通信224 人の振り見て我が振り……

【週刊ハンガンネット通信】第224号 (2017年3月27日発行)

人の振り見て、我が振り……

アイケーブリッジ外語学院

幡野泉

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3月26日に大阪でハンセミが行われました。ご参加された先生方、お疲れ様でした。

私は参加できませんでしたが、セミナーの様子は様々な媒体から伝わってきましたし、セミナーの合間を縫って行われた一部の世話人の先生方のミーティング内容についても拝見いたしました。

熱心な先生方、参加者の皆さんのおかげでとても充実した会となったようですね。

ちょっとフライング的な内容になってしまうかもしれませんが、今後のハンセミで、ライブ授業(模擬授業)をいろんな方が積極的に行っていこうという話し合いがなされたようです。

これは心から賛成します(してください、と言われたら、ウッとなってしまいそうですが……汗)。

というのは、私は学院長という立場で、面接時や普段の業務で、いろんな先生方の授業を拝見します。拝見すると、(それがたとえ模範的な授業でなくとも、いや模範的でなければないほど!?)

本当に勉強になるのです。自分の授業を顧(かえり)みるキッカケになります。

また、面接は今後大切な受講生に韓国語を教える方を選抜するわけですから、応募者の先生には耳が痛いようなことも申し上げなければなりません。

その時の先生方は、「今まで自己流で教えてきたので、気づきませんでした。ためになりました。ありがとうございます」

という反応をされる方もいれば、その逆のような反応をされる方もいらっしゃいます

前者のような他者からのアドバイスを受け入れる姿勢のある先生は本当に伸びます。

見る方も、見られる方も、本当に勉強になります。ライブ授業(模擬授業)の実施を心待ちにしたいと思っています。

通信223 カウンセリングをしながら感じたこと

【週刊ハンガンネット通信】第223号 (2017年3月13日発行)

カウンセリングをしながら感じたこと

ミレ韓国語学院

前田真彦

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ミレでは毎学期の終わりに個別のカウンセリングをしています。教室ではうかがい知れない、たくさんの悩みや、思いに触れることができます。

私たち講師は、その思いに触れ、少しでも楽しく、豊かに学習を主導していく必要があります。

特に今回は、壁にぶち当たっている方は、今後の展望が持てていないのではなかと感じました。動画で思いを語ってみました。

「楽しさ」も、計画的に、教えていかないと「楽しさ」すら、味じわえなくなってしまいます。

動画の中の中学1年生の百人一首の例です。あるいは「その場限りの楽しさ」で終わってしまって、次へのつながりが持てません。

明るい展望を持てるように、今の壁をどう乗り越え、次に何があるかを示す役割を、私たちは果たしていかなければならないのではないかと、今回は特にそういうことを強く感じています。

https://youtu.be/bw98VOA9Lq0

カリキュラムとかシラバスなど、なじんでいる言葉ですが、ついつい教室の現実と切り離して別個のものと考えがちです。

受講生の実情に結び付けて、次の展開を明るく語り、見通しを持って励ませるようになりたいものです。自警の念を込めて動画を撮りました。

◆ハンガンネットセミナー(3月26日大阪実施)では、「思い」を「実践」に変える時間にしたいと思います。

多くの方のご参加をお持ちしております。

https://youtu.be/KziLccCfU3A

年度末のお忙しい時期ではありますが、韓国語教育について、語り合いましょう。

通信222k 應答하세요 2017

【週刊ハンガンネット通信】第222号 (2017年3月10日発行)

應答하세요 2017 応答ハセヨ2017(日本語)

ハンガンネット代表 阪堂千津子

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최근에 한강네트 WEB 사이트를 개장했습니다. 예쁜 디자인으로 바꿨습니다. 꼭 한번 봐 주세요. → https://hangangnett.com/

전국의 한국어 교실 정보를 갱신할 수 있도록 「교실 정보를 제공해 주십시오」라는 코너도 만들었습니다.

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2, 3월은 개인적으로 연수 시즌입니다. 일요일마다 연구회에 얼굴을 내밀고 알찬 시간을 보내고 있습니다.

