通信230 聞き取りやすい韓国語

【週刊ハンガンネット通信】第230号 (2017年5月8日発行)

聞き取りやすい韓国語

伊藤耕一 個人指導


ニュースなどで候補者の主張を耳にして、少し驚きつつ聞いていることがあります。

それは、各候補者の韓国語がとても聞き取りやすいことです。

朴槿恵前大統領の韓国語は、ものすごく聞き取りやすく、私でも音声だけで95%は理解できたほどで、個人的には朴槿恵前大統領に良いイメージを持っていました。

明日の選挙結果の成り行きはさておき、「聞き取りやすさ」は言葉の何がもたらす影響なのか、個人的に思うことを書いてみたいと思います。

私が最初に体験した外国生活は、ニュージーランドでの生活でした。

渡航前にある程度の英語を勉強し、TOEICでもCレベルの結果(日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差がみられる。基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。)が出たので、ある程度自信を持って行きました。

英語を話してみると、なるほど、自分の言いたいことや求めることは伝えられても、それに対して返ってくる言葉は半分くらいしか分からないといった感じでした。

ですが、いろいろな人と話をしていくと、この人の英語は聞き取りやすい、あの人の英語はさっぱり分からない、このような差があることに気付きました。

最初に「聞き取りやすい」と私が感じたのは英語学校の先生の英語でした。

これはきっと、接する時間が長かったからその人独特の発音や言い回しに耳が慣れたのだろうと思います。

そのほかにも、耳にした英語の地域性も大きな影響を与えるようにも思います。

私はニュージーランドで英語を学んだので、英国やオーストラリアや南アフリカの人たちの話す英語を聞き取りやすいと感じます。

その一方でアメリカ人の英語は聞き取りにくいと感じてしまいます。

英語母語話者でない人の英語は、相手が一生懸命に伝えようとする気持ちに寄り添おうと思うせいか、よく分かります。

ところが、同じニュージーランド人なのに、さっぱり聞き取れない英語を話す人も何人かいました。

そのような人に出会った時には、今思い返せば申し訳なかったのですが、ごく少数だったので、適当に相手をしてあまり話をしないようにしていました。

その次に渡航したのは韓国だったのですが、やはり同じように私が一言一句聞き取れる韓国語を話してくれる人と、さっぱり聞き取れない韓国語を話す人がいました。

私は韓国で生活した経験がなく、英語ほどの運用能力を持ち合わせておらず、地域性による違いがよく分かりませんが、きっとどんな言語でもこのような現象があるのだろうなと思いました。

前回の通信にも少し書きましたが、ネイティブでない人が話す言葉の聞き取りやすさは子音と母音の発音の安定性に起因するように思います。

私の韓国語はソウルの人から最も多くの音を聞いてきたので、韓国語を教える時には、できるだけソウルの音に近いように気を付けて発音してきました。

個人的にも地域的にも特定の音が安定して同じように発音されていれば、生徒さんに分かりやすいだろうと思うからです。

明日の選挙の結果、誰が勝利演説を行うことになるのか、聞き取りやすい韓国語を話してくれることを期待しつつ注目したいと思っています。

通信229 私の韓国語講師奮闘記13: 日本で韓国語(外国語)を学ぶ

【週刊ハンガンネット通信】第229号 (201751日発行)

私の韓国語講師奮闘記13: 日本で韓国語(外国語)を学ぶ

宮本千恵美



私が韓国語講師になり、生徒によく聞かれることは、どうしてそんなに韓国語ができるようになったかと言うことです。

生徒の前では早々に言えませんが、正直に話すと……やはり留学できたことが大きかったと思うのです。留学していれば、知らない間にその表現を使った会話をしたり、分からなくても自然と身に付いていく特長があります。

生活するうえで必要不可欠なので、無理にでも覚えていかなければいけない、学ぶより慣れると言った方が合っているかもしれません。しかし、自国で外国語を学ぶと言うことは制限もありますし、留学ほどの早急な上達は難しいです。

