通信335 「オンライン授業の時間帯についての調査 」浅見綾子

【週刊ハンガンネット通信】第335号 (2020年10月5日発行)

オンライン授業の開始時間についての調査
HANA 浅見綾子
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アンニョンハシムニカ。
韓国語教材の専門出版社HANAの浅見綾子です。

弊社でオンライン授業の時間帯について調査をしました。
先生方にもご参考になるのではと思い紹介させていただきます。

教室を経営されている先生方、または個人で教えられている先生方は、韓国語を教えること以外にも受講生を集めるというとても大きな任務が常に肩にのしかかっているかと存じます。
せっかくよい授業を企画しても、なかなか生徒さんが集まらないということは往々にしてあるかと存じます。
理由は値段設定、定員設定、広報のやり方など色々あるかと思いますが、
理由の一つである「時間(時間帯と長さ)」について今日はご紹介したいと思います。

調査は2020年8月28から開始し、グーグルフォームにて行いました。現在も回答者は少しずつ増えています。
現時点での回答者は346人です。

質問の内容は、平日、週末でオンライン授業に参加しやすい時間帯を教えてくださいというものです。

平日の場合、オンライン授業やイベントに参加しやすい時間帯は?の質問に一番多くの回答があったのは、
21時~23時で56.9%、19時~21時が50%でした。100%を超えるのは複数回答だったためです。
平日の場合はやはり、仕事終わりで勉強されるため夜の時間が都合がいいという理由だと思います。

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では、週末の場合はどうでしょうか。
土曜日と日曜日で回答が変わると推測しましたので、分けて質問しました。

土曜日の場合、平日に比べるとかなりばらけました。
それでもやはり一番望まれている時間帯は夜の21時~23時で46.8%です。
次に続くのが19時〜21時で41%。僅差で15時~17時の時間帯を望まれる方も多いですね。
17時~19時が少ないのは、夕食の準備のためではないかと予想されます。

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日曜日はどうでしょう。
土曜日とはまた違う結果が出ました。
15時~17時の時間帯をもっとも望まれる方が多いですね(48%)。午前中を選ぶ方が2番目にきています(43.4%)。
やはり、月曜日から仕事があるので、夜はゆっくりしたいという気持ちの現れからでしょうか。

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その他に、授業の長さについても質問してみました。
学習を目的としたオンライン授業は、1時間、もしくは1時間半くらいがちょうどよいと考えられる方がほとんどでした。

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また、改善してほしい点に下記のようなことがあがっていました。(意味合いを変えずに言葉遣いを少し編集しています)
・顔出しを強制されたくない。体調不良時には寝ながら受講する場合もあるから。
・メインで話している人以外ミュートにしてくれないと、頷きなどの声が入って画面も切り替わったりするので鬱陶しい。
・育児中のため、まとまった時間がとりにくい。途中でも退席可能で、後から視聴できるように録画してもらえると参加しやすい。(受講者のみ期限つきで後から再視聴できるようにするなど。)
・長いと集中力が切れてくるので2時間が限界
・音声が途切れる場合があることは改善してほしい。良かった点は顔出しありなしが選択できる授業。
・本名や住んでる場所を出せと言われるのは嫌だ。
・無精ヒゲは剃ってほしい

ご参考になりましたでしょうか。

通信334 私の韓国語講師・奮闘記27「ひたすら続ける」 宮本千恵美

【週刊ハンガンネット通信】第334号 (2020年9月21日発行)

私の韓国語講師・奮闘記27「ひたすら続ける」
宮本千恵美
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コロナ禍、すでに10か月近く経とうとしています。
ここ最近、生徒たちの覇気のなさ、教室が暗いように感じていました。
ある生徒はやる気がないんですと、悩みを話してきました。
理由を聞くと何か特別な事柄はありませんでしたが、本人曰く「コロナ疲れ」と言っていました。
何かあるわけでもなく、この長く続くコロナ禍の生活に疲れているようでした。
他の教室もほぼそんな感じで、また韓国に行けないこともとても大きな要因のようです。

