通信161 作文指導: 量を豊富にし、書くスピードを上げるには?

【週刊ハンガンネット通信】第161号 (2015年9月2日発行)

「作文指導。量を豊富にし、書くスピードを上げるには?」

幡野 泉

前田真彦先生の出版された『TOPIK 2 作文完全対策』(HANA)を拝見しました。待ちに待ったTOPIK作文対策本ですね。

数年前、私は個人的に前田先生のTOPIK対策講座を受講させていただいたことがあります。その際、「まず日本語で書いてみる」ということを行い、まず日本語で論理だった展開を考えることの大切さを実感しました。ご著書は、

第一段階:日本語で作文(意見文)を書く
第二段階:それを韓国語で書く

という2つのステップを踏んで行けるように構成されていて、この通り学習を進めていけば、一定水準の意見文は書けるようになるだろうと思います。多くの韓国語学習者が救われる学習書でしょう。私もこれから対策講座の教案を練りますので、大いに参考にさせて頂きたいと思っています。

前田先生は日本の国語教育の問題点にも触れていらっしゃいました。確かに、私が小中学校のころは(私が不勉強だったり覚えていないだけかもしれませんが)、意見文を論理だって書くテクニックを習うような授業はなかったように思います。

しかし、いま小学生の子供たちの授業参観に行くと、国語の時間で自分の意見を述べたり、他の人の発表について「ほめる」ということを(少しわざとらしくはあるのですが)したりしています。

昔に比べたら教育界も「自分の考えを人前で堂々と、論理だって述べる」ということを意識的に取り組み始めているのかもしれません。口下手で喧嘩負けをしがちな日本人が、自身の意見をしっかり述べられるようになったらいいな、と思っています。

最後に一つ、作文対策講座で「どうやって指導していこうか」思案……というよりは少し困っていることがあります。それは「書くスピードを上げるにはどうしたらいいか」です。

ある程度論理立った文章、韓国語として自然な文章を書かせるまでは授業でなんとかお伝えできるのですが、それをTOPIKの制限時間内で書くことが大変難しいのです。

数回の対策講座が終了する頃、内容も充分で、【量も豊富な】文章を指定の時間内に書いている人は、講師として情けないですが「もともと6級に届くくらいの実力を持つ人」だけなのです。だからこその6級、なのだとも言えますが……。

速い思考、速い韓国語への転換、速く書くこと……これらを磨くためには、普段から多くの韓国語文章に接し、速く意味を把握して要約したり、速く音読したりとアウトプットすることが大事」ということは分かるのですが、数回の対策講座で何かできないことはないか、と思案しています。

もし何か良い案があれば、ご意見を頂けると幸いです。

前田先生、ご出版おめでとうございます!

通信160 韓国語リーディングBookの活用

【週刊ハンガンネット通信】第160号 (2015年8月24日発行)

「韓国語リーディングBookの活用」

朴珍榮

 

 

이번에는 저희 교실에서 실천하고 있는 학습과정의 한 면을 소개하고자 합니다.

(적은 인원이지만 입문과정부터 시작해 2년 7개월이 경과.)

한국어 학습이 약 3년쯤이 되면 개인차는 있겠지만 알게 모르게 어느 정도의 [감]은 잡고 있으리라는 생각에, 초급 교재와 더불어 부교재를 써 보고 싶다는 시기에 마침 중급 독해책이 들어왔습니다. 바로 오렌지색 커버 당그니의 일본 생활기( 한국어 리딩 북). 여러분들도 유익하게 활용하고 계시리라 추측합니다.

그 책이 탄생 후 곧바로 수강생들에게 소개했더니 반응이 좋아서 주저없이 주문, 도입 후 현재 3개월이 경과했습니다.

병행한 목적은 여러가지 있지만 ~1.초급 학습자지만 중/장문을 쓸 수 있도록. 2. 중급 독해문을 (배운)초급문법(문형)을 최대한 살려서 읽고 이해할 수 있도록. ~한다는 무리한(?) 목표를 내걸고 시작했습니다. 물론배우지 않은 문법이 있으면 읽을 수 는 있겠지만 일본어역을 보지 않고서는 내용을 이해할 수 없는 부분이있습니다. 하지만 일본어에서 「習うより慣れろ」라는 말이 있듯이 한국어 문장에 익숙해지기 위해 다소모르는 부분이 있더라도 용기있게 읽어 나갈 수 있다는 자신감을 학습자 스스로가 가질 수 있도록 하는 목적이 저로서는 무엇보다 강했기 때문입니다.

