通信448 「東京外国語大学での翻訳実習ワークショップ」加藤慧

【週刊ハンガンネット通信】第447号 (2023年7月10日発行)

東京外国語大学での翻訳実習ワークショップ 
加藤 慧
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ありがたいことにご縁をつないでいただき、東京外国語大学で、ゲストスピーカーとして学生さんたちとの交流を行うことになりました。
現在その準備に追われています。

朝鮮語専攻の学生対象の翻訳演習形式の授業の一環として、韓国文学翻訳院の支援で学期に一度翻訳家を招待し、学生たちと話し合う時間を設けることになっているそうです。

早速質問集をお送りいただいたのですが、さすがに鋭い質問が多かったです。
身が引き締まると同時に、翻訳への関心の高さを改めて感じました。

質問にあった内容を中心に、これまでの歩み、翻訳出版に至った経緯、翻訳で苦労・工夫したところ、文芸翻訳者のキャリアパス、そして今後の活動などについてお話しようと思っています。

今回渡韓を控えており、スケジュール的に余裕がなくオンラインでの実施となりましたが、それでもとても楽しみです。

講師としても翻訳者としてもまだまだ未熟者ですが、学生さんたちと近い目線で、少しでも役立つお話ができればと思っています。