6/18 ハンコン&ハンセミ

2017年度の第1回ハンガンネットセミナーと懇談会を以下のとおり開催します。
日時 6月18日(日) 13時~17時
場所 東京外国語大学本郷サテライト
   4階会議室
内容
①ライブ授業
  1. 寄田晴代先生の授業 -(으)ㄴ/는지 알다 を教える
  2. 伊藤耕一先生の授業 日本語母語話者が間違えやすい韓国語作文の指導
②講師による話し合い(ハンコン)
  • ライブ授業についての質疑応答、
  • 韓国語教室の現状・展望など
  • 17時から別会場で懇親会(参加費別途)
③参加申し込み
 氏名、連絡先、教室名、懇親会の参加有無をメールでご連絡ください。授業や教室運営にたいする一言(現状や悩みなど)もお願いします。
④参加費
  • 講師・講師志望の方、ハンガンネット会員  3,000円
  • 非会員  4,000円
  • 学習者の方  500円  (ライブ授業のみ)
*参加申し込み・お問い合わせ
ハンガンネット事務局
チラシポスター20170618-1

通信232 ライブ授業は有効か?

【週刊ハンガンネット通信】第232号 (2017年5月22日発行)

ライブ授業は有効か?

ミレ韓国語学院

前田真彦


メアリの会(韓国語講師の学習会:ミレ主宰)
(5月28日17時30分~実施)でライブ授業をします。

「リプロダクションの仕方」というタイトルで、
中級から上を目指す人のための、
<「聞く」から「話す」へ>を、テーマに
臨時募集した受講生4人を対象に授業をします。
参加は無料です。ぜひいらしてください。

ライブ授業とは?

模擬授業は、生徒役も講師がします。
授業の流れがよくわかりますが、
受講生との具体的なやり取りが今一つよくわからないところがあります。

ライブ授業というのは、
実際の生徒を相手に、実際の授業をします。
いわば、授業研究という目的をもった公開授業です。

ライブ授業の流れ(全90分)(5月28日の場合)
1、授業30分(受講生4人 授業者前田)
教室の後ろに講師の参観者5人~10人程度
2、授業についての話し合い(60分)
受講生は退室
今実施した授業に即し、具体的に改善策など
話し合います。

模擬授業とは違うライブ授業の良さは、
・受講生への指導、関わり方の実際がよくわかる
・話し合いが具体的になされ、焦点化しやすい
模擬授業は、よほどのことがない限り、
無難に流れ、大きな破綻がないのが普通です。

また話し合いも突っ込んだ議論にならず、
模擬授業を担当した講師をねぎらう風になりがちです。

小中高の学校現場では、日々、研究授業が行われ
実際の生徒を相手に、本物の授業をする姿が
先生方の前にさらけ出されます。

学習意欲のない生徒、学力差の激しいクラスなど
30人前後の生徒を相手に、教師は悪戦苦闘しながら奮闘するのです。

授業というのは破綻があり、トラブルがつきものなのです。
力のない教師も、研究授業を繰り返すことに鍛えられていきます。
韓国語講師にも、こういう「鍛えの場」が必要です。

模擬授業を繰り返してもあまり力が付きません。
実際の授業を見てもらうこと、
これが韓国語講師にはもっと必要ではないでしょうか?

ただ、ライブ授業は、模擬授業より、設定が難しい点があります。
生徒役の受講生の確保の問題です。
ミレの場合は、ミレ受講生(とその周辺)に声を掛ければ
ほぼ問題なく集めることができます。

ハンガンネットで今後ライブ授業を実施する場合は、(今後のアイディアです)
・リレー式で(複数の講師がする)(授業ごとに受講生を変えてもよい)
・受講生一般公募(有料にしてもよい。生徒役募集には神経を配らないといけません)
などすると話題性があって、
注目を集めやすいですね。

ミレでノウハウをためて、また報告します。
日時が合えば、私もライブ授業をいたします。

通信231 実力差のあるクラス

【週刊ハンガンネット通信】第231号 (2017年5月15日発行)

