通信222k 應答하세요 2017

【週刊ハンガンネット通信】第222号 (2017年3月10日発行)

應答하세요 2017 応答ハセヨ2017(日本語)

ハンガンネット代表 阪堂千津子

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최근에 한강네트 WEB 사이트를 개장했습니다. 예쁜 디자인으로 바꿨습니다. 꼭 한번 봐 주세요. → https://hangangnett.com/

전국의 한국어 교실 정보를 갱신할 수 있도록 「교실 정보를 제공해 주십시오」라는 코너도 만들었습니다.

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2, 3월은 개인적으로 연수 시즌입니다. 일요일마다 연구회에 얼굴을 내밀고 알찬 시간을 보내고 있습니다.

지난 주 일요일에 열린「언어 EXPO」는 이 메일링 리스트에서 화제가 된  발음교육 문제에 대한 똑 같은 논의가 벌어지고 있었습니다.

영어는 초등학교로부터 교과교육으로 도입되면서 이전보다 발음교육에 대한 관심이 한층 더 높아지는 것처럼 보입니다.

화제가 된 관사이 대학교 교수를 위한 「그루그루(골고루) 메소드」도 들었는데 (참고:「영어 수업의 마음・기술・몸」静哲人, 研究社)

의미있는 발음 교육을 통해 효율적으로 지도해서 발음을 교정하는 것이 중요한다고 강조하고 있었습니다.

이 점에 대해서는 한국어 교육에 바꿔 논의해보는 것도 재미있을 것 같습니다.

「언어 EXPO」는 매년 개최됩니다만, 올해 참가자는 300명을 넘어  약30명이   회장에 못 들어갔답니다.

발표내용은 거의 다 영어교육에 관한 것으로  CLIL(Content and Language Integrated Learning;내용 언어 통합형 학습, 타교과를 영어로 가르친다)

도입을 가까이 둔 선생님들의 마음 비명이 들려 왔습니다. (한국에서는 immersion교육이라고 하더군요)

그것보다 앞서 2월말에 행해진 “협동 실천 연구회”와 “외국어 실천 포럼”의 합동 연구회에서는 독일어나 한국어, 중국어, 일본어 등의

수업 실천 보고(포스터 발표)가 있었습니다.

제가 오후에 수업이 있어서 끝까지 참석 못했습니다만, 수업 보고를 들으면서 협동 학습을 통한 외국어 교육이야말로 다문화/다언어 사회를 맞이한

현대사회에 필요한 “진정한 커뮤니케이션 능력”을 키울 수 있다는 「외국어 학습의 중요성」을 확인할 수 있었습니다.

연구회는 참석할 때마다 여러가지 생각할 수 있는 계기도 되고 새로운 만남도 있어 좋은 자극을 받습니다.

3월 후반부터 연수 무대는 칸사이로 옮길 것인데 다다음 주 3월 21일에는 교토의 「조선어 교육학회」에  3월 26일에는 오사카에서 한강네트 세미나와 한강네트 친목회에 참석할 예정입니다.

여러분도 혹시 시간이 조금이라도 나시면  꼭 와 주시기 바랍니다.

그런데 외국어 실천 포럼 연구회에서  “회원의 적극적인 참가를 유도하려면  어떻게 해야 할지 고민하고 있다”는 발표가 있었습니다.

회원과 함께 기획하고 모두 같이 참가하면서 만들어내는 모임을  상상하고 있었지만 현실은 적극적인 회원의 참가가 적다고 활동상의 고민을 토로했습니다.

그 회장에서는 「참가에는 여러가지  형태가 있으니 그런 참가태도도 괜찮다고 봐야 될 것이 아닌가」라는 의견도 나왔습니다만,

이 고민은 어느 연구회에도 공통되는 부분인 것 같습니다.

3월은 일본의 연도말입니다. 우리 항강네트도 마찬가지죠. 그래서 내년도 기획에 대해서 여러 고민을 하고 있습니다.

한강네트에서도 회원이 적극적으로 참가할 수 있는 모임으로 하고 싶다고 생각합니다.

