通信068 日本人が間違えやすい面白い韓国語

【週刊ハンガンネット通信】《第69号》(2013年2月11日発行)

伊藤耕一

 

新年あけましておめでとうございます。韓国はお正月まっただ中ですね。

おかげでこの時期は取引先の動きが鈍くなるので本業の仕事が円滑に進まず、苦労する時期でもあります。
今回も私が教えるクラスで起きたことを書いてみたいと思います。

日本人が日本人の発想で韓国語を書いたときの面白さ。
これは韓国語を教えながら思いがけず発見したことですが、韓国語を教えていて最も楽しいことのひとつです。

韓国語の用言活用と助詞と時制をある程度理解できて辞書も引けるようになると、生徒さんは韓国語を書くのが楽しくて仕方ないようです。
いろいろな韓国語を書いてきては楽しませてくれます。

学生時代に私自身も間違えたところをほぼ同じように間違えるので、「昔の私と同じ間違いをしているだけですから問題ないですよ。次に間違えないように気をつけましょう。」などと励ましています。

まずは、英語の第2文型的な文章です。
日:昨日、先生は休みでした。
한:어제 선생님은 휴일이었어요.

日本語の場合、特に不自然ではないのですが、韓国語に直訳すると不思議な文章になります。
日本人としては、このような韓国語を、つい書きたくなってしまうものです。

「これだと、先生が休日そのものになってしまいますね。『先生は(体調不良で)(講義を)休みました。』みたいに具体的に書くと、良い文章になりますよ。」といった指導をします。

改めて考えると、日本人はどうやって「先生は休み」を「先生は休んでいる」と頭の中で理解しているのか、わからなくなります。
文型的には「先生は美人」と一緒なのですが、「美人」は補語として捉えていますし、「休み」は述語的に捉えていますし、不思議です。

次は、進行形を教えるとよく目にする文章です。
日:私は座っています。
한:저는 앉고 있어요.

「これ、韓国語だとスローモーションで座るような動作ですよ。」と言いながら、ゼスチャーを見せたりすると、おかしな文章であることを理解してもらえます。
そして、日本語の「~している」には3つの意味があることを言います。

「歩いている」は進行、「座っている」は状態、「予約している」は完了、それぞれ “걷고 있어요.” “앉아 있어요.” “예약했어요.” と書くことを教えます。
日本人は日本語を話す時、進行なのか状態なのか完了なのか、何も考えずに「~している」と話すことが多いと思います。

「何も考えていないのに、同じ『している』という音で3種類の意味の使い分けができるのは超人的ですね。」「もっとスゴイのは聞く方もそれで正確に理解できてしまうことですけどね。」みたいな話をします。

言語学的に日本人は頭の中でどうやってこの違いを理解しているのか、ご存じの方はいらっしゃいますか?

長くなるので、これで最後にしますが、日本語をそのまま直訳して秀逸だった文章です。原文はこんな感じだったと思います。

日:久しぶりに美容院に行きました。こういう女磨きは必要ですね。
한:오래간만에 미장원에 갔어요. 이러한 여자 연마는 필요하지요.

きっと「磨く」を辞書で引いて「연마」を見つけたのでしょう。
「女磨き」を “여자 연마” と訳したのが面白すぎて深く印象に残っています。

韓国語には一言で「女磨き」という言葉はないような気がしますが、どうやって韓国語に訳せば良いか、一緒に教えている韓国人の先生と一生懸命考えました。
確か「自分がきれいになって嬉しい。」というような表現にしたような気がします。

生徒さんには「皆さんが書いた面白い韓国語を集めて本を出しましょ う。テーマは『日本人が間違えやすい面白い韓国語』、うまく売れたら、印税で韓国に遊びに行きましょう。」などと言っては、教室を続けています。

そんな日が来るのを楽しみにしています。

通信067 本の紹介と最近のトレンド

【週刊ハンガンネット通信】《68号》(2013年2月6日発行)
「本の紹介と、最近のトレンド」

アイケーブリッジ外語学院 代表

幡野泉 (はたのいずみ)

