通信045 あいうえおで引いてすぐに使える韓国語用言集

【週刊ハンガンネット通信】 第45号 2012年6月19日発行

「あいうえおで引いてすぐに使える韓国語用言集」発刊とk-pop公演について

林鳩順

みなさん、お元気ですか?
今日は台風で京都や大阪でもいろんな警報が発令され、
夕方からの授業は中止にしました。
原則として、授業の2時間前に教室のある地域に警報がでている場合は
中止にするというのが、京都市生涯教育総合センターや
以前いたカルチャーセンターの決まりでした。
多分、他の地域でも同じような規定があるかと思います。
個人で行っている教室では自分の正確な判断が重要ですが、
今日は決断と連絡が少し遅れてしまい、一人の受講生に連絡が取れず、
来てしまわれたので、強風の中を二人で帰りました。
2時間前は授業中で、警報がでていなかったので・・・
と言っても、申し訳なくて。
今後はもっと気をつけようとあらためて感じました。

さて、今日はまず私が約3年前からふらふらしながらようやく
発刊を迎えることになった本をご紹介させていただこうと思います。

世話人の先生方には数多くの著書がありますが、
私は自分の名前を出しての出版ははじめてです。
本のタイトルのとおりこの本は、
あいうえお順で単語が引けて、一つの用言に対して基本活用と(現在形、過去形、尊敬、その他、連体形など)
付帯や関連が1ページにまとめてあります。
グループ別の単語集やトラベル韓国語辞典も付けてあります。
7月20日が書店での発売日です。

京都で、発刊記念会を開こうと思っています。
かしこまった集まりではなく、ハングル講座の一環として講義を行い、
交流会を兼ねた集まりにしたいと思っています。

もうひとつのお知らせです。
ソウル新村のアートレオンホール1階に
日本の方を対象としたK-POP専用劇場がオープンしました。
私も少し関わっています。
月末は日本最大手の旅の本の出版社が取材に入り、
私も行く予定です。
まだ画面は完璧ではありませんが、HPもしくはソウルナビなどから検索してみてください。

私に連絡くだされば、VIP席を確保させていただきます。
http://www.ilovekpopconcert.com/phase1/index.html

最後に、
友人に、エンタメ関係の知り合いがいますので、時々招待券などをいただきます。
今日、聞いたお話ですが、
4月に私が差し上げたチケットで久しぶりに韓国の俳優さんを見て、
そしてそこへ来ているお客さんの姿を見て、
韓国語の勉強をもっとがんばろうと思ったそうです。

とてもうれしい一言でした。
私も、受講生の皆さんが喜んでくださる最新情報や
韓国語のレベルアップにつながる刺激とチャンスを常に提供していきたいと思っています。

これからも韓国語を教え、学ぶ皆さんとのネットワークをどんどん広げて行きましょうね!!

通信044 深い記憶、浅い記憶

【週刊ハンガンネット通信】《44号》(2012年6月4日発行)
「深い記憶、浅い記憶」

アイケーブリッジ外語学院 代表

幡野泉 (はたのいずみ)

本来は来週の配信ですが、来週ちょっと都合が悪いので、先取り
配信させていただきます。先生方、アンニョンハセヨ?

中国語の学習を始め2年になろうとしています。3年で上級者の
仲間入りをし、自校の中国語講師になると豪語している身としては、
さすがに焦り始めてきました。(ちなみに、この4月にHSK4級に合格しました)

仕事をしながら、効率の良い、効果的な勉強法を思案し、実践する。
これまで受講生に伝え、勧めていたことを自身でも行う訳です。

韓国語を教えるにあたっても、自分は日本語話者ですし、
韓国語を身につける段階で体得し、経験したことを、実感を
持って伝えるようにしてきましたし、していたつもりだったのですが、
やはり改めて新しい言語を一から勉強してみると、日々の学習法
やその心理の細部までは忘れていることもあることに気付きます。

