通信077 중학교 수업참관

【週刊ハンガンネット通信】《第77a号》(2013年4月12日発行)
‘중학교 수업참관’

韓教室 ハンギョウシル

김영우

안녕하세요?  다마시의 김영우예요.
내일(13일) 예정이었걸 하루 앞당겨 오늘(12일) 보내 드립니다.

추웠던 겨울이 지나고 봄이 오는가 싶더니 추웠다가 더웠다가….
참 변덕스러운 날씨네요.

봄 날씨는 여자의 마음처럼 변덕스럽다는 옛말이 맞는 것 같아요.
5월인데도 학교에서는 독감이 아직도 유행하고 있고…
4계절이라는 말이 무안할 정도네요.

어제 큰애의 수업참관이 있어서 학교에 갔었는데요, 과학 시간의 수업을 보면서
한국어를 가르치는 선생으로서 수업을 어떻게 가르쳐야 하는지 다시 한번 생각하게 됐어요.

그 선생님은 올해로 2년차 선생님, 작년에도 과학을 가르쳤던 선생님이었어요.
다운로드 받은 동영상을 수업 중에 보여주면서 설명을 하는 게 참 좋았고,
준비도 많이 했다고 생각했어요. 중학생들에게는 영상 수업으로 흥미를 유발할 수 있으니까요.

안타까웠던 것은 영상 수업에 너무 의존한 나머지 학생들은 교과서를 펴지도 않고,
노트 필기도 하지 않으며, 심지어는 책상에 교과서가 없는 학생들도 많았어요.
작년 말부터 과학 수업 시간에 선생님을 무시하는 학생들도 몇 명 생겨나서 문제가
많은 수업이었는데, 어제 수업은 그야말로 시끄러웠어요.

선생님은 동영상을 다운로드하기 위해 많은 시간을 소비했지만 결과는 그다지 얻지 못했다는 점을
안타깝게 생각하면서 뭐가 문제인지 생각해보게 됐어요.
한국어를 가르칠 때도 마찬가지지만 동영상이나 PPT를 많이 쓰면 수업이 수동적이 되기 쉽다는 걸 많이
듣고 있었는데,객관적으로 보고 느낀 건 처음이었어요.

학생들은 마치 집에서 텔레비전을 보는 것처럼 편안히 수업을 받고 있었어요.
중간 중간에 중요한 내용에 대해 선생님도 학생도 필기를 하지 않고 있었고,
그리고 영상 중간 중간에 학생들에게 이제까지 배웠던 내용과 접목시킨 질문이 거의 없었다는 점,
그래서 선생님의 설명만 계속되고 결국 수업이 끝날 무렵에는 선생님이 지쳐 버리는 그런 수업이었어요.

그 수업을 보면서 저도 반성할 점이 많았어요.
학생들에게 질문을 하면서 학생과 선생님의 상호 작용을 유도하면 선생님도 덜 지치고,
학생들은 말을 많이 하게 돼서 즐겁고, 만족스러운 수업을 받게 된다는 점,

선생 혼자서 계속 설명하는 건 학생들을 지루하게 만들고 선생은 선생대로 지치게 된다는 점,
이제까지 가끔 어려운 문형이 나올 때는 설명이 많아지기 일수였는데,
그럴 때는 과감히 기본 내용만 짚고 넘어가야 한다는 점이었어요.

그리고 또한, 선생님은 반 별로 그 반의 특성을 어느 정도는 파악하고 있어야 한다고 봐요.
그 반 학생들의 한국어 수준, 의욕정도, 반에서 인기가 있는 한류스타, 심지어는  어디에 사는지 등의
학생에 대한 정보를 알고 있어야 설명할 때 그 정보를 사용해 잘 설명할 수 있다고 봐요.

학생들은 무엇보다도 자신의 정보나 상황에 대해 어떻게 한국어로 표현해야 하는지를 배우게 되면
오래 기억하게 되고 응용도 할 수 있게 되는 법이니까요.

어제 학교 수업참관에서는 비록 학교였지만 막상 제 3자의 눈으로 다른 선생들의 수업을 보면서
자신의 수업을 반성하며 어떻게 가르쳐야 할지 힌트를 얻을 수 있어서 좋았던 것 같아요.