지난 주 일요일에 열린「언어 EXPO」는 이 메일링 리스트에서 화제가 된  발음교육 문제에 대한 똑 같은 논의가 벌어지고 있었습니다.

영어는 초등학교로부터 교과교육으로 도입되면서 이전보다 발음교육에 대한 관심이 한층 더 높아지는 것처럼 보입니다.

화제가 된 관사이 대학교 교수를 위한 「그루그루(골고루) 메소드」도 들었는데 (참고:「영어 수업의 마음・기술・몸」静哲人, 研究社)

의미있는 발음 교육을 통해 효율적으로 지도해서 발음을 교정하는 것이 중요한다고 강조하고 있었습니다.

이 점에 대해서는 한국어 교육에 바꿔 논의해보는 것도 재미있을 것 같습니다.

「언어 EXPO」는 매년 개최됩니다만, 올해 참가자는 300명을 넘어  약30명이   회장에 못 들어갔답니다.

발표내용은 거의 다 영어교육에 관한 것으로  CLIL(Content and Language Integrated Learning;내용 언어 통합형 학습, 타교과를 영어로 가르친다)

도입을 가까이 둔 선생님들의 마음 비명이 들려 왔습니다. (한국에서는 immersion교육이라고 하더군요)

그것보다 앞서 2월말에 행해진 “협동 실천 연구회”와 “외국어 실천 포럼”의 합동 연구회에서는 독일어나 한국어, 중국어, 일본어 등의

수업 실천 보고(포스터 발표)가 있었습니다.

제가 오후에 수업이 있어서 끝까지 참석 못했습니다만, 수업 보고를 들으면서 협동 학습을 통한 외국어 교육이야말로 다문화/다언어 사회를 맞이한

현대사회에 필요한 “진정한 커뮤니케이션 능력”을 키울 수 있다는 「외국어 학습의 중요성」을 확인할 수 있었습니다.

연구회는 참석할 때마다 여러가지 생각할 수 있는 계기도 되고 새로운 만남도 있어 좋은 자극을 받습니다.

3월 후반부터 연수 무대는 칸사이로 옮길 것인데 다다음 주 3월 21일에는 교토의 「조선어 교육학회」에  3월 26일에는 오사카에서 한강네트 세미나와 한강네트 친목회에 참석할 예정입니다.

여러분도 혹시 시간이 조금이라도 나시면  꼭 와 주시기 바랍니다.

그런데 외국어 실천 포럼 연구회에서  “회원의 적극적인 참가를 유도하려면  어떻게 해야 할지 고민하고 있다”는 발표가 있었습니다.

회원과 함께 기획하고 모두 같이 참가하면서 만들어내는 모임을  상상하고 있었지만 현실은 적극적인 회원의 참가가 적다고 활동상의 고민을 토로했습니다.

그 회장에서는 「참가에는 여러가지  형태가 있으니 그런 참가태도도 괜찮다고 봐야 될 것이 아닌가」라는 의견도 나왔습니다만,

이 고민은 어느 연구회에도 공통되는 부분인 것 같습니다.

3월은 일본의 연도말입니다. 우리 항강네트도 마찬가지죠. 그래서 내년도 기획에 대해서 여러 고민을 하고 있습니다.

한강네트에서도 회원이 적극적으로 참가할 수 있는 모임으로 하고 싶다고 생각합니다.

그러기에는 우선, 회원 사이에 어떤 니즈가 있는지 무엇을 하고 싶은 것인지 아는 것부터 시작해야 될 겁니다.

내년도는 회원 여러분과 보다 활발하게 교류를 하고 싶습니다.