ハンガンネットの先生方、アンニョンハセヨ?アイケーブリッジ外語学院の幡野です。今年ももう2月になりましたね。

昨年は3冊の本の出版でてんやわんやでしたが、やっと落ち着きました。この場を借りて少しご紹介させてください(^^;)。
3冊のうち2冊は「シゴトの韓国語」シリーズの改訂版ですが、以前に比べると、別の本のように内容が随所で新しくなりました。

ビジネス韓国語が必要な生徒さんがいらっしゃいましたら、是非お使いいただけると嬉しいです。応用編の特徴をブログにアップしましたので、ご覧いただき、是非お手にとって頂ければと思います。
http://ameblo.jp/ikbridge-h/entry-11459710603.html

基礎編はハングル検定4級以上、応用編は準2級以上程度を目安としています。
(※『シゴトの韓国語 基礎編』:http://www.amazon.co.jp/dp/4384056680)
(※『シゴトの韓国語 応用編』:http://www.amazon.co.jp/dp/4384056699)

また、残り1冊は初級者向けのフレーズブックで、500ものフレーズを書き、
そしてその全てにカタカナルビと解説を書く、というものでした。
(※『リアルな日常表現が話せる!韓国語フレーズブック』

これまでも書籍にルビを振ったことはありましたが、これほど膨大な
量に一つ一つ加えていくという作業は初めてで、あらためて韓国語の
発音をカタカナ書くというその奥深さに圧倒されました。

「たかがルビ、されどルビ……」これまで初級書を書かれてきた先人の
先生方に心から敬意を表する次第です。

出版不況とは言われますが、それでも新しい本はどんどん出ていますね。
最近のトレンドは単語集やフレーズ集でしょうか。中上級向けの本も是非
ヒットしてもらいたいですね。

学習方法も多様化しており、スマートフォンアプリでも学習ツールが増えて
きました。最近、久しぶりに「All about 韓国語」の記事をアップしたのですが、
「無料のオススメ韓国語学習アプリhttp://allabout.co.jp/gm/gc/408182/
という記事を書きました。

これからも学習者の動きに敏感になりながらも、しっかりとした学習の道筋を
示せるよう努力していきたいと思っています。

通信066 習慣化

【週刊ハンガンネット通信】《第67号》(2013年1月28日発行)
「習慣化」

ミレ韓国語学院 学院長

前田真彦

外国語学習には、当たり前すぎますが、「習慣化」が欠かせません。
外国語学習に限らず、どんなことでも言えるのかもしれません。
資格試験から、趣味の世界、健康法からダイエットまで。

結局、成果というものは積み重ねてこそ、出るものです。
その積み重ねを、いかに効率よく着実に行えるかがわれわれ教師の仕事の大きなウエイトを占めていると考えます。

教室で一生懸命教えるだけでは、なかなか成果につながりません。
1週間に1回、たとえどんなに充実した授業を受けても、それ以外の時間に勉強をしていないと外国語の力はそうそう上がるものではありません。

とすれば、教師の仕事として「習慣化をサポートする」というものをもっと真剣に考えなければならないのではないかと考えるようになりました。

教室授業では、
1、習慣化が大事だという意識づけをする
2、習慣化できる具体的なサポートをする
この2つを心がけています。

具体的に言うと、宿題・復習(家庭での学習)、小テスト(家庭学習の成果を測るもの)をこまめに実施することです。つまり、授業内容を家庭での学習にいかにつなげるかです。しかも、負担感なく(できるだけ少なく)、重すぎず、軽すぎず、力がついている実感があって、やりがいのあるもの。工夫のしどころですね。

「授業はきっかっけにすぎない。あとは、自分で。」ということです。ただ「自分で」を相手任せにするのではなく、「自分で」をきめ細かくサポートしなければなりません。「宿題」はやりやすいものから、やりがいのあるものまで、いく種類か取り揃え、難易度も散らします。