実力差のあるクラス

阪堂千津子

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往々にして授業は思い通りに行かないことが多いのですが、とにかく実力差の激しいクラスは「どうしたもんじゃろな~」の連発です。

4月から始まった某大学の2年生のクラスですが、

英語の代わりに韓国語を集中的に選択できるコースのせいか、2年目になると実力差がハンパありません。

昨年からカナダラを習い初めて、もうハングル検定3級が受かりそうな学生さんもいれば、まだハングルがようやく読める程度の学生さんもいます。

さらに、高校から韓国語を履修している三分の一の「できる」グループも混在しており、1つのクラスにTOPIK5級からハングル検定5級までの実力が、混在して学習している状況です。

それでも好きなk-popアーティストがいる学生は、モチベーションを持続してなんとかがんばってついて来てくれています。

しかし、「韓流?そんなの興味ありません」という子は、そうした他の学生さんの熱気にさえ、圧倒されがちのようです。

教科書は 西江大学の「2A」を元に、「よんではなそう」「きいてはなそう」だけをピックアップして授業を行っています。

先日、クラスニーズを確かめようとアンケートをとってみました。予想通り、3分の2の学生からは

  • 「毎回、テストが復習になる」「もっとテストをしてほしい」
  • 「復習テストだけでは物足りない」

・・・という非常に前向きの意見が出ましたが、その一方で、

  • 「毎回つらいです」
  • 「難しい、キツイ」
  • 「これ以上進んだら、もうダメ」

という悲鳴も聞こえてきました。

単語や文法の実力が追いつかない学生さんのために、最近では前もって台本をネットで上げておくようにしています。また、質問しやすい雰囲気を作りだすために、授業では、できる人をリーダーにしてグループを作り、教えあう方式を取っています。

しかし、「全くわからない」「教えてもらうばかりで何もわかっていない」という想いが、彼らには常につきまとっているようです。

そこで昨日、30分をかけて、この問題をクラスで話し合ってもらいました。その結果、出てきた要望やアイディアを整理すると、次のようなものでした。

  • 新しい単語や難しそうな単語は、講師があらかじめ単語リストを作成して、
  • 講師がサイトにアップしておく。
  • 新出文法や難しそうな文法は授業中に説明してもらう。
  • また、1年生の時に使っていた教科書(木内先生の「初級韓国語」「中級韓国語」)のどこに載っているかを講師がサイトにアップしておく。
  • 次回あつかう台本を前もって講師がサイトにアップしておく。
  • リーディングやリスニングに自信のない人はそれを読んだり聞いたりして、予習する。
  • 授業では、文章を聴いたり読んだりした後にグループ内で教え合う時間を十分に取る。

私は授業で、単語や文法があっても「背景知識から推測して文を読み取る力・聞き取る力」を育てたい(一般的な読む・聴く授業の理論的背景ですね)ので、

最初から単語や文法がすべてわかっているとあまり意味がないのですが、彼らに安心して授業を楽しんでもらうために、要望を全面的に受け入れました。

さて、話し合いをしながら、「でおくれている」受講生に見られる意見の共通点としては、次のようなものが見られました。

  • わからない単語や文法がでてくるのが恐怖だ
  • 日本語ですべて理解できないと不満がつのる

実は「教科書はわかる単語だけがでているテキストにしてほしい」というわけのわからないリクエストがあったりもしました。

「わかっていることを勉強することほどつまらないものはないんじゃない?」と言ったら、「なるほど~」と納得した学生さんもいましたが、

概して、「わからない」ことを「悪」とか「苦」のように感じているようです。

そもそも「学習する」というのは、「わからないこと知る喜び」を楽しむことのはずなのに、なぜ「わからない」が「苦」「悪」になってしまうのか・・・

このように実力差のあるクラスというのは、どんな現場でも大なり小なり起こりうる事態だと思います。

みなさんのクラスでは、「授業についていけない」と言ってやめてしまう方はいませんか。もちろん、本当の理由は話さずに、仕事が忙しくなったから、とか、家族の用事ができた、など、ほかに理由をつけてやめていく方もいらっしゃいます。