通信222j 応答ハセヨ 2017

【週刊ハンガンネット通信】第222号 (2017年3月10日発行)

応答ハセヨ 2017    通信222k 應答하세요 2017(韓国語)

ハンガンネット代表 阪堂千津子

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最近、ハンガンネットのWEBサイトを手直ししました。かわいいデザインになりました。ぜひ一度、ご覧ください。→ https://hangangnett.com/

全国の韓国語教室の情報が更新できるように「教室情報をご提供ください」のコーナーも作成しました。

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2、3月は個人的に研修シーズン。毎週、なにかしらの研究会に顔をだして有意義な時間を過ごしています。

先週日曜日に行われた「言語EXPO」では、このメーリングリストで交わされた発音教育についての議論が、そっくりそのまま行われていました。

英語は小学校から教科として導入されるので、以前よりも発音教育についての議論がよりいっそう活発化しているように思われます。

話題の関西大「グルグルメソッド」も聞きました(参考:『英語授業の心・技・体』静哲人、研究社)が、いかに効率的に指導し矯正するか、というのが要点で、

このあたりは韓国語教育でも議論してみたいところです。

この「言語EXPO」は毎年行われていますが、今年の参加者は300人で、なんとキャンセル待ちが30人もいたそうです。

会場はほとんどが英語教育について発表で、CLIL(Content and Language Integrated Learning;内容言語統合型学習、他教科を英語で教える)導入を控えた英語の先生方の必死ぶりが伝わってきました。(韓国ではimmersion教育と言っていますね)

一方、2月末に行われた協働実践研究会と外国語実践フォーラムの合同研究会では、ドイツ語や韓国語、中国語、日本語などの

授業実践報告(ポスター発表)がありました。

午後は授業があったので中座してしまったのですが、授業報告をききながら、協働学習を通した外国語教育こそ多文化、多言語社会での真のコミュニケーション能力を育てられるという「外国語学習の重要性」が認識されたと思います。

研究会はいくたびにいろいろなことを考えるきっかけになるし、新しい出会いもあり、刺激になりますね。

3月の後半から、舞台は関西に移ります。

3月21日には京都の「朝鮮語教育学会」に行きます。

また、3月26日には大阪でハンガンネットセミナーとハンガンネット懇親会を行います。

みなさんもお時間が少しでも都合がつくなら、ぜひとも会場にいらしてください。

ところで、外国語実践フォーラムの研究会で、会員に積極的に「参画」してもらうにはどうしたらよいか悩んでいるという発表がありました。

会員と共に企画し、共に参加して作り上げる会を想定しているが、現実は積極的な会員の参加が少ないということでした。

フロアからは「いろいろな参加の形があってもよいのではないか」という意見もありましたが、この悩みはどんな研究会にも共通するようです。

3月は年度末です。ハンガンネットでは、来年度の企画を立てなければいけません。

ハンガンネットでも、会員が積極的に参画できるような集まりにしたいと思っています。

それにはまず、どんなニーズがあるのか、何をしたいのか、知ることからはじめないといけません。

来年度は会員のみなさんと、より活発に交流ができるようになりたい、と思っています。

ですから、ぜひご意見をおよせください。

3月26日(日) 大阪にてハンガンネットセミナー&懇談会

みなさん、韓国語の授業は、楽しく実践できていますか?

ハンガンネットセミナー&懇談会で、韓国語講師のみなさんと授業のお話をしませんか?

今回は、「作文の基礎力を付けるための模擬授業」と「日本語母語者が間違いやすい作文のポイントをどう教えるか」という話題提供の2本立てで行います。

セミナーの後は懇談会も行います。ふだんの悩みを交流するチャンスです。ぜひ、ご参加ください。

日時:2017年3月26日(日)

  • ハンガンネットセミナー 13時~15時50分
  • ハンガンネット懇談会 16時~17時30分 *食事会19時まで(希望者のみ)

場所:大阪駅前第4ビル地下1階展示室(梅田)

  • 参加費:ハンセミ ハンガンネット会員3,000円 非会員4,000円
  • ハンコン 無料  *食事会は別途
  • 定員:20名
ハンガンネットセミナー
 司会進行:前田真彦
  • 13時~ <模擬授業>書く力を養う作文の授業 飯田華子(ミレ韓国語学院講師) *質疑応答含め13時50分まで
  • 14時~ <レポート>日本語母語話者の間違いやすい表現 伊藤耕一   *質疑応答含め14時50分まで
  • 15時~ 全体会 作文授業の効果的な方法
ハンガンネット懇談会
 司会進行:阪堂千津子
  • 16時~(韓国語講師のための懇談会)  *韓国語教室をめぐる現況と今後の展望
  • 17時30分 食事をしながら懇談   *梅田地下街・場所未定
  • 19時終了予定

