通信066 習慣化

【週刊ハンガンネット通信】《第67号》(2013年1月28日発行)
「習慣化」

ミレ韓国語学院 学院長

前田真彦

外国語学習には、当たり前すぎますが、「習慣化」が欠かせません。
外国語学習に限らず、どんなことでも言えるのかもしれません。
資格試験から、趣味の世界、健康法からダイエットまで。

結局、成果というものは積み重ねてこそ、出るものです。
その積み重ねを、いかに効率よく着実に行えるかがわれわれ教師の仕事の大きなウエイトを占めていると考えます。

教室で一生懸命教えるだけでは、なかなか成果につながりません。
1週間に1回、たとえどんなに充実した授業を受けても、それ以外の時間に勉強をしていないと外国語の力はそうそう上がるものではありません。

とすれば、教師の仕事として「習慣化をサポートする」というものをもっと真剣に考えなければならないのではないかと考えるようになりました。

教室授業では、
1、習慣化が大事だという意識づけをする
2、習慣化できる具体的なサポートをする
この2つを心がけています。

具体的に言うと、宿題・復習(家庭での学習)、小テスト(家庭学習の成果を測るもの)をこまめに実施することです。つまり、授業内容を家庭での学習にいかにつなげるかです。しかも、負担感なく(できるだけ少なく)、重すぎず、軽すぎず、力がついている実感があって、やりがいのあるもの。工夫のしどころですね。

「授業はきっかっけにすぎない。あとは、自分で。」ということです。ただ「自分で」を相手任せにするのではなく、「自分で」をきめ細かくサポートしなければなりません。「宿題」はやりやすいものから、やりがいのあるものまで、いく種類か取り揃え、難易度も散らします。

そして最近力を入れているのは、「メルマガ」です。毎朝8時に発行しています。その名も「元気の出る韓国語学習」です。去年の10月終わりから発行し始めて、もうすぐ100号になります。受講生に毎日語りかけ、励ますこと。学習の習慣化、励まし、モチベーションアップ、心理的なつながり感・・・いろんな意味で、メルマガの毎日発行に勝るものは今のところ思いつきません。

メルマガ「元気のでる韓国語学習」は http://mire-k.jp/mailmaga.htm
から無料でどなたでもワンクリックで登録できます。

「つぶやき」「今日のひとこと韓国語」「学習アドバイス」など読みきりにちょうど良い長さです。
韓国語学習を習慣化する道具としてお試しください。

通信065 スカイプで振り替え

【週刊ハンガンネット通信】《66号》(2013121日発行) 

スカイプで振り替え

韓教室 ハンギョウシル

김 영우

 

안녕하세요

계사년 해가 밝았습니다. 여러분이 하시는 모든 일들이 되고 행복한 해가 되길 빕니다.

여러분은 振替 보충 수업을 어떻게 하고 계세요고등학교나 대학교와는 달리, 시민 강좌의 학생들은 보충 수업에 아주 민감합니다.

왜냐하면, 수강료하고 관계가 있기 때문이지요. 그래서 같이 개인 교실을 운영하고 있는 곳에서는 보충 수업을 어떻게 처리해야 하는가 고민을 하고 계시는 분도 있으시라고 보는데요.

교실에서는 일정 기간 동안에 받을 있는 보충 수업 횟수를 정해서 하고 있지만, 그것도 학생이 바빠서 보충 수업에 없을 때도 많아요그래서 생각해낸 것이 스카이프로 보충 수업을 하는 거였어요그렇지만, 가장 문제가 되는것은 판서였습니다.

여러분도 아시다시피 한국어는 철자와 발음이 많이 달라서, 발음을 적어서 보여주어야 하고, 또한 새로운 단어가 있으면 적어서 보여주어야 하는데 어떻게 보여 것인가하는게 가장 고민 거리였어요.

컴퓨터로 타자 치듯 치는 아니라 손으로 쓰면서 획순까지 보여 주면서 교실 수업과 같이 하고 싶었기 때문이에요.  우연한 기회에 판서 고민도 해결이 됐고, 작년 말부터 보충 수업을 스카이프로 하고 있는데, 아주 반응이 좋습니다. 그리고 현재는 보충 수업이 아닌 렛슨을 스카이프로도 하고 있습니다.