講師が授業内の実力差をうまくコントロールできないために、受講生がやめて言ってしまう…。恥ずかしながら、市民講座でも、私はこのような経験をたくさんしました。

先生方は、このような状況をどのように乗り越えていらっしゃいますか?ぜひとも、みなさまのお知恵をお借りしたいです。

通信230 聞き取りやすい韓国語

【週刊ハンガンネット通信】第230号 (2017年5月8日発行)

聞き取りやすい韓国語

伊藤耕一 個人指導


ニュースなどで候補者の主張を耳にして、少し驚きつつ聞いていることがあります。

それは、各候補者の韓国語がとても聞き取りやすいことです。

朴槿恵前大統領の韓国語は、ものすごく聞き取りやすく、私でも音声だけで95%は理解できたほどで、個人的には朴槿恵前大統領に良いイメージを持っていました。

明日の選挙結果の成り行きはさておき、「聞き取りやすさ」は言葉の何がもたらす影響なのか、個人的に思うことを書いてみたいと思います。

私が最初に体験した外国生活は、ニュージーランドでの生活でした。

渡航前にある程度の英語を勉強し、TOEICでもCレベルの結果(日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差がみられる。基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。)が出たので、ある程度自信を持って行きました。

英語を話してみると、なるほど、自分の言いたいことや求めることは伝えられても、それに対して返ってくる言葉は半分くらいしか分からないといった感じでした。

ですが、いろいろな人と話をしていくと、この人の英語は聞き取りやすい、あの人の英語はさっぱり分からない、このような差があることに気付きました。

最初に「聞き取りやすい」と私が感じたのは英語学校の先生の英語でした。

これはきっと、接する時間が長かったからその人独特の発音や言い回しに耳が慣れたのだろうと思います。

そのほかにも、耳にした英語の地域性も大きな影響を与えるようにも思います。

私はニュージーランドで英語を学んだので、英国やオーストラリアや南アフリカの人たちの話す英語を聞き取りやすいと感じます。

その一方でアメリカ人の英語は聞き取りにくいと感じてしまいます。

英語母語話者でない人の英語は、相手が一生懸命に伝えようとする気持ちに寄り添おうと思うせいか、よく分かります。

ところが、同じニュージーランド人なのに、さっぱり聞き取れない英語を話す人も何人かいました。

そのような人に出会った時には、今思い返せば申し訳なかったのですが、ごく少数だったので、適当に相手をしてあまり話をしないようにしていました。

その次に渡航したのは韓国だったのですが、やはり同じように私が一言一句聞き取れる韓国語を話してくれる人と、さっぱり聞き取れない韓国語を話す人がいました。

私は韓国で生活した経験がなく、英語ほどの運用能力を持ち合わせておらず、地域性による違いがよく分かりませんが、きっとどんな言語でもこのような現象があるのだろうなと思いました。

前回の通信にも少し書きましたが、ネイティブでない人が話す言葉の聞き取りやすさは子音と母音の発音の安定性に起因するように思います。

私の韓国語はソウルの人から最も多くの音を聞いてきたので、韓国語を教える時には、できるだけソウルの音に近いように気を付けて発音してきました。

個人的にも地域的にも特定の音が安定して同じように発音されていれば、生徒さんに分かりやすいだろうと思うからです。

明日の選挙の結果、誰が勝利演説を行うことになるのか、聞き取りやすい韓国語を話してくれることを期待しつつ注目したいと思っています。

通信229 私の韓国語講師奮闘記13: 日本で韓国語(外国語)を学ぶ

【週刊ハンガンネット通信】第229号 (201751日発行)

私の韓国語講師奮闘記13: 日本で韓国語(外国語)を学ぶ

宮本千恵美



私が韓国語講師になり、生徒によく聞かれることは、どうしてそんなに韓国語ができるようになったかと言うことです。

生徒の前では早々に言えませんが、正直に話すと……やはり留学できたことが大きかったと思うのです。留学していれば、知らない間にその表現を使った会話をしたり、分からなくても自然と身に付いていく特長があります。

生活するうえで必要不可欠なので、無理にでも覚えていかなければいけない、学ぶより慣れると言った方が合っているかもしれません。しかし、自国で外国語を学ぶと言うことは制限もありますし、留学ほどの早急な上達は難しいです。