그러기에는 우선, 회원 사이에 어떤 니즈가 있는지 무엇을 하고 싶은 것인지 아는 것부터 시작해야 될 겁니다.

내년도는 회원 여러분과 보다 활발하게 교류를 하고 싶습니다.

通信222j 応答ハセヨ 2017

【週刊ハンガンネット通信】第222号 (2017年3月10日発行)

応答ハセヨ 2017    通信222k 應答하세요 2017(韓国語)

ハンガンネット代表 阪堂千津子

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最近、ハンガンネットのWEBサイトを手直ししました。かわいいデザインになりました。ぜひ一度、ご覧ください。→ https://hangangnett.com/

全国の韓国語教室の情報が更新できるように「教室情報をご提供ください」のコーナーも作成しました。

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2、3月は個人的に研修シーズン。毎週、なにかしらの研究会に顔をだして有意義な時間を過ごしています。

先週日曜日に行われた「言語EXPO」では、このメーリングリストで交わされた発音教育についての議論が、そっくりそのまま行われていました。

英語は小学校から教科として導入されるので、以前よりも発音教育についての議論がよりいっそう活発化しているように思われます。

話題の関西大「グルグルメソッド」も聞きました(参考:『英語授業の心・技・体』静哲人、研究社)が、いかに効率的に指導し矯正するか、というのが要点で、

このあたりは韓国語教育でも議論してみたいところです。

この「言語EXPO」は毎年行われていますが、今年の参加者は300人で、なんとキャンセル待ちが30人もいたそうです。

会場はほとんどが英語教育について発表で、CLIL(Content and Language Integrated Learning;内容言語統合型学習、他教科を英語で教える)導入を控えた英語の先生方の必死ぶりが伝わってきました。(韓国ではimmersion教育と言っていますね)

一方、2月末に行われた協働実践研究会と外国語実践フォーラムの合同研究会では、ドイツ語や韓国語、中国語、日本語などの

授業実践報告(ポスター発表)がありました。

午後は授業があったので中座してしまったのですが、授業報告をききながら、協働学習を通した外国語教育こそ多文化、多言語社会での真のコミュニケーション能力を育てられるという「外国語学習の重要性」が認識されたと思います。

研究会はいくたびにいろいろなことを考えるきっかけになるし、新しい出会いもあり、刺激になりますね。

3月の後半から、舞台は関西に移ります。

3月21日には京都の「朝鮮語教育学会」に行きます。

また、3月26日には大阪でハンガンネットセミナーとハンガンネット懇親会を行います。

みなさんもお時間が少しでも都合がつくなら、ぜひとも会場にいらしてください。

ところで、外国語実践フォーラムの研究会で、会員に積極的に「参画」してもらうにはどうしたらよいか悩んでいるという発表がありました。

会員と共に企画し、共に参加して作り上げる会を想定しているが、現実は積極的な会員の参加が少ないということでした。

フロアからは「いろいろな参加の形があってもよいのではないか」という意見もありましたが、この悩みはどんな研究会にも共通するようです。

3月は年度末です。ハンガンネットでは、来年度の企画を立てなければいけません。

ハンガンネットでも、会員が積極的に参画できるような集まりにしたいと思っています。

それにはまず、どんなニーズがあるのか、何をしたいのか、知ることからはじめないといけません。

来年度は会員のみなさんと、より活発に交流ができるようになりたい、と思っています。

ですから、ぜひご意見をおよせください。

3月26日(日) 大阪にてハンガンネットセミナー&懇談会

みなさん、韓国語の授業は、楽しく実践できていますか?

ハンガンネットセミナー&懇談会で、韓国語講師のみなさんと授業のお話をしませんか?