서로 시간을 정해 있고 사전에 렛슨 변경도 있어서 상호 시간을 절약할 있어 좋습니다. 무엇보다도 스카이프는 공짜라서 더욱 좋구요!

보충 수업 때문에 고민하시는 선생님들에게 조금이나마 도움이 됐으면 하는 마음에서 글을 적어 봤습니다.

通信064 ことしの目標

【週刊ハンガンネット通信】《65号》(2013年1月14日発行)

今年の目標

林鳩順

ハンガンネット会員の皆様

새해 복 많이 받으세요^^

今年はじめてなので、今年の目標という表題を付けました。
有言実行! 시작이 반이다!! 自分に言い聞かせながら、始めたいと思います。

私は現在、京都と大阪でハングル講座を数カ所受け持っています。
所属しているのは一カ所、京都市生涯教育総合センターで、市が運営する公共の講座です。
年に3回更新される立派なパンフレットが、市内の至る所に設置されています。
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/koza/k-seminar.html

私は今の仕事のペースが自分のライフスタイルにぴったりですが、
ここに至までの課程を振り返ると、実にいろんなことがありました。
京都の朝鮮学校で国語を教えていた私にとって、
在日を含む一般成人を対象とした講座を受け持つということは相当の覚悟が必要でした。
まだ韓流が浸透する前でしたので、学習する目的が現在とはかなり違っていました。
歴史に興味がある方が主流だったと思います。

最初は個人指導から始まり、
いくつかのカルチャーセンターでの専属講師、
そして辿り着いた現在の個人で運営する教室。
受講生は専業主婦よりお仕事をされている女性が中心なので、
月に2〜4回のゆるいペースですが、細く長く続いています。

ハンガンネットには講師の方はもちろん、
講師を目指している方々がたくさんいらっしゃいますよね。
この通信でも何度か書いてきましたが、
たとえばひと月にたった二回の授業の場合は特に、
何を重きに置くかは大切なポイントのようです。

80〜90分では時間が足りませんが、
毎回時間内ぎりぎりまで勉強しています。
貸し教室なので、時間厳守の習慣はしっかり身に付きました。
時間内に終わるのはとても大事です。

私は伊藤先生の63号の通信と、
ぱくじにょんさんのやりとりがとても印象に残っています。
それで、新年早々の講義では
「各自が今年の目標をしっかりたてましょう」と言いながら、
久しぶりに基本母音の発音練習をしてみました。

아어오우으이 の6つの発音、
初音にそれぞれの母音が入った単語をみんなで言い合って板書し、
二人一組で、口元をチェックしながら・・・
盛り上がりました。

今年は授業の初めに発音練習を用いてから会話を始めようと思います。
各クラスは徐々にレベルアップしてきましたが、
知識だけではなく、生きた韓国語が話せるように、
そのためにも特に母音の発音をしっかり身につけて、
受講生のみなさんの必死の努力が実る一年にしたいと思います。

今年の目標はこれです。
はっきりと実感できるのが楽しみです。
皆さん、
ハンガンネットを通して、今後もいろんな事を共有し、
会員で良かったと思えるネットワークになりますように、
お互いにがんばってみましょうね^^ではまた!!

通信063 2012年を振り返って

【週刊ハンガンネット通信】《64号》(2012年12月31日発行)

2012年を振り返って

阪堂千津子

寒い日が続きますね~みなさんはいかがおすごしですか?

紅白をみながらこのメールを書いています。今年もあと数時間で終わろうとしています。
今年は紅白に韓流アーティストが出ないので、ちよっと寂しいですね。
(となりでお義母さんは「セキジャニ」が出ている!と喜んでいますが、「カンジャニ」じゃないのか?)