そして最近力を入れているのは、「メルマガ」です。毎朝8時に発行しています。その名も「元気の出る韓国語学習」です。去年の10月終わりから発行し始めて、もうすぐ100号になります。受講生に毎日語りかけ、励ますこと。学習の習慣化、励まし、モチベーションアップ、心理的なつながり感・・・いろんな意味で、メルマガの毎日発行に勝るものは今のところ思いつきません。

メルマガ「元気のでる韓国語学習」は http://mire-k.jp/mailmaga.htm
から無料でどなたでもワンクリックで登録できます。

「つぶやき」「今日のひとこと韓国語」「学習アドバイス」など読みきりにちょうど良い長さです。
韓国語学習を習慣化する道具としてお試しください。

通信065 スカイプで振り替え

【週刊ハンガンネット通信】《66号》(2013121日発行) 

スカイプで振り替え

韓教室 ハンギョウシル

김 영우

 

안녕하세요

계사년 해가 밝았습니다. 여러분이 하시는 모든 일들이 되고 행복한 해가 되길 빕니다.

여러분은 振替 보충 수업을 어떻게 하고 계세요고등학교나 대학교와는 달리, 시민 강좌의 학생들은 보충 수업에 아주 민감합니다.

왜냐하면, 수강료하고 관계가 있기 때문이지요. 그래서 같이 개인 교실을 운영하고 있는 곳에서는 보충 수업을 어떻게 처리해야 하는가 고민을 하고 계시는 분도 있으시라고 보는데요.

교실에서는 일정 기간 동안에 받을 있는 보충 수업 횟수를 정해서 하고 있지만, 그것도 학생이 바빠서 보충 수업에 없을 때도 많아요그래서 생각해낸 것이 스카이프로 보충 수업을 하는 거였어요그렇지만, 가장 문제가 되는것은 판서였습니다.

여러분도 아시다시피 한국어는 철자와 발음이 많이 달라서, 발음을 적어서 보여주어야 하고, 또한 새로운 단어가 있으면 적어서 보여주어야 하는데 어떻게 보여 것인가하는게 가장 고민 거리였어요.

컴퓨터로 타자 치듯 치는 아니라 손으로 쓰면서 획순까지 보여 주면서 교실 수업과 같이 하고 싶었기 때문이에요.  우연한 기회에 판서 고민도 해결이 됐고, 작년 말부터 보충 수업을 스카이프로 하고 있는데, 아주 반응이 좋습니다. 그리고 현재는 보충 수업이 아닌 렛슨을 스카이프로도 하고 있습니다.

서로 시간을 정해 있고 사전에 렛슨 변경도 있어서 상호 시간을 절약할 있어 좋습니다. 무엇보다도 스카이프는 공짜라서 더욱 좋구요!

보충 수업 때문에 고민하시는 선생님들에게 조금이나마 도움이 됐으면 하는 마음에서 글을 적어 봤습니다.

通信064 ことしの目標

【週刊ハンガンネット通信】《65号》(2013年1月14日発行)

今年の目標

林鳩順

ハンガンネット会員の皆様

새해 복 많이 받으세요^^

今年はじめてなので、今年の目標という表題を付けました。
有言実行! 시작이 반이다!! 自分に言い聞かせながら、始めたいと思います。

私は現在、京都と大阪でハングル講座を数カ所受け持っています。
所属しているのは一カ所、京都市生涯教育総合センターで、市が運営する公共の講座です。
年に3回更新される立派なパンフレットが、市内の至る所に設置されています。
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/koza/k-seminar.html

私は今の仕事のペースが自分のライフスタイルにぴったりですが、
ここに至までの課程を振り返ると、実にいろんなことがありました。
京都の朝鮮学校で国語を教えていた私にとって、
在日を含む一般成人を対象とした講座を受け持つということは相当の覚悟が必要でした。
まだ韓流が浸透する前でしたので、学習する目的が現在とはかなり違っていました。
歴史に興味がある方が主流だったと思います。

