通信499 「YouTubeショートとTikTok――視聴者が違う」前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第499号 (2024年8月19日発行)

「YouTubeショートとTikTok――視聴者が違う」
ミレ韓国語学院 前田真彦
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『発音変化1000本ノック』というショート動画(60秒まで)シリーズの配信をYouTubeで始めました。今朝で50回目です。

同じ動画をTikTokにも投稿しています。
両者の反応・視聴回数が全く違っていて面白いです。一番極端な差が出たものを比較してみましょう。

「32、韓国の警察の番号」
YouTubeでは4,000回(YouTubeではこのシリーズで最も多い視聴回数)
TikTokでは1,600回(少ない方)

それに対し 「、5식료품」

YouTubeでは2,200回(まあ、平均的な視聴回数)
TikTokでは94,000回(桁が違う。他にも万を超えるものもある)

視聴回数以外の顕著な違いとしては、TikTokでは、「いいね」や質問がYouTubeより多いです。質問の内容も初歩的なものが多いです。

YouTubeとTikTokでは、視聴者の年齢や学習歴がかなり違うのがよくわかります。だから双方にアプローチする必要があると思います。若い学習者に向けた発信が手薄になりがちなので気を付けたいところですね。

発音変化は、中級から上の学習者には最重要課題なので、地道に発信を続けたいと思います。発音変化には、ショート動画が向いていますね。たくさん地道に発信を続けます。