さて、みなさまにとって2012年はどんな年でしたか?わたしはいろいろな地域にいく機会があり、先生方との新しい出会いがあって、とても実りの多い一年であったのと同時に、父親を亡くしてあらためて自らの人生を振り返る年となりました。

そしていうまでもなく日韓関係では、いろいろなことがありました。江古田駅前にある竹島書店という看板をみては、ドキッとしたりして…(竹島さんという方が経営してます)しかし、韓国語教育の世界はさほど影響を受けないのではないだろうか、と楽観しているのは私だけでしょうか。

私はコリブンという市民講座で韓国語を教えさせていただいているのですが、そこで先週の日曜(23日)に「コリブンのつどい」という発表会に参加しました。エントリーしたクラスが各自の出し物を披露、外部から審査員をお招きして競い合う会です。最優秀クラスにはなんと!賞金3万円のギフト券という豪華な催しでした。

でも生徒さんたちはそんなことにもお構いなしに、日頃の学習の成果を歌にしたり演劇したりスライドやビデオで発表したりして、本当に心からハングルを楽しみながら学習している様子がわかりました。わがクラスはハングルCM作成で参加しました。

ある審査員の出版関係者の方からは、「すぐにでも本にしたい内容がザクザクありました!」とのコメントも。そうです!生徒さんたちのアイデアは本当に想像を超えるものばかりで抱腹絶倒の連続でした!

個人的には「こんな教科書はイヤだ!」コーナーが面白かったです。主人公同士が朝鮮時代の会話をしたり、ストーカーだったり・・と奇想天外の展開。
それもまた面白いなあ、と思ったりしましたが。

講師一同も盛り上がり、感動感動の三時間でした。そして参加しながら、こうしてハングルを通して出会った生徒さん、そして講師のみなさんと今年も楽しく過ごせた喜びをかみしめました。来年も、いえ、これからもずっと、みなさんと一緒にハングルを勉強していきたい、と思います。ハングルを通してたくさんの人と出会えるのは、本当に幸せですね。

一方、ハンガンネットにとっては、2012年は「変換」の年でした。これまでHPの不具合により、メーリングリストもれや登録漏れなど、いろいろな不手際がありました。不快や不安な思いをされた会員の方々に、改めて深くお詫び申し上げます。申しわけありませんでした。

しかし、木村、伊藤両世話人のご尽力で、なんとか年内に新メーリングリストの仮登録を済ませ新体制の始動を始めるというところまでこぎつけました。
あとはこの新メーリングリストが正常に作動して、無事にみなさんのお手元にメールが届くことを祈るのみです。会員のみなさんからの「返信」、お待ちしています~。

来年は干支が干支だけにヘビーな一年になる蛇(ジャ)ナヨ!? ^^*

皆さんと一緒に大いに韓国語業界を盛り上げていきましょう。世話人のみなさま、会員のみなさま、一年間、本当にありがとうございました!
そして来年も、よろしくお願いします。

通信062 トイレの水にオタマジャクシ

【週刊ハンガンネット通信】《63号》(20121210日発行)

トイレの水にオタマジャクシ

伊藤耕一
私は、韓国語を勉強し始めて5年くらいになる人たち向けの講座を月に2~3回のペースでやっていますが、そこでは短い作文を書いてきてもらって読んで発表する形でやっています。たいていのケースでは、生徒さんの発表を聞いただけでは内容がよく分からないことが多く、こちらから質問をしながら文章を直していく感じで進めます。
ある日、一人の生徒さんが高速道路のサービスエリアでの出来事を書いてきて発表しました。その日は高速道路のサービスエリアのトイレにオタマジャクシがいたという、1回聞いただけではよく分からない内容でした。発表をひととおり聞いた後で、生徒さんからこんな質問が先にきました。
「高速道路のサービスエリアのトイレに『セジョン』と書いてあったのですが、どういう意味ですか?」
「(発音を聞いて)『セジョン』って『세종』と書いてあったんですか?」
「そうです。」「????」
しばらく話を聞いてみると、「トイレの水を流すボタンの横に書いてあったんです。トイレと세종はどんな関係があるんですか?」みたいな話になり、やっと「세정」のことを言っているのだと気が付きました。