通信076 다시 한번 발음을

【週刊ハンガンネット通信】《第77号》(2013年4月8日発行)

다시 한번 발음을

林鳩順

회원 여러분, 안녕하세요?
사정에 의해 하루 일찍 보냅니다.

오늘은 한글로 쓰겠습니다.

제가  올해 세운 목표의 하나가
수강생들의 발음 문제였는데요.
새해 첫 통신을 통해 선언했는데 기억나세요?
통신 75호에서 이토 고이치 선생님께서 물어보셨죠?
발음지도 어떻게 하냐고요. 저도 너무 재밌게 읽었고 많은  참고가  됐어요.

그래서 오늘은 다시 한번 한국어 발음지도에 대해 얘기하고자 합니다.

저희 교실에는 한국어 초보자도 있고
상급반 수강생들도 있는데요.
그런데 한국어 지식하고 발음의 정확성이 결코 비례되지 않는다는 걸
자주  느끼군 합니다.

제가 가장 신경 쓰이고 피곤한 수업이 입문 수업인데요.
왜냐하면 한국어의 모든 기본을 가르치니까요.
특히 발음지도는 지금까지 여러가지 방법을 시도해 봤거든요.

그 중 하나가 한 사람씩 발음 체크와 지도를 한 후에  2인조가 돼서
학생들끼리 발음 체크를 시키는 방법인데요.
이 방법이 의외로 효과가 있다는 걸 최근에 알게 됐어요.

그래서 상급반에서도 입문반에서도  이 방법을 도입하면서
스스로가 발음의 중요성을 깨닫게 해요.

발음이 비슷한 단어를 열거해서
그 의미가 어떻게  다른지 비교해보고
그냥 넘어가려던 자신의 발음 하나하나가 얼마나 중요한지
알게 하는 게 정말 중요한 거 같아요.

도중에서 편입해 온 학습자 경우,
지식은  많은데  책과 CD, 라디오나 텔레비전을 통해
혼자서 공부하다보니까 많은 경우 발음이 엉망이죠.

이런 수강생한테는 발음 개선 목표를 뚜렷이 세우고,
잘하는 발음을 먼저  평가해주면서
어느 발음을  어떻게 고쳐야 하는지 얘기해 줘요.

요즘 한국어 교실이 좀 줄어들었다는 소문이 자자한데요.
저도 혼자 힘으로 가까스로 버티고 있는 셈인데요.

그 이유야 여러가지 있겠지만,
그래도 한국어 교실에 다녀서 정말 좋았다고 만족할 수 있는 건
결국은 발음지도가 아닐까 하는 생각이 들어요.

듣기와 말하기는 표리일체, 알아듣지 못하는 말은(속도 포함)
말하지도 못하고, 발음하지 못하는 소리는 알아듣지도  못한다고 해요.
수강생들은 거의 협박에 가까운 제 소리에 정신 바싹 차리는 거 같아요^^

“정확한 발음”은 학습자 자신의 의욕과 올바른  지도,
그리고 꾸준한 노력에 의해  얻어지는 게 아닐까요? (제 주관)

“세와닌”  맴버이신 하타노 이즈미 선생님의 발음에 관한 블로그,
마에다 다다히코 선생님께서 새로 펴내신 [한국어 발음 클리닉] ,
각종 연수회, 우리 선생님들의  좋은 매체를  잘 활용하면서
한국어 강사로서의  자부심을 가지고 앞으로도 열심히 일할 거예요.

이번주부터 새 학년도가 시작되죠.
저희 한국어 교실도 다시 한번 발음 교육에 힘을 기울이며
스트레스가 쌓이는 발음 연습이 아니라
즐거운 발음 연습 시간을 제공하려고 해요.

왠지 다음 수업이 기다려지네요~~
우리 모두 파이팅 해요!!

通信075 北国の春:仙台研修に向けて

【週刊ハンガンネット通信】《第76号》(2013年4月1日(万愚節)発行)

北国の春

阪堂千津子(ハンガンネット 世話人代表)

ハンガンネット会員のみなさま、おはようございます!