それでも今はこの難局を乗り切るしかない!
恒例の「夏休みの宿題」を今年も発令し、家で必ず1本は韓国映画を字幕で観てくること、感想を書いてくることを出題しました。
最初はなんとなく乗り気じゃなかった生徒たちも、たくさん用意してあったDVDを見ながら映画の説明を聞くうちに興味が湧いてくるようでした。
中には2~3本観たいという生徒もいます。
最近は「パラサイト」などの映画や「愛の不時着」などのドラマが、韓国好きではない人達もこぞって観ていると聞きます。
また今までとは逆の現象で日本が韓国の映画やドラマをリメイクしたりなど、韓国の大衆文化が新たに日本に浸透してきています。
韓国の脚本が良い・・・と知り合いがSNSに書いているのを見ると、なんだかこちらも嬉しい気持ちになります。

そして私自身も最近の韓国映画・ドラマを観ながら、以前観ていた内容とはまた違う新たな韓国の世界に引き込まれています。
正直・・・面白い!

今年の夏休みの映画鑑賞は、レベルアップを実感できる年でもあったようです。
3年目に入ったクラスでは3回この宿題をしてきましたが、確実に聞き取りがアップしているとか、言っていることが分かってきたと手に取るように成果を感じているようでした。
このクラスはドラマ好きがあまりいないので、授業以外は韓国語に触れる機会がありません。
ドラマが好きな生徒は普段からも観ているので成果がいつも感じられるのに比べ、このようにたまに観る生徒は成果を感じられる喜びが大きいようです。
また聞き取れるようになってくると、以前に観た映画をもう一度観たらもっと聞き取れるようになっているのではないか、だからもう一度観たい!となんとも頼もしいことを言ってくれます。

そして各教室ごとの宿題の感想文の発表では、感想も年ごとに韓国語で話すことが増え楽しそうに発表しています。
その感想を聞いて他の生徒が興味を持ち、その映画を観たいと言い出し楽しみが増えていくようでした。
また映画の中には歴史的政治的背景の強いものもあり、日韓関係を知ることにも役に立っているようです。

「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女(덕혜옹주)」を観た生徒は、元々韓国の時代劇が大好きで、この映画を薦めたところ、興味津々に借りていきました。
今まではあまり感想をたくさん書く方ではありませんでした。
今回に関しては映画の感想から聞き取れた韓国語に関してや学んだ文法などがどのように使うのかとても理解できたと、
以前にも増してレベルアップの実感とともに充実した気持ちで映画を観たとぎっしり書かれていました。
そして感動して泣いたそうです。(私も泣きましたTT)

韓国の文化に触れてほしいと始めたこの映画鑑賞と言う宿題が、少し形になってきたように思いました。
楽しそうに感想を話す生徒たちを観てもっと楽しんでもらえるように、学習の励みになるようなことをこれからもひたすら考えていきたいと思います。

通信333 「オンラインと健康」寄田晴代

【週刊ハンガンネット通信】第333号 (2020年9月20日発行)

オンラインと気になる健康
寄田晴代
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学校の新学期が始まり、我が家の学生も登校を始めました。
長かったオンライン授業のみの自宅学習生活から、対面授業へ。
外国人のクラスメートはまだ日本に入国できず、教室に設置されたタブレットを通して
Zoomで授業に参加しているそうです。
こんな形態の授業が行われることになるとは、少し前までは考えてもみませんでした。

オンライン授業に慣れてくると、この便利さがありがたくなるのですが、
気になるのがPCやスマホを見る時間が以前より断然多くなったことです。
前回「Zoom疲れ」の話を書きましたが、Zoomを使わなくてもPCで長時間作業すること自体とても疲れます。
それが、オンライン授業の準備のためPCでの作業時間が長くなり、目が痛くなったり肩が凝ったり、これはいかん、と思うことがしばしば。

少し前にテレビで、「20分PCで作業したら20秒間、20フィート(6メートル)離れたところを見るといい」という話を聞きましたが
みなさんはどんな工夫をしていますか。
私はPC用メガネをかけたり、ノートパソコンの位置を高くするスタンドを使っています。
すると、ずっとうつむき加減だった姿勢が少し上を向くので、首や肩の疲れがマシになったような気がします。
また、オンラインで授業するときも、PCのカメラと自分の視線の高さが合うと背筋が伸びます。