もっとも実感するのが、一つの単語や文法が完全に定着する
までの過程の長さ。ああ、受講生の皆さんは、こんなにもどかしい
思いをしているのか、と思います。

「どこかで聞いたけど意味が思い出せない」「あれ、この単語の
四声は?」「~するからには、の中国語は?やったはずなのに」
と毎日格闘するわけです。

しかし、逆に韓国語の授業で、「幡野先生、リスって韓国語で
何ですか?」と聞かれると、おそらく「タラムチュィ」なんて単語は
何年も見たり聞いたりしていないかもしれないのに、すぐ思い出せる。
この違いはなんなのだろう!と。

そんな中、巡り会ったのが、学研まんが『頭をよくするひみつ』。
小学生向けの学習漫画です。

先ほどの「リス」のように、何年も使っていなくてもすぐ思い出せる
単語と、そうでないものの違いがどうして出てくるのか。記憶する~
覚えるのに効果的な気持ち、方法とは。それらがわかりやすく紹介
されていて、まさに目から鱗でした。

4回にわけてその内容をブログにアップしましたので、是非ご覧ください。

・完全に覚えるために ~ その1「脳のはたらき」
http://ameblo.jp/ikbridge-h/entry-11250114512.html

・完全に覚えるために ~ その2「エビングハウスの忘却曲線」
http://ameblo.jp/ikbridge-h/entry-11251832237.html

・完全に覚えるために ~ その3「自分の記憶力は自分が決める」
http://ameblo.jp/ikbridge-h/entry-11259000419.html

・完全に覚えるために ~ 完結編「1日15分より、3日に分けて15分の復習を」
http://ameblo.jp/ikbridge-h/entry-11264772756.html

はずかしながら、中国語の勉強を始めなかったら、
ここまで追求しなかったかもしれません。
先生方の生徒の皆さんにもご紹介頂けると嬉しいです。

通信043 イベントで活性化

【週刊ハンガンネット通信】《第43号》(2012年5 月28日発行)
イベントで活性化

ミレ韓国語学院 学院長

前田真彦

 

ミレでは通常の授業に加えて最低でも3か月に1度は必ず何かイベントをします。

今まで、韓国語能力試験必勝講座は7回、中級学習者のためのスキルアップ講座2回、
レベルアップ講座、オープンスクール、スピーチ大会、ぷち合宿、himeさんとの
コラボレーション2回、思えばいろいろやってきたもんです。
その他小さなものではチジミ教室、ポジャギ教室、字幕講座もしました。

イベントをする目的は4つ。
1、新規受講生獲得
2、ミレ通信受講生のスクーリング(普段はミレに通えない通信受講生も遠方からイベントに参加するケースが多いです。)
3、ミレ教室受講生のためのフォロー(普段は授業を進行させるので精いっぱいで、なかなか雑談をする余裕がないのですが、授業以外にミレ講師と触れ合ういい機会になります。)
4、ミレスタッフの活性化と交流を深め、能力を高めること

1~3は受講生に関することですが、4はスタッフに関することです。4に関してのみ追加で説明いたします。

普段はミレスタッフは、授業と添削と事務作業しかしませんが、イベントをするとなると、事務作業や教材作成、授業はもちろんのこと、司会、物品販売、会場設営、料理に買い出し、絵を描いたり(ペープサート)、歌の指導など…、普段ではしないいろんなことを担当し、スタッフの能力開発と交流に大いに役立ちます。

イベントは、受講生にプラスに働くだけでなく、スタッフ一人一人の成長と、スタッフ間の絆を強めることに大きく役立っています。
イベントを1つ成功させるたびに、ミレは一回り大きくなっていくと実感しています。

6月30日(土)に「オール前田の発音徹底トレーニング」、7月21日(土)22日(日)には「第2回ぷち合宿inミレ」があります。
今から準備が大変ですが、楽しく準備を進めていきます。

通信042 한국어 교육 능력 검정시험을 보기 위해

【週刊ハンガンネット通信】《第42号》(2012年5月21日発行)
한국어 교육 능력 검정시험을 보기 위해

김영우(金英玗)
韓教室 ハンギョウシル

안녕하세요.
도쿄의 다마시(多摩市)에서 한국어를 가르치고 있는 김영우입니다.