また私が思うに日本で教える場合、何よりも日本人の特色を知ることが大切だと思います。日本人は私も含めて完璧さを求めてしまう民族です。間違いを言うのことを嫌い、常に正解を求めています。

以前の記事でも書きましたが、発音1つにしても間違っていたらどうしようか、通じなかったらどうしようかと言う思いが先に来てしまうばかりに、会話をすることに躊躇し、聞き取り・読解・作文・語彙などよりも会話面が劣ってしまいます。

なので、留学中も一番話さないのが日本人だけど、テストの点が良いのも日本人と言うはっきりとした特色を示していました。

私は昨年漢陽大学の研修に参加し、そこで韓国語で教える授業というものに取り組みましたが、それでもここ日本では日本語の補足が必要と思うのです。

勿論、韓国語ですべてを教え、その授業にすべての生徒が賛同してくれるのは理想ではありますが、先ほども書いたように完璧を求める日本人は、日本語の説明を求めがちだと思うのです。

どうしてそうなるのか、どうして同じような表現なのに使い分けをしなければいけないのか、それを知りたがる生徒がとても多いです。そしてそれをしっかり説明することが習得に際しては早い効果をもたらすと思います。

曖昧な説明や言い方では頭に残らず、逆にずっとその表現なり文法なりが使えずに残っていくと思います。

また韓国語と日本語が語学の中でも一番似ている言語ということもあり、学習者を勘違いさせる要因の1つでもあると思います。最近ではメディアや書籍などで日本語表現的な韓国語という見出しをよく見かけます。

私自身SNSなどで日韓の交流ページに参加していますが、確かに文法的には間違ってはいないし通じる文章ではあっても、韓国では使わない表現をよく見かけます。

김현근先生の製作された動画で、その違いを韓国語側と日本語側で説明してもらえると分かりやすいと思いましたし、日本人が疑問に思う違いを学べると感じました。

これは私の韓国語学習経験からですが……
韓国で友人と会った際に友人に言われた言葉です。

언니는 항상하지만 많이 쓰잖아요. 근데 한국사람들은하지만보다근데 많이 써요.

それを日本にいた韓国人留学生にもわれたのですが

じゃあ、日本人会話のときにしかしいますか하지만”は“しかし”と言うニュアンスがあります。근데”は“でも”と言う感じなので、会話ではよく使いますよ」

なるほど!……それから“근데”を使うようになったのは言うまでもありません……

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以前の発音の記事でたくさんの先生方から意見をいただき、びっくりしながらもすべてありがたく読ませていただきました。

これは私の見解なのですが、どの先生のご意見もすべて正しいと思います。なぜなら10人講師が居れば、教え方も10通りあると思います。

逆もしかりで10人生徒が居れば、10通りの思いがあると思います。ドラマを聞き取りたい、韓国の人と話してみたい、テストを受けたい、韓国語を理解したい、等々。

また語学の向き不向き、得意不得意分野も人それぞれで、その生徒すべてに合った学習法と言うのはたぶん1つでは足りないと思います。

そのご意見の中でも一番印象的だったのが、高麗先生のご意見でした。在日同胞の若い世代にしっかりとしたウリマルを教えたいと言う熱意と、ウリマルに対する尊厳……ため息です

……私自身日本語話者で、興ざめする最近の日本人の日本語に文句を言いたくなるので、日本人は外国語の勉強の前に日本語をしっかりしないとと思います……

disる」とか、今だに意味が分からず、テレビなどでも芸能人が平気で使っているので、同じ日本語でも字幕が必要だと思ってしまいます。

最近では日本の番組を韓国でどんな訳で字幕を作っているのか気になってチェックしているくらいです。

通信228 韓国語の母語話者と日本語の母語話者が作る動画

【週刊ハンガンネット通信】第228号 (2017年4月28日発行)
韓国語母語話者と日本語母語話者が作る動画
김현근 金玄謹(ミリネ韓国語教室)
 