会話だけで授業を進めるとよくあることですが、「오」と「어」の区別をつけるのが日本人にはかなり難しいものです。一昨日、高速道路のサービスエリアを利用した時にこの表示(写真を添付してみました)に出くわして、その話を思い出しました。発音について私がよく言うのはこんな内容です。

「イチローや香川真司がすごいプレーを当たり前のようにできるのは、全ての基礎的なプレーが完璧にできるからなんです。基礎ができているから何も考えなくても体が勝手に動いて、ここ一番ですごいプレーができるんですよ。韓国語を流暢にしゃべるのは『すごいプレー』に近いんですが、そのためには『오』と『어』の発音の区別をつける基礎練習をしなければなりません。

発音の基礎ができていれば、そのうちにすごい韓国語を話せるようになりますから、がんばりましょう。」自分自身はまだそのレベルまで達していないのですが、イチローや香川真司の名前を出すと基礎練習の大切さは納得してもらえるような気がします。かくいう私も会話の中で新しい単語に出会うと、「오」なのか「어」なのか、「ㄴ」なのか「ㅇ」なのか瞬時に分からないことがありますが。

そして『セジョン』この話には続きがあります。「サービスエリアのトイレの水の中に『オタマジャクシ』が泳いでいて、ビックリして流してしまいました。」と続きました。その時、「流す」を「흘리다」と言ったので「내리다」を使うことをまずは教えてあげました。ただ、話の展開がさっぱり分かりません。どうしてトイレにオタマジャクシがいたのか?

トイレの中にオタマジャクシは不自然すぎたので、「ところで、本当にトイレに『オタマジャクシ』がいたんですか?」と尋ねました。「本当にいたんですよ!」とのことで、他の生徒さんからは「写真に撮っておいたの?」「どうして撮っておかなかったの?」「流したら可哀想じゃない。」みたいなツッコミが続きました。

たぶん、本当にいたのでしょう。改めて写真のトイレの説明書きをよく見ると「세정버튼」「물내림」と書いてあります。「分かち書きをした方がいいのでは?」、「물내림は韓国語が分かる日本人には理解しやすそうですが韓国語的にはどうなのか?」などと考えてしまいました。

みなさん、いかがなものでしょうか?英語の”WASH BUTTON”も「ボタンを洗え」みたいで少し変なのですが、その下にせっかく正しく”FLUSH”と書いてあるんですから「”FLUSHING BUTTON”とでも書けば良かったのに」とつい思ってしまいました。

韓国を旅行しても不思議な日本語をよく見かけますが、日常で目にするちょっとした言葉を自然な外国語で表現できる人が増えたらいいなと思いつつ、自然な韓国語を使えるる人を増やす教え方をしなければいけないなとも思いました。

通信061 한국 영화 써니

【週刊ハンガンネット通信】《第62号》(2012年12月4日発行)

「한국 영화 써니」

韓教室 ハンギョウシル 김영우

우선, 아이케이브릿지 창립10주년 축하드립니다!

어제 12월 3일자 발송 예정이었던 메일매거진 오늘에야 보내드리게 되어 미안하다는 사과의 말씀을 드립니다.

이미 영화관에서 보신 분들도 계시겠지만, 친했던 여고동창생들이 40살이 넘어 다시 모이게 되는 얘기를 주제로 한국에서도 화제를 모았던 한국영화 「써니(サニー永遠の仲間たち)」를 보면서 느꼈던 걸 얘기해볼까 합니다.

배경은 1980년대 전두환 정권 시절, 어느 여고의  칠공주 그룹 인 ‘써니’를 보면서‘아! 그랬었지’ 라고 추억이 되살아나는 부분도 많았어요.  ‘별이 빛나는 밤(별밤)’의 이종환 DJ의 목소리가 들리고, 전두환 정권에 맞서 데모를 하는 대학생들, 서울에서 더 나은 자식 교육을 시킬려고 집, 밭을 팔고 전라도에서 올라 온 가족… 80년대 초의 한국의 모습이었어요.

