通信524「上級者を指導者として育てることから生まれる好循環」幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第524号 (2025年3月10日発行)

「上級者を指導者として育てることから生まれる好循環」
アイケーブリッジ外語学院 幡野 泉
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先週のハンガンネットメルマガで前田真彦先生が触れられていましたが、3/2(日)に開催されたハンガンネットセミナーは大変有意義でした。

まず、ミレ韓国語学院さんで「毎日一文録音マラソン」を受講している受講生の音声を聴き、それをミレさんの、前田先生でない講師の方がどうフィードバックしているのか、そのフィードバックの音声(も)聴く、というものでした。

受講生と講師、両方の音声という豊富なサンプルをご用意くださった前田先生、ミレ韓国語学院の講師の方々、そして受講生の方、どうもありがとうございました。

ミレさんではこのように講師として添削指導にあたる日本語話者の方々を育てていらっしゃるということで、頭が下がる思いがしました。

上級者を指導者として育てて、韓国語で仕事をする人を増やし、ご自身が苦労して身に付けた韓国語の発音・イントネーションのコツを多くの人たちに伝えていく……とても良い循環ですよね。

おっしゃるように、スマートフォンの普及で音声の学習も添削も気軽にできるようになりました。

ミレさんのようにはいかない部分もありますが、当校もできることをしていきたいなと思った次第です。