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안녕하세요.
미리내 한국어교실 대표 김현근입니다.
한국어를 가르치다 보면, 단순히 한국어로만 설명해도 정확하게 전달이 안될 때가 있습니다. 이것은 초급 학습자 뿐만 아니라 중급, 상급에도 해당하는데요. 그럴 때 그에 맞는 일본어 표현을 제시하면 학습자가 훨씬 빨리 이해하기도 합니다. 저희 교실에서는 교과서를 공부할 때 회화문을 읽은 후에 일본어로 그 뜻을 번역해보는 작업을 반드시 하기 때문에, 한국어 네이티브 선생님들도 한국어에 상응하는 정확한 일본어의 뉘앙스에 대해서 공부를 해 두어야 제대로 가르칠 수 있습니다.
제 개인적으로도 외국어에 해당하는 일본어에 대해서 상급 일본어 표현은 반드시 한국어에 해당하는 말이 무엇이 있는지 찾아보는 편입니다. 그렇게 하지 않으면 생소한 일본어 표현이나 단어 등은 소화불량에 걸린 것처럼 잘 외워지지도 않고 기억이 오래 가지도 않기 때문입니다.
이에 작년부터 일본어모어화자이면서 한국어를 가르치고 계시는 日下 선생님과 같이 동영상 작업 준비에 들어가 올해부터 본격적으로 여러가지 생활 속 한국어 표현에 대해 상호 체크를 끝낸 것을 대화 형식으로 녹화한 뒤 올리고 있습니다.
미리내 교실에서도 메일 매거진을 발행하고 있습니다만, 메일 매거진에서 나왔던 여러가지 표현 등을 다시 한 번 토의를 거친 후 동영상 촬영을 하고 있습니다. 예를 들어서 ‘嫌味、ダメ、春に関する表現、腹が立つ 등의 일본어 표현을 한국어로 하면 어떻게 될까’라는 물음에 대해 상황별로 정리한 동영상을 만들어 올리는 것입니다. 동영상을 만들기 전에 한국어 표현과 일본어 표현이 반드시 사전에 나와 있는 대로의 뉘앙스가 아닌 경우도 많기 때문에 저 자신에게도 도움이 되고 있습니다.
트위터나 페이스북 등 소셜미디어가 발달한 요즘에는 글을 써서 여러가지 한국어에 대한 뉘앙스 차이나 예문 등을 올리는 분도 많습니다만, 역시 동영상을 통해 표정이나 상황, 그리고 억양과 발음까지 전달할 수 있어서 학습자가 편히 접할 수 있는 도구라고 생각합니다.
편집에 시간이 많이 들어가지만 (주로 日下샘이 하고 있습니다) 동영상을 활용한 한국어 설명 및 뉘앙스 전달은 스마트폰이 보급된 요즘 효율적인 홍보수단으로도 활용할수 있습니다. 교실 홍보가 고민이라면, 굳이 거창한 편집이 들어가지 않더라도 스마트폰으로 찍은 동영상을 소셜 미디어에 한번 올려 보면 어떨까요? 아마 교실 홍보나 기존 수강생들도 보다 교실에 애착을 가지고 더 열심히 공부하고 다닐 수 있을 것입니다.
지금까지 올린 동영상 링크를 몇 개 첨부합니다.
관심이 있으신 분은 한번 보시고, 앞으로도 매주 한 편씩 올릴 예정이오니 혹시 ‘이런 내용을 다뤘으면 좋겠다’라는 리퀘스트가 있으신 분들은 회신을 주시면 감사하겠습니다.
➊ネイティブはこう言う・韓国語「~します」 숙제는 내일 합니다.って正しいの? 
 
➋ネイティブはこう言う・韓国語「腹が立つ」韓国語で何? 
 
❸ネイティブはこう言う・韓国語「ダメ」 
 
 
이제 완연한 봄입니다.
새싹이 푸릇푸릇 돋아나고 5월이 되면 금세 나무들도 초록으로 물들겠지요. 
생기가 충만한 5월을 맞이하여 한국어를 배우고 또 가르치시는 분들께서도 활기찬 나날을 보내시기를 기원합니다.