お申込み・お問合わせは ⇨ http://mire-k.jp/maedata/post_lp/hansemi/

通信221 発音について考えてみた(2)

【週刊ハンガンネット通信】第221号  2017年2月27日発行

発音について考えてみた その2

伊藤耕一 (個人指導)

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先週の宮本先生の通信を読み、改めて発音について考えさせられました。

以前にもこの通信で発音について書いたことがありますが、これまでに私は入門講座を担当することが多く、発音は甘めに教えることが多かったです。

宮本先生の通信に対し、高麗さんの投稿がありましたが、「日本語を母語とする発声器官の人が朝鮮語発音に対応するにはやはりある程度意識的な訓練練習が必要です。」には、そのとおりだと思いました。

お2人の通信と投稿を拝見し、感じたことを書いてみます。

「日本語には5つの母音しかない」ことになっています。

が、実際の日常生活では相当数の母音(音声学的に見てですが)を発音しているのではないかと思います。
ただ、それを細かく区別しないがために5つだと思い込んでいるのではないかと思います。
日本人に韓国語の発音を教える時、困難を引き起こす原因のひとつは、この日本語で普段発音している母音であるような気がします。
また、「ひらがな」「カタカナ」が日本人の発音に大きな影響を及ぼし続けてきたのでは、とも感じます。
「ひらがな」「カタカナ」は「一つの文字に原則としてひとつの発音しか当てはめない」かつ「当てはめられた発音は『ん』を除いて子音と母音がセットになった文字」という、世界中の言語でも特異な表音文字だと思います。

その一方で、視覚的に音を認識できる利点と、複数の音を一つの音に押し込んでしまう欠点の両方をはらんでいるとも言えます。

日本語の母音とカナが日本人の韓国語発音に悪影響をもたらす原因ではないかと考えたのは、NHKのある番組を見てからです。

日本語の教育の歴史でもこの発音の問題は明治時代から意識されていたそうで、初等学校で最初に習うかなは「い」「え」「す」「し」であったとのことです。
発音記号で書くと/i/と/u/と/e/の発音が昔の日本では地方によって相当に異なっていたようで、この音の違いを最初に教えていたようです。

現在でも東北弁にその名残があるのですが、「し」と「す」はかなり近い音として私には聞こえます。

その番組では、明治時代の初等学校の授業風景を再現したドラマを流していました。

場面は1年生の教室で、先生が発音して、生徒がそれに続いて発音練習するというものでした。
そこでは、「いす」の「い」と「えだ」の「え」はほとんど同じ音で発音されていました。
読む方(先生と生徒)は違う音として認識しつつ発音しているものの、聞く方(私)にはほとんど同じ音で聞こえるという不思議な光景でした。

生徒が「い」と「え」をほとんど同じ音で発した言葉に対して先生が「うまく発音できた」と褒めているというドラマの場面でした。

これを見て私は「日本人は異なる形の文字を見て発音すると、発音された音にほとんど違いはないのに、当の本人は明らかに異なる発音をしたと認識するのではないか。」という仮説を考えました。

視覚的に明らかに異なる文字(例えば「い」と「え」)を発音したのだから、発した言葉は当然ながら明らかに異なっていると思い込んでいるのでは?

もうひとつ、発音指導を通じて発見したのは音が似ているあいまいな音(例えば、”의” “이” “위” )を「音を区別してそれぞれを安定的に発音できる(”의” は “의”、”이” は “이”)」生徒と「同じ文字なのにその都度異なる音で発音してしまったり(”의” を “이” など) 、異なる文字なのに同じ音で発音してしまったりする(”의” も “이” も “이” など)」生徒がいることです。