병행 방법은 ~1.90분 수업 내에 20-30분 정도 할애하여 한 단락 중 몇 문장을 같이 읽으면서(읽기) 내용 확인(독해)과 새로운 문법/단어 체크. 2.저자의 입장과 독자(수강생) 입장에서, 문화적인 면에 있어서의 이해차이와 발견으로 제각기 납득. 3.한국어와 일본어의 쓰임새(표현) 차이를 통한 학습. 4.새로운 문법을 즉시활용하여 작문 발표. (쓰기)  5.내용 이해 후 문장을 반복해서 읽기. ~

본문 내용에 따라서는 시간적으로 조절하기도 하고 어려운 문법이 있을 때는 무리하게 시간을 많이 끌지않고 간단하게 이해할 수 있을 정도로 마무리. 제한 된 시간내에 새로운 문법을 가능한 한 많이 접할 수 있도록 함으로써 초급 교재에서 얻을 수 없는 지식을 늘리고, 말하자면 초급/중급 학습을 동시에 병행한다는메리트를 느낄 수 있도록 하고 있습니다. 한국어 특유의 재미있는 단어도 썩 도움이 많이 되는 것 같습니다.

마지막으로 3개월 동안의 감상입니다.

책에 쓰여진 사용방법을 참고로 하고 있습니다만, ~일본어역이 있어 한국어문장의 뜻을 파악하기는 쉽지만 (예습 시)한국어다운 한국어를, 한글 문장만으로 읽으면서 이해하기에는 역시 어려움이 따른다. 일본어역이 방해가 되어 한국어 이해에 혼란이 생긴다. 딱딱한 문법 교재와 달리 생생한 경험(체험)

通信159 私の韓国語講師奮闘記 5: 他の先生の授業を見学してみる

【週刊ハンガンネット通信】第159号 (2015817日発行)

私の韓国語講師奮闘記  「他の先生の授業を見学してみる」 

宮本千恵美

毎日うだるような暑さが続いておりますが、皆様どうお過ごしでしょうか?
私が住む金沢は日本で一番降水量が多く、そのためか湿度も一番高い・・・ある生徒さんはそのおかげで金沢人は肌が綺麗なんですよ、と教えてくれたのですが…でも私には1年の中で一番嫌いな季節なので、早く秋になれと毎日願っています・・・

この猛暑の中、8月16日(日)金沢で、「前田のスペシャル講座・金沢」が開催されました。
その前に少し凹むことがあり、正直行くか行くまいか迷っていました。
でも私の授業のコンセプトは韓国語に興味を持って欲しい、そして楽しく授業を受けてもらいたい、なのでやはり前田先生の授業は観ておきたい! と心を奮い立たせ、会場に向かいました。

私が初めて他の先生と接する機会を得たのは、2012年の長野韓国教育院での講師研修会でした。
それまでの私は自分も学習者だった経験から、簡単に教えることが出来ると高を括っていました。
でもその安易な考え方はすぐに崩され、どうしたらちゃんと教えることが出来るのかと言う悩みに変わっていきました。

長野の研修会で阪堂先生の講義を初めて聴講し、とても感銘しました。
私が一番何に感銘したかと言うと、自分が教えるスタイルではなく、自分もいろいろな先生から学ぼうと言う姿勢でした。
とても有名な先生のはずなのに、偉ぶることなくなんて腰の低い先生なのだろうか・・・
そして何より、楽しそう! それが伝わってきました。
それから私はたびたび研修会に参加するようになりました。

2013年に開催された「韓国語講師週末研修2013」では、阪堂先生や噂で聞いていた前田先生の講義が聞ける!参加せねば!とすぐに申し込み、2日間とても楽しい時間を過ごしました。
先生方どの方の講義を聴講していても、私の印象は常に楽しそう、ワクワクする、だからこちらも気持ちが高ぶってくる! そんな印象でした。
教授法中心の講義だったので、次は授業を見学してみたいと言う欲に変わってきました。

でもなかなかその機会を得ることも出来ず、ずうずうしい性格のはずなのですが、授業を見学させて欲しいと他の先生方に頼めずに、私の気持ちは悶々としていました。
ミリネ韓国語教室を1度見学させていただいたときは丁重に迎えてくださったので、他の先生方も嫌とは言わないと思いますが、そんなときだけなぜか気が小さくなる・・・

今回の金沢でもスペシャル講座は、私にとってもミラクル!
あの前田先生が金沢に来るんだー!! 自分も参加者として申し込めば、先生の授業を堪能できると、すぐに申し込みました。