また私が思うに日本で教える場合、何よりも日本人の特色を知ることが大切だと思います。日本人は私も含めて完璧さを求めてしまう民族です。間違いを言うのことを嫌い、常に正解を求めています。

以前の記事でも書きましたが、発音1つにしても間違っていたらどうしようか、通じなかったらどうしようかと言う思いが先に来てしまうばかりに、会話をすることに躊躇し、聞き取り・読解・作文・語彙などよりも会話面が劣ってしまいます。

なので、留学中も一番話さないのが日本人だけど、テストの点が良いのも日本人と言うはっきりとした特色を示していました。

私は昨年漢陽大学の研修に参加し、そこで韓国語で教える授業というものに取り組みましたが、それでもここ日本では日本語の補足が必要と思うのです。

勿論、韓国語ですべてを教え、その授業にすべての生徒が賛同してくれるのは理想ではありますが、先ほども書いたように完璧を求める日本人は、日本語の説明を求めがちだと思うのです。

どうしてそうなるのか、どうして同じような表現なのに使い分けをしなければいけないのか、それを知りたがる生徒がとても多いです。そしてそれをしっかり説明することが習得に際しては早い効果をもたらすと思います。

曖昧な説明や言い方では頭に残らず、逆にずっとその表現なり文法なりが使えずに残っていくと思います。

また韓国語と日本語が語学の中でも一番似ている言語ということもあり、学習者を勘違いさせる要因の1つでもあると思います。最近ではメディアや書籍などで日本語表現的な韓国語という見出しをよく見かけます。

私自身SNSなどで日韓の交流ページに参加していますが、確かに文法的には間違ってはいないし通じる文章ではあっても、韓国では使わない表現をよく見かけます。

김현근先生の製作された動画で、その違いを韓国語側と日本語側で説明してもらえると分かりやすいと思いましたし、日本人が疑問に思う違いを学べると感じました。

これは私の韓国語学習経験からですが……
韓国で友人と会った際に友人に言われた言葉です。

언니는 항상하지만 많이 쓰잖아요. 근데 한국사람들은하지만보다근데 많이 써요.

それを日本にいた韓国人留学生にもわれたのですが

じゃあ、日本人会話のときにしかしいますか하지만”は“しかし”と言うニュアンスがあります。근데”は“でも”と言う感じなので、会話ではよく使いますよ」

なるほど!……それから“근데”を使うようになったのは言うまでもありません……

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以前の発音の記事でたくさんの先生方から意見をいただき、びっくりしながらもすべてありがたく読ませていただきました。

これは私の見解なのですが、どの先生のご意見もすべて正しいと思います。なぜなら10人講師が居れば、教え方も10通りあると思います。

逆もしかりで10人生徒が居れば、10通りの思いがあると思います。ドラマを聞き取りたい、韓国の人と話してみたい、テストを受けたい、韓国語を理解したい、等々。

また語学の向き不向き、得意不得意分野も人それぞれで、その生徒すべてに合った学習法と言うのはたぶん1つでは足りないと思います。

そのご意見の中でも一番印象的だったのが、高麗先生のご意見でした。在日同胞の若い世代にしっかりとしたウリマルを教えたいと言う熱意と、ウリマルに対する尊厳……ため息です

……私自身日本語話者で、興ざめする最近の日本人の日本語に文句を言いたくなるので、日本人は外国語の勉強の前に日本語をしっかりしないとと思います……

disる」とか、今だに意味が分からず、テレビなどでも芸能人が平気で使っているので、同じ日本語でも字幕が必要だと思ってしまいます。

最近では日本の番組を韓国でどんな訳で字幕を作っているのか気になってチェックしているくらいです。

通信228 韓国語の母語話者と日本語の母語話者が作る動画

【週刊ハンガンネット通信】第228号 (2017年4月28日発行)
韓国語母語話者と日本語母語話者が作る動画
김현근 金玄謹(ミリネ韓国語教室)
 