英語で比較すると分かりやすいかと思いますが、アメリカ英語とイギリス英語では同じスペルの単語が異なって発音されます。
単語と発音記号で書いてみます。Aはアメリカ英語、Bはイギリス英語です。

cop A /kɑp/ B /kɒp/
(参考)http://lingorado.com/ipa/ja/この場合、子音と子音に挟まれた”o”の音を安定的に/ɑ/と発音する限り、聞き取る方はその音を頼りに単語を類推できますが、これが/ɑ/となったり/ɒ/となったりして不安定になると、音を頼りにした単語の類推ができず、通じないという現象につながります。余談ですが、日本人の英語が通じにくい原因のひとつがこれで、日本語的にはイギリス英語で発音した方が発音しやすい(例えば “cop” は「コップ」)のに、英会話レッスンなどを受けてアメリカ英語で “cop” を「カップ」と発音することを覚えてしまうと、”cup” と “cop” が同じような発音になってしまい、通じにくくなると思うのです。
映画の ”Robocop” は「ロボコップ」ですよね。
(参考)https://middle-edge.jp/articles/I0002518日本人は特にこの「ɒ,ɑ,ʌ,ɜ,ə」など、アともオともウとも聞き取れるような母音を全てアという文字で表現しようとするがために、先ほどの仮説が成り立つのではないかと思っております。

韓国語ではこれが “어” と “오”、”우” と “으”、”애” と “에” の発音などに影響して、うまく発音できないことにつながるのではないでしょうか。
しかもカナの影響を受けて、異なる文字を読んでいるのだから、当然ながら異なる発音をしていると本人は思い込んでいると思うのです。

私が韓国語を教えていた頃、よく話をしたのはこんなことです。

「イチロー選手がスーパープレーを連発できるのは、キャッチボール、ゴロやフライの捕球、近距離と遠距離の送球など、野球のすべての基本動作が完璧にできるから。複数の基本動作を組み合わせると捕球~送球が素早くできるようになってスーパー捕殺につながる。

発音も同じで一つ一つの基本の音を完璧に覚えれば、複数の音を組み合わせてもうまく発音できるようになって、早口でも通じる言葉を話せる。発音練習して口が疲れるのは、日本語で使っていない顔の筋肉を使うから。だから基本の発音をしっかり練習して口の筋肉の動きを脳に覚えさせましょう。」

私の経験からは、高麗さんがおっしゃる「発音器官に着目した発音練習」は、日本人の韓国語学習者には有効であるように思います。

皆さんが実践している発音練習などで、これは効果的というものはあるでしょうか?
もしあったら、教えていただきたいと思います。

通信220 私の韓国語講師奮闘記12: 発音について考えてみた

【週刊ハンガンネット通信】第220号  2017年2月20日発行

私の韓国語講師奮闘記12: 発音について考えてみた

宮本千恵美

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¡Hola(オラ)! ¿Cómo estás(コモ エスタス)?(こんにちは!お元気ですか?)