このスタンドは、うちの相方が教えてくれたのですが、
使ってみて「世の中、便利なものがあるなあ」と思ったことと、
「便利なものはたくさんあるはずだけれど、自分一人ではみつけられないことがある」と思ったのでした。

情報があふれていて、検索すれば何でも調べられるはずなのに、なかなか求める情報にたどり着けないことがあります。
そんなときは、自分と同じような状況を工夫した人のリアルな体験やアドバイスがしっくりきます。

というわけで、10月11日(日)14時からのハンガンネットセミナーを準備しています。
オンライン授業の実践例とオンライン授業お悩み相談では、ネット検索では得られない、より良い授業作りのヒントになるのでは、
と思っています。
皆さまのご参加を楽しみにしております!

通信332「翻訳関連講座への関心の高まり」幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第332号 (2020年9月7日発行)

翻訳関連講座への関心の高まり
アイケーブリッジ外語学院 幡野泉
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ふとGoogleを開いたら、「明らかに朝鮮半島関連の歴史上の誰か」
だと思われるイラストがトップに登場しました。
本日、9/7は、詩人、金素月氏の誕生日だそうです。

さて、zoomでのオンライン授業が板についてきたり、
前回の前田先生のコラムもそうですが、このコロナ禍でいろんな
受講形態が現れているようですね。

当校では、表題のように、翻訳関連の講座への問い合わせが
増えています。

当校の場合は字幕翻訳や映像翻訳に特化した授業になりますが、
昨今のドラマブームと、コロナ禍の在宅勤務、
そして、働き方改革による副業の奨励などいろんな要素が
相乗効果を起こし、「在宅で語学力を使ってできる仕事」への
関心が高まっているようです。

「翻訳」そのものに関しては、韓国語を習い始めたときから
誰もが行なっているので、(저는 일본 사람이에요. を、私は日本人です
と訳すだけで翻訳になる、という意味)私でもできるのでは、と、
たいていの人が思うかもしれません。

字幕翻訳、映像翻訳は、専門ソフトを扱わないといけませんし、
実のところ、それを仕事とするにはこれまた大変なわけですが、
でもやってみなければわからないし、何より新しい世界を知るのは
楽しいことです。自身に足りないところを知り、
諦めずに突き進んでほしいと思います。

字幕翻訳、映像翻訳に限って言えば、その世界を知れば知るほど、
世の中の海外コンテンツは、翻訳家の皆さんの弛まない努力、
そして視聴者への思いやりに溢れていることを感じることができます。
それがわかるだけでも、価値ある講座だと自負しています。

オンラインで開催!ハンガンネットセミナーのお知らせ

040-03韓国語市民講座講師のネットワーク「ハンガンネット」が開催する本年度のセミナーをオンラインで行います。
前半は「オンライン授業の実践例」について具体的な事例をテーマにしたワークショ ップ、後半は「オンライン授業のお悩み相談会」でお互いの悩み事の解決を目指します。
これを機会に、韓国語教育についてみんなで考えてみませんか。みなさんで韓国語教育の現 状と未来について楽しく語り合いましょう!

開催日時:2020 年 10 月 11 日(日) 14 時~16時
開場:13時30分にオープン【開会 14時00分】
司会進行:寄田晴代(東京文化学習センターハングル講座講師)

講義と実践
◆1時間目セミナー
「Zoomを使った文法の使い分けの授業について」(20分間 14:05~14:25) 質疑応答(20分間 14:25~14:45)
授業講師:金玄謹(ミリネ韓国語教室主宰)
質疑司会:伊藤耕一(ハンガンネット世話人)
実際に学生に事前にどんな宿題を出し、練習問題についての回答を学生からどう集め、また実際に授業をした内容を例にあげてどうやって画面共有を通して文法説明をするのか説明します。