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안녕하세요.
미리내 한국어교실 대표 김현근입니다.
한국어를 가르치다 보면, 단순히 한국어로만 설명해도 정확하게 전달이 안될 때가 있습니다. 이것은 초급 학습자 뿐만 아니라 중급, 상급에도 해당하는데요. 그럴 때 그에 맞는 일본어 표현을 제시하면 학습자가 훨씬 빨리 이해하기도 합니다. 저희 교실에서는 교과서를 공부할 때 회화문을 읽은 후에 일본어로 그 뜻을 번역해보는 작업을 반드시 하기 때문에, 한국어 네이티브 선생님들도 한국어에 상응하는 정확한 일본어의 뉘앙스에 대해서 공부를 해 두어야 제대로 가르칠 수 있습니다.
제 개인적으로도 외국어에 해당하는 일본어에 대해서 상급 일본어 표현은 반드시 한국어에 해당하는 말이 무엇이 있는지 찾아보는 편입니다. 그렇게 하지 않으면 생소한 일본어 표현이나 단어 등은 소화불량에 걸린 것처럼 잘 외워지지도 않고 기억이 오래 가지도 않기 때문입니다.
이에 작년부터 일본어모어화자이면서 한국어를 가르치고 계시는 日下 선생님과 같이 동영상 작업 준비에 들어가 올해부터 본격적으로 여러가지 생활 속 한국어 표현에 대해 상호 체크를 끝낸 것을 대화 형식으로 녹화한 뒤 올리고 있습니다.
미리내 교실에서도 메일 매거진을 발행하고 있습니다만, 메일 매거진에서 나왔던 여러가지 표현 등을 다시 한 번 토의를 거친 후 동영상 촬영을 하고 있습니다. 예를 들어서 ‘嫌味、ダメ、春に関する表現、腹が立つ 등의 일본어 표현을 한국어로 하면 어떻게 될까’라는 물음에 대해 상황별로 정리한 동영상을 만들어 올리는 것입니다. 동영상을 만들기 전에 한국어 표현과 일본어 표현이 반드시 사전에 나와 있는 대로의 뉘앙스가 아닌 경우도 많기 때문에 저 자신에게도 도움이 되고 있습니다.
트위터나 페이스북 등 소셜미디어가 발달한 요즘에는 글을 써서 여러가지 한국어에 대한 뉘앙스 차이나 예문 등을 올리는 분도 많습니다만, 역시 동영상을 통해 표정이나 상황, 그리고 억양과 발음까지 전달할 수 있어서 학습자가 편히 접할 수 있는 도구라고 생각합니다.
편집에 시간이 많이 들어가지만 (주로 日下샘이 하고 있습니다) 동영상을 활용한 한국어 설명 및 뉘앙스 전달은 스마트폰이 보급된 요즘 효율적인 홍보수단으로도 활용할수 있습니다. 교실 홍보가 고민이라면, 굳이 거창한 편집이 들어가지 않더라도 스마트폰으로 찍은 동영상을 소셜 미디어에 한번 올려 보면 어떨까요? 아마 교실 홍보나 기존 수강생들도 보다 교실에 애착을 가지고 더 열심히 공부하고 다닐 수 있을 것입니다.
지금까지 올린 동영상 링크를 몇 개 첨부합니다.
관심이 있으신 분은 한번 보시고, 앞으로도 매주 한 편씩 올릴 예정이오니 혹시 ‘이런 내용을 다뤘으면 좋겠다’라는 리퀘스트가 있으신 분들은 회신을 주시면 감사하겠습니다.
➊ネイティブはこう言う・韓国語「~します」 숙제는 내일 합니다.って正しいの? 
 
➋ネイティブはこう言う・韓国語「腹が立つ」韓国語で何? 
 
❸ネイティブはこう言う・韓国語「ダメ」 
 
 
이제 완연한 봄입니다.
새싹이 푸릇푸릇 돋아나고 5월이 되면 금세 나무들도 초록으로 물들겠지요. 
생기가 충만한 5월을 맞이하여 한국어를 배우고 또 가르치시는 분들께서도 활기찬 나날을 보내시기를 기원합니다.