今回は、「作文の基礎力を付けるための模擬授業」と「日本語母語者が間違いやすい作文のポイントをどう教えるか」という話題提供の2本立てで行います。

セミナーの後は懇談会も行います。ふだんの悩みを交流するチャンスです。ぜひ、ご参加ください。

日時:2017年3月26日(日)

  • ハンガンネットセミナー 13時~15時50分
  • ハンガンネット懇談会 16時~17時30分 *食事会19時まで(希望者のみ)

場所:大阪駅前第4ビル地下1階展示室(梅田)

  • 参加費:ハンセミ ハンガンネット会員3,000円 非会員4,000円
  • ハンコン 無料  *食事会は別途
  • 定員:20名
ハンガンネットセミナー
 司会進行:前田真彦
  • 13時~ <模擬授業>書く力を養う作文の授業 飯田華子(ミレ韓国語学院講師) *質疑応答含め13時50分まで
  • 14時~ <レポート>日本語母語話者の間違いやすい表現 伊藤耕一   *質疑応答含め14時50分まで
  • 15時~ 全体会 作文授業の効果的な方法
ハンガンネット懇談会
 司会進行:阪堂千津子
  • 16時~(韓国語講師のための懇談会)  *韓国語教室をめぐる現況と今後の展望
  • 17時30分 食事をしながら懇談   *梅田地下街・場所未定
  • 19時終了予定

お申込み・お問合わせは ⇨ http://mire-k.jp/maedata/post_lp/hansemi/

通信221 発音について考えてみた(2)

【週刊ハンガンネット通信】第221号  2017年2月27日発行

発音について考えてみた その2

伊藤耕一 (個人指導)

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先週の宮本先生の通信を読み、改めて発音について考えさせられました。

以前にもこの通信で発音について書いたことがありますが、これまでに私は入門講座を担当することが多く、発音は甘めに教えることが多かったです。

宮本先生の通信に対し、高麗さんの投稿がありましたが、「日本語を母語とする発声器官の人が朝鮮語発音に対応するにはやはりある程度意識的な訓練練習が必要です。」には、そのとおりだと思いました。

お2人の通信と投稿を拝見し、感じたことを書いてみます。

「日本語には5つの母音しかない」ことになっています。

が、実際の日常生活では相当数の母音(音声学的に見てですが)を発音しているのではないかと思います。
ただ、それを細かく区別しないがために5つだと思い込んでいるのではないかと思います。
日本人に韓国語の発音を教える時、困難を引き起こす原因のひとつは、この日本語で普段発音している母音であるような気がします。
また、「ひらがな」「カタカナ」が日本人の発音に大きな影響を及ぼし続けてきたのでは、とも感じます。
「ひらがな」「カタカナ」は「一つの文字に原則としてひとつの発音しか当てはめない」かつ「当てはめられた発音は『ん』を除いて子音と母音がセットになった文字」という、世界中の言語でも特異な表音文字だと思います。

その一方で、視覚的に音を認識できる利点と、複数の音を一つの音に押し込んでしまう欠点の両方をはらんでいるとも言えます。

日本語の母音とカナが日本人の韓国語発音に悪影響をもたらす原因ではないかと考えたのは、NHKのある番組を見てからです。

日本語の教育の歴史でもこの発音の問題は明治時代から意識されていたそうで、初等学校で最初に習うかなは「い」「え」「す」「し」であったとのことです。
発音記号で書くと/i/と/u/と/e/の発音が昔の日本では地方によって相当に異なっていたようで、この音の違いを最初に教えていたようです。

現在でも東北弁にその名残があるのですが、「し」と「す」はかなり近い音として私には聞こえます。

その番組では、明治時代の初等学校の授業風景を再現したドラマを流していました。

場面は1年生の教室で、先生が発音して、生徒がそれに続いて発音練習するというものでした。
そこでは、「いす」の「い」と「えだ」の「え」はほとんど同じ音で発音されていました。
読む方(先生と生徒)は違う音として認識しつつ発音しているものの、聞く方(私)にはほとんど同じ音で聞こえるという不思議な光景でした。

生徒が「い」と「え」をほとんど同じ音で発した言葉に対して先生が「うまく発音できた」と褒めているというドラマの場面でした。

これを見て私は「日本人は異なる形の文字を見て発音すると、発音された音にほとんど違いはないのに、当の本人は明らかに異なる発音をしたと認識するのではないか。」という仮説を考えました。

視覚的に明らかに異なる文字(例えば「い」と「え」)を発音したのだから、発した言葉は当然ながら明らかに異なっていると思い込んでいるのでは?