◆2時間目セミナー
「韓国語授業 ズームでできること、できないこと」(20分間 14:50~15:10) 質疑応答(20分間 15:10~15:30)
授業講師:阪堂 千津子(ハンガンネット 代表)
質疑司会:伊藤耕一(ハンガンネット世話人)
「Zoomを使ったウォーミングアップ」「Zoomでできる会話授業」「Zoomを使っての応用編」といった内容の実践例を共有したいと思います。

◆オンライン授業のお悩み相談会(30分間)
「オンライン授業での悩み」への解決策のアイデアを共有します。
司会:寄田晴代
コロナウィルスの影響で教育界全体がオンラインによる授業を強いられ、授業展開の巧拙がズーム等のツールを駆使する力に左右されるといった状況が見られます。

参加条件:
・現役の韓国語講師(今回は大学等の大人数向けでなく韓国語教室等の小規模 授業を対象とした内容となります)
・会員/非会員は問いません。
参加申込:こちらよりお申し込みください。悩みや課題に思っていることや現況も一言添えてください。
https://forms.gle/scVPnsnLh218QpW48

申込締め切り2020年10月5日(月)
定員:50人(申込順に受付)
参加費:ハンガンネット会員:1,500 円 非会員:2,000 円
【参加費は事前に銀行振込(手数料はハンガンネット負担)によりお支払いください。】
⇒振込先 ジャパンネット銀行 本店 普通 2174994 ハンガンネットマエダタダヒコ

通信331 「もっとフレキシブルにワクにとらわれず」 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第331号 (2020年8月31日発行)

もっとフレキシブルにワクにとらわれず
ミレ韓国語学院 前田真彦
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オンラインで授業を実施するようになって、リアルの教室対面授業ではできなかった、フレキシブルな単発講座が可能になりました。

授業では十分に時間が取れない音読の練習など、「音読ジム」と称して実施しています。その他、発音クリニック、変則活用、発音変化、漢字語、ことわざ、四字熟語、短作文など、1回限りの単発講座をたくさん実施しています。
イベント的に特別講座としてすることもありますが、そうではなく、日常的に、授業の隙間時間に実施しています。

早朝も日中も夜遅めも、平日も週末も、フレキシブルにやっています。1回限りですので、何の縛りもありません。

内容、レベル、人数なども恣意的に決めています。受講生が集まる時もあれば、そうでもない時もあります。それでいいのだと思います。

ある受講生が、「曜日・時間が合う講座がなくて、入れる講座が少ないです」と言っていました。最近は、仕事のシフトが以前のような曜日で固定されているのではなく、フレキシブルに組まれることが多いようです。
また、家庭の事情からも、平日の日中がいい人と、夜がいい人、また週末でないと時間が取れない人など、さまざまです。早朝に設定すると、受講生が集まったりします。

受講生が集まりにくいと予想していた四字熟語はすぐに満席になったりして、驚いたこともあります。受講生のレベルや関心も多様です。

学びたい人は大勢います。オンラインで繋げることのできる人もいっぱいいます。ただ、時間やレベルが合う講座が少ないだけ。
ならばこちらも、フレキシブルにたくさん立ち上げて、時間・レベル・内容が合うものを、自由に選んでもらうプログラムをたくさん準備するのがいいではないか。

受講生は、「〇〇学院」という学院の看板にとらわれることなく、あちこち、自分の関心とレベル・時間に合うものを選んで、自由に学び始めています。

「学びの場」を提供する側として、もっとフレキシブルになって、学びの可能性を広げていこうと思います。

通信330 「動詞と形容詞の区別」 伊藤耕一

【週刊ハンガンネット通信】第330号 (2020年8月25日発行)

動詞と形容詞の区別
伊藤耕一
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韓国語を勉強し始めた頃のことを思い出して、書いてみたいと思います。
今回は動詞と形容詞のことです。

韓国語の動詞と形容詞の原形は「-다」で終わり、辞書を引く時にはこの形で調べることになります。
母語話者でない立場の学習者が辞書を引く時には、活用された形から原形を想像します。
語幹を取り出して「-다」を付ければ、ほとんど原形になるので、辞書を引くときに苦労した覚えはあまりありません。