지금까지의【週刊ハンガンネット通信】은 일본어로 발행돼,
왜 한국어로는 발행되지 않는지 궁금하게 생각하고 있었는데,
제가 한국어 발행 1호를 하게 되어 떨리네요.

오늘은 한국어를 가르치시는 분들이라면 다들 잘 아시고 계시고 관심도 많을
“한국어 교육 능력 검정시험”과 관련한 제 자신의 경험을 얘기해볼까 합니다.

대학에서 한국어 전공을 하지 않은 사람이 한국어 교육 능력 검정시험 3급을  보려면,
먼저 일정 기관에서 실시하고 있는 한국어 양성교육 프로그램을 실습을 포함해120시간을 수료해야만 합니다.

요즘은 외국에 계신 분들을 위해 온라인으로 강의를 실시하고 있는 곳도 있어요.

그 중 몇 군데를 소개해보면,
서울대학교 평생교육원http://snui.snu.ac.kr/ ,
대한고시연구원 http://www.shindorim.net/lec/home/cyberlec/  이 있어요.

온라인 강의는 컴퓨터 환경이 중요한데요,
한국은Internet Explorer8을 아직도 많이 사용하고 있어 한국과 일본의 컴퓨터 환경의 차이로 애를 많이 먹었어요.

웹브라우저가 Firefox나 Internet Explorer9에서는 정상적으로 움직이지 않아
시간이 걸릴 때도 많거나 콘텐츠가 제한돼 안 보이기도 하구요.

그리고 서울대학교인 경우에는 전형료, 등록금을 납부할 때 VISA, MASTER 등 해외카드는 안 되고
무통장 입금이나 국내 전용 카드 (국내 전용 카드에 대한 설명은 한교실의 팟캐스트를 참고)
http://hangyosil.com/podcast/podcast077.html
밖에 사용할 수 없었어요.

해외에 있는 사람은 강의 등록조차 하지 말라는 것인지…
서울대의 폐쇄적인 면이랄까, 시대에 뒤떨어진 면이라고나 할까요(서울대 나온 분에게는 미안합니다)
그런 단면을 볼 수 있는 기회였습니다.

강의에 사용하는 교재를 구입할 때도 해외카드로는 구입하기가 힘들었어요.
일본의 카드회사에 등록한 3D 인증서라는 게 아무래도 한국의 인터넷쇼핑에서는 제대로 인증을 받지 못하는 것 같아요.

교재 구입 때문에 2일 동안이나 매달려, 일본의 카드 회사, 한국의 대형 인터넷 문고로 전화해서 알아봤지만
왜 안되는 지 알 수가 없다고 서로 떠미는(?) 격이 되고 말아, 결국에는 무통장 입금으로 결제를 했습니다.

결론적으로 보면, 한국에서는 아직도Internet Explorer8을 많이 사용하고 있어 대부분의 콘텐츠를Internet
Explorer8에 맞추고 있다는 점,
국내용 카드가 있어서 인터넷상에서도 해외 신용카드를 쓰지 못하는 곳이 있다는 것,
해외 신용카드를 사용할 수 있는 곳일지라도 결제 체계가 일본과 달라
아무리 일본 카드회사에 설명해도 카드 회사가 이해할 수 없었다는 점이 아주 불편했습니다.

일본에 10년 넘게 살다보니, 한국어도 잊어버려 잘 못하게 되고, 그렇다고 일본어도 네이티브 처럼 잘 말할 수 있게 되는 것도 아니고,
어중간하게 2개의 국어를 하고 있다는 걸 통감하고 있는 이 때에 한국어 교원양성 프로그램은 아주 좋을 것 같아요.

두서 없이 쓴 글 끝까지 읽어주셔서 고맙습니다.
어제부터 시작된 강의, 아직 들여다 보지는 못했지만, 공부하면서 회원분들에게 가끔씩 소식을 전해드릴게요.
많이 기대해주세요.