もうひとつ、発音指導を通じて発見したのは音が似ているあいまいな音(例えば、”의” “이” “위” )を「音を区別してそれぞれを安定的に発音できる(”의” は “의”、”이” は “이”)」生徒と「同じ文字なのにその都度異なる音で発音してしまったり(”의” を “이” など) 、異なる文字なのに同じ音で発音してしまったりする(”의” も “이” も “이” など)」生徒がいることです。

英語で比較すると分かりやすいかと思いますが、アメリカ英語とイギリス英語では同じスペルの単語が異なって発音されます。
単語と発音記号で書いてみます。Aはアメリカ英語、Bはイギリス英語です。

cop A /kɑp/ B /kɒp/
(参考)http://lingorado.com/ipa/ja/この場合、子音と子音に挟まれた”o”の音を安定的に/ɑ/と発音する限り、聞き取る方はその音を頼りに単語を類推できますが、これが/ɑ/となったり/ɒ/となったりして不安定になると、音を頼りにした単語の類推ができず、通じないという現象につながります。余談ですが、日本人の英語が通じにくい原因のひとつがこれで、日本語的にはイギリス英語で発音した方が発音しやすい(例えば “cop” は「コップ」)のに、英会話レッスンなどを受けてアメリカ英語で “cop” を「カップ」と発音することを覚えてしまうと、”cup” と “cop” が同じような発音になってしまい、通じにくくなると思うのです。
映画の ”Robocop” は「ロボコップ」ですよね。
(参考)https://middle-edge.jp/articles/I0002518日本人は特にこの「ɒ,ɑ,ʌ,ɜ,ə」など、アともオともウとも聞き取れるような母音を全てアという文字で表現しようとするがために、先ほどの仮説が成り立つのではないかと思っております。

韓国語ではこれが “어” と “오”、”우” と “으”、”애” と “에” の発音などに影響して、うまく発音できないことにつながるのではないでしょうか。
しかもカナの影響を受けて、異なる文字を読んでいるのだから、当然ながら異なる発音をしていると本人は思い込んでいると思うのです。

私が韓国語を教えていた頃、よく話をしたのはこんなことです。

「イチロー選手がスーパープレーを連発できるのは、キャッチボール、ゴロやフライの捕球、近距離と遠距離の送球など、野球のすべての基本動作が完璧にできるから。複数の基本動作を組み合わせると捕球~送球が素早くできるようになってスーパー捕殺につながる。

発音も同じで一つ一つの基本の音を完璧に覚えれば、複数の音を組み合わせてもうまく発音できるようになって、早口でも通じる言葉を話せる。発音練習して口が疲れるのは、日本語で使っていない顔の筋肉を使うから。だから基本の発音をしっかり練習して口の筋肉の動きを脳に覚えさせましょう。」

私の経験からは、高麗さんがおっしゃる「発音器官に着目した発音練習」は、日本人の韓国語学習者には有効であるように思います。

皆さんが実践している発音練習などで、これは効果的というものはあるでしょうか?
もしあったら、教えていただきたいと思います。

通信220 私の韓国語講師奮闘記12: 発音について考えてみた

【週刊ハンガンネット通信】第220号  2017年2月20日発行

私の韓国語講師奮闘記12: 発音について考えてみた

宮本千恵美

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¡Hola(オラ)! ¿Cómo estás(コモ エスタス)?(こんにちは!お元気ですか?)