スペイン語は殆どローマ字読み、「H」は発音しない、「J」の子音のときはハ行で読む・・・

など若干の決まりを覚えれば、日本人には発音しやすい言語です。

私的に英語より単語がすらすら読めます。

先生によっては「L」と「R」の発音の違いを聞き取れるようにと言われますが、気にしないで大丈夫と言う先生が多い気がします。

またスペイン語の特徴である「RR」は巻き舌、これは本国スペインでもできない人もいるとか。

母国語であっても誰もが完璧に発音できないのです。

発音に対してあれこれ考え出したのは、ある先生との会話からでした。

1年前にその先生とお会いし、女子トークをしたり、韓国語教育に対する考えを交わしたりしました。

私には憧れの先生で、2人きりでお話できるなんて夢のようでした。

その先生の韓国語の発音に対する考え方に、私ははっとさせられたことを今でも思い出します。

私の中で今まで韓国語の発音と言うのは重要な位置を示し、今でもそうは思っていますが、

たまにその考え方が必ずしもすべての学習者に当てはまらないと思うときがあります。

先ほど述べたスペイン語でも、巻き舌ができないことで学習者を悩ませます。

私は小さい頃から巻き舌で音を出して遊んでいたせいでしょうか、簡単に出来てしまいますが、できないことに悩む学習者もいました。

またこんな話を聞いたことがあります。

私は元祖歌姫である美空ひばりが大好きで、カラオケでもよく歌わせて貰っています。

彼女の伝説で、楽譜が全く読めない代わりに一度聞くだけで歌を覚えてしまうとか、英語の歌も覚えてしまって、発音もかなり良かったらしいです。

多分英語が話せるわけじゃなく、ずば抜けて耳が良かったのです。

私の教えた生徒の中でも、多分ハングルは読めないけれど、一度聞くと発音を真似できるのか、とても綺麗に発音している高校生もいましたし、

また年配の生徒さんの中でも発音が素晴らしい生徒がいましたから、年齢と言うよりは持ってうまれた素質なのだと思います。

でも悲しいかな、すべての生徒が耳が良いわけでもないですし、若いから耳が良いとも限りません。

しかしそうならば、なぜここまで韓国語が発音を重視するのかと言う疑問が私の中で生まれます。

昨年、韓国・ソウルの漢陽大学の研修で、ある先生が話した内容が思い出されます。

「言語研究の文献で、世界の言語の中で韓国語は発音をとても重視していると記述があるくらい、発音にうるさい言語の1つです。」

聞いていて「やはり!」と思う反面、どうしてそこまでと感じてしまいます。

それはやはり憧れの先生との会話の中で、

「英語はいろいろな国で話され、国によっては教える教師の民族もさまざま。

英語の発音がきれいでなくても言語教師をしている人もたくさんいる。

韓国語だってそうあるべきではないのか?

発音にこだわらず、まず会話することじゃないのか?