通信227 悩ましい作文指導

【週刊ハンガンネット通信】第227号 (2017年4月22日発行)
悩ましい作文指導
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前回の通信では吉川先生から、3月に大阪で行われたハンセミ「力の付く作文授業」の報告がありました。そのハンセミに私も参加したのですが、そこで思ったことなど、自分の作文授業の経験も合わせて書いてみます。
まず、飯田華子先生の授業では、漫画という親しみやすい素材が用いられ、使う文型や単語と共に、4コマ漫画の台詞を考えるというお題が与えられました。漫画という素材で一見易しそうに見せつつも、実は、ストーリーを4コマで完結させなければならないセンスも要求される課題でした。
易しくない課題でも、素材によっては学習者が引き付けられ、考えるのが面白 くなることを改めて感じました。
伊藤耕一先生は「日本人の間違いやすい韓国語表現」をテーマに挙げてくださいました。日本語の干渉を受ける誤訳を防ぐには、やはり韓国語の文法を定着させる練習が不可欠だと思いました。それから、日本語の字面に振り回されずに、伝えたいことは何かを捉える力が必要ですよね。
次は私の作文授業体験について少し書きます。私は昨年度、半年間作文の授業を担当しました。受講生は、20歳前後の約10名でした。
毎回、書くテーマについて関連のある韓国語の文章をまず読み、そこに出て来る単語や表現を学びました。その後、受講生同士でテーマについての意見や感想を日本語で言い合いました。出た意見は 板書し、目で見て頭を整理できるようにしました。そして、じゃあ自分の意見を書いてみましょう。さっき勉強した表現や単語も使ってみてください。と、進行しました。
授業時間90分で作文を書く時間は、30分くらい。受講生の書く量は、まちまちですが、30分だと400~500字が多かったと思います。しかし、これではTOPIKの作文に間に合いません。早く書く練習も必要ですね。という話を受講生にもするのですが、○○は韓国語で何て書くんですか~?などと聞きながら書く人もいるので、なかなかスピードアップは望めません。時間中に書ききれなかった人は、宿題にして書いてきてもらいます。
その後、添削して返却。私が添削で迷う箇所は、同僚の韓国人の先生 に確認します。返却後、作文を発表させることもあります。発表してもらうと予告すると、書く姿勢が変わりますが、時間の関係で毎回はできません。
とにかく、まずはまとまった文章を書くことに慣れてほしかったので、そんなに早く書くことまでは要求しませんでした。
さて、作文の間違いについてですが
  • 話し言葉の影響か、助詞を省略してしまう
  • 連体形
  • 한다体の誤り
  • 主語と述語の不一致
  • ~라고 생각한다を連発する
  • 分かち書き
などが共通してよく見られるものでした。
指導で一番悩まされたことは、文章の組み立て方(序論・本論・結論)と意見を論理的に展開する方法でした。
たとえば、「웨냐하면」で始まっているのに、後に続く文に理由が述べられていないとか、結論部分なのに結論が述べられていないとか。
言葉で説明しても、すぐには効果が現れないことを経験し、やはり、学習者は日頃から良い文章を読むことが必要なのでは、と思うようになりました。
それは、韓国語だけではなく、日本語の文章もです。母語が貧弱なままで外国語の達人になれるわけがないからです。
と、受講生にもお話するのですが、どこまで心に 響いているかはわかりません。
ちなみに、授業準備にあたって、世話人前田先生が書かれた本を始め、小論文の書き方の本などもいろいろと読んでみました。
今回の通信を書きながらも、とても緊張しています。こんなことを書いている私の文章だって~と思うと、穴掘って入りたいです。
初めてハンガンネット通信に書かせていただきました。これからもよろしくお願いします。

通信226 ハンセミ大阪:力の付く作文授業

【週刊ハンガンネット通信】第226号(2017年4月14日発行)

ハンセミ大阪;力の付く作文授業

よしかわ語学院

吉川寿子

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3月末に行われたハンガンネットセミナー大阪のレポートをお届けいたします。