スペイン語は殆どローマ字読み、「H」は発音しない、「J」の子音のときはハ行で読む・・・

など若干の決まりを覚えれば、日本人には発音しやすい言語です。

私的に英語より単語がすらすら読めます。

先生によっては「L」と「R」の発音の違いを聞き取れるようにと言われますが、気にしないで大丈夫と言う先生が多い気がします。

またスペイン語の特徴である「RR」は巻き舌、これは本国スペインでもできない人もいるとか。

母国語であっても誰もが完璧に発音できないのです。

発音に対してあれこれ考え出したのは、ある先生との会話からでした。

1年前にその先生とお会いし、女子トークをしたり、韓国語教育に対する考えを交わしたりしました。

私には憧れの先生で、2人きりでお話できるなんて夢のようでした。

その先生の韓国語の発音に対する考え方に、私ははっとさせられたことを今でも思い出します。

私の中で今まで韓国語の発音と言うのは重要な位置を示し、今でもそうは思っていますが、

たまにその考え方が必ずしもすべての学習者に当てはまらないと思うときがあります。

先ほど述べたスペイン語でも、巻き舌ができないことで学習者を悩ませます。

私は小さい頃から巻き舌で音を出して遊んでいたせいでしょうか、簡単に出来てしまいますが、できないことに悩む学習者もいました。

またこんな話を聞いたことがあります。

私は元祖歌姫である美空ひばりが大好きで、カラオケでもよく歌わせて貰っています。

彼女の伝説で、楽譜が全く読めない代わりに一度聞くだけで歌を覚えてしまうとか、英語の歌も覚えてしまって、発音もかなり良かったらしいです。

多分英語が話せるわけじゃなく、ずば抜けて耳が良かったのです。

私の教えた生徒の中でも、多分ハングルは読めないけれど、一度聞くと発音を真似できるのか、とても綺麗に発音している高校生もいましたし、

また年配の生徒さんの中でも発音が素晴らしい生徒がいましたから、年齢と言うよりは持ってうまれた素質なのだと思います。

でも悲しいかな、すべての生徒が耳が良いわけでもないですし、若いから耳が良いとも限りません。

しかしそうならば、なぜここまで韓国語が発音を重視するのかと言う疑問が私の中で生まれます。

昨年、韓国・ソウルの漢陽大学の研修で、ある先生が話した内容が思い出されます。

「言語研究の文献で、世界の言語の中で韓国語は発音をとても重視していると記述があるくらい、発音にうるさい言語の1つです。」

聞いていて「やはり!」と思う反面、どうしてそこまでと感じてしまいます。

それはやはり憧れの先生との会話の中で、

「英語はいろいろな国で話され、国によっては教える教師の民族もさまざま。

英語の発音がきれいでなくても言語教師をしている人もたくさんいる。

韓国語だってそうあるべきではないのか?

発音にこだわらず、まず会話することじゃないのか?

発音ができないことで、諦めてしまう学習者がいることも確かだ。」

と言う意見を聞き、確かに・・・私も自分の生徒の中で発音が出来ないことで自信を失い、話そうとしない生徒をたくさん見てきました。

そう思うと、発音がそこまで重要かと思うのです。

しかし私も学習者の1人だった昔を思い出すと、発音にこだわってしまうには理由があるのです。

韓国留学中に出入国管理事務所で職員から

「何で韓国に留学しているのか?」と聞かれ

「K-POPが好きだからです。」と答えたのです。

するとその職員は
「개 밥이라고 들렸어요.」

そのときは恥ずかしさのあまり顔が熱くなり、また腹が立ちました。

同じように発音で嫌な思いをした経験をたくさん聞いているので、どうしても発音を重視してしまうのです。

これは悲しい現実ですが、多分どこの国でも同じようなことがあるし、同じ国でも地域によって発音やイントネーションを馬鹿にすることはよくあります。

「韓国語をいかに学ぶか」(野間秀樹・平凡社)と言う著書の中にはこのような一説がありました。

―一般に、当該の言語圏の多くの人々が、自分と異なる発音に寛大になるには、どうしても経験値の蓄積が必要―

もしかしたら、いつか韓国語も発音に寛容になるときが来るのではないか、そのためには韓国語教育の拡大と継続が必要なのだと・・・

と、久々に熱く1人で考えておりました。

発音に関する論争(私の中で)は終わりそうもありません。

【週刊ハンガンネット通信】毎週月曜日発行

通信186 外国人とともに構成する韓国社会へ

【週刊ハンガンネット通信】第186号 (2016年4月25日発行)