今日から新しいスーツをきた新社会人の登場ですね!ウイウイしい彼らを見ていると、こちらまで若い気分になりますからありがたいです。
わたしも新入生に間違えられました~ (^^*)>

さて先週、ハンガンネットの会員でもある山下誠先生(神奈川県鶴見総合高校)のお誘いで、私は重い腰を上げて気仙沼の被災ボランティア活動に参加してきました。
「私のような中年の腰痛持ちはお荷物じゃないか」という当初の不安は杞憂でした。
「来てくれてうれしい」オーラ全開の気仙沼の人々の温かさに圧倒されました。

着いたらすぐに働くのではなく、まずは「なぜその仕事をするのか」「私たちの作業はどんな過程の一部なのか」「結果(目標)は何なのか」を、
丁寧にレクチャーしてもらってから、具体的な作業の説明を受けて工具を渡されて作業に入るので、とても働きやすかったです。
(こう考えてみると、ゴールを明確に提示して必要な語彙(工具)や文法(手順)を教えて練習(実行)させる、という理想的な韓国語の授業設計方法にも通じますね!)

今回は、津波で店を流されたレストランのオーナーが、県から木材を購入して、
ボランティアの力を借りながらログハウスを組み立てて、新しいお店を4月にオープンさせるのですが、
私たちはその過程で出たごみを可燃ごみと不燃ごみにわける作業を手伝いました。

スーパーの駐車場で木くずと小石をふるいで分ける作業です。
私はほんの1時間強しか働いていないのでボランティアというには恥ずかしい体験でしたが、童心に帰って楽しく働きました。
そして作業を終えた後、実際にログハウスが立っているレストランに連れて行ってもらい、
オーナーさんにもお会いして、オープン前の準備の様子も見学させていただきました。

被災地の様子って、テレビで見たつもりになりますが、(韓国についても同じように)、実際に行ってみるのとでは大違いですね。
そして、現地に行ってみて初めてわかるものもたくさんありました。
また、現地の人とつながりができることによって、自分が手伝った店がオープンしたあとも応援したいという気持ちが沸いてきました。

私はきっと、そのうち訪れることでしょう・・・なぜならば・・・そう、8月には仙台研修があるからです!

ハンガンネットでは今、8月14(水)-18(日)に開かれる仙台研修の事業計画を東京韓国文化院と企画しているところです。

これまで名古屋、北海道、新潟と行ってきた研修の2013年度版です。
全国の韓国語講師および講師志願者に1人でも多く参加してもらうためにはどんな研修が必要か、
世話人一同であれこれず~っと考えながら意見を出し合っています。

今年は東北学園大学や東北学院大学の先生をはじめ、ミレ韓国語学院の前田真彦院長や横浜のコリブン語学堂のキム・スノク院長、
そして新宿の新大久保学院のカリスマ講師など、市民講座の第一線でご活躍の人気講師陣を揃える予定ですが、
それでも、私たちのアイディアだけではなんだか不安です。

参考までに、案としてあがっている研内容をご紹介します。
カテゴリー別にしてあります。日程表ではありませんので、ご注意ください。

 