テーマは「力のつく作文授業」です。

今回のセミナーは基礎力をつけるための作文の模擬授業と指導のポイントに対する話題提供の二本立てでお届けしました。

なお、大阪ではハンガンネットセミナー(ハンセミ)と教室運営者の懇談会の(ハンコン)の二部構成が通例です。

セミナー2本と質疑応答で3時間、ハンコンで2時間と途中休憩もはさみつつの合計5時間の長丁場で、ご都合つく方はその後の食事会まで最大7時間お付き合いいただきました。

年度末のお忙しい中をありがとうございました。

今回は 大阪でハンガンネット発起人、世話人を務めてくださっています前田真彦先生率いるミレ韓国語学院のエース、飯田華子先生による模擬授業からのスタートです。

とてもフレッシュな魅力あふれる先生でした。

普通、作文の授業といえば、原稿用紙や下線が引かれたプリントなどを連想しますが

配られたレジュメは、かわいらしいイラストの入った4コマ漫画でした。

この4コマ漫画の吹き出しに入るセリフをみんなで考える作文の模擬授業でした。

このような4コマ漫画の利用は、韓国語教育の現場では新鮮ですが、日本語教育ではポピュラーなやり方だそうです。会話レッスン等で多く採用されているそうです。

だいたい作文の授業で困ることといえば

何を書いたらいいのか思い浮かばずに、シーンとなってしまうことですよね。

でも、この4コマ漫画なら、年齢層を問わずにクスッと笑いながら取り組めますし

細かく状況を説明しなくても、情報を共有できるので負担なく取り組めます。

アウトプットさせる授業は、学習者の心理ハードルを下げるのが必須要素ですので、作文の授業案としては斬新な印象を持ちますが、グループワークはそれぞれとても盛り上がりました。

模擬授業は授業の趣旨説明の後、下記の段取りで進行されました。

  1. 参加者全体を3つのグループに分けて4コマ全体のセリフを考えて、全体に発表して共有
  2. 特定の1コマについて、今度はペアワークで考えて、全体に発表して共有

今回は進行スケジュール上、ここまでの模擬授業となりました。

その後は、学習者から何も意見が出なかった場合の対処法や、これを宿題に持っていくにはどうしたらいいか、必要な文型や文法事項の効果的な提示方法など、参加者の先生方との意見交換となりました。私もとても勉強になりました!ありがとうございます

引き続き、世話人の伊藤耕一先生による発表と話題提供です。

身近で一見簡単そうなんだけど、日本語から直訳しにくい韓国語というテーマで準備してくださいました。

事前に世話人の先生方で協力してレジュメを準備しておいた上で

事前に宿題を出しておいて、当日は参加者の先生に指名して書いていただく、というスタイルで行われました。

宿題を板書されている間が何ともはや緊張感あふれるひととき…とならないように 歌の上手な先生に何曲か歌っていただく一コマもありました。

和やかなシンキングタイムをありがとうございました

それにしても、さすがに先生方、しっかりと宿題をしてこられてさすが!でした。

日本語と韓国語の感覚の違い、ふだん漠然と使っている日本語、実はこっちが正確ではないのではないか、という視点などなど。

韓国語に直訳できない文章をどう捉えるか、整理しながら提案してもらう、有意義な事例発表となりました。ありがとうございます!

その後も作文授業についての意見交換の話し合いの後は続きました。

学習者だけでなく講師側にも心理的な負担の大きいのが作文授業ではありますが、気楽な話題から少しずつ取り入れていくのが大切ではないでしょうかという話でいったん締めくくられました。

さて、すでに開始から3時間以上経っておりますが、お次は全員がゆるく輪になって、ハンコンです。

今回は初参加の方が大半でしたので、自己紹介をしながら授業の悩みや嬉しかったこと、オススメの参考書、韓国語講師として生き残っていく道、韓国語教育やボランティアなど多岐に渡って、話し合いました。