通信227 悩ましい作文指導

【週刊ハンガンネット通信】第227号 (2017年4月22日発行)
悩ましい作文指導
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前回の通信では吉川先生から、3月に大阪で行われたハンセミ「力の付く作文授業」の報告がありました。そのハンセミに私も参加したのですが、そこで思ったことなど、自分の作文授業の経験も合わせて書いてみます。
まず、飯田華子先生の授業では、漫画という親しみやすい素材が用いられ、使う文型や単語と共に、4コマ漫画の台詞を考えるというお題が与えられました。漫画という素材で一見易しそうに見せつつも、実は、ストーリーを4コマで完結させなければならないセンスも要求される課題でした。
易しくない課題でも、素材によっては学習者が引き付けられ、考えるのが面白 くなることを改めて感じました。
伊藤耕一先生は「日本人の間違いやすい韓国語表現」をテーマに挙げてくださいました。日本語の干渉を受ける誤訳を防ぐには、やはり韓国語の文法を定着させる練習が不可欠だと思いました。それから、日本語の字面に振り回されずに、伝えたいことは何かを捉える力が必要ですよね。
次は私の作文授業体験について少し書きます。私は昨年度、半年間作文の授業を担当しました。受講生は、20歳前後の約10名でした。
毎回、書くテーマについて関連のある韓国語の文章をまず読み、そこに出て来る単語や表現を学びました。その後、受講生同士でテーマについての意見や感想を日本語で言い合いました。出た意見は 板書し、目で見て頭を整理できるようにしました。そして、じゃあ自分の意見を書いてみましょう。さっき勉強した表現や単語も使ってみてください。と、進行しました。
授業時間90分で作文を書く時間は、30分くらい。受講生の書く量は、まちまちですが、30分だと400~500字が多かったと思います。しかし、これではTOPIKの作文に間に合いません。早く書く練習も必要ですね。という話を受講生にもするのですが、○○は韓国語で何て書くんですか~?などと聞きながら書く人もいるので、なかなかスピードアップは望めません。時間中に書ききれなかった人は、宿題にして書いてきてもらいます。
その後、添削して返却。私が添削で迷う箇所は、同僚の韓国人の先生 に確認します。返却後、作文を発表させることもあります。発表してもらうと予告すると、書く姿勢が変わりますが、時間の関係で毎回はできません。
とにかく、まずはまとまった文章を書くことに慣れてほしかったので、そんなに早く書くことまでは要求しませんでした。
さて、作文の間違いについてですが
  • 話し言葉の影響か、助詞を省略してしまう
  • 連体形
  • 한다体の誤り
  • 主語と述語の不一致
  • ~라고 생각한다を連発する
  • 分かち書き
などが共通してよく見られるものでした。
指導で一番悩まされたことは、文章の組み立て方(序論・本論・結論)と意見を論理的に展開する方法でした。
たとえば、「웨냐하면」で始まっているのに、後に続く文に理由が述べられていないとか、結論部分なのに結論が述べられていないとか。
言葉で説明しても、すぐには効果が現れないことを経験し、やはり、学習者は日頃から良い文章を読むことが必要なのでは、と思うようになりました。
それは、韓国語だけではなく、日本語の文章もです。母語が貧弱なままで外国語の達人になれるわけがないからです。
と、受講生にもお話するのですが、どこまで心に 響いているかはわかりません。
ちなみに、授業準備にあたって、世話人前田先生が書かれた本を始め、小論文の書き方の本などもいろいろと読んでみました。
今回の通信を書きながらも、とても緊張しています。こんなことを書いている私の文章だって~と思うと、穴掘って入りたいです。
初めてハンガンネット通信に書かせていただきました。これからもよろしくお願いします。

通信226 ハンセミ大阪:力の付く作文授業

【週刊ハンガンネット通信】第226号(2017年4月14日発行)

ハンセミ大阪;力の付く作文授業

よしかわ語学院

吉川寿子

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3月末に行われたハンガンネットセミナー大阪のレポートをお届けいたします。