(1) 教師・授業論~ゴールと評価を意識したカリキュラム・デザインとは
Ⅰ オリエンテーション
  本研修の目的及び研究授業発表について、受講生自己紹介など
Ⅱ やる気を引き出す授業法
  望ましい教師とはなにか、やる気を出す授業にするための50のテクニック
Ⅲ カリキュラムとは何か
  授業運用に必要なカリキュラム・学習(授業)・評価の関係を理解する
Ⅳ 学習支援のための評価法
  既存のペーパー方式でない学習者の能力を真正に評価する方法の理論と実践
(2) 発音・文字教授法
Ⅰ 学習者のための発音指導法
  日本語母語話者の弱点を研究しつくした学習者中心の発音指導法
Ⅱ 韓国語語文規定の理解
  韓国語正書法の理解
(3) 模擬授業を見て具体的な授業をイメージする
Ⅰ 講師による模擬授業 [1]
  会話力を伸ばす授業例
  授業の進め方、ゴール設定の仕方などを学ぶ
Ⅱ 講師による模擬授業 [2]
  多技能を連携させた授業例
  読む授業と話す授業の連携、ゴール設定などを学ぶ
(4) 語彙・文法の指導法~文法をどう教えるか
Ⅰ 語彙教育法
  効果的な語彙教育
Ⅱ 韓国語文法教育法
  韓国語の文法を日本語母語話者にいかにわかりやすく教えるか
Ⅲ 中級以上の文法指導法
  日本語母語話者の間違えやすい文法の効果的な教育方法を実例を挙げて講義
Ⅳ 文法を授業でどう取り入れるか~「文法嫌い」克服のために
  会話能力向上と文法教育の取り入れ方を模擬授業等を元に批判的に考察
(5) 研究授業実習~これからの授業のために
Ⅰ 研究授業の準備 [1]
  最終日の研究授業に向けてテーマを選定、教案作成の方法とアドバイス
Ⅱ 研究授業の準備 [2]
  ゴールを意識した授業作りを考え、ゴールの選定を元に発表日の班分け
Ⅲ 研究授業の準備 [3]
  3日目の講義・講師による模擬授業を元に教案の再考を進める
Ⅳ 研究授業の準備 [4]
  翌日発表のための予行練習
Ⅴ グループ別研究授業実習(模擬授業)
  全体の質疑応答
  グループ毎に進行及び指導講師が1名ずつ付き、1名20分程度の研究授業 自習を発表し、みんなで考える

 

こうしてみると若干、文法教育に偏っていますね。

さて、皆さんは、この研修に参加したいですか?(参加してくださいね >⑧<)
ぜひとも、「参加するならこんな科目がほしい」「これはいいね!」「これはちょっと・・・」という忌憚のないご意見を寄せてくださいませんか?

今回の研修のコンセプトは一言でいうと、「やる気の出る授業」「受講生がどんどん来る授業づくり」・・でしょうか。
例年よりも講義科目を減らし、さらに「授業づくり」に集中してカリキュラムを考えてみましたが、
これがはたして世の中のニーズにあっているのかどうか、我々の悩みの種であります。・・・

ですので、どうかどうか、みなさんのフレッシュな頭で、意見をください。おまちしています。

そしてこの研修の後には、有志で被災地ボランティアに行きませんか?(あ、もちろん、行きたい方だけですよ~)
被災地の現状はまだまだ楽観できませんが、復興作業を見ていると「人間はなんでもできる」という気分も体感できますよ。

さあ、みなさん。ことしの夏は仙台でリフレッシュしませんか!

*追伸:このメールで1つだけウソがあります。さて、それは何でしょう?

通信074 音声学との出会い

【週刊ハンガンネット通信】《第75号》(2013年3月25日発行)

音声学との出会い

伊藤耕一

韓国語ジャーナルの休刊は、とても残念ですね。私より生徒さんたちの方がもっとショックを受けていました。

春はお別れの季節ですが、出会いの季節でもあります。3月も下旬になり、大学入試に合格した皆さんは、学生生活を心待ちにしている頃でしょう。

20数年前の今頃、私は大阪に住めることが嬉しくて嬉しくて仕方なかったことを思い出します。
昔のことを少し思い出したので、今回は学生時代のことを書いてみたいと思います。

私が大学に入ったころ、外大は1年次から専攻科目があるのですが、朝鮮語の先生がこんな質問をしたことがありました。
「これを読んでみてください。『しょうがっこう』、いかがですか?」

一人一人「しょうがっこう」と順番に読んで、ひととおり読み終わったあと、先生はこんなことをおっしゃいました。
「読んでもらうだけで東日本出身の人か西日本出身の人か、だいたい分かるんですよ。」

