通信490 「教育実習で鍛える」前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第490号(2024年6月19日発行)

「教育実習で鍛える」
ミレ韓国語学院 前田真彦
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ミレ韓国語学院では「教え方の学校」という講座を開講しています。受講生の方には、定期的に「指導案付き10分間模擬授業」をしてもらっています。そして3か月に1回、一般の方を募集して「教育実習」も実施しています。

いろんな問題点が見えてきます。

1.指導案が書けない――書いたこともないので当然とも言えます。授業の目標を絞り込めないケースが多いです。

2.授業の活動を組み立てられない――受講生の実態、ZOOMの使い方をわかっていないと組み立てられません。

3.時間配分ができない――鼻音化の説明でどのくらいの時間がかかるのかが読めていません。

こうして考えてみれば、授業を組み立てるのは大変なことですね。

講師を目指す人たちは、韓国語の体系的な授業を受けてきていない人が大半ですから、自分が教える立場になっても、教え方がイメージ出来ないのだと思います。

さらにはZOOMでの授業を受けた経験も少ないので、ZOOMでどのような授業ができるのか、受講生をどのように動かすのかイメージがしにくいのだと思います。

ZOOM(またはハイブリッド)で一般市民を対象に、授業をどんどん公開していくのが、今のハンガンネットの講師に課された最大の任務ではないでしょうか?

教え方は一朝一夕に身に付くものではありません。学校の先生になるにも、専門の勉強が必要で、免許も必要ですし、採用試験もあります。市民講座の韓国語講師は、免許の有無は問われませんし、研修が課されるわけでもありません。

私たちが楽しく地道に研修をしていこうではありませんか。

<ハンガンネットセミナーのお知らせ>
6月23日(日)20時~22時
1部 ライブ授業 4色ボールペンディクテーションで伸ばす中級韓国語
授業:前田真彦 40分  (講生の募集は終了しました)
2部 最近の市民講座の問題点 座談会
金順玉 阪堂千津子 前田真彦 司会)寄田晴代

<先生方へ>
韓国語は文字と発音が乖離している言語です。
文字と発音の間を埋めるためにディクテーションが必要です。
4色ボールペンディクテーションとは、前田が編み出した方法で、書籍としてHANAから出版されています。
4色ボールペンディクテーションとその後の音読指導をライブ授業で、そのやり方を見てください。
臨時で募集した中級学習者6人を対象に40分授業を実施します。忌憚のないご意見をお聞かせください。

お申し込みはこちら 参加費1000円