前田先生は私のことを覚えてくださって、すぐに声をかけて下さいました。
そして私に「2つ講義があるので、行ったり来たりしてどちらの授業も見学OKです」と言って下さって、その時点で凹んでいたことも忘れて、1つでも多くのことを学ぼうとルンルン気分でした。

授業を見学していると、やはりまず先生が楽しそうだと感じました。
内容は中級から上級にと言うコンセプトだったので、決して簡単なものではありませんでした。
それでも「楽しいですね!」と言う言葉を投げかけ、体を使って全身で教える先生の姿は、正直笑えました。笑ったのは悪い意味ではありません。先生が楽しんでいるのが私にも伝わってきたからです。

韓国語と日本語は確かに似ていて、日本人学習者にとっては最も学びやすい言語が韓国語なのは研究でも明らかになってはいるものの、似ているばかりに勘違いすることも多いです。
レベルが高くなればなるほど、その微妙な違いに苦戦します。

日本人学習者は真面目な方が多いので、ポイントを掴んで効率よく学習する方法を知らないまま、たくさん勉強すればいいと思い、追い込まれれば追い込まれるほど勉強をしなければいけないと言う概念に縛られているように感じます。
その悩みにも前田先生は親身になり、リラックスできるようにアドバイスされていました。
常に楽しもうと言う姿勢で先生は語っていらっしゃいました。

もしチャンスがあるならば、他の先生の授業を聴講してみるのも良い勉強になると思います。
研修会とは全く違うものを感じられると思います。
私はまた元気をもらい、ますます邁進したいと思います^^
この大嫌いな夏が早く過ぎることを願いながら…

通信158 山形の熱い夏 

【週刊ハンガンネット通信】第158号 (2015年8月11日発行)

山形の熱い夏

阪堂千津子

毎日、熱い日が続きますね~, と書こうと思ったら、
今週から東京はちょっと暑さが緩んだような気がします。
しかし、とはいえ相変わらずの蒸し暑さは続いています。
韓国も日本も、今年は特に暑いようですね

***

7月26日日曜日、35度を超える猛暑の中で、山形ハンセミが行われました。

今回は、カフェ勉で韓国語学習を募った山形の学習者の方々が、
地域で学習者のネットワークを作りたいという要望から企画されたものです。
韓国語の先生を探しているのですがなかなか見つからないとのこと、
それでしかたなくカフェで独学しているということでした。
しかし、個々人が都合のいい時間にカフェに集まってくるだけで、
みんなで一緒に何かをするわけではありません。

そこで、今回のセミナーを開催することで地域の講師にお越しいただき、
教師と学習者のマッチング(お見合い)をして、韓国語講座の開設につなげられたらいいね、と話し合って実現したものでした

しかし、なかなか山形には講師がいらっしゃらないようです
参加者は、講師2人+学習者16人というメンバーになりました。

(もしも山形近辺で韓国語講師をご存じでしたら、ぜひお知らせください)

山形や米沢にも韓国語講師の方はいらっしゃるはずですが、連絡できませんでした。ハンガンネットの宣伝不足、情報不足が原因だったと思います。

なにはともあれ、今回のセミナーは学習者が大半ということで、次の2つに目標をしぼりました。

「韓国語で聞いて話す時間をすごそう」
「学び合う(協働学習)体験をしよう」

カフェ勉仲間のなかには、韓国語で話をしたことがない、ドラマ以外にリアルで韓国語を聞く機会がほとんどない方も少なくないということで、とにかく韓国語を使って楽しむという時間を体験していただくことにしました

***

場所は立派な池つきのお庭に建つお茶室のある1軒家を丸ごと貸し切り。
趣のあるぜいたくなセミナーとなりました。

第1部はお茶会。

今回の中心的に企画してくださった佐藤さんは、小さいころから茶道をされているので、お友だちにもボランティアでご協力いただき、お点前を拝見しました。

この日のために老舗の和菓子屋さんに注文した創作和菓子「つつじ」を、
韓国ゆかりの茶碗でお点前を拝見しながらいただきました。
本格的な抹茶は久しぶりに飲むのですが、心が洗われる味でした。

そしてみんなで金素月の「チンダルレ」を群読。
静寂な茶室で金素月の世界を鑑賞し、充実した静かな時間をすごしました。

次に畳が敷きつめてある大広間に移動して、第2部の授業開始です。

今回は 互いが教え合って学習効果を生むようなワークを中心に授業をしました。

まずは「私の4つの顔」と題して、ペアで自己紹介。
①好きなこと、②ほかの人にはなかなかない珍しい経験、③最近、何に関心をもってやっているか、④そして「こうみえても私は~です」。
この4つについてを韓国語を使ってお互いに話しあい、全体でシェアするというワークです。まずは個人的な信頼関係を作るのがねらいでした。