学習者の方にも参加いただいていましたので、いろんな視点での考え方を聴けて、とても参考になりました。

その後は、会場付近で調達したお料理を持ち込んで、ざっくばらんにあれこれ親睦を深めるトークタイムもありました。

プライベートな話題、今後どうやって韓国語教育を盛り上げていくか、冗談まじりの話題のほか、TOPIK話などにも及びました。その中で私の作文メール講座をミレの先生も読んでくださって、とても役に立ちましたとのうれしいお話もありました。

もうすくTOPIK試験もありますし、講師も学習者のひとりとして学びながら、今までよりもいい授業をしていきたいと思っています。

とても熱心な先生方、教えることを視野に入れた学習者さんとの充実したひと時となりました。皆様、ありがとうございます!

私もこれからも、よりよい授業のために学んでいこうと思っております。

この大阪ハンセミ、ハンコンで2016年度の予定は終了いたしました。

2017年度もハンガンネットをよろしくお願いいたします。

通信225 색깔있는 교실

【週刊ハンガンネット通信】第225号(2017年4月3日発行)

색깔있는 교실

韓教室

金英う

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안녕하세요.

오늘은 요전에 받았던 메일에 대해 제가 느꼈던 걸 적어 보려고 합니다.

회사일과 집안일 때문에 몇 년 전에 한교실을 그만둔 학생으로부터 며칠 전에 연락이 왔어요.

보내온 메일에는 이번 봄에, 자기 딸이 고등학교에 입학하는데, 전에 같은 반에서 공부했던 학생의 아들도 우연히 같은고등학교에 입학하게 됐다는 거였어요.

그 학생은 한국어로 연결된 끈(인연)이 우리를 다시 만나게해 주었다며 기뻐하는 내용이었어요.

이걸 읽으면서, 저도 무척 기뻤습니다.

그리고 딸의 입학이 계기가 돼서, 시간이 흘러도 저를 기억해주고 연락을 준 게 너무 고마웠어요.

그러고 보니, 한국어 교실을 하면서, 여러 사람과 만날 기회가 생겨서 만남의 범위도 넓어졌다는 생각이 들었어요.

사실, 생각해보면, 결혼하고 일본에 와서 친구라고는 아이들학교의 ママ友 밖에 없었는데,

이제는 자신의 일을 하는 가운데 다양한 사람들과 만나, 그관계를 지속할 수 있게 됐다는 사실에 감사하다는 생각뿐입니다.

제 교실의 학생들은 거의가 저 보다 나이가 많아요.

그래서 인생의 선배와도 같은 존재죠.

학생들은 자신들의 아이들 얘기, 인생 얘기, 그리고 일본의문화 얘기도 저한테 많이 들려 줍니다.

저는 학생들에게 인생을 배우고, 학생들은 제게서 한국어를배우고~~

서론이 길어져서 죄송합니다.

지금부터가 오늘의 본론인데요,

이런 사적인 얘기들은 거의 같이 점심을 먹거나, 수업이 끝난 후에 차를 마시면서 들을 때가 많아요.

학생들과 수다를 떨면서 들었던 내용은 아주 좋은 수업 자료로 쓰일 수 있어요.

예를 들어, 학생들의 얘기를 기억해두었다가 문형 설명시 예로 사용한다든가, 예문을 만들 때 사용할 수 있다면 impact가 강할테니까 말이에요.

수업 시간 외에 학생들과의 시간을 할애하면 좋은 점이 또하나 있는데요, 학생들간의 ‘끈끈한 정’입니다.

어느 반은 수업이 끝나면 항상 커피숍에서 커피를 마시는데요, 한번은 저도 같이 커피를 마시는데 도움이 필요한 학생에게 서로 조언을 해 주는 것을 봤어요.

(특히 지금처럼) 한국어 학습자가 새롭게 증가하지 않는 상황에서는 이런 ‘끈끈한 정’이 학생들의 이탈을 막는 큰 힘이될 수도 있을 것다는 생각이 들었어요.

언제가 한강네트 통신에 이런 글이 있었던 걸 기억합니다.