その一方で、母語で文章を考えてそれを外国語で表現しようとする時には、次のように考えて辞書を引いていたような気がします。
①母語で文章を考える。
②母語の用言が動詞なのか形容詞(又は形容動詞)なのかを判断する。
③その判断に基づいて、辞書で該当する単語を探す。(話すときは頭の中で探す。)
④複数の選択肢がある時には、例文を見て見当を付けて使う単語を選ぶ。
⑤規則活用か不規則活用かに気を付けて、活用させ表現する。

韓国語の学習で戸惑ったのが「-다」という用言を活用させようとしたとき、見た目で動詞なのか形容詞なのか判断がつかなかったことです。
特に連体形で表現しようとした時、話す時には形容詞に「-는」をつけてしまうことが多々ありました。
その後、場数をこなすことで、このような間違いは起きにくくなりましたが、日本人は間違えやすいところだと思います。

日本語の用言は「動詞の原形は『う段』の音で終わる」「形容詞の原形は『い』で終わる」「形容動詞は語幹に『に』『だ』『な』を付けて3つの活用ができることを確認する」、このように形式的に区別することができます。
形式的であるが故に、日本人は形で品詞を判断しようという意識が強く働いてしまうように思います。

英語でも同じように間違える場面がありそうな気がしますが、日本語と英語が違いすぎるため、このような混乱は起きにくいように思います。
例えば、こんな感じです。
①cake 品詞:名詞、意味:ケーキ
②make 品詞:動詞、意味:作る
③sake 品詞:名詞、意味:酒(英語にとっての外来語)

形はとても似ていますが、品詞で迷うことはないように思います。

韓国語の母語話者の方は、どのように動詞と形容詞を区別しているのでしょうか?
教えていただけたら、嬉しく思います。

通信329 「韓国ドラマと蝸牛考」 金英う

【週刊ハンガンネット通信】第329号 (2020年8月18日発行)

韓国ドラマと蝸牛考
韓教室 金英う
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안녕하세요

지난주 있었던 お盆 휴가도 끝나고 일상생활로 돌아왔는데요, 올해는 코로나와 더위 때문에 어디에도 가지 않고 ‘집콕’을 한 분들도 많이 계시리라고 봅니다.

코로나로 인해 우리들의 생활이 많이 변했지요. 저는 이제까지 안 보던 한국드라마들을 많이보게 됐는데요, 오늘은 제가 한국드라마를 보면서 느꼈던 걸 얘기해볼까 합니다.

한동안 일본에서 인기 1위였던 드라마 ‘사랑의 불시착’. 북한말이 많이 나온 탓에 그리고 생활 모습이 실제 북한의 모습과 흡사해서 밤늦게까지 재미있게 봤던 드라마인데요. 이 드라마에서는 실제 북한에서 쓰이고 있는 말들이 많이 나오지요.

우선 북한말은 두음법칙이 일어나지 않기 때문에 주인공 이름도 ‘<리>정혁’, 일상 생활에서 쓰이는 단어들도 옛날의 순 우리말 같은 단어들, 예를 들면 ‘도넛’을 ‘가락지(반지)빵’, ‘도시락’을 ‘곽(상자)밥’ 으로 말하고 있었어요.

대사 중에서 좀 색다른 대사가 있었어요. ‘가시 어머니, 가시 아버지’라는 단어인데요, ‘가시’는 ‘다른 사람의 부인이나 자기 아내의 어머니, 아버지’ 뜻으로 제주 방언에서도 같은 의미로 쓰여요. 다만 제주에서는 ‘어머니’를 ‘어멍’, ‘아버지’를 ‘아방’으로 표현해서 ‘가시 어멍, 가시 아방’으로 표현하는게 다를 뿐이에요.

이렇게 북한과 제주에 아직도 같은 단어가 방언으로 남아 있다는 게 흥미로웠어요. 북한은 한반도의 북쪽, 제주는 한반도의 남쪽으로 서로 반대편에 있는데 말이에요. 아마도 이게 이른바 ‘蝸牛考’인게 아닌가 싶어요. 언어는 나라의 중심 부분에서 지방으로 번지듯이 확산돼가지만 수도에서 멀수록 언어의 변화가 일어나기 어려워서 옛날말(방언)이 그대로 남아 있다는 학설이지요.

