通信551「韓国語は孤立言語!」伊藤耕一

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【週刊ハンガンネット通信】第551号 (2025年10月4日発行)
「韓国語は孤立言語!」 伊藤耕一 
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私の学生時代、日本語と韓国語は「ウラル=アルタイ語族」に属し、同じ系統の言語であると習いました。
その後「ウラル=アルタイ語族説」が否定されたことを知り衝撃を受けましたが、改めてその経緯を調べてみて再び衝撃を受けました。
それは「韓国語は『孤立言語』である説」が今の主流であるというChat GPTの回答です。
「韓国語はどの語族に属しますか?」と聞いてみたら、このような回答がありました。

これが、私が習ったことで、だから日本語と韓国語は似ているのだと納得していました。

衝撃を受けたのは「共通点が『類型的な偶然』である可能性」という点です。
マレーシアとシンガポールにはタミル語を話すインド人が多く、シンガポールではタミル語が公用語の一つになっています。
彼らの話す英語がとても分かりやすいのは、日本語とタミル語の語順が似ているためと知って納得していました。
似ていたのは、ただ単に偶然だったのか!
今年一番の衝撃でした。

更なる衝撃はこれです。
韓国語だけが「孤立言語」となっている点です。
「日本語族」とは何かと調べてみると、「日本語と琉球諸語(沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語など)」とのこと。
何となく納得できます。

それでは韓国語はどのように生まれて発展してきたのか?
とても興味をそそられました。