通信041 長野・松本の韓国語研修会

【週刊ハンガンネット通信】《第41号》(2012年5月16日発行)

「長野・松本の韓国語研修会に参加して」

フェリス女学院大学オープンカレッジほか

阪堂千津子

 

さる5月13日(日)、澄み切った青空の下、北アルプスの山々を遠く望む松本の長野教育院で「韓国語教師研修会」が行われました。長野教育院では 年に数回のこうした研修会が行われているそうで、今回、私も参加させていただくことになりました。

10数名くらい、と思って会場についてみると、なんと 30人近くの先生がすでに着席していらっしゃいました。長野県は日本で有数の広さをもつ自治体ですから、同じ長野といっても車で2時間かかるところもあります。長野や大町、諏訪方面など さまざまな地域から遠路はるばるいらっしゃいました。中には、金沢からいらした先生も・・・!(4時間くらいかかるんじゃないでしょうかね?)

研修会は朝10時半から 夜5時近くまで行われましたが、用事があってやむなく帰らなければならない方以外は、最後まで熱心に議論に参加していらっしゃいました。

先生方が担当している現場は 公民館、文化センターなどの公共講座が多く、つづいて高校、それから 専門科目を大学、短大、専門学校で教えているネイティブの方が韓国語も教えている、というケースが目立ちました。

そして個人教室という方もたくさんいらっしゃいました。

昼間は会社員で 夜に個人レッスンをしているという方も 何人かいらっしゃいましたね。

受講生のレベルも、まったくの初級者から、

「私がおしえている女性は社長の奥さんなんですが、とても熱心で、ほとんど毎回、フリートークをしています」という上級者まで、さまざまでした。

長野県は 歴史的に教育熱心な地域なせいか、市民講座で行われている韓国語も「きちんと教科書を教えないといけない」のだそうで、お話を伺っている限り、少なくとも「ドラマの話で時間が終わってしまう」ような授業はなく、受講生の要求水準が比較的高いのではないかと感じました。

「授業の前の日は4,5時間予習していかないといけない」などと、先生方はたいへんな苦労と努力をしていらっしゃいます。

共通している悩みは、「授業を工夫しないと 受講生はこなくなる」こと。

わたしが「日本人は 何もいわないでやめていく、ある日来なくなるのは、必ず不満があるからですよ」というと、みなさん、うん、うん、と強くうなづいていらっしゃいました。

松本市は国際交流も盛んで、高校生を中心にホームステイ事業や市民祭に留学生の韓国ブースが出るなど、韓国語を使う機会もあります。

通信040 韓国語を教え続けて思うこと

【週刊ハンガンネット通信】第40号 2012年5月10日発行
「韓国語を教え続けて思う事」
林鳩順
 
みなさん、ゴールデンワークも終わり、またいつもどおりの生活が始まりましたね。
 
私は個人的に開いている教室と京都市が生涯教育の一環として行っている
ハングル講座を受け持ち、もうかなりの年月が経ちました。
昨年は京都市中央図書館、生涯教育総合センター開館30周年記念の年で、
韓国語関連ではただ一人、私が感謝状をいただきました。
 
私がこの講座を受け持つことになったきっかけは知り合いの紹介でした。
まだ、市民講 座でのキャリアがあまりなかった頃で、
必死に準備してドキドキしながら授業をしていたのを思い出します。
それが今では、受講生の方々の顔を見るとホッとするようになりました。
度胸がついたから?慣れたから?いろんな想いが交差しますが、
それはこの間に積み上げられた余裕から生まれたのだと思います。
余裕とは気持ちの問題で、気持ちは努力を重ねた上で得た実力や自信によるものです。
かといっていい気になって自信過剰、しったかぶりするのは
教育者として一番怖い現象ですよね。肝に銘じています。
 
前回の39号で幡野先生が聞いていらっしゃいましたが、
私は基本的に一人でやっている 立場で、自分には向いていると思っています。
でも、一人よがりになったり、資質向上に対する努力を怠ったり、
そんなマイナス面を補う上でもハンガンネットの存在は重要であると考えます。
せめて、ハンガンネットの会員間では、
経費をあまりかけずに専門分野の講師派遣ができると良いですよね。
私もできる範囲でお手伝いしたいと思います。
(通訳(同時含む)/翻訳/司会/アナウンサー/字幕翻訳/ビジネス講座
などのキャリアと講師)
 