最初は個人指導から始まり、
いくつかのカルチャーセンターでの専属講師、
そして辿り着いた現在の個人で運営する教室。
受講生は専業主婦よりお仕事をされている女性が中心なので、
月に2〜4回のゆるいペースですが、細く長く続いています。

ハンガンネットには講師の方はもちろん、
講師を目指している方々がたくさんいらっしゃいますよね。
この通信でも何度か書いてきましたが、
たとえばひと月にたった二回の授業の場合は特に、
何を重きに置くかは大切なポイントのようです。

80〜90分では時間が足りませんが、
毎回時間内ぎりぎりまで勉強しています。
貸し教室なので、時間厳守の習慣はしっかり身に付きました。
時間内に終わるのはとても大事です。

私は伊藤先生の63号の通信と、
ぱくじにょんさんのやりとりがとても印象に残っています。
それで、新年早々の講義では
「各自が今年の目標をしっかりたてましょう」と言いながら、
久しぶりに基本母音の発音練習をしてみました。

아어오우으이 の6つの発音、
初音にそれぞれの母音が入った単語をみんなで言い合って板書し、
二人一組で、口元をチェックしながら・・・
盛り上がりました。

今年は授業の初めに発音練習を用いてから会話を始めようと思います。
各クラスは徐々にレベルアップしてきましたが、
知識だけではなく、生きた韓国語が話せるように、
そのためにも特に母音の発音をしっかり身につけて、
受講生のみなさんの必死の努力が実る一年にしたいと思います。

今年の目標はこれです。
はっきりと実感できるのが楽しみです。
皆さん、
ハンガンネットを通して、今後もいろんな事を共有し、
会員で良かったと思えるネットワークになりますように、
お互いにがんばってみましょうね^^ではまた!!

通信063 2012年を振り返って

【週刊ハンガンネット通信】《64号》(2012年12月31日発行)

2012年を振り返って

阪堂千津子

寒い日が続きますね~みなさんはいかがおすごしですか?

紅白をみながらこのメールを書いています。今年もあと数時間で終わろうとしています。
今年は紅白に韓流アーティストが出ないので、ちよっと寂しいですね。
(となりでお義母さんは「セキジャニ」が出ている!と喜んでいますが、「カンジャニ」じゃないのか?)

さて、みなさまにとって2012年はどんな年でしたか?わたしはいろいろな地域にいく機会があり、先生方との新しい出会いがあって、とても実りの多い一年であったのと同時に、父親を亡くしてあらためて自らの人生を振り返る年となりました。

そしていうまでもなく日韓関係では、いろいろなことがありました。江古田駅前にある竹島書店という看板をみては、ドキッとしたりして…(竹島さんという方が経営してます)しかし、韓国語教育の世界はさほど影響を受けないのではないだろうか、と楽観しているのは私だけでしょうか。

私はコリブンという市民講座で韓国語を教えさせていただいているのですが、そこで先週の日曜(23日)に「コリブンのつどい」という発表会に参加しました。エントリーしたクラスが各自の出し物を披露、外部から審査員をお招きして競い合う会です。最優秀クラスにはなんと!賞金3万円のギフト券という豪華な催しでした。

でも生徒さんたちはそんなことにもお構いなしに、日頃の学習の成果を歌にしたり演劇したりスライドやビデオで発表したりして、本当に心からハングルを楽しみながら学習している様子がわかりました。わがクラスはハングルCM作成で参加しました。

ある審査員の出版関係者の方からは、「すぐにでも本にしたい内容がザクザクありました!」とのコメントも。そうです!生徒さんたちのアイデアは本当に想像を超えるものばかりで抱腹絶倒の連続でした!

