【週刊ハンガンネット通信】第469号 (2023年12月18日発行分)
「韓国のことばと文化を学ぶサイト〈hana+(ハナタス)〉オープンしました。そして「hana+」を作ることになった今の世の中の状況」
HANA 浅見綾子
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『韓国語学習ジャーナルhana』(HANA刊)は来年4月に創刊10周年を迎えますが、これを機にこのたび、韓国のことばと文化を学ぶサイト「hana+(ハナタス)」がオープンしました。
「hana+」では、これまで編集部が蓄積した豊富な学習コンテンツや制作ノウハウを基に、多種多様な学習素材、効果的な学習方法や教材、学習イベント・講座に関する情報を毎日提供していく予定です。
さて、若者の読書離れが進んでいると言われて久しいですが、若者だけでしょうか。
大人も読書よりも手っ取り早く情報を得られるネットやYouTubeなどの動画で情報を得たりしているように思います。
「若者の本離れ」がこんなにも加速した5つの理由
hthttps://toyokeizai.net/articles/-/330115
2020年の記事ですのでちょっと古いですがお時間あるときに読んでみてください。私は納得しました。
先生方、本はリアル書店で買っていますか?
ネット書店で購入するか、もしくはめっきり買わなくなったりしていますか?
今年2023年もかなりの数の書店が閉店しました。
紙の語学書もどんどん売れなくなってきています。
これまでのように「ライバルは、◯◯出版社!」ではなく、YouTubeやインスタ、Netflixなど挙げると切りがありません。
語学素材に使えるものが増えた上に楽しく、さらにスマホさえあればすぐにいつでも見られます。
また最近(でもないですが)話題のAI。
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『ニューズウィーク日本版』特集:AI独学英語術https://www.newsweekjapan.jp/magazine/470415.php
(もくじ)
外国語学習 AIの進化が生んだ最強の「独学」英語術
■最新知識 4技能別・AIで今できること
■アプリ 目的別の最適ツールは
英会話 スピーキングを学べるアプリ10選
研究 学習者とAI教材は今のところ相思相愛の関係
メディア テレビも捨てたものじゃない
SNS TikTok先生とインスタ先生
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どんどんAIが人間に取って代わって、韓国語を教えたり、添削したり、語学教材を作ってくれたりするでしょう。
AIは私たちの敵でしょうか。
AIを利用すれば、自分ひとりではできなかったことが短い時間で一気にできるようになります。
(イラストを描いてくれたり、すごい量の韓国語の例文を作ってくれたり、訳してくれたり、問題を作ってくれたり)
「hana+」サイトの運営もAIの力がかなり役立っていますし(リード文を書いてもらったりしています)、語学書の編集作業にも大いに利用しています。
AIは敵であり、味方でもあります。AIとハサミは使いよう!
良いお年をお迎えください。