外国人とともに構成する韓国社会へ

松﨑真日

アンニョンハセヨ?
福岡の松﨑です。

先日、韓国に出張してきました。
宿が鐘路周辺だったのですが、光化門から乙支路にかけてのここ数年の再開発は目を見張るものがあります。

大きな立派なビルが続々と竣工し、かつてランドマークであったような建物が新しいビルの間にひっそりとたたずむ感じには、時代の変化を感じざるをえません。

時代の変化といえば、韓国語母語話者の外国人の韓国語に対する許容度や外国語に対する反応にも変化が感じられました。許容度がかなり上がっているように感じるのです。

私が最後にソウルに住んでいたのは2006年~2011年なのですが、そのころは地下鉄の車内で日本語で話していると、視線をそれなりに感じたように思います。それが最近は少なくなったという印象です。10年単位で比べると確実と言ってもよさそうに思います。

特に中国から韓国に来て暮らしている人が増えていますので、一見韓国人にも見える人が外国語で話をするということに慣れたのだろうと想像しています。

また多くの人が、職場や親戚や友人に外国の人がいる時代になり、外国人の存在が当たり前のことになったことが背景にあると思います。

さて、今回の出張では、このところ調査を行っている京畿道安山市も訪ねました。ここは外国人労働者の住民比率が極めて高い地域としてよく知られています。

特に安山駅前の「多文化通り」のある元谷本洞は、約56000人の人口のうち、1万人が外国人です。さほど広い地域ではありませんが、大勢の外国人が暮らしており、さながら外国のような地域です。

ちなみに、韓国の外国人労働者を描いた映画「방가? 방가!(日本語タイトルは「バンガ? バンガ!」)」という映画がありますが、元谷洞で撮影も行われていて、ここの雰囲気がよく伝わる映画です。

安山に多い移住労働者のほかにも、結婚移民者や留学生等も増加してきています。来韓のきっかけは何であれ、長く暮らしているとそこにネットワークが誕生し、生活の基盤ができ、永住を決意するというのは、自然な人生選択のようにも思えます。

外国人とともに暮らす社会を実現するために、かねてより政府は「多文化」の掛け声を意識的にかけていましたが、最近は掛け声だけでなく実践へと重点が移ってきているようでした。それは「社会統合プログラム」と名づけられた制度です。

このプログラムを履修することで、ビザの変更等をしやすくするような制度設計になっており、韓国語の教科書のコーナーにもこのプログラムに関連した教科書や参考書が並んでいました。

安山で働く労働者の中にも、このプログラムを履修する人たちがいて、韓国で合法的に暮らし続けるための制度として外国人労働者にも関心をもたれているようでした。

今後、この制度を利用し韓国で長く暮らす人々が増加すると思われます。多数派と少数派という枠組みが組み変りはじめているのでしょう。

このようなことを、出張中考えました。

通信185 한국 이야기를 쓰면서

【週刊ハンガンネット通信】第185号 (2016年4月11日発行)

한국 이야기를 쓰면서

김현근

안녕하세요.
미리내 한국어교실의 김현근입니다.

오늘 이야기는 제가 작년 4월에 출간한 [당그니의 일본생활기]의 2탄에 관한 이야기입니다.

요즘 제가 몰두하고 있는 일은 올해 두 번째 책 출간을 목표로 요즘 책을 쓰고 있는 것입니다.

이번 책의 테마는 일본에 관한 이야기가 아니라, 한국에 관한 이야기입니다.

한국어를 공부하다 보면 한국어 특유의 관습과 문화가 어우러져 나오는 표현이 있기 마련입니다.

특히 속담이 그렇습니다만, 한국에 대한 이해가 없이는 잘 익히기 어렵지요.

예를 들어보겠습니다.

‘떡 줄 사람을 생각도 없는데 김칫국부터 마신다’ (상대편은 전혀 그럴 생각이 없는데 혼자 착각할 때)
‘꿩 대신 닭’ (설날 국물을 만들 때 썼던 재료)
‘가는 날이 장날이다’ (일이 잘 안 될 때)
‘간이 배밖에 나왔다’ (너무 겁이 없을 때)
‘뜸들이지 말아라’ (하고 싶은 말이나 일을 빨리 하지 못하고 망설일 때)
‘밥값을 해라’ (누군가에게 도움을 받은 만큼 대가를 내놓아야 한다)

이처럼 한국의 문화속에서 만들어진 속담이나 표현은 한국 문화를 앎으로써 보다 이해하기 쉽다고 생각합니다.