私が音声学に強く興味を持った瞬間でもありました。
先生は「しょうがっこう」の「が」を濁音で発音するのか、鼻濁音で発音するのか、聞いていたのです。

一般的に、東日本出身の人は「が」を鼻濁音で読み、西日本出身の人は「が」を濁音で読むそうです。
韓国語で書くと「쇼옹악고오」「쇼오각고오」といった感じでしょうか。

私は韓国語の文字を教える時、この話をして生徒さんの発音を確かめるようにしています。

面白いことに、「が」を鼻濁音で読む人は「ㅇパッチムと母音」を最初から上手に発音することができますが、「화가」を「황아」みたいな音で読むことが多く、母音の後の「가」をうまく発音できません。

反対に、「が」を濁音で読む人は「강아지」を「가가지」みたいな音で読むことが多く、「ㅇパッチムと母音」を上手に発音することができません。「화가」は上手に発音できるのですが。

日本人は「がぎぐげご」を濁音で発音しても鼻濁音で発音しても同じ音と認識してしまうので、自分の発音を客観的に捉えることができるようになるまで、こんな感じになるのだろうと思っています。

スペイン語を勉強した時には、こんなことがありました。
最初の授業で自己紹介をしたのですが、隣に「矢島さん」という方が座っていました。

自己紹介では「メジャーモ ヤジマ」と言うのですが、それを聞いたとたん、「あなたの名前はスペイン人には難しすぎます!」みたいなことを先生はおっしゃいました。
スペイン語は「や行の音」と「じゃ行の音」を区別しないので、そうなるのだそうです。

なので「メヤーモ ジャジマ」と発音してもOK、というかスペイン語話者には全く気にならないんですね。
個人的には 「や」と「じゃ」の中間くらいの音が美しいのではないかと思っています。

発音は理屈で教えてもなかなか身につかないように私は思うのですが、結果として私の発音指導はかなり甘くなっていると思います。

英語でいうと「f」と「h」の音の違い、「t」と「th」の音の違いのようなもので、英語を勉強する中学1年生と同じくらいのレベルの生徒さんに厳しく発音指導しても、発音が嫌になって韓国語を嫌いになってしまうのではないかと、つい考えてしまうのです。

スペイン語の「や」と「じゃ」の発音のことを知ってから、私の発音指導は一層甘くなったような気がします。

皆さんはどのように発音を指導されているでしょうか?

通信073 「韓国語ジャーナル」休刊にあたり

【週刊ハンガンネット通信】《74号》(2013年3月23日発行)

『韓国語ジャーナル』休刊にあたり

アイケーブリッジ外語学院 代表

幡野泉

韓国語学習者が楽しく学習でき、そしてためになる
アルク社の『韓国語ジャーナル』が2013年春号で休刊となりました。

韓国語学習、韓国語教育に関わるすべての方が、この知らせを受け、
驚き、残念に思ったことでしょう。

先日、韓国語ジャーナル編集部の皆さんが主催される休刊小宴に
参加してまいりました。

会場には編集部の皆さんはもちろんのこと、これまでジャーナルに執筆
されてきた先生方や、雑誌の運営に携わっていた皆さんがいらっしゃり、
それぞれが一言ずつ、雑誌に対する思いを語りました。

皆さんのお話を聞いていて、この雑誌の社会的意義と、ほんとうに多くの
方が力を注ぎ、そして愛されてきたのだということが分かりました。

何より胸を打ったのは、編集部の方々の、これまでの雑誌制作に対する
誠意と情熱です。

一会社の決断に部外者がもの申すことはできませんが、会場にいた
全員が、「なんとかならないものか」と思ったはずです。

今回、同社の『中国語ジャーナル』も休刊となりましたが、それを知った
当校の中国語講師が、「こんなことになるなら、もっと応援したかった。
悔やまれる。」と話していました。

ほんとうに、その通りです。

もしかしたら何らかの形で復刊も……?そんな想像もしてしまいます。
もしそんな話があったら、「必ず数ヶ月に一回手にできるもの」という
感覚を捨て、韓国語教育に携わる人間の使命として新たな出発、
そして維持を応援したいと思いました。

通信072 『韓国語発音クリニック』

【週刊ハンガンネット通信】《73号》(2013年3月12日発行)