‘색깔이 있는 교실’이어야 한다고요.

맞는 얘기인 것 같아요.

아무 색깔이 없는 평범한 교실보다는 무엇 한 가지나마 특색을 가지고 있는 교실이어야 한다는 의미였는데요,

저는 그 색깔을 ‘유대(친목) 관계’로 칠하고 싶습니다.

通信224 人の振り見て我が振り……

【週刊ハンガンネット通信】第224号 (2017年3月27日発行)

人の振り見て、我が振り……

アイケーブリッジ外語学院

幡野泉

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3月26日に大阪でハンセミが行われました。ご参加された先生方、お疲れ様でした。

私は参加できませんでしたが、セミナーの様子は様々な媒体から伝わってきましたし、セミナーの合間を縫って行われた一部の世話人の先生方のミーティング内容についても拝見いたしました。

熱心な先生方、参加者の皆さんのおかげでとても充実した会となったようですね。

ちょっとフライング的な内容になってしまうかもしれませんが、今後のハンセミで、ライブ授業(模擬授業)をいろんな方が積極的に行っていこうという話し合いがなされたようです。

これは心から賛成します(してください、と言われたら、ウッとなってしまいそうですが……汗)。

というのは、私は学院長という立場で、面接時や普段の業務で、いろんな先生方の授業を拝見します。拝見すると、(それがたとえ模範的な授業でなくとも、いや模範的でなければないほど!?)

本当に勉強になるのです。自分の授業を顧(かえり)みるキッカケになります。

また、面接は今後大切な受講生に韓国語を教える方を選抜するわけですから、応募者の先生には耳が痛いようなことも申し上げなければなりません。

その時の先生方は、「今まで自己流で教えてきたので、気づきませんでした。ためになりました。ありがとうございます」

という反応をされる方もいれば、その逆のような反応をされる方もいらっしゃいます

前者のような他者からのアドバイスを受け入れる姿勢のある先生は本当に伸びます。

見る方も、見られる方も、本当に勉強になります。ライブ授業(模擬授業)の実施を心待ちにしたいと思っています。

通信223 カウンセリングをしながら感じたこと

【週刊ハンガンネット通信】第223号 (2017年3月13日発行)

カウンセリングをしながら感じたこと

ミレ韓国語学院

前田真彦

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ミレでは毎学期の終わりに個別のカウンセリングをしています。教室ではうかがい知れない、たくさんの悩みや、思いに触れることができます。

私たち講師は、その思いに触れ、少しでも楽しく、豊かに学習を主導していく必要があります。

特に今回は、壁にぶち当たっている方は、今後の展望が持てていないのではなかと感じました。動画で思いを語ってみました。

「楽しさ」も、計画的に、教えていかないと「楽しさ」すら、味じわえなくなってしまいます。

動画の中の中学1年生の百人一首の例です。あるいは「その場限りの楽しさ」で終わってしまって、次へのつながりが持てません。

明るい展望を持てるように、今の壁をどう乗り越え、次に何があるかを示す役割を、私たちは果たしていかなければならないのではないかと、今回は特にそういうことを強く感じています。

https://youtu.be/bw98VOA9Lq0

カリキュラムとかシラバスなど、なじんでいる言葉ですが、ついつい教室の現実と切り離して別個のものと考えがちです。

受講生の実情に結び付けて、次の展開を明るく語り、見通しを持って励ませるようになりたいものです。自警の念を込めて動画を撮りました。

◆ハンガンネットセミナー(3月26日大阪実施)では、「思い」を「実践」に変える時間にしたいと思います。

多くの方のご参加をお持ちしております。

https://youtu.be/KziLccCfU3A

年度末のお忙しい時期ではありますが、韓国語教育について、語り合いましょう。

通信222k 應答하세요 2017

【週刊ハンガンネット通信】第222号 (2017年3月10日発行)

應答하세요 2017 応答ハセヨ2017(日本語)

ハンガンネット代表 阪堂千津子

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최근에 한강네트 WEB 사이트를 개장했습니다. 예쁜 디자인으로 바꿨습니다. 꼭 한번 봐 주세요. → https://hangangnett.com/

전국의 한국어 교실 정보를 갱신할 수 있도록 「교실 정보를 제공해 주십시오」라는 코너도 만들었습니다.

