배되어, 자신의 의지로써 어떤 감정을 갖고, 그 감정으로 컨트롤한 감성(感性), 즉 자신이 정한
마음(心)에 따라 표현하게 된다는 해석(解釈)이 가능하다면, 「気分」과 「気持ち」를 구분하는 것도 일리가 있다는 생각이 듭니다.

곧 「気分=기분」, 「気持ち=기분/ 마음(가짐)/ 생각」 이라는 해석이 그럴듯 한 것 같습니다. 어떻게 보면 「気分」과 「気持ち」는
서로간 상호성이 있어 보이기도 합니다. 기분과 감정과 마음이 그러한 것처럼…

한편, 한국어에서는 보통 눈에 보이지 않는 기(気)를 마치 손에 잡힐 듯, 눈에 보이는 듯한 표현을 구사하고 있습니다.
기가 죽다(기를 죽이다), 기를 살리다, 기가 차다(기가 막히다), 기분을 풀다(기분이 풀리다) …
결과적으로 기(気)의 성질을 나타내거나 표현하고자 한 것 같습니다.

정리해 보겠습니다.
◆気分;(몸 안에 흐르는 기( 気)의 상태로 느끼는) 몸이 감지(感知)하는 기에 의한 마음,감정 상태에 의한 기분.
◆気持ち;(마음이 적극적으로 컨트롤함으로써 만든/느낀) 마음가짐에 의한 감정/기분.

따라서 일본어는 気分,気持ち,機嫌을 구분해서 쓰고, 한국어는 (…)기분,마음, (…)생각,(…)감정 …등 다양한 어휘로
말하고 있는 것 같습니다. (「気」는 ‘기,마음,성질,마음씨,생각,느낌,걱정,비위…’ 등 다수어휘로 표현됨)
「気分」도 「気持ち」도 환경의 지배하에 몸안에서 이루어지는 ‘어떤 움직임’임에는 틀림없는 사실,변하기 쉽다는 점에서는
동일한 것 같은데요…

3월이 시작된 월요일. 여러분의 기분은 어떠세요?
良い気分인가요? 良い気持ち인가요?