『韓国語発音クリニック』-臨床的な個人指導が特徴

ミレ韓国語学院 学院長

前田真彦

2月末に『韓国語発音クリニック』(前田真彦著/白水社/3月24日発行予定)を校了しました。ミレの「発音クリニック基礎」の教材から作った粗原稿と企画書を白水社に送ってからほぼ1年。去年11月から急ピッチで作業が進み、2月末ですべての校正作業が終わり、今は発刊を待つばかりです。

今回の執筆は特に楽しかったです。楽しかった理由を、ちょっと説明しましょう。

本書は韓国語の発音に特化した内容ですが、単に発音に関して解説した本ではありません。各章の発音の解説の後、「加藤さん」「鈴木さん」を一人ずつ診察室に呼んで前田が発音の矯正をするのです。「クリニック」たるゆえんです。

「加藤さん」は初級を終えた方、「鈴木さん」は中級を終えた方。それぞれ受講生の代表的なタイプを想定し、会話体でクリニックが進んでいきます。<診察室>と題したこのコーナーが、この本の最大の特長です。

12月ごろキャラクターのイラストが上がってきました。イラストは『前田式韓国語中級文法トレーニング』(アルク)で素敵な「前ちゃん」を描いてくださった原田祐仁子(ゆみこ)さんにお願いしました。今回もキャラクターが決まるまでもいろいろ紆余曲折がありましたが、その話はまた今度。

イラストができてから、俄然面白くなってきました。「鈴木さん」「加藤さんが」生き生きとし始めたのです。私の頭の中ではっきり、「加藤さん」「鈴木さん」の表情から声まで聞こえてきます。本の中から出てきて先日は本当に夢にまで出てきました。

この本が私の13冊目の著作(翻訳含む)になりますが、自分が作った人物が、表情を持ち、声まで聞こえてくるとは、本当に驚きです。楽しい執筆作業になりました。

発音に特化した書籍は、とかく難しくなりがちですが、読み物として楽しく読んでいただけたらと思います。

通信071 教授指導案

【週刊ハンガンネット通信】《72号》(2013年3月4日発行)

「教授指導案」

韓教室 ハンギョウシル

김영우

안녕하세요? 김영우입니다. 일본은 다음 달부터 새 학년이 시작되지만, 한국은 오늘부터 새 학년이 시작되는 날이네요.

신학년에는 새롭게 뭘 시작해보려고 마음먹고 계신 분들도 많으리라고 봅니다.

전에 한도 선생님이 학생들의 포토폴리오에 대해 얘기하신 것처럼, 시민강좌의 학생과 예를 들어,어학연수생들의 목표는 서로 다르기 때문에 시민강좌에서는 학생의 포토폴리오가 그다지 필요하지 않다는 사실에는 동감입니다.

그렇지만 꼭 만들어 두면 편한 게 있어요. 바로 ‘교수지도안’인데요, 대부분의 선생님들은 이미 이 ‘교수지도안’을 작성하셔서 사용하고 계시리라고 봅니다만, 어떠세요?

한번, 만들어 두면 나중에 조금만 수정을 하는 것만으로도 훌륭한 지도안이 되기도 하고, 수업 준비가 수월해지기도 하기 때문에 요즘은 시간이 없더라도 꼭 만들고 있어요.

전에는 어떻게 가르칠지를-예외나 비교 문형 등-포스트잇에 써서 교재에 붙여두었는데요, 나중에는 그 포스트잇이 없어져, 다시 만들고.이렇게 하면서 얼마나 시간을 낭비했는지, 지금 생각해보면, 어리석었다는 생각이 듭니다. 한 장의 종이에 다 적어두었다가 쓰면 될일을….

교수지도안에 포함되는 내용으로는 문형, 학습목표, 도입, 제시, 연습, 생성, 정리의 순서로 이어집니다. 각 단계마다 학습자료나 배분시간, 지도상의 유의점 등도 적어넣을 수 있어서 한번 만들어 두면 정말 편리해요.

일본에서 사용되는 한국어 교재는 거의 문형 표현이 일본말로도 되어있어서,

도입 부분에서는 문형을 이해시키는데 그다지 힘이 들지 않아요.