テーマは「力のつく作文授業」です。

今回のセミナーは基礎力をつけるための作文の模擬授業と指導のポイントに対する話題提供の二本立てでお届けしました。

なお、大阪ではハンガンネットセミナー(ハンセミ)と教室運営者の懇談会の(ハンコン)の二部構成が通例です。

セミナー2本と質疑応答で3時間、ハンコンで2時間と途中休憩もはさみつつの合計5時間の長丁場で、ご都合つく方はその後の食事会まで最大7時間お付き合いいただきました。

年度末のお忙しい中をありがとうございました。

今回は 大阪でハンガンネット発起人、世話人を務めてくださっています前田真彦先生率いるミレ韓国語学院のエース、飯田華子先生による模擬授業からのスタートです。

とてもフレッシュな魅力あふれる先生でした。

普通、作文の授業といえば、原稿用紙や下線が引かれたプリントなどを連想しますが

配られたレジュメは、かわいらしいイラストの入った4コマ漫画でした。

この4コマ漫画の吹き出しに入るセリフをみんなで考える作文の模擬授業でした。

このような4コマ漫画の利用は、韓国語教育の現場では新鮮ですが、日本語教育ではポピュラーなやり方だそうです。会話レッスン等で多く採用されているそうです。

だいたい作文の授業で困ることといえば

何を書いたらいいのか思い浮かばずに、シーンとなってしまうことですよね。

でも、この4コマ漫画なら、年齢層を問わずにクスッと笑いながら取り組めますし

細かく状況を説明しなくても、情報を共有できるので負担なく取り組めます。

アウトプットさせる授業は、学習者の心理ハードルを下げるのが必須要素ですので、作文の授業案としては斬新な印象を持ちますが、グループワークはそれぞれとても盛り上がりました。

模擬授業は授業の趣旨説明の後、下記の段取りで進行されました。

  1. 参加者全体を3つのグループに分けて4コマ全体のセリフを考えて、全体に発表して共有
  2. 特定の1コマについて、今度はペアワークで考えて、全体に発表して共有

今回は進行スケジュール上、ここまでの模擬授業となりました。

その後は、学習者から何も意見が出なかった場合の対処法や、これを宿題に持っていくにはどうしたらいいか、必要な文型や文法事項の効果的な提示方法など、参加者の先生方との意見交換となりました。私もとても勉強になりました!ありがとうございます

引き続き、世話人の伊藤耕一先生による発表と話題提供です。

身近で一見簡単そうなんだけど、日本語から直訳しにくい韓国語というテーマで準備してくださいました。

事前に世話人の先生方で協力してレジュメを準備しておいた上で

事前に宿題を出しておいて、当日は参加者の先生に指名して書いていただく、というスタイルで行われました。

宿題を板書されている間が何ともはや緊張感あふれるひととき…とならないように 歌の上手な先生に何曲か歌っていただく一コマもありました。

和やかなシンキングタイムをありがとうございました

それにしても、さすがに先生方、しっかりと宿題をしてこられてさすが!でした。

日本語と韓国語の感覚の違い、ふだん漠然と使っている日本語、実はこっちが正確ではないのではないか、という視点などなど。

韓国語に直訳できない文章をどう捉えるか、整理しながら提案してもらう、有意義な事例発表となりました。ありがとうございます!

その後も作文授業についての意見交換の話し合いの後は続きました。

学習者だけでなく講師側にも心理的な負担の大きいのが作文授業ではありますが、気楽な話題から少しずつ取り入れていくのが大切ではないでしょうかという話でいったん締めくくられました。

さて、すでに開始から3時間以上経っておりますが、お次は全員がゆるく輪になって、ハンコンです。

今回は初参加の方が大半でしたので、自己紹介をしながら授業の悩みや嬉しかったこと、オススメの参考書、韓国語講師として生き残っていく道、韓国語教育やボランティアなど多岐に渡って、話し合いました。

学習者の方にも参加いただいていましたので、いろんな視点での考え方を聴けて、とても参考になりました。

その後は、会場付近で調達したお料理を持ち込んで、ざっくばらんにあれこれ親睦を深めるトークタイムもありました。

プライベートな話題、今後どうやって韓国語教育を盛り上げていくか、冗談まじりの話題のほか、TOPIK話などにも及びました。その中で私の作文メール講座をミレの先生も読んでくださって、とても役に立ちましたとのうれしいお話もありました。

もうすくTOPIK試験もありますし、講師も学習者のひとりとして学びながら、今までよりもいい授業をしていきたいと思っています。

とても熱心な先生方、教えることを視野に入れた学習者さんとの充実したひと時となりました。皆様、ありがとうございます!