最近は特に翻訳分野で、見積もりのディスカウントをし合ったり、
入札によるプライスダウン現象がでています。
私も失敗や悔いの残る納品があり、奥の深い翻訳作業は常に
自分を初心に戻してくれるので良い刺激を受けています。
 
みなさん、私はいつまで教壇に立つ事ができるか、ふと考えることがあります。
体力が要りますからね。情熱と気力だけでは無理になる時期が
やがてはやってきますからね。
今は韓国語を教える事ができることに感謝しています。
少人数の教室でもいろんなアイデアと努力で、盛り上げて行きたいですね。
みなさん一緒にがんばりましょう!!

通信039 大都市か地方か、会社組織か個人か(2)

【週刊ハンガンネット通信】《39号》(2012年4月27日発行)
「大都市か地方か、会社組織か個人か~その2」

アイケーブリッジ外語学院 代表

幡野泉 (はたのいずみ)

皆さま、アンニョンハセヨ?いよいよゴールデンウィーク。
どのようなご予定でいらっしゃいますか?

通信30号で「学校が会社規模になって大変なことや喜びなどを
後日書きます」と宣言致しましたので、続編を書こうと思います。

まず大変なこと。個人で何か事業を始めると、最初は一人で何でも
行うのですが、大きくしようとすると誰かに何かを手伝ってもらう
ことになります。だいたいの人はここで、「自分がやった方が
速い、うまくいく、お客さんも喜ぶ」と思ってしまうようですね。

これまで自分がやりたいようにやってきたわけですから、
自分のコピーでも無い限り、人に頼む限りはすべて同じように
というわけにはいきません。

サービスの質は落とさないように気を配りながらも、
ある程度は「えいやっ」の精神で任せる、
目をつむる、我慢するということが必要でしょう。これは
ワンマンでやってきた人にはかなり大変なことかと思います。

しかし、一つだけ勘違いしていけないと思うのは、「自分がやった
ほうがお客さんも喜ぶ」という点。これは「本当はどうだろう」と
疑った方が良いと思います。

当校はいろんな講師の方をお呼びしているおかげで、私には
到底できない通訳の授業、翻訳の授業、字幕の授業、アナウンサーに
よる発音授業、ビジネスマンによる講演会などが企画できます。

私は講師の立場でもありながら学習者の目線で「こんな授業が
あったら良いな」を企画し形にするだけでよく、受講生が満足
する顔を見ると、この仕事をしている充実感を味わえます。

規模が大きくなると大変なこともありますが、その分喜びもひとしおです。

一人でやっているからこその喜び、大変なこと。
誰かとやっているからこその喜び、大変なこと。

先生方のいろんなお話も伺ってみたいです。是非お話をお聞かせ下さい。

通信038 やっぱりカセットテープが一番です

【週刊ハンガンネット通信】《第38号》(2012年4月20日発行)

〈やっぱりカセットテープが一番です〉

ミレ韓国語学院 学院長

前田 真彦

鏡で姿を確かめるように、普段しゃべっている音声も、時には録
音して客観的に聞いてみる必要があります。

「あれ、こんな声しているのか」「イントネーションがちょっとおかし
いな」「不明瞭な発音してるな」など、いろんな発見があるはずです。

ミレでは、学習者の方にカセットテープに音読を録音してもらい、
それを添削し、評価をつけ、そして音声によるコメントを付けてお返
ししています。これが絶大な効果を発揮しています。

録音するまでに何10回と練習するでしょうから、もうそれだけで、
実力アップです。

今日はカセットテープのことについて書きます。旧時代的なカセットテープ
にいつまでしがみついているのかというような感想を時々いただきます。

なぜミレはカセットテープにこだわるのか、説明しましょう。
① モデル音声の提供
② 受講生の録音
③ 提出(通信生は郵送・教室生は直接手渡し)
④ 添削(音声を聞いて評価)
⑤ 音声コメント(スタッフがテープの余白に録音)
⑥ 他の教材と一緒に返却(通信制は郵送・教室生は直接手渡し)