따라서, 이번에 새로 내는 당그니 시리즈 2탄에서는 한국 이야기를 인생,문화,생활,음식,말 다섯 개의 테마로 쓰고 있습니다.

그런데 글을 쓰면서 저도 한국에 관해 불확실한 부분이나 최근의 유행에 대해서 찾아보니

제가 한국을 떠난 15년 전과 그리 습관이 다르지 않다는 걸 느끼게 됐습니다. 물론 바뀐 것도 많이 있겠지만요.

아무튼 1년만에 한국어 수업을 하면서 짬을 내서 글을 열심히는 쓰고 있는데 진도가 잘 나가지 않습니다.

생각을 정리하고,초고를 쓰고, 다시 고치고

잠시 묵혀두었다가 다시 읽어보면 마음에 안들어서 시작부분을 또 고치고

그런 날들의 반복입니다.

한국의 유명한 소설가 ‘황석영’ 씨는 ‘글은 손이 아니라 엉덩이가 쓴다고 했습니다.

엉덩이가 쓴다는 것은 오랜 시간 엉덩이를 의자에 붙이고 있어야만

글이 써진다는 이야기입니다.

글이 잘 안 써질 때마다 ‘엉덩이가 글을 쓴다’라는 말을 새기고 더 써보려고 노력합니다.

그런데 꼭 글 뿐만 아니라 모든 창작활동이 ‘엉덩이’로 하는 것이 아닐까 싶습니다.

한국어 교과서를 만들든,

아니면 수업자료를 만들든

오래 앉아서 꼼꼼하게 작업을 해야하기 때문이지요.

그래서 수업 준비를 하시는 다른 선생님들의 노고도 글을 쓰면서 생각해보기도 합니다.

최근에 글을 쓰다 보니 벚꽃이 어느새 피었다가 순식간에 져버렸는데,

올해는 구경 한 번 제대로 못했습니다.

아무튼 당그니 2탄을 쓰면서 개인적인 생각이 담긴 에세이지만

한국어를 공부하시는 분들에게 한국이해에 도움이 될 수 있도록

한국을 제대로 소개해야겠다고 스스로 다짐해봅니다.

通信184 TOPIK意見文に挑むスーパーシニア

【週刊ハンガンネット通信】第184号 (2016年3月31日発行)

TOPIK意見文に挑むスーパーシニア

吉川寿子

ハンガンネット会員の皆さま、アンニョハセヨ?

新年度スタートの準備でお忙しくされているかと存じます。今週は大阪より、ハンガンネット通信をお届けいたします。

もうすぐ4月、TOPIK試験の準備や対策をなさっている先生方も大勢いらっしゃることと思います。

今年に入ってから、TOPIK5級の方から6級の壁を超えたい!と、作文指導の熱いリクエストをいただいて、改めて作文指導について見直しながら感じたことなどを書いてみます。

今までもTOPIK作文の意見文の指導はしてきましたが、主に大学生さんなど若い方が中心でした。

しかし、今年に入ってから、自分の親の年代に近い方々の作文指導をさせて頂いています。職場を定年退職されて65歳前後の方です。

韓流スタートの頃に50歳を過ぎて韓国語学習をスタートされた方を「茨木のりこさん」と個人的に勝手にお呼びしているのですが、私は、こういう方々が大好きです。

本当にコツコツと学習を積み重ねて、あの短時間勝負のTOPIK作文に挑まれるお姿に、小さな感動を覚えながら指導させて頂いています。

TOPIKに限ったことではありませんが、試験の作文というものは、時間内に書き上げたものが勝負です。

いかに、出題者の意図を読み取るか?
求められている内容を過不足なく書き切るか?
採点の配分が上がっている上級表現をどう入れていくか?
ケアレスミスを減らすためには?

