通信516 「年末イベントでニュース音読部門を導入」幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第516号 (2025年1月6日発行)

「年末イベントでニュース音読部門を導入」
 アイケーブリッジ外語学院 幡野 泉
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ハンガンネットの先生方、새해 복 많이 받으세요!
本来1/6にお送りするべきメールマガジンですが、一週遅れで配信させていただいております。申し訳ありません。今週の伊藤先生のメールマガジンも楽しみにお待ちください。

さて、2024年12月、毎年恒例の年末イベントを実施しました。
内幸町の会場とオンラインとのハイブリット開催で、内容は、クイズ大会、映像翻訳大会結果発表、スピーチ大会、講師スピーチ(通訳クラスの方の通訳付き)と大体、昨年同様だったのですが、今回初めての試みとして、スピーチ大会に「ニュース音読部門」を設けました。

自由スピーチだと、原稿を作成することにハードルを感じる方が多いかなと思ったこと、また、発音・イントネーションに課題を感じている方が、その改善に集中して取り組みやすくなるかと期待したことなどがあります。

以前、私が中国語を学習していてスピーチ大会に出場した際、自由スピーチ部門は出場者がとても少ないのですが、音読部門は多くの出場者がいました。

さて、当校はどうだったかというと、蓋を開けてみると、こちらが期待するほど多くの出場者数はいらっしゃいませんでした。
もちろん、出場された方はそれぞれが存分に練習をされ、出てみて良かったとおっしゃっていました。

期待したほどの反応がなかったのはどうしてかな……と思っているところですが、ニュースの題材を時事韓国語の教科書の文章にしたのが少し面白みを感じられなかったかなと思ったりもしています。

同じ「決まった文章」でも、早口言葉とか、韓国の昔話、もしくは小説の一部などにすると、楽しさを感じられるかもしれませんね。

何ごともやってみないと分かりませんから、また先生方と話し合いながら、また試行錯誤してみたいと思っています。