수업 준비를 할 때도 지도안을 보면서 단어 카드를 준비하기 때문에 시간이 절약됩니다. 그리고 문형에 따라서는 쓸 수 없는 단어가 있다는 것에 주목을 하게 됩니다. 그래서 이제까지 당연하게 여겼던 모국어 표현에 ‘왜?’ 라는 질문을 해보고 그 이유를 인터넷 등에서 찾아 메모해 두면서… 이렇게 하면서 조금씩 조금씩 ‘한국어 공부’의 기쁨을 느끼고 있어요.

그리고, ‘지도상의 유의점’을 적으면서 느끼는 게, 한국어를 모국어로 하는 사람과 한국어를 배우는 외국인은 한국어를 보는 관점이 서로 다르다는 걸 조금은 실감할 수있습니다. 한국어를 가르칠 때는 외국인의 시선으로 봐야 한다고 매번 연수 때 듣는 얘기인데도 막상 자신이 실감해 보면 정말로 와 닿는 게 많아요.

아직, 교수지도안을 사용해 본 적이 없으시다면, 새 학년에는 교수지도안으로 수업을 더욱 알차게 꾸며보시는 건 어떠신지요?

通信070 尹東柱について

【週刊ハンガンネット通信】《71号》(2013年2月25日発行)

「尹東柱について」

林鳩順

2月16日は朝鮮半島でもっとも有名といっても過言ではない
詩人 尹東柱の命日です。

韓国と北朝鮮でも、在日の民族学校や日本の筑摩書房の教科書にも
尹東柱の詩が紹介されていますね。

以前より尹東柱について関心があり、
数年前に韓国できれいな花が描かれた詩集を買いました。

日本では金時鐘先生の翻訳本や伊吹剛さん、茨木のりこさんが
日本語に訳された詩を詠み、
詩の翻訳の難しさや多様さをあらためて感じていました。

尹東柱が逮捕されたのは京都で、しかも私がよく知っている場所。
現在は京都造形芸術大学の映像学科の建物がある場所に、
尹東柱が住んでいた武田アパートがありました。
私が若い頃、通勤で毎日通っていた道沿いです。

今年の命日を数日後に控えたある日、知り合いの紹介で電話があり、
18年前から続いている詩碑の前での献花式のあと、
二部のイベントで私に司会とナビゲーターの依頼がありました。

同志社大学は、NHKドラマ「八重の桜」で、
最近は観光客も多く訪れているそうです。
創立者の新島襄さんの奥さんが八重さんですね。

キャンパス内にあるクラーク記念館は、
新島襄さんが亡くなられたすぐあとに建てられた素晴らしい建物で、
今年はここで記念行事を行うというので、私も迷う事なくOKしてしまいました。

「序詩」、「食券」、「たやすく書かれた詩」、「春」、「恐ろしい時間」他、
詩の朗唱とヘグム演奏、アカペラでの独唱と解説で1時間の舞台。
短期間にいろんな資料を読みあさり、原稿を仕上げました。

今日、皆さんにお話したかったのは、
私が今まで朝鮮語・韓国語を長年教えてきて、
尹東柱についてあまりにも無知であったということです。

これからはほんの少しずつでも尹東柱について知り、
韓国語を学び教えるということの意味をかみしめたいと感じました。
そして来年の命日の献花式には、
受講生の詩の朗唱を披露したいと思います。

母語で詩を書く事が治安維持法にふれた時代は、
そんなに昔のことではなかったのです。

アカデミー賞授賞式、韓国大統領就任式も気になり、やっと書き上げた・・・
林鳩順でした。감사합니다.