そして次はじゃんけんインタビュー。
全員(18人-1人)に1問ずつ質問できるように17個の質問がかいてあるシートを渡し、「17人全員にインタビューできたら、席についていいですよ」と指示しました。

ただし、質問できるのはじゃんけんで勝ったほうの人だけ。

これは結構もりあがります。

韓国語が話せても、じゃんけんに勝てなければずっと質問できません。すると
なぜか早く終わらせたい気分が一緒になって、自然と熱が入ります。
韓国語で発話するのが恥ずかしい、とおっしゃっていた方も、
いつの間にか積極的に参加されていました
皆さんにも、おとなしいクラスを活性化するのにぜひオススメの活動です。

ここですでに会場の雰囲気は、さきほどのお茶室とはうって変わったものとなりました。

さらに、4人1組でカードを使って単語の不規則変化を覚えていくやり方や、
チームに分かれて単語連想ゲーム、
お互いの記憶力を駆使して協力しあいながら聴いた内容を再現する活動など、

互いに楽しみながら実力をつけられそうなワークを実際に体験していただきました。

驚いたのはみなさんのレベルの高さ。
ほぼ韓国語で進行しましたが、みなさん積極的に発話していらっしゃいました。

また、想像していたよりもいろいろな地域からお見えになっていました。
たとえば米沢からはサークルを作って勉強しているグループ(日本人の学習者さんだけの自主勉)や、寒河江、酒田あたりから遠路はるばるいらした方。
助っ人の小田先生には、仙台からわざわざバスにのってお越しいただきました。
(小田先生、ありがとうございました!)

セミナーの後の食事会は、みなさんで和気あいあいと盛りあがり、今後も一緒に活動を続けていきましょう、ということになりました。

***

そして、あっという間に2週間がたちました。
今日、山形からメールがとどきました

「今日のカフェ勉はみんなで集まってカードを利用したり、連想ゲームをしたり、一緒に盛りあがって楽しかったです」

すぐに取り入れてしまうところがさすがですね!
学習者同士でお互いに助け合いながら、学習できるのは何よりではないでしょうか。
みんなが先生で、みんなが学生。 考えただけでも 楽しそう。
カードを準備したり、連想ゲームの問題を考えたりすることも、勉強になりますよね
すごいパワーだと思いました。

これからますます、山形は熱くなりそうです。

通信157 授業の「型」がもたらす安心感

【週刊ハンガンネット通信】第157号 (2015年8月03日発行)

授業の「型」がもたらす安心感

松﨑 真日

教師には授業の「型」というものがあるかと思います。「型」といえば,クッキーを焼いたりするときに使うこともあるでしょうし,工場などでは金型で同じ形の部品を大量に効率的に生産したりもします。「型」を使うと,いつでも同じものを安定的に生み出すことができるようです。授業において「型」は,いつでも安定的に一定レベルの授業を行うのに役に立ちます。何度も繰り返した授業であっても,その日その日で教員も学生も教室も天気も違いますし,そしてそれらが複雑に組み合わさるので,何度繰り返しても毎回同じようには行かないのが授業ではないでしょうか。

私の授業で「型」といえば,まず毎回儀式のように挨拶をして名前を呼び出席確認をすることがあげられます。私はどの科目でも同じようにやっています。この儀式は私が教室でスムーズに授業に入っていくためという面もありますが,同時に学生にとっても授業に入っていくための儀式のようなものになっているように思います。クッキーづくりで例えると,なにとはともあれ泡だて器やボールなどのとりあえずの道具を揃えるような感じです。ただ他方で「型」という言葉からは,「型にはまった授業」というように退屈で硬直した授業をイメージすることもあります。今回は「型」と学習者主体について思いつくことを書いてみたいと思います。

私の授業では,儀式が終わると授業の内容へと移っていくわけですが,少人数クラスの場合は学生個々人にもそれなりに目配りが可能になりますので,学生のニーズや実力に応じた授業を行おうという意欲が特に湧いてきます。

あるクラスのことです。受講生は19名いました。3年生と4年生がおよそ半分ずつ,また1年以上の韓国留学経験がある学生が4名含まれるクラスでした。いろんな学生が混ざったクラスといえます。受講生は大学にしては比較的少人数です。そこでこのクラスでは韓国語のエッセイを書くことにしました。グループでアドバイスをしながらエッセイを書いていくのですが,エッセイ執筆の工程については教員が「型」を示し,その工程に沿って書き進めて行くことにしました。教員が示した「型」は「アイディア出し」→「あらすじ作成」→「下書き」→「修正」→「校正」というオーソドックスな作文教育法に沿ったものです。それなりのクッキー(成果物)を作るために,基本的な作り方のルールは示したという感じです。クッキーを作るはずがホットケーキになっては困るので,クッキーの大まかな作り方に沿ってもらおうということです。