個人的には「こんな教科書はイヤだ!」コーナーが面白かったです。主人公同士が朝鮮時代の会話をしたり、ストーカーだったり・・と奇想天外の展開。
それもまた面白いなあ、と思ったりしましたが。

講師一同も盛り上がり、感動感動の三時間でした。そして参加しながら、こうしてハングルを通して出会った生徒さん、そして講師のみなさんと今年も楽しく過ごせた喜びをかみしめました。来年も、いえ、これからもずっと、みなさんと一緒にハングルを勉強していきたい、と思います。ハングルを通してたくさんの人と出会えるのは、本当に幸せですね。

一方、ハンガンネットにとっては、2012年は「変換」の年でした。これまでHPの不具合により、メーリングリストもれや登録漏れなど、いろいろな不手際がありました。不快や不安な思いをされた会員の方々に、改めて深くお詫び申し上げます。申しわけありませんでした。

しかし、木村、伊藤両世話人のご尽力で、なんとか年内に新メーリングリストの仮登録を済ませ新体制の始動を始めるというところまでこぎつけました。
あとはこの新メーリングリストが正常に作動して、無事にみなさんのお手元にメールが届くことを祈るのみです。会員のみなさんからの「返信」、お待ちしています~。

来年は干支が干支だけにヘビーな一年になる蛇(ジャ)ナヨ!? ^^*

皆さんと一緒に大いに韓国語業界を盛り上げていきましょう。世話人のみなさま、会員のみなさま、一年間、本当にありがとうございました!
そして来年も、よろしくお願いします。

通信062 トイレの水にオタマジャクシ

【週刊ハンガンネット通信】《63号》(20121210日発行)

トイレの水にオタマジャクシ

伊藤耕一
私は、韓国語を勉強し始めて5年くらいになる人たち向けの講座を月に2~3回のペースでやっていますが、そこでは短い作文を書いてきてもらって読んで発表する形でやっています。たいていのケースでは、生徒さんの発表を聞いただけでは内容がよく分からないことが多く、こちらから質問をしながら文章を直していく感じで進めます。
ある日、一人の生徒さんが高速道路のサービスエリアでの出来事を書いてきて発表しました。その日は高速道路のサービスエリアのトイレにオタマジャクシがいたという、1回聞いただけではよく分からない内容でした。発表をひととおり聞いた後で、生徒さんからこんな質問が先にきました。
「高速道路のサービスエリアのトイレに『セジョン』と書いてあったのですが、どういう意味ですか?」
「(発音を聞いて)『セジョン』って『세종』と書いてあったんですか?」
「そうです。」「????」
しばらく話を聞いてみると、「トイレの水を流すボタンの横に書いてあったんです。トイレと세종はどんな関係があるんですか?」みたいな話になり、やっと「세정」のことを言っているのだと気が付きました。

会話だけで授業を進めるとよくあることですが、「오」と「어」の区別をつけるのが日本人にはかなり難しいものです。一昨日、高速道路のサービスエリアを利用した時にこの表示(写真を添付してみました)に出くわして、その話を思い出しました。発音について私がよく言うのはこんな内容です。

「イチローや香川真司がすごいプレーを当たり前のようにできるのは、全ての基礎的なプレーが完璧にできるからなんです。基礎ができているから何も考えなくても体が勝手に動いて、ここ一番ですごいプレーができるんですよ。韓国語を流暢にしゃべるのは『すごいプレー』に近いんですが、そのためには『오』と『어』の発音の区別をつける基礎練習をしなければなりません。

発音の基礎ができていれば、そのうちにすごい韓国語を話せるようになりますから、がんばりましょう。」自分自身はまだそのレベルまで達していないのですが、イチローや香川真司の名前を出すと基礎練習の大切さは納得してもらえるような気がします。かくいう私も会話の中で新しい単語に出会うと、「오」なのか「어」なのか、「ㄴ」なのか「ㅇ」なのか瞬時に分からないことがありますが。

そして『セジョン』この話には続きがあります。「サービスエリアのトイレの水の中に『オタマジャクシ』が泳いでいて、ビックリして流してしまいました。」と続きました。その時、「流す」を「흘리다」と言ったので「내리다」を使うことをまずは教えてあげました。ただ、話の展開がさっぱり分かりません。どうしてトイレにオタマジャクシがいたのか?