これらの過程を考えると、カセットテープにかなうものはありません。
録音機器がない方にはカセットテレコを4,000円程度のものを、新た
に買っていただいています。

MP3などのデジタルの録音形態は、音声を提供するまではよいとし
ても、MP3形式で自分の音読を録音できる人の数は限られてきます。

仮に提出できたとしても、この先、ミレでどう添削するのかを考えると
やはり今はカセットテープがもっともやりやすい形態だと言えそうです。

そのカセットテープが、ここしばらくメーカーにも在庫切れで、全国に手
配しても入手できないという状況が続きました。

しかしその状態も解決し、あちこちに発注していたのもがどんどん配送
されてきて今ミレはカセットテープであふれそうなくらいです。

在庫切れ騒動で、カセットテープの今後の製造について業者やメーカー
の方とも直接お話をする機会がありました。

その結果わかったことは、カセットテープはカラオケ教室などではまだま
だ健在で、需要が多く、しばらくは製造されるとのことでした。

録音できてリムーバブルで安価で壊れにくいとなると、カセットテープに
かなうものはありません。今後も製造されるとの情報で一安心しました。
今後もミレでは音声添削を続けていきます。

通信037 入門シーズンがついに始まりました

【週刊ハンガンネット通信】《第37号》(2012年4月9日発行)
「入門シーズンがついに始まりました!」

ハンガンネット代表

阪堂千津子(はんどうちづこ)

この4月から、長崎の池上先生にかわってハンガンネットの代表をつとめることになった阪堂千津子です。
池上先生、ほんとに2年間ありがとうございました!

池上先生のように、きちんと代表がつとまるかどうかいささか不安ではありますが、
どうかみなさん、あたたかい目で見てやってください。よろしくお願いします。

今年は 8月に新潟で恒例の教師研修が開催される予定です。
まだ詳細は未定ですが、決定次第、みなさまにもお知らせします。ふるってご参加ください。

また、ハンガンネットのセミナー「ハンセミ」も 積極的に開催していく予定ですので
「こんなのをやってほしい」というリクエストがありましたら、どしどしお寄せください。
よろしくおねがいします。

さて・・・ 4月が始まりました。私の近況ですが、
担当クラスは、今年は入門クラスが花盛りです。 入門だけをとってみると

・社会人の新規入門クラスが  4クラス
・大学生の新規入門クラスが  4クラス   ・・・計8クラスの入門を担当することになりましたが

今年の傾向としては、
・昨年同様、多数の受講申し込みがある。(社会人の場合、平均1クラス15-20名です)
・昨年に比べ k-popの影響が少ない。代わりに 旅行に行って韓国語をやってみたくなった、という方が多い。

旅行派の方たちが韓国語を習おうと思ったきっかけは、
「(次回に)旅行するときに、もうすこし韓国語を知っていたら便利で楽しそうだとおもったから」
・・・だそうです。

それだけ韓国語が身近なものとして普及したのだと喜ばしく思える反面、
韓国語講座にとっては要注意でもあると思いました。

なぜなら 誰かや何かの熱狂的なファンではないため、動機づけが弱く、いつでもやめてしまえる可能性が大だからです。

ちょっとでも「難しい」と感じたら、すぐにドロップアウトしてしまいそうな気配です。
「~さんのファン」にくらべて、韓国語を広く浅く勉強しようという気持ちが読み取れました。

今の悩みは、こうした動機づけの弱い彼、彼女たちを いかに 韓国語の魅力にひきづりこんで
長く韓国語を学習してもらえるようになるか、ということです。
それには今まで以上にしかけが必要そうです。

誰かのファン、というのでしたら、 そのアイドルやスターの入ったグッズを集めてさしあげれば
動機づけには十分でしたが、これといったものがない、「旅行でも」派には、いったい、
どんな手段が効果的なんでしょうか。やはり 「旅行ですぐに使える韓国語」なんでしょうか。

これまで以上に「わかる」「使える」授業の必要性をひしひしと感じているところです。
みなさんのお教室はいかがですか?