ただ,どんな味にするか(テーマ設定),どんな形にするか(長さ)といった部分は学生に任せることにしました。味はチョコレートでも紅茶味でもよいですし,サイズも一口サイズでも大きな食べごたえのあるサイズでも構いません。クッキーになっていればよいので味や大きさは学生の個性を発揮してもらうことにしました。教師は工程管理と時々質問を投げかけるぐらいにとどめ,調理実習中の疑問には学生に考えてもらうべくグループ活動を取り入れました。

ただ,作文についての話し合いを100%学生に任せてしまっては教師がすることが無くなってしまいます。そこで実習と平行して『ライティングワークショップ』(ラルフ・フレッチャー,ジョアン・ポータルビ著,新評論)を学生とともに読み進めました。学生からすると,作文を書くだけでなく作文を書く方法をも勉強することになり少々大変だったかもしれません。ともかく作文の書き方と教え方を学びながら作文を書き,また作文について議論するという方法で授業を進めました。クッキーの焼き方について学びながら,学生中心で調理実習も行った感じです。

さてこうして焼きあがったクッキーですが,どれも個性的で,しかも味わい深いすばらしいクッキーになりました。授業を振り返ってみると工程としての「型」が教師に安心感をもたらしていたように思います。途中ハラハラする場面も無くはなかったのですが,工程が確実なので最後にはなんとか形になるだろうという見通しがありました。その安心感があったおかげで見守って行けたように思います。学生も作りながら味や大きさを食べやすいものに修正していきます。その修正の試行錯誤こそが作文教育では重要な部分になるのだと思います。学習者主体の授業を行う際,ざっくりとした「型」があると,安心して学生に任せられると感じています。

通信156 語学の王道

【週刊ハンガンネット通信】第156号 (2015年7月28日発行)

語学の王道

金玄謹

일본에서 한국어를 배우는 좋은 방법 중 하나가 음독(音読)이라고 합니다. 즉 소리를 내서 한국어를 읽는 것이지요.
(사실 한국말로 음독이라는 말은 쓰이지 않습니다. 보통 한국인이 음독이라는 말을 들으면 음독자살(飲毒自殺)을 떠올립니다만)
그런데 저는 음독만이 외국어를 잘할 수 있는 비결이라고 보지 않습니다. 소리를 내서 글을 읽는 것만큼 중요한 것이 원어민과 만나서 말을 많이 하는 것입니다.
왜냐하면 제가 일본어를 공부했을 때도 소리내서 글을 읽기보다 원어민을 만나 말을 많이 하는 식으로 공부를 했었고, 최근에 영어공부를 해야할 일이 있는데 그때도 영 혼자서 소리내어 글을 읽기만 하는데는 재미를 못 붙이기 때문입니다.
오히래 제 개인적으로는 아래 제가 개인적으로 운영하는 페이스북 모임에 올렸던 글처럼 하는 방식이 동기부여가 잘 되었습니다.
————-
외국어 공부의 왕도
일단 절대적으로 그 나라 사람과 말하는 시간을 늘려야 한다. 듣는 시간이 아님. 말하는 시간.
자꾸 말하다 보면 더욱 표현하고 싶은 욕구가 생기고 표현하지 못하는 말은 자꾸 찾아 보게 된다.
게다가 그 나라 사람이 반복해서 쓰는 말이 어느새 귀에 들어오므로 그 말의 중요도나 빈도를 자연스레 알 수 있다.쓰지도 않는 말을 억지로 외우느니 자꾸 쓰는 말만 반복해서 익히는 게 좋다.
일단 말하는 횟수를 늘리는 것. 무엇보다 중요하다. 일단 말하라.
———-
물론 주위에 원어민을 만날 수 있는 기회가 없거나 쉽지 않은 게 사실입니다. 특히 지방의 경우는. 그렇다 하더라도 스카이프나 라인, 카카오톡 등 원어민과 이야기할 수 있는 도구는 예전과 달리 비약적으로 늘어났습니다.
말은 소리내서 읽는 것만으로 말은 완성되지 않습니다. 상대가 그 말을 알아듣고 반응하고 서로 의견을 나누는 것이 최종적인 어학공부의 목표라고 할때 어학교를 운영하는 입장에서는 교과서 수업 뿐 아니라 어떤 주제이건 간에 원어민 혹은 원어민이 아니더라고 회화를 할 수 있는 시간을 늘려야합니다.
교과서 수업을 개인이든 그룹이든 계속 운영하되 초중급부터는 되도록 듣는 수업보다 말하게 하는 수업, 읽는 수업보다 책에 나온 내용을 자기 생각으로 정리해서 말하게 하는 수업을 보다 많이 만들 수 없을까 궁리하는 요즘입니다.
하루 늦게 발행해서 죄송합니다.
미리내 한국어교실 대표 김현근