トイレの中にオタマジャクシは不自然すぎたので、「ところで、本当にトイレに『オタマジャクシ』がいたんですか?」と尋ねました。「本当にいたんですよ!」とのことで、他の生徒さんからは「写真に撮っておいたの?」「どうして撮っておかなかったの?」「流したら可哀想じゃない。」みたいなツッコミが続きました。

たぶん、本当にいたのでしょう。改めて写真のトイレの説明書きをよく見ると「세정버튼」「물내림」と書いてあります。「分かち書きをした方がいいのでは?」、「물내림は韓国語が分かる日本人には理解しやすそうですが韓国語的にはどうなのか?」などと考えてしまいました。

みなさん、いかがなものでしょうか?英語の”WASH BUTTON”も「ボタンを洗え」みたいで少し変なのですが、その下にせっかく正しく”FLUSH”と書いてあるんですから「”FLUSHING BUTTON”とでも書けば良かったのに」とつい思ってしまいました。

韓国を旅行しても不思議な日本語をよく見かけますが、日常で目にするちょっとした言葉を自然な外国語で表現できる人が増えたらいいなと思いつつ、自然な韓国語を使えるる人を増やす教え方をしなければいけないなとも思いました。

通信061 한국 영화 써니

【週刊ハンガンネット通信】《第62号》(2012年12月4日発行)

「한국 영화 써니」

韓教室 ハンギョウシル 김영우

우선, 아이케이브릿지 창립10주년 축하드립니다!

어제 12월 3일자 발송 예정이었던 메일매거진 오늘에야 보내드리게 되어 미안하다는 사과의 말씀을 드립니다.

이미 영화관에서 보신 분들도 계시겠지만, 친했던 여고동창생들이 40살이 넘어 다시 모이게 되는 얘기를 주제로 한국에서도 화제를 모았던 한국영화 「써니(サニー永遠の仲間たち)」를 보면서 느꼈던 걸 얘기해볼까 합니다.

배경은 1980년대 전두환 정권 시절, 어느 여고의  칠공주 그룹 인 ‘써니’를 보면서‘아! 그랬었지’ 라고 추억이 되살아나는 부분도 많았어요.  ‘별이 빛나는 밤(별밤)’의 이종환 DJ의 목소리가 들리고, 전두환 정권에 맞서 데모를 하는 대학생들, 서울에서 더 나은 자식 교육을 시킬려고 집, 밭을 팔고 전라도에서 올라 온 가족… 80년대 초의 한국의 모습이었어요.

학교 축제 때 말썽을 일으켜 전원 무기정학… 그리고 몇 십년이 지난 후 폐암으로 시한부 인생을 살고 있는 리더의 부탁으로 다시 만난 멤버들, 그 리더는 죽을 때 까지도 멤버들을 걱정하며 이것저것을 남겨줍니다.  내용이 이렇다보니 욕도 아주 많이 나옵니다.

부분적으로 과장된 내용도 있었지만, 오랜만에 옛날의 정취를 느끼게 하는 영화여서 좋았어요. 80년대 서울에 계셨던 분에게는 꼭 권해드리고 싶은 영화입니다.이 영화를 보시면서 30년 전의 시절로 돌아가보는 시간을 가져보시는 건 어떨까요?

通信060 (欠番です)

「週刊ハンガンネット通信」の発行から1年余り、2012年の師走にかかるころです。前年の東日本大震災もあり、騒然としていました。人間の年齢でいえば還暦に当たる号が欠番となっています。59号(2012.11.29)のあとに62号(2012.12.04)を発行していますが、誰も気がつかないまま過ごしました。

2015年3月にハンガンネットのサイトが改竄される事態が発生しました。元資料をさがしてサイトの更改を行い、「通信」の目次を作成しました。複数の号が見つからなかったのですが、事務局のKさんほかの尽力でようやく復元できました。この作業を通じて「通信」の貴重さを再確認しました。

実際は 060/061 が欠番で 077 が重複していたので、062-077 を1号ずつ繰り上げることによって目次上連続するように調整しました。これらの号の目次の番号と表示される号数が異なるのは、このような事情によります。連続させるため 060 の発行日は 2012.12.01 にしています。 [2015/05/15]