通信533「マレー語のその後」伊藤耕一

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【週刊ハンガンネット通信】第533号 (2025年5月31日発行)
「マレー語のその後」伊藤耕一
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マレーシアから帰国し、早くも10ヶ月が経過しようとしています。
食事、生活、気候、仕事、などなど、元の日本の諸習慣が自分の中にやっと戻ってきました。

10か月前、職場の皆さんがフェアウェルパーティーを開いてくださり、マレー語でスピーチしたことを思い出しました。
この時は原稿を書いて、事前に読む練習をして、話す内容を覚える努力をしてからスピーチに臨みました。
2〜3分の内容でしたが、覚えた単語を頭から絞り出すような感じでゆっくりと、時々原稿に目を落としつつ話した記憶があります。
初級の学習を終えた学習者くらいの実力だったかと思います。

日本に帰国してから、マレー語で話す機会はメッキリ減りましたが、ふとした瞬間に簡単なフレーズをマレー語に訳すとどうなるかを考えることが増えました。
もし、今マレーシアに行って、当時の仲間と出会ったらどのように声を掛けるだろうかと考えながら、頭の中で作文する感じです。
これは学生時代の韓国語学習中にもやっていたことです。
例えば、このような感じです。
 
久しぶりですね。
Lama tak jumpa.
Long time no see.
 
元気でしたか?
Apa khabar?
How are you?
 
日本に戻ってから、もう10ヶ月も経ちました。
Suda sepuluh bulan berlalu sejak saya kembali ke Jepun.
Already ten month passed since I returned to Japan.
 
そして作文を続けていると、知らない単語や忘れた単語が出てきます。
日本に戻ってからもマレー語の勉強を続けています。
Saya ? belajar Bahasa Melayu ? saya kembali ke Jepun.
I still study language Maley after I returned to Japan.

このように頭の中で作文した時に「”still” や “after”はマレー語で何だろう? 忘れたなあ。」と思い、Google翻訳で調べて単語を当てはめてみるようなことをしています。
こんな時に「韓国語の基本文法が分かった頃にも同じことをしていたなあ。」と過去の自分を思い返します。
頭の中ではスラスラと作文できて話せるような気がするのですが、音声でアウトプットしようとしてもスムーズに単語が出てこなかったことを思い出します。
学生の時に、音声でアウトプットしないと定着しないことを、痛いほど体験したので、マレー語はできるだけ声に出してみるようにしています。
最も効率的に定着するのは、実際に話して間違えてその間違いを指摘された時だと私は思っていますが、時々通話アプリで友人と話をすると、間違いを指摘してくれることがあり、ありがたく思います。

このような自習とアウトプットを繰り返しながら、次にマレーシアに行った時に、友人たちを驚かせられるようなマレー語を話せる自分になることを目標にしている今日この頃です。