 

通信155 小ネタ拾おう会

【週刊ハンガンネット通信】第155号 (2015年7月20日発行)

「小ネタ拾おう会」

金順玉

한강네트 회원 여러분
안녕하세요?
코리분 어학당 김순옥입니다.

어느덧 장마도 끝이 나고 곡식과 과일들이 익어 가는 여름이 다가왔네요.
어제는 한도 선생님께서 마련하신 「小ネタ拾おう会」에 다녀왔습니다.
13명의 현역 강사님들이 참석하여 수업에서 사용한「小ネタ」를 소개해 주셨습니다.

임종수 선생님께서는 한국어 동사의 어간 끝에 착목하여 받침이 없는 동사가
받침이 있는 동사보다 훨씬 많다는 점을 상기시켜 주시면서 동사표를 정리하신
자료를 나눠 주셨습니다.

또한 청유형 ‘~읍시다’가 시판되는 교과서에는 꼭
들어가 있는데 이 표현이 과연 한국에서 얼마나 쓰이는지, 어떤 상황에서 쓰이는지에
대한 설명 없이 제시하면 오류가 많이 생긴다는 문제 제기를 하셨습니다.
여러분은 어떻게 생각하시는지요?

가메이 미도리 선생님께서는 입문반 수업에서 반응이 좋았던「小ネタ」를 소개해 주셨습니다.
‘~는 ~입니다’의 항목에서는 일본의 애니메이션 [사자에 상]의 가족을 소개하는 활동인데
아직 어휘 수가 많지 않은 학습자들이 공통으로 알고 있는 사항을 한국어로 말한다는
기쁨을 안겨 줄 수 있어 반응이 좋았다고 했습니다.

명함을 만들어 교환하는 활동에서도 이름만 쓰는 것이 아니라 [좋아하는 〇○는 △△입니다],
[잘 부탁합니다/반갑습니다]를 기입하여 명함을 교환하면 훨씬 교실 분위기가 고조된다는 보고였습니다.

그 후 한도 선생님께서는 파워포인트를 이용한 재미있는 활동을 소개해 주셨습니다.
그러자 회장에서는 “다음에는 파워포인트를 배워 보자”는 제안이 나왔습니다.
그 외에도 많은 선생님들께서 흥미로운 활동을 소개해 주셨습니다.
이런 활동을 좀더 자주, 그리고 도쿄에서 뿐만이 아니라 지방에서도 개최할 수 있었으면 좋겠네요.

마지막으로
이번 주 수요일 밤11시에 방영되는 「テレビでハングル講座」를 예고해 드리겠습니다.
하리 스기야마 군이 4개월 동안 배운 한국어 실력으로 신오쿠보 탐방에 나섰습니다.
어떤 미션이 주어졌는지 그것을 어떻게 수행하는지 지켜봐 주시기 바랍니다.

한정된 최소한의 어휘로도 길을 물을 수 있고 친구를 사귈 수 있고
주문도 할 수 있고 물건 사기도, 계산도 가능하다는 것을 학습자들에게 전하고 싶습니다.
의사소통을 하고자하는 마음만 있으면^^

그럼, 오늘도 좋은 하루 되시길 바랍니다.

通信154 英語レッスンから学んだこと

【週刊ハンガンネット通信】第154号 (2015年7月6日発行)

「英語レッスンから学んだこと」

金英う

안녕하세요.

매일처럼 비가 내리는데요, 회원님들께서는 어떻게 지내세요?

요즘 시간적으로 여유도 생겨서 잊혀져 가는 영어를 배우려고 문화센터에서 미국 원어민 선생님에게서 영어를 배웠는데요,
그 선생님의 영어 수업을 받으면서 제 자신의 수업을 점검해 보는 기회가 됐던 것 같아요.
이제까지 가르치기만 하다가 배우는 입장이 되고 보니 ‘학생’이라는 다른 시각에서 제 자신의 수업은 어떤지 객관적으로 평가해 보게 되더라구요.

회원님들 중에는 한국어를 가르치시면서 중국어나 그 밖의 다른 외국어를 배우시는 분들이 많으신 걸로 알고 있는데요, 아마도 오늘 제가 말하고자 하는 내용에 대해 동감을 하시는 분들도 계시리라고 봐요.