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2, 3월은 개인적으로 연수 시즌입니다. 일요일마다 연구회에 얼굴을 내밀고 알찬 시간을 보내고 있습니다.

지난 주 일요일에 열린「언어 EXPO」는 이 메일링 리스트에서 화제가 된  발음교육 문제에 대한 똑 같은 논의가 벌어지고 있었습니다.

영어는 초등학교로부터 교과교육으로 도입되면서 이전보다 발음교육에 대한 관심이 한층 더 높아지는 것처럼 보입니다.

화제가 된 관사이 대학교 교수를 위한 「그루그루(골고루) 메소드」도 들었는데 (참고:「영어 수업의 마음・기술・몸」静哲人, 研究社)

의미있는 발음 교육을 통해 효율적으로 지도해서 발음을 교정하는 것이 중요한다고 강조하고 있었습니다.

이 점에 대해서는 한국어 교육에 바꿔 논의해보는 것도 재미있을 것 같습니다.

「언어 EXPO」는 매년 개최됩니다만, 올해 참가자는 300명을 넘어  약30명이   회장에 못 들어갔답니다.

발표내용은 거의 다 영어교육에 관한 것으로  CLIL(Content and Language Integrated Learning;내용 언어 통합형 학습, 타교과를 영어로 가르친다)

도입을 가까이 둔 선생님들의 마음 비명이 들려 왔습니다. (한국에서는 immersion교육이라고 하더군요)

그것보다 앞서 2월말에 행해진 “협동 실천 연구회”와 “외국어 실천 포럼”의 합동 연구회에서는 독일어나 한국어, 중국어, 일본어 등의

수업 실천 보고(포스터 발표)가 있었습니다.

제가 오후에 수업이 있어서 끝까지 참석 못했습니다만, 수업 보고를 들으면서 협동 학습을 통한 외국어 교육이야말로 다문화/다언어 사회를 맞이한

현대사회에 필요한 “진정한 커뮤니케이션 능력”을 키울 수 있다는 「외국어 학습의 중요성」을 확인할 수 있었습니다.

연구회는 참석할 때마다 여러가지 생각할 수 있는 계기도 되고 새로운 만남도 있어 좋은 자극을 받습니다.

3월 후반부터 연수 무대는 칸사이로 옮길 것인데 다다음 주 3월 21일에는 교토의 「조선어 교육학회」에  3월 26일에는 오사카에서 한강네트 세미나와 한강네트 친목회에 참석할 예정입니다.

여러분도 혹시 시간이 조금이라도 나시면  꼭 와 주시기 바랍니다.

그런데 외국어 실천 포럼 연구회에서  “회원의 적극적인 참가를 유도하려면  어떻게 해야 할지 고민하고 있다”는 발표가 있었습니다.

회원과 함께 기획하고 모두 같이 참가하면서 만들어내는 모임을  상상하고 있었지만 현실은 적극적인 회원의 참가가 적다고 활동상의 고민을 토로했습니다.

그 회장에서는 「참가에는 여러가지  형태가 있으니 그런 참가태도도 괜찮다고 봐야 될 것이 아닌가」라는 의견도 나왔습니다만,

이 고민은 어느 연구회에도 공통되는 부분인 것 같습니다.

3월은 일본의 연도말입니다. 우리 항강네트도 마찬가지죠. 그래서 내년도 기획에 대해서 여러 고민을 하고 있습니다.

한강네트에서도 회원이 적극적으로 참가할 수 있는 모임으로 하고 싶다고 생각합니다.

그러기에는 우선, 회원 사이에 어떤 니즈가 있는지 무엇을 하고 싶은 것인지 아는 것부터 시작해야 될 겁니다.

내년도는 회원 여러분과 보다 활발하게 교류를 하고 싶습니다.