発音ができないことで、諦めてしまう学習者がいることも確かだ。」

と言う意見を聞き、確かに・・・私も自分の生徒の中で発音が出来ないことで自信を失い、話そうとしない生徒をたくさん見てきました。

そう思うと、発音がそこまで重要かと思うのです。

しかし私も学習者の1人だった昔を思い出すと、発音にこだわってしまうには理由があるのです。

韓国留学中に出入国管理事務所で職員から

「何で韓国に留学しているのか?」と聞かれ

「K-POPが好きだからです。」と答えたのです。

するとその職員は
「개 밥이라고 들렸어요.」

そのときは恥ずかしさのあまり顔が熱くなり、また腹が立ちました。

同じように発音で嫌な思いをした経験をたくさん聞いているので、どうしても発音を重視してしまうのです。

これは悲しい現実ですが、多分どこの国でも同じようなことがあるし、同じ国でも地域によって発音やイントネーションを馬鹿にすることはよくあります。

「韓国語をいかに学ぶか」(野間秀樹・平凡社)と言う著書の中にはこのような一説がありました。

―一般に、当該の言語圏の多くの人々が、自分と異なる発音に寛大になるには、どうしても経験値の蓄積が必要―

もしかしたら、いつか韓国語も発音に寛容になるときが来るのではないか、そのためには韓国語教育の拡大と継続が必要なのだと・・・

と、久々に熱く1人で考えておりました。

発音に関する論争(私の中で)は終わりそうもありません。

【週刊ハンガンネット通信】毎週月曜日発行

通信219 1만시간의 재발견

【週刊ハンガンネット通信】第219号 (2017年2月13日発行)
「1만시간의 재발견 」
김현근
여러분 안녕하세요.
미리내 한국어교실 대표 김현근입니다.
올해도 1월이 훌쩍 지나서 벌써 2월도 중순에 접어들었습니다.
나이가 들면서 느끼는 거지만 시간은 정말 더욱 더 빨리 지나가는 것 같습니다.
올해도 한국어를 가르치시느라 여념이 없는 분들이 많이 계실 텐데
한국어를 가르치실 때 느끼는 가장 큰 어려움은 어떻게 하면 학생들의 실력을 노력한 만큼 올릴 것인가 하는 문제입니다.
저는 그 해결책은 단순히 ‘열심히 하기’가 아니라 ‘다르게 하기’에 있다고 생각합니다. 작년말에 본 책 중에 ‘1만시간의 재발견’이라는 책이 있습니다.
그 책에 보면 모든 분야에서 어느 정도 기본을 갖추게 되는데 대부분은 아래와 같은 과정을 거쳐 그 레벨에 도달하게 된다고 합니다.
1. 전반적인 개념 습득
2. 그럭저럭 봐 줄만한 수준까지 도달
3. 수준에 도달한 후에는 기계적으로 가능해진 상태가 됨
우리가 대부분 초중급이라고 불리는 학습자는 대체적으로 이 상태에 머물러 있습니다. 특별히 고민을 하지 않아도 어느 정도 대화를 하고, 한국어 읽기나 쓰기가 되는 상태입니다.
그러나 아무리 시간이 지나도 해소되지 않는 문제가 있습니다. 받아쓰기를 시켜보면 ‘어’와 ‘오’의 발음의 단어를 부정확하게 인식한다든지, 회화 때에 말을 끝까지 마무리를 하지 못한다든지, 늘 단문 중심으로만 회화를 하고, 쓰는 표현만 써서 대화를 진행한다든지 하는 문제입니다.
위 책에서는 이렇게 익숙해져서 더 이상 그 이상의 도전을 하지 않으려는 습관이 만들어낸 범위을 컴포트존(Comfort zone)이라고 하는데, 그것을 극복하지 않는 한 아무리 많은 시간을 투자한다 하더라도 실력이 늘지 않는다는 것입니다.
즉, 한국어 학습자를 예로 들면 어느 정도 한국어 회화가 가능한 사람이 자신의 문제를 해결하기 위해서는 습관적으로 해오던 방식에서 벗어나 자신의 약점만을 특별히 공략하여 고치려는 연습을 해야 한다는 것입니다.
어휘가 부족한 사람이라면 한국어 책을 하나 골라 읽거나, 4월에 있는 TOPIK 시험에 응시해본다거나 하는 방법입니다.
다만, 이 방법을 효과를 얻으려면 네 가지가 전제되어야 합니다.
 
첫번째는 우선, 가장 잘 안되는 부분을 정확하게 파악해야 합니다.
(예) 발음 부분 / 접속어미 / 적절한 접속사 사용 / 말을 길게 못 하는 것)
 
두번째 목표를 현실적으로 잡고 잘게 쪼개야 합니다. 너무 거창한 목표를 지치게 만드니까요
(예) 한 달간 모음  및 비음 발음을 정확히 하기 / 접속 어미의 정확히 사용해보기 / 긴 받아쓰기 해보기)
 
세번째는 집중적으로 해야 합니다. 즉, 고치려는 의식적인 노력이 필요합니다.
 
네번째는 반드시 피드백이 있어야 합니다. 피드백이 없이 혼자 연습을 하면 자신이 어디가 부족하고 어디를 고쳐야 하는지 모르게 됩니다. 
 
위 네가지를 가지고 학생분들의 약점 및 적절한 목표, 그리고 집중적으로 공부할 수 있는 교재나 과제를 줄 수 있는지, 또한 어떻게 피드백을 줄 수 있는지가 가르치는 사람이 고민을 해야할 부분이라고 생각합니다.
문제의 해결의 시작은 정확한 진단입니다.
한국어를 배우는 수강생들의 현재위치를 어떻게 파악해서 알려주느냐가 어찌보면 잘 가르치는 사람의 필요조건이라고 할 수 있겠습니다.
미리내에서는 이에 맞춰 수강생 레벨 테스트를 진행하고 있습니다.
여러분의 교실에서도 해보심은 어떠신지요?

通信218 発信の先に目指すもの

【週刊ハンガンネット通信】第218号 (2017年2月9日発行)

