通信532 「講師面接で、よく見る傾向2点について」幡野泉

【週刊ハンガンネット通信】第532号 (2025年5月19日発行)

「講師面接で、よく見る傾向2点について」アイケーブリッジ外語学院 幡野泉=================================================
※一週遅れての発行となります。申し訳ありません。

ハンガンネットの先生方、アンニョンハセヨ?
先日の5/24土に開催したハンセミにご参加くださった先生方、
どうもありがとうございました。
会場とオンラインのハイブリッド開催でした。
会場参加の皆さんとはその後、新橋の韓国料理屋さんに赴き、
韓国料理を楽しみました。
やはり交流するというのは良いですね。
セミナーから懇親会まで、いろんな情報交換ができました。

「語学学校経営の実情と今後の課題について」という題で発表しました。
その中で少し掘り下げて話し、またその後、割と反響が
大きかった内容として、「講師の採用について」がありました。

面接の際に工夫していることや、模擬授業の内容、
フィードバック、その後の研修、正式採用までの流れを詳しく
話しました。ここでまた詳しく話すことはできませんが、
面接にいらっしゃる先生方の中に多く見られる傾向について、
ここで2点、ピックアップしてみたいと思います。

(1つ目)ハングルの書き順が違う方が多いです
(2つ目)ずっと話している方が多いです

2つ目に関してですが、模擬授業の指示書に、
「生徒役の方に発言を促してください」と書いています。
また、開始前も言及するのですが、ほとんど当てず(発言させず)、
ずっと講義をしている方が多いのです。
経験の多い少ないに関係なく、これらの傾向があります。

「私は大丈夫」とお思いかもしれませんが、
いちど、自身のハングルの書き順を教材と見比べたり、
自身の授業を録音して、自分がどれくらい(長く)話しているか
聞いてみてはいかがでしょうか。多かれ少なかれ、何かしら
発見があるのではないかと思います。

さておきまして、次回のハンガンネットセミナーでも多くの先生方と
交流できることを楽しみにしています!