먼저, 선생의 잡담이 너무 많으면 안된다는 거였어요.
물론 잡담이 듣기 공부에 도움이 되기는 하겠지만 수업시간의 90%를 생활 잡담, 남은10%가 교재를 공부하는 시간으로 끝난 게 거의 대부분이었어요.
그래서 수업이 끝난 후에는 ‘허탈감’을 자주 느끼곤 했어요.

수업중의 잡담은 ‘조미료’ 라고 봐요.
학생들의 집중력이 떨어질 때나 배우고 있는 내용과 관련지어 에피소드를 얘기하면 기억하기도 쉽고 기분전환도 되니까 적절하게 사용하면 잡담도 좋은 효과를 볼 수 있다고 봐요.
그러기 위해서는 수업 중의 잡담은 ‘목적이 있는 잡담’이어야 한다고 봅니다.

두번째가 철저한 수업 준비인데요,
그날의 교수안이 짜여 있지는 않더라도 어느 정도 머릿속에서 뭘 가르칠지 생각해 두어야 한다고 봐요.
그날 가르칠 내용이 뭔지, 교재의 어느 부분을 어떻게 가르쳐야 할 지를 미리 생각해 두어야 하고, CD 등의 준비물도 철저하게 준비해야 수업을 원만하게 진행할 수 있고 여유도 가질 수 있을 것 같아요.

영어 수업에서CD를 듣고 의견을 말하는 부분이 있었는데요. CD는 들려주지 않고 먼저 의견을 말하라고 해서 처음에는 당황했었어요.
CD준비가 돼 있지 않더라도 원어민이니까 교재 뒷부분에 있는 CD대본을 즉석에서 먼저 읽어 줄 수도 있었을텐데…

세번째는 교재에 쓰여진 대로만 읽어서 수업을 진행해서는 안된다는 거였어요.
교재만 가지고 그대로 수업을 한다면 학생들이 집에서 혼자서 공부하는 것과 별로 다른 게 없어요.
굳이 수업료를 내고 시간을 내면서까지 수업에 참가할 의미가 없을 거예요.

교재는 가이드라인(뼈)에 비유되고 거기에 선생님의 아이디어로 만든 부교재(살)이 합쳐져야 완전하게 되는 거라고 봐요.
선생님의 아이디어에서 나온 학습내용(활동, 심화학습)이 있으면 학생들의 수업 참여 의욕도 높아져 활기 있는 수업이 될 거예요.

네번째는 학생이 뭘 원하고 있는지 파악을 해야 한다는 거예요.
막무가내로 선생이 정하고, 선생님이 하고 싶은데로 수업을 하는 게 아니라 학생이 왜 공부를 하려고 하는지를 파악해야 한다고 봐요.
그리고 학생이 그 목적을 달성할 수 있도록 도와주어야 하구요.
그러기 위해서는 선생님은 고민도 하고 이런 저런 수업안도 많이 생각해야 한다고 봐요.
그 영어 선생님은 유치원 아이들을 많이 가르치니까 어떻게 보면 학생들의 요구를 파악하는데는 익숙해져 있지 않아서 그랬을지도 모르겠지만요.

외국어를 가르치다 보니 자주 듣는 말이 ‘원어민이라해서 모국어를 다 가르칠 수 있는 건 아니다’ 인데요. 정말 맞는 것 같아요.
모국어를 말하는 것과 그 모국어를 가르칠 수 있는 것은 별개의 문제라고 봐요.
모국어를 가르치더라도 항상 공부하는 자세가 필요한 것 같아요.

작년부터 시작된 한국문화원에서 하는'한국어 교사 양성 프로그램'은 이런 면에서 선생님들에게 많은 도움이 될 거라고 봐요. 한국어를 가르칠 때 도움이 되는 필요한 내용들이 많이 들어 있으니까요.

3개월로 그만 둔 영어 렛슨. 생각해 보면 투자한 학원비, 시간만큼 영어 공부는 효과를 보진 못한 것 같지만 제 수업을 객관적으로 평가하는 좋은 계기가 된 것 같아요. 무엇보다도 학생 중에는 저처럼 선생님을 평가하고 있는 학생도 있다는 걸 생각하면 진짜 정신 바짝 차리고 수업을 잘 해야겠다고 다시 한번 느끼게 됩니다.