「発信の先に目指すもの」

よしかわ語学院 吉川寿子

アンニョハセヨ? 世話人の吉川です^^

日本一暑苦しい?大阪でも今日は雪が散らついております。

インフルエンザも猛威を振るっていますが、ご自愛ください。
ここ数回、いろんな新しいツールで情報を発信するお話が続いていますので、私もその流れで書いてみようと思います。
YouTube動画、Instagram、Podcast………
どのツールも、私にはまだ敷居が高いものばかりです。
発信するということは、自分の発言にそれなりの責任も持たなくてはいけないですし、あまりみっともないレベルのものを出すわけにもいかないので、慎重になります。
2年前に、やっとタブレット端末を初めて使い始めたところなので、まだまだTwitterなども使いこなせていません。2年前まではアプリって何だろうと思ってました。
それでも発信は、ブログやFacebook、メルマガのようなメール講座等を使っています。
それぞれ媒体によって性質が違うので、使い分けなどを考えながら発信しています。(チームで発信されているならともかく、1人で両方を運営するのは大変なので、どちらかだけでもいいと思います)
例えば、ブログはわざわざ読者さんが読みに来てくれるものであり、データの蓄積性があるので、なるべく長めでそれなりの格好の内容で書くようにしています。
一方、Facebookは自分の意思に関係なく流れてくるものであり、蓄積性がありません。したがって、あまり人の気持ちを暗くするような内容は書かないようにしています。また、すぐ流れていく媒体でもあるので、自分のアウトプットの練習に都合が良く、韓作文の自己練習のように毎日投稿していました。
今は諸事情でFacebook投稿をお休みしていますが、去年1年間、ほぼ毎日身の回りの些細な幸せを投稿していたところ、ありがたいことにたくさんの先生方との交流が生まれました。
そして、その交流の中から一緒にお仕事しませんか、というお話に発展したものもあります。去年秋には、東京から
ハングル書芸の渡邊美奈子先生と韓国ミュージカルを紹介されている
日下隆博先生を大阪にお招きしての講座開催の運びとなりました。
他にも、名古屋ハンガンネットセミナーで講師を務めてくださった
マルマダン教室の田聖実先生とも、いろんな通信手段を使ってミーティングを重ねました。
具体的にはメッセンジャーやLINE電話等です。
どの講座も講師の先生方の魅力的な授業やワークショップで、参加いただいた方に大変満足をしてもらえました。
このように発信、通信技術の発達が通信費を気にしなくていいコミュニケーションを生んで、打ち合わせを重ねて、リアルで足を運んでいただいた方に喜んでもらえるということが感動的でした。
もちろん、通信手段を使うことも便利ではありますが、リアルで集まって動いたり意見を交換できるというダイナミズムには適いません。
そんな通信技術を上手に利用して、交流したり、そうやって準備をした上で、実際に集まってディスカッションする楽しさをぜひハンガンネットの会員の皆さまと分かち合っていきたいと思っています。
具体的には現在ハンガンネットのホームページが思うように活用できていないのですが(例えば動画の共有など、もっと有効に活用することなど)
もちろんメンテナンス等に新たな費用等もかかってきますので、簡単には決められません。
どうせ発信するなら、その先に交流があってほしい、と思うのは皆さま同じ思いではないかと思います。
会員間の交流があればこそ、化学反応が起こって、新しいものが生まれます。
2月という時節柄、来年度の計画を立てる時期を迎えております。
2017年度のハンガンネットは、東京と大阪以外にもセミナーをやりたいと思っていますが、現在の世話人だけではできることに限りがあります。
現地でサポートしてくださる先生が必要です。
特に九州エリアで人材を募集しております。
ハンガンネットの目的は講師研修だけではなく、地方の先生方の活性化と連携して助け合うことも含まれています。
魅力のある先生の授業を他の地域で紹介することや小さな授業アイデアの共有も、お互いに良い刺激になります。何かリクエストやアイデアがあれば、事務局までお寄せ願います。
次回のハンガンネットセミナーは、大阪でハンコン(懇談会)も併せて開催です。
テーマは
「作文の基礎力を付けるための模擬授業」と、「日本語母語者が間違いやすい作文のポイントをどう教えるか」という話題提供の2本立てで行います。

■日時:2017年3月26日(日)

■ハンガンネットセミナー 13時~15時50分 

■ハンガンネット懇談会  16時~17時30分(希望者のみ食事会19時終了)

■場所:大阪駅前第4ビル 地下1階展示室 (梅田)

〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目11−4

詳細→ http://mire-k.jp/maedata/post_lp/hansemi/

関西地域での久しぶりのハンセミ開催となります。
作文授業について意見交換をした後、いろんな授業のお悩みを共有して一緒に解決策を探っていきませんか?
たくさんの先生方とお目にかかれることを
世話人一同、楽しみに大阪でお待ちしております!