그러고 보니까 경상도 방언의 ‘가시나(女の人)’의 ‘가시’도 같은 어원으로 아마도 경상도를 경계로 경상도 위쪽에서는 이 단어가 소멸되고, 경상도 이남에는 아직도 존속하는 게 아닌가 싶어요.

그리고 ‘강냉이’라는 단어도 참 오랜만에 들어보는 단어였어요. ‘강냉이’에는 ‘옥수수를 가압해서 튀겨낸 과자’라는 뜻과 야채로서의 ‘옥수수’라는 뜻이 있지요.

그런데 지금 서울에서 사용되는 ‘강냉이’는 ‘과자’를 뜻하는 게 대부분이고 야채로서의 ’옥수수’를 ‘강냉이’라고는 거의 말하지 않지요. 나이 드신 분들은 아직도 옥수수를 강냉이라고 할 때가 있지만요.

그렇지만 서울에서 먼 지방에 가보면 아직도 옥수수를 ‘강냉이’라고 말하는 사람들이 있어요. 어떻게 보면 ‘강냉이’도 ‘蝸牛考’을 뒷받침해 주는 사례가 아닐까 합니다.

지금처럼 SNS가 발달한 사회에서는 언어의 변화 속도는 어디에서든지 동시에 일어날 수 있고 그렇다면 ‘蝸牛考’ 는 단지 학문 속에서만 존재하게 되겠구나라는 생각을 해 봅니다.

通信328 「学習者が書き取りの見本にできるフォント」 裵正烈

【週刊ハンガンネット通信】第328号 (2020年8月7日発行)

学習者が書き取りの見本にできるフォント
株式会社HANA 裵正烈
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韓国語を学び始めた小学1年生の息子が、ハングルの書き取り練習をしているのですが、教材のフォントが明朝体なので、リンゴのようなㅇ(イウン)やチンアナゴのような縦棒を書いています。見本のフォントに「ヒゲ」が付いているので、それをそのまま書き写しているわけです。

実はこれには見覚えがあって、子どもの頃、私もそのように書いていたように思います。いつ「ヒゲ」が取れのかは思い出せませんが、成長しながらいろんなハングルを見るうちに、ヒゲなしの自分の字が自然と出来上がったのだと思います。一方で、そのときの自分やうちの息子が子供であることを差し引いても、初歩の学習段階では明朝体を見本にするとこういうことが起こり得るということが、教授経験のない私でもよく分かりました。

日頃生徒さんの書く文字を見ている先生方は、どのフォントのどんな文字がよろしくないか、経験的にお分かりかもしれません。独学の場合その教材のフォントがほぼ唯一のサンプルとなるでしょうから、出版社の私たちも大いに気を付けるべきですし、機会があればぜひ先生方にご教示いただきたいポイントです。

明朝体は、息子の字を見た感想(衝撃)から、やはり見本として適切ではないという思いを深めました。一方のゴシック体にはヒゲはありませんが、フォントによってはㅈ(チウッ)がウサギの口のようなシンメトリー型になっています。また、ㅎ(ヒウッ)の頭の点が立っているもの、寝ていているもの(その場合も下の棒と平行なものと斜めなもの)があります。ㄱ(キオク)も一緒に使われる母音によって、形が大きく変わるものがあります。人によって気になるポイントは違うかもしれませんが、満足できるフォントがなかなかありません。

今年の春頃、教材で使うハングルフォントについてのやりとりが他のメーリングリストで交わされていました。そのときは、どなたかが나눔 고딕を提案されたところで結論を見たようでしたが、実は弊社でも、入門書にはこのフォントをよく使っています。

「韓国語学習者がハングルを楷書で書くための見本」という観点で作られたフォントはまだないようです(あくまでネット検索の結果ですが)。漢字が必須となる日本語に比べると、韓国語は(ハングルだけなら)デザインしなければいけない文字の数はさほど多くないはずです。国立国語院でもどこでもいいので、学習者の書き取り用見本としてフォントを開発・提供してくれないものでしょうか。