通信153 朝鮮語・日本語・ハングル

【週刊ハンガンネット通信】第153号 (2015年7月1日発行)

「はじめまして」

吉川寿子

 

初めてハンガンネット通信を書かせて頂きます。

大阪府池田市で よしかわ語学院を1人で運営しております。
吉川寿子(よしかわ ひさこ)と申します。

今年の4月よりハンガンネット世話人のご指名を頂いて、メンバーに加えて頂きました。
微力ではありますが、日本で韓国語を教えていらっしゃる先生方の何かお手伝いができれば、と思っています。
セミナーや懇親会等でお目にかかる機会がありましたら、よろしくご指導願います。

では、緊張しますが、自己紹介を兼ねてレッスンをしながら感じることなどを書いてみようと思います。

「こんな不純な動機で、習い始めていいんでしょうか?」

昨日も体験レッスンの後に、受講を決めて下さった生徒さんが
このようなセリフをおっしゃいました。

この春は、東方神起のファンの方が、彼らが除隊するまでに韓国語を
少しでもわかるようになりたい!と入学される方が多くて、驚いています。

中高年と呼ばれる年齢層にさしかかっても、彼らの使う言葉を学びながら
一途に帰りを待とうとする大和撫子の姿に、こちらが胸打たれます。
少しでもリスニング力が上がるレッスンをしなくては!と身が引き締まります。

うちに入学される方は、韓流をきっかけにファンミーティングでのトークを聞き取りたい
ドラマの聞き取り、旅行会話を希望される方がほとんどですが

個人指導をメインに行ってるせいか、時々、切羽詰まった方も来られます。

・大学の推薦入試対策のため検定試験対策をしてほしい、
・急に韓国に子連れで引っ越しすることになった、
・交換留学選抜試験の対策をしてほしい、などなど。

その都度、冷や汗をかきながら自分の経験と書物、アメリカの大学院に留学中の師匠に
アドバイスを頂きながら乗り切ってきましたが、もっといいやり方はないのかと
常に模索しています。

時々、そんな風に強いプレッシャーがかかりますが
普段は楽しく、生徒さんのアウトプットの力が上がるように授業をしています。

個人レッスンはマンネリ化しがちなので、食事会やカラオケのイベントをしたり
共同作業で表現活動をしたりして、教室全体の連帯感が高まるよう工夫しています。
おかげさまで、生徒さんの定着率はいいので、学習歴の長い生徒さんを
どう指導していくかが、今後のテーマです。

5月末のハンセミ後半では、そんな教室アクティビティとして
Voice Tread について紹介させていただいたきました。
貴重な機会をありがとうございました。

ここで、私の経歴を簡単に紹介させてください。
私は在日コリアン3世として、京都府で生まれました。今年で43歳です。
民族意識の高い環境でしたので、韓国名で呼ばれて育ちました。
学校教育は、小学校から大学卒業までの16年間を民族学校と日本の学校の教育を8年ずつ受けました。

大学では、関西大学の社会学部で社会学を専攻しました。
どんな情報も鵜呑みにすることなく、自分なりに検証して受け入れるように心がけています。

子供の頃は「国語」だった朝鮮語を一から学び直して、通訳ガイド試験やハングル検定など
検定試験を目安に勉強を続けておりました。

教育の専攻ではなかったので、韓国文化院主催の講師研修会にも3年前から参加しております。
大阪で前田真彦先生の主催されている「メアリの会」でも、お世話になっています。
今年は世宗学堂の韓国語教員養成講座のオンライン講座も必死で受講しています。

親のいうことを聞かずに、縁あって日本人男性とご縁が有り結婚して、現在は日本国籍を取りましたが
ハングルを学ぶこと、よりよい授業を追求することの終わりのなさを楽しんでおります。

ハングルを深く学ぶことで、逆に日本語の美しさと難しさに目覚めて、日本語をもっと勉強したいと感じることも多いです。

ハングルとのおつきあいは、30年を余裕で越えますが、教え始めたのは、約10年前です。
この間、韓国語を巡る環境の激変ぶりには驚きます。

嫌韓だ反日だと、マスコミがやかましい昨今ですが
お互い関心、好感を抱くようになった方々が増えているのは、事実です。
1人でもハングルを学びたいという方が来られたら、私は楽しくモチベーションを保てるように工夫しながら
レッスンをしたいと思っています。

そして、個人レッスンをしていると、生徒さんから社会文化的な事柄や歴史についての質問を
受けることが多いです。

言葉をめぐるその背景部分も、うまく説明できるようになりたいと考えていますが
これは今後の課題です。
ずっと狭間で暮らしているからこそ、それぞれの良さをうまく伝えていきたいです。

今日もハングルに関わることができることを幸せに感じます。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。読んで頂いて、ありがとうございます。