학교 축제 때 말썽을 일으켜 전원 무기정학… 그리고 몇 십년이 지난 후 폐암으로 시한부 인생을 살고 있는 리더의 부탁으로 다시 만난 멤버들, 그 리더는 죽을 때 까지도 멤버들을 걱정하며 이것저것을 남겨줍니다.  내용이 이렇다보니 욕도 아주 많이 나옵니다.

부분적으로 과장된 내용도 있었지만, 오랜만에 옛날의 정취를 느끼게 하는 영화여서 좋았어요. 80년대 서울에 계셨던 분에게는 꼭 권해드리고 싶은 영화입니다.이 영화를 보시면서 30년 전의 시절로 돌아가보는 시간을 가져보시는 건 어떨까요?

通信060 (欠番です)

「週刊ハンガンネット通信」の発行から1年余り、2012年の師走にかかるころです。前年の東日本大震災もあり、騒然としていました。人間の年齢でいえば還暦に当たる号が欠番となっています。59号(2012.11.29)のあとに62号(2012.12.04)を発行していますが、誰も気がつかないまま過ごしました。

2015年3月にハンガンネットのサイトが改竄される事態が発生しました。元資料をさがしてサイトの更改を行い、「通信」の目次を作成しました。複数の号が見つからなかったのですが、事務局のKさんほかの尽力でようやく復元できました。この作業を通じて「通信」の貴重さを再確認しました。

実際は 060/061 が欠番で 077 が重複していたので、062-077 を1号ずつ繰り上げることによって目次上連続するように調整しました。これらの号の目次の番号と表示される号数が異なるのは、このような事情によります。連続させるため 060 の発行日は 2012.12.01 にしています。 [2015/05/15]

通信059 いろんなこと

【週刊ハンガンネット通信】《59号》(2012年11月29日発行)

「いろんなこと」

林鳩順(Lim Koosoon)

ハンガンネット会員のみなさん、久しぶりの通信になりますが、いかがお過ごしですか?
今回のテーマはわたしの「いろんなこと」なんです。
本当にいろんなことがあったので、近況報告となります。

1、釜山国際映画祭から帰ってきてから数日間は授業に没頭し、11月初めにソウルへ出張、
ピョンヤン/ソウルという写真集 (菱田雄介さん)の撮影に同行しました。
丁度、アンソンギさんが実行委員長を務める「クモアシアナ短編映画祭」が開催されていて、
10年ぶりに「おばあちゃんの家」のイ・ジョンヒャン監督にも出会い、
一緒に打ち上げまで参加してきました。
数多くの作品が出品された中、「JURY」という短編映画、釜山国際映画祭を支えてこられた
キム・ドンホ先生の初監督作品で、ユーモアたっぷりのステキな映画でした。

2、11月14〜16日、インテックス大阪での第三回KBEE「日韓交流総合展」に参加しました。
1回目はバンコク、2回目はフラ ンスで行われ、
今年は日本での開催となった貿易ビジネスの展示商談会でしたが、
元東方神起のJYJが広報大使になったことで、
事前申し込みの抽選で当たった人だけが入れる開会式に
多くのファンが集まり、場外にも沢山のファンが一目だけでも見ようと朝から列をなしました。

私はKBS、K−WAVEのブースで3日間お手伝いをしました。
ここで登場したのが私の教室の受講生のみなさんです。
日頃の成果を披露する絶好のチャンスというわけで、
完全ボランティアで丸1〜2日間、スタッフとして動いていただきました。
韓流スターグッズのオークションも担当した私は
舞台上であこ がれのスターたちの愛用品をカウントしながら売りました^^

3、そして先週22日には私が日本事務局として関わっている
「アイラブケイカルチャーコンサート」の新たな会場、
ソウルの森の近くにある「ソンスアートホール」の開館式へ参加してきました。
当日はケイポップだけではなく、テコンドーのショーも披露されました。
今後、来年1月からはトークショーなども行われ、韓流文化を
世界中からの旅行客に披露する新たな拠点になると見込んでいます。
週末にソウルへお出かけの際には、ぜひ予定に入れてみてはいかがでしょう。
www.kcultureconcert.com