ご参考までに、いくつかのサイトを。
http://homepage2.nifty.com/taejeon/Dongju/Chikuma.htm
http://homepage2.nifty.com/taejeon/Dongju/dongju.htm
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/06/0606j0627-00001.htm

通信069 できない生徒の気持ち

【週刊ハンガンネット通信】《70号》(2013年2月22日発行)

「できない生徒の気持ち」

阪堂千津子 (はんどう ちづこ)

ハンガンネットの先生方、アンニョンハセヨ?
今日は「2月22日」、何の日でしょうか? 竹・・・?アニアニ。
ニャンニャンニャン。

そう、猫の日です!
猫とウニマタリしていたら、月曜日に発行すべきこの「通信」が金曜日になってしまいました。
許してにゃん。

最近、春休みを利用して中国語を習っております。

学生時代に中国人たちとくらしていたので、耳のほうはなんとな~くわかったようなふりが
できるのですが、読みや書くのはまったくできない、という問題児でございます。

今はネイティブの留学生や大学教授を引退された日本人の先生から習っておりますが、
わざと中級以上の自分の実力よりうんと背伸びしたクラスで受けています。

「できない生徒」になってみよう、という体験授業も兼ねているからです。

こうして生徒になってみると「わからない授業」を受ける気持ちがよくわかりますね。
いずれの先生もほぼ直接法(日本語を使わない)なので、とても参考になります。

私も中級以上の授業では、日本語で訳すことをせず、文法の説明以外は、なるべく日本語を使わないようにしています。
また、わたしの話す韓国語を日本語で復唱する方がよくいらっしゃるのですが、なるべくやめていただいています。

例えば・・・こんな感じです。
私: チグム ミョッシエヨ?
生徒さん:  ミョッシ? ああ、何時? ええと・・・・

日本語で口に出してから考える方、みなさんの生徒さんの中にもいらっしゃいませんか?
実はわかっているのに確認するための方が多いんですよね。できる方にかぎって こういう方が多い。

そこで、ためしにこれを禁じてみたところ、日本語→韓国語への自動化がより速くなり、
レスポンスがてきめんに早くなったので、なるべくやらないように、と授業では諭しております。

・・・が。これは、できない生徒にしてみると、とてもありがたい「救いの手」なんですねえ。
自分が答える番になると緊張しますから
できる隣の人が「ああ、何時ね」とつぶやいてくれると 助かります。
そういえば、つぶやく方たちは、みなさん隣にできない方とセットで座っていらっしゃいます。

「できない」側からすると、なんて優しい人なんだ~、と感激してしまいます。
(わかっていても確信できて心強い。)

「できない生徒」は
それでなくとも「自分はこのクラスにいてもいいのか」と少し後ろめたい気持ちになっていますから、
こういう優しさをもらえると受け入れてもらえたみたいで安心できますね。

「できない生徒」は、「みんなの迷惑になるし、いつやめようか」と毎回、足取りが重くなるものなんです。
実は 「できる」生徒さんたちは、そんなに負担に思っていない場合が多いのですが(あまり差がある場合は別ですが)…。

だから、クラスのみなさんとの一体感ってとても重要なんだ、と思いました。
学力面での「引け目」って、思いのほか参加意識に大きく左右するんですね。

恥ずかしながら、私は今まで、ハングルで「できない生徒」側になったことがなかったので、気が付きませんでした。
これも実際に自分が体験してみて よくわかるようになりました。

もう1つ発見したこと。
先生から、たとえば
「チンジー。京劇ですね。チンジーは(ここから中国語で)地方によって種類があります」
と、 難しい単語はその場で板書するか、日本語で言ってくださると、助かりますね。文脈があるので、すぐに覚えられるし。

私の場合は
「文脈から推測することもテクニック(ストラテジーなどという難しい言葉は使わず)の1つなんです。わからなくてもそのまま我慢して聞いてみてください」
って、授業では厳しく言ってましたけど、実は生徒さんたちに過度にストレスを与えていたのではないかな~ と反省しました。

もちろん、これらの話はすべて「人による」と思います。が、生徒さんの今までの声を思い出してみると、私に近い体験をされていたのだと反省しきり。
何をいまさら、と笑止千万な方もいらっしゃると思いますが、これが今まで私がまったく気が付かなかった「できない生徒の気持ち」です。

そして、できないながらも、新しい言葉を覚えていくのが「こんなに楽しい」って感覚も、よおくわかるようになりました!

ところで、みなさんは、授業中に日本語は使っていますか?
まったく使わない、という方もいるでしょう。
どのように使うのが効果的なのか、いろいろなご意見をきかせていただければ幸いです。