2014年秋に試験が改編されてから、非常に体力と集中力が必要になったこの試験に挑まれるシニア学習者を「スーパーシニア」と新たにお呼びして応援しております。

スーパーシニアの方はさすが、人生経験がおありなだけに、若い方にはない深い視点や論点がありますので、そこを最大限活かしていけるよう、添削をしております。

書くべき内容のブレーンストーミングで、項目が出過ぎてしまうので、潔く内容の取捨選択をしないと、うまくまとまらないこともありますし、問題のキーワードを見た瞬間に思い込みで書き始めてしまうことのないよう、問題の趣旨から脱線がないかもしっかりと見るようにしています。

もともと、作文は語学の4つの領域(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)の中で最も難易度が高く、必要度の低い領域です。

それでも、伝わりやすい韓国語で書く力を持つ学習者が増えるということは、今後の草の根日韓交流にとても大きな意義があると信じています。

試験に合格するための作文ではなく、韓国語で書くことが楽しくなる、そんな授業になることを目標に、今日も試行錯誤を続けております。

最近は日本でも韓国でもTOPIK作文のわかりやすい参考書が発売されて、勉強がしやすくなってきましたが、「本はあるけど、やっぱり指導してくれる先生がほしい」というお声を頂戴することも多いです。

もちろん、私自身もノンネイティブですので、毎日少しずつアウトプットしたり、ネイティブスピーカーの先生の助けも頂きながら、まだまだ文章修行中の身です。

それでも、こちらの想定を上回るハイペースで、次々と作文を提出してくださる生徒さんの熱意にパワーをいただきながら、これからも指導を工夫していきたいです。

もしなにかよいアイデアをお持ちの先生がいらっしゃいましたら、教えて頂けると助かります。

では、4月のTOPIK試験に挑まれる方、指導する先生方、皆さまファイティンです!

吉川寿子(Yoshikawa Hisako)
hy@gogakuin.jp  (よしかわ語学院)

通信183 どうしたら会話ができるようになりますか?

【週刊ハンガンネット通信】第183号 (2016年3月21日発行)

どうしたら会話ができるようになりますか?

コリ文語学堂  金順玉

안녕하세요?
코리분 어학당 대표 김순옥입니다.

最近学習歴2年のある女性学習者から悩みのメールをいただきました。

韓国語を習いはじめたキッカケはK-POPだったのですが、韓国語を勉強しているうちに、韓国という国、そして人柄に興味がわいてきまして、だったら会話して気持ちをかよわせたい!
という思いで、今はやっております。

ですが、会話になった途端、聞き取れない〜答えられない、というのが悩みでございます、とのことです。

このような悩みを持った学習者は少なくないと思いますが、ハンガンネットの会員の皆さまの運営している学校ではどのように対処していらっしゃいますか?

文法や、一つひとつの発音はとても大切ですが、会話を続けるにはそれだけでは解決できない壁があるようです。

独学で勉強していらっしゃる方にはCDや動画を使って音読やシャドーイング、単作文の練習などをお勧めしますし、スカイプlessonの可能性や、留学生との交流などをお勧めしています。

ですが、教室に来てくださる学生さんには「会話を実現する場」を提供するのが教室の存在意義ではないかと考えます。

「文型が正確に使えること」や「定型文の丸暗記」はもちろん大切なことです。しかし、実際の会話は「定型文の流れ」通りには決していかないものです。

相手から思ってもみない反応が返ってきたとき、それにどのように対処するか、「会話のストラテジー」を学べるのが教室の強みではないでしょうか。

相手の話が理解できないときは聞き返す能力、適切な語彙が思い浮かばないときは、言い換えて言ってみる練習などができる場所が教室なのではないでしょうか?

しかしながらテクニックだけ身についたからと言って、それを使える場所が、教室の外には無い現状では教室の中で、先生や仲間同士でコミュニケーションを達成するために根気よく会話を続ける必要があります。

「いつか使える韓国語を学ぶ」のではなく、その都度解決せざるを得ないやり取りをする場が教室だということを忘れないで授業の準備をすると、授業は変わってくると思います。

「教室に来る生徒さんの激減」などが話題になっていますが、「教室に来ないと得られないメリット」をもう一度考え直して元気を取り戻してみませんか?

連休の最終日、静かな時間が流れています。

한강넷트 회원 여러분, 좋은 하루 되세요!