4、ケイポップとハングル講座のラジオ
「サランへヨ」というタイトルのラジオ番組が12月からスタートします。
京都のローカルなFM放送ですが、ひょんなことから
内容や曲目、音源まで私が選択して週1回、30分の番組を担当することに
なりました。家中のCDを整理し、すでに2回分を収録しました。

使い慣れている日本語が詰まったり、変なイントネーションになったりで、
はらはら、どきどきでした。
今後はハンガンネットのことも毎回語って行こうと思います。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
いろんなことがありましたが、今週末からは娘とプライベートでソウルへい ってきま〜す。
本業はあくまで韓国語の講師、いろんなことはすべて、本業のためにあります。
皆さんと一緒にがんばっていきましょう!!

通信058 高知のハングルは熱いぜよ

【週刊ハンガンネット通信】《58号》(2012年11月11日)

高知のハングルは熱いぜよ

阪堂千津子

11月11日、今日はポッキーの日、いえ、ハングル検定試験の日ですね!

東京は朝からどんよりとした天気で、午後からはさらに雨がしとしと降りはじめました。
肌寒いくらいのお天気で、なんと私はいま、ストーブをつけながらこのメールを書いています。

試験会場は寒くないか ちょっと心配です。がんばれ、受講生のみなさん。

さて、遅くなりましたが、11月2~4日、四国の高知に行ってまいりました。
コリブン語学堂の院長であり、ハンガンネット世話人の金順玉先生と二人で
「心が通じるナチュラルハングル」と題し、
高知大学の会場をお借りして 学習者向けの韓国語のセミナーをやってまいりました。
(コリブン語学堂の社長様も同行です)

といっても 堅苦しいお勉強会ではなく、クイズあり、歌あり、もちろん 学習会あり、
の イベントです。

高知のみなさんはとっても学習熱が高くて、会場は終始熱気むんむんでした。
当日は70名近くの受講生が集まっていただきましたが、ほとんどが車順子先生という
高知で長年(30年くらい)韓国語教室をなさっている韓国人の大ベテラン先生の生徒さんでした。

このイベントも車先生のクラスの受講生が中心になって開催してくださいました。
車先生、生徒のみなさん、カムサハムニダ!

ハンガンネットの設立趣旨は、改めて言うまでもなく、
全国の韓国語教室の先生かたのネットワーク形成です。

高知でも 何人か、韓国語教室を開いていらっしゃる先生方にお会いしました。
中でもGISハングルアカデミーという、自宅で韓国語教室を開いていらっしゃる山崎雅夫先生は
印象的でした。

1989年に高麗大学の韓国語教師養成講座に参加なさって、すでに会社員のころから
韓国語をおしえはじめ、2000年代に入ってからは会社を辞めて本格的に自宅を改造し、
いまでは30数クラスを教えていらっしゃいます。

壁には各クラスを卒業した生徒さんと写した記念写真がずら~っと並んでいて、
後続の生徒さんたちもきっとこれをみて

「よし!がんばるぞ」と、やる気になるに違いありません。

「あまりにまったりしずぎて、授業中眠たくなることもあるんですよ」
と受講生の方がおっしゃるほど、畳にじゅうたんと長机数個がおかれた教室は
とても家庭的な雰囲気で、ずっと長居したくなる居心地のよさでした。

山崎先生も 落ち着いた優しい感じのする どことなくヨン様のような男性でした。
しかし、内には高知の男性らしく、秘めたハングルへの熱い情熱を感じました。

今回は人と会うこと、セミナーを開くことで頭がいっぱいで、
桂浜やはりまや橋にはいけませんでした。
機会があれば、また高知に行きたいと思っています。

先週、メルマガで初登場した伊藤先生(長野でお会いしましたね)といい、山崎先生といい、
韓国語を教えていて楽しいのは、こうやっていろんな地域に行って
j韓国語にたずさわる先生がたとお会いして、
韓国語や韓国について、熱く楽しくお話できることですね