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【週刊ハンガンネット通信】第563号 (2025年12月22日発行)
「忙しくても回すために:売上目標を“意識して動く”ということ」浅見綾子
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突然ですが、年間の売上目標金額を決めていらっしゃいますか?
そして、その目標を「立てっぱなし」にせず、毎月意識し、途中途中で見直していますか。
私が教室運営で大切にしていることはこの2点です。
①売上目標金額を明確に立てること
②それをきちんと意識して行動すること
(すでに実践されている方も多いと思いますが、運営の考え方の一例として読んでいただければ幸いです。)
私は2025年からスクール運営担当になりました。運営をしていると、やるべきこと・やりたいことが次々に出てきます。広報、講座企画、申込導線の整備、先生方との調整、単発企画……。どれも大切ですが、全部を同じ熱量で追いかけると、どうしても「忙しくて手が回らない」状態になりがちです。
そこで役に立つのが、明確な売上目標金額を立てること、そしてそれを意識して動き続けることだと思っています。
売上目標金額は「迷いを減らす」ための軸
売上目標という言葉は少し構えてしまうかもしれませんが、私にとっては、運営を締め付けるための数字ではなく、判断を早くするための軸です。
目標金額がはっきりしていると、講座運営の中で頻繁に出てくる問いに答えやすくなります。
- 今月(今期)は、どこに力を入れるべきか
- 新しい企画が必要か/既存を磨くべきか
- 広報は「やれたら」ではなく「いつ・何回・どう出すか」
- 単発企画は、今年は何本必要か
つまり、目標金額があると、運営が「気分」ではなく「設計」で進みやすくなります。
目標があると「逆算」して、やることが決まってくる
売上目標を置いたら、次にやるのは逆算です。金額は人それぞれなので、ここでは考え方だけまとめます。
- 年間の売上目標金額を決める
- 定期講座(既存)の見込みを積む
- 不足分(=差分)を出す
- 差分を埋めるために必要な「打ち手」を決める
この「差分」が見えた瞬間に、行動が具体化します。
- 新講座を何本つくるか
- 単発イベントを何本入れるか
- 1企画あたりの定員・単価をどう設計するか
- 募集のスケジュールをいつから動かすか
私の場合も、目標金額から逆算すると、通常の授業だけでは目標に届かないことが早い段階で見えました。そこで、新講座や単発イベントを計画に組み込み、年間の構成を先に設計するようにしています。
そして大事なのは「きちんと目標金額を意識する」こと
売上目標は、立てるだけでは効果が薄く、意識して行動に反映させて初めて意味が出ると感じています。
私は月ごと(加えて3カ月ごと)に、次の3点を確認します。
- 現時点で目標に対して何%達成か
- 想定通りか、遅れているか
- 遅れている場合は「何を足すか」より先に「どこを直すか」
テコ入れは、大きな改革ではなく「小さく早く」が基本です。たとえば、
- 募集開始を前倒しする
- 告知の切り口を変える(講座名や対象を調整する)
- 紹介動画を作る
- 単発企画を1本入れる
こうした微調整を早めに入れることで、年度後半に慌てて詰め込む状況を避けやすくなります。
目標金額を“毎月見える位置に置いておく”だけでも、行動がぶれにくくなる感覚があります。
おわりに
売上目標金額の立て方は、教室の規模や運営方針によってさまざまだと思います。
ただ、もし「やることは多いのに優先順位がぶれやすい」「企画や広報がその場の勢いになりがち」と感じることがあれば、
- 目標金額を明確に立てる
- それを意識して行動する(定期的に達成率を見てテコ入れする)
この2点をセットで試してみるのはいかがでしょうか。
とはいえ、やるべきことが分かっても、現実はなかなか手が回らない日も多いんですがね(涙)
無理なく続けるためにも、「テコ入れは小さく早く」を合言葉に、できるところから回していこうと思います。