私もこれからも、よりよい授業のために学んでいこうと思っております。

この大阪ハンセミ、ハンコンで2016年度の予定は終了いたしました。

2017年度もハンガンネットをよろしくお願いいたします。

通信225 색깔있는 교실

【週刊ハンガンネット通信】第225号(2017年4月3日発行)

색깔있는 교실

韓教室

金英う

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안녕하세요.

오늘은 요전에 받았던 메일에 대해 제가 느꼈던 걸 적어 보려고 합니다.

회사일과 집안일 때문에 몇 년 전에 한교실을 그만둔 학생으로부터 며칠 전에 연락이 왔어요.

보내온 메일에는 이번 봄에, 자기 딸이 고등학교에 입학하는데, 전에 같은 반에서 공부했던 학생의 아들도 우연히 같은고등학교에 입학하게 됐다는 거였어요.

그 학생은 한국어로 연결된 끈(인연)이 우리를 다시 만나게해 주었다며 기뻐하는 내용이었어요.

이걸 읽으면서, 저도 무척 기뻤습니다.

그리고 딸의 입학이 계기가 돼서, 시간이 흘러도 저를 기억해주고 연락을 준 게 너무 고마웠어요.

그러고 보니, 한국어 교실을 하면서, 여러 사람과 만날 기회가 생겨서 만남의 범위도 넓어졌다는 생각이 들었어요.

사실, 생각해보면, 결혼하고 일본에 와서 친구라고는 아이들학교의 ママ友 밖에 없었는데,

이제는 자신의 일을 하는 가운데 다양한 사람들과 만나, 그관계를 지속할 수 있게 됐다는 사실에 감사하다는 생각뿐입니다.

제 교실의 학생들은 거의가 저 보다 나이가 많아요.

그래서 인생의 선배와도 같은 존재죠.

학생들은 자신들의 아이들 얘기, 인생 얘기, 그리고 일본의문화 얘기도 저한테 많이 들려 줍니다.

저는 학생들에게 인생을 배우고, 학생들은 제게서 한국어를배우고~~

서론이 길어져서 죄송합니다.

지금부터가 오늘의 본론인데요,

이런 사적인 얘기들은 거의 같이 점심을 먹거나, 수업이 끝난 후에 차를 마시면서 들을 때가 많아요.

학생들과 수다를 떨면서 들었던 내용은 아주 좋은 수업 자료로 쓰일 수 있어요.

예를 들어, 학생들의 얘기를 기억해두었다가 문형 설명시 예로 사용한다든가, 예문을 만들 때 사용할 수 있다면 impact가 강할테니까 말이에요.

수업 시간 외에 학생들과의 시간을 할애하면 좋은 점이 또하나 있는데요, 학생들간의 ‘끈끈한 정’입니다.

어느 반은 수업이 끝나면 항상 커피숍에서 커피를 마시는데요, 한번은 저도 같이 커피를 마시는데 도움이 필요한 학생에게 서로 조언을 해 주는 것을 봤어요.

(특히 지금처럼) 한국어 학습자가 새롭게 증가하지 않는 상황에서는 이런 ‘끈끈한 정’이 학생들의 이탈을 막는 큰 힘이될 수도 있을 것다는 생각이 들었어요.

언제가 한강네트 통신에 이런 글이 있었던 걸 기억합니다.

‘색깔이 있는 교실’이어야 한다고요.

맞는 얘기인 것 같아요.

아무 색깔이 없는 평범한 교실보다는 무엇 한 가지나마 특색을 가지고 있는 교실이어야 한다는 의미였는데요,

저는 그 색깔을 ‘유대(친목) 관